北ア・焼岳~上高地~槍ヶ岳~双六岳・・・・2日目
1日目・・・中ノ湯~焼岳~上高地~横尾は「ココ」
「2日目・・・・横尾~槍ヶ岳~双六小屋(テント泊)」
4時半に起床、「寒い!」 ライトを点けるとテントがキラキラ光っていて、結露したテント内側がきれいに凍っていました。しかも昨夜雨が降っているので、テントは内も外もバリバリです。
外は満天の星空、まだ薄暗い中撤収して5:45に出発、チラッと見える穂高の稜線はしっかり白くなっていて、昨夜の雨は標高が高い場所は雪だったみたいです。
すでに涸沢に向かう人たちが続々と横尾橋を渡って行きます。
賑やかな涸沢方面をしり目に静かな槍沢へと向かいますが、ビックリしたことに人がいません。結局槍沢ロッヂまでで追い抜いたのはたった1人、すれ違ったのも数人でした。(笑)
槍沢ロッヂ付近から樹林帯を抜け沢沿いの登山道になり、日も当たってきました。
「槍沢テント場付近の斜面はまだ赤があってきれい!」
「薄っすらと白くなっている稜線と紅葉のコントラストが良いです。」
「そしてお槍さま登場!」
「2,600m付近からは昨夜降った雪で薄っすらと白くなっていました。
「東の方も雲一つない快晴! 遠く八ヶ岳・富士山・南アもきれいに見えています。」
槍ヶ岳山荘に9:25に到着
「さすがにここまで来ると賑やか、槍ヶ岳もかなり混雑しています。ただよく見ると下りは渋滞しているけど登りはそれほどでもなく、今ならすぐ登れそうなので、少しだけ休んですぐ山頂へ行くことに。」
予想通りすんなり山頂に到着、8月末に続き今年2度目の槍ヶ岳です。
「山頂は風が少し強くて冷たいけど雲一つない快晴!、 景色は遠くまで見通せてすごい!」
「まだ弱い冬型なので北の方は立山や鹿島槍・白馬、そして妙高方面は雲の中ですがそれ以外きれいに見え、東側は遠くまで快晴、富士山や南ア・上越方面の山まで見えています。 西側は雲が広がっていますが白山は山頂付近が見えています。」
穂高連峰・右側に焼岳・乗鞍岳・御嶽山
浅間山
笠ヶ岳
「遠く雲の上に白山がチラッと見えています。」
常念岳・蝶ヶ岳・八ヶ岳
薬師岳・水晶岳・鷲羽岳
「薬師岳だけは薄っすらと白くなっています。」
「すっごいなぁ、この景色、360度大展望です。」
「ボケ~と眺めていると、隣にいた山ガールが常念岳を指して「あれが超ヶ岳でしょ。」と言っているので、360度ぐるっと教えると、乗鞍岳が穂高と思っていたみたいでした。(笑)」
20分ほど山頂にいて槍ヶ岳山荘に下山、昼食を食べて西鎌尾根へ向かいます。
槍と小槍
まずは千丈乗越まで一気に下ります。遠くに黒部五郎岳
硫黄尾根・水晶岳・野口五郎岳・唐沢岳、遠くに針ノ木岳
槍ヶ岳と北鎌尾根、大天井岳
「北鎌尾根はやっぱりカッコいい!」
穂高連峰・焼岳・乗鞍岳
「右も左も雲一つない景色、あとは西鎌尾根を歩いて双六小屋までなのでのんびりです。」
双六小屋に14:10に到着
まずはビショビショのテント、少し濡れたマットやシュラフ乾かしながらビール、
「ぷは~、美味い! 青空の下、テント場でのビール最高~!、至福の時~!」
横尾のテン場に比べればかなり空いているけど、新穂高温泉方面からけっこう上がって来ているので、これから混んできそうです。
しばらくは隣のテントの人と話をしながら過ごし、テン場の日が陰ってからはテントの中で本を読んで、夕飯を食べて6時ごろには寝ちゃいました。
「今朝横尾のテント場でテントバリバリに凍ったけど、ここは横尾より1,000m高い、明日朝はかなり寒そうだ。」
天気は雲一つない快晴! 紅葉はいまいちだったけど、この天気・この景色なら十分満足です。
それにしても涸沢と槍沢、尾根1つ挟んで隣通しなのに、大混雑の涸沢とガラガラの槍沢違い過ぎですね。涸沢の紅葉はたしかにきれいだけど、毎年雑誌やテレビでも取り上げられているからでしょうね。横尾にいる時に
横尾(5:45)~槍ヶ岳山荘(9:25)~槍ヶ岳~槍ヶ岳山荘(~11:20)~双六小屋(14:10)
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