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北ア・燕岳~槍ヶ岳~読売新道~黒部ダム・・・2日目

                          1日目・・・中房温泉~燕岳~ヒュッテ西岳は「ココ」

「2日目・・・ヒュッテ西岳~槍ヶ岳~三俣蓮華岳~三俣山荘(テント泊)」

  昨夜暗くなってから降り出した雨は降ったり止んだりしながら一晩中降って、結局止んだのは5時過ぎでした。

  そのため楽しみにしていた朝起きてテントの中から常念岳に 「おはよ~!」 は当然雲の中でできず、雲の中撤収して予定より1時間遅れの6:05に出発しました。

  まずは水俣乗越まで一気に200m下ります。200m下るってことはその後槍ヶ岳まで700m登るってこと、「こんなに近くまで来ていながら200mもったいないなぁ。」 「ま~北アの盟主・槍ヶ岳、楽には登らせてくれないな。」 と思いながら雲の中水俣乗越まで下り再び登りだすと

  
  
雲が流れドンドン薄くなってきて青空が見え出し、そして・・・。

     「お~っ!」

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   「お~!、お槍さま登場!」
    

   「乳白色の雲の中から、ほんの数十秒で一気に晴れ渡って、そしていきなりお槍さま登場~!  堪りませんね~、思わず槍ヶ岳に手を合わせて拝みたくなっちゃいました。」

  
  「朝テントの中から常念に 「おはよ~」 を言えず日の出も見れなかったのは残念だったけど、こう言うのもまた良いですね~、最高~!」
 

 

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   そして常念岳も登場、遅くなったけど「おはよ~!」
   

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    「穂高連峰も前穂・北穂が見え始めました。」

 

    ここからは槍に向かってグングン近づいて行くだけ

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    「槍ヶ岳山荘も見え出して、山荘ももうすぐ。」

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 そして8:40に槍ヶ岳山荘に到着、

  山頂近くの山小屋に泊まっていた人たちはちょうど下山した後のようで山頂への登山道は空いています。しかもまだ周辺には雲が多く、いつ雲に包まれるかわからないのですぐ登っちゃうことにしました。

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   15分ほどで山頂に到着、ただ残念ながら周りは雲ばかりで周辺の山はあまり見えません。山頂が広ければのんびり待つのですが、まだまだ登って来るので10分ほどで下山しました。

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   小屋の前で少し休んだ後、双六小屋を目指して西鎌尾根を下ります。

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   「槍ヶ岳山荘から西鎌尾根に向かって一気に下って行きます。」

 鷲羽・水晶・野口五郎岳、手前は硫黄尾根

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  「西鎌尾根を下り始めたころから北側の黒部源流域の雲が取れ始めました。」

 北鎌尾根と槍ヶ岳

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   「やっぱり北鎌尾根が見える槍ヶ岳はカッコいい!」

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  樅沢岳山頂、鷲羽岳・野口五郎岳

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   薬師岳・祖母岳・鷲羽岳・野口五郎岳、 鷲羽岳の左下に今日のテント場の三俣山荘

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   双六岳と双六小屋

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    双六小屋で少し休んでから今日一番楽しみにしていた双六岳直下から見える槍穂を見に向かいます。

  ただ双六岳は晴れているけど槍ヶ岳方向は厚い雲の中、双六岳への山頂とトラバース道への分岐でしばらくどうするか考えます。ちょうど双六岳から下って来る人がいたので聞いてみると 「しばらく待ったけどダメだった。」 とのこと、

  「あの景色が見えないんじゃ、双六岳に行ってもしょうがないな。 

 と、トラバース道を行って晴れていれば三俣蓮華岳、晴れていなければ三俣山荘に下ってビールと決めてトラバース道へ
    

 

    双六岳直下で晴れていれば見れた景色(1011年9月)

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  「この景色が見たかった~!」

   水晶岳と鷲羽岳

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    「水晶岳は明日登ります。晴れてくれれば良いんですが・・・。」

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  三俣蓮華山頂と三俣山荘への分岐

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   「きれいに晴れているので荷物を置いて三俣蓮華岳山頂へ行って来ます。」

 三俣蓮華岳山頂に13:25に到着

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  黒部五郎岳~北ノ俣岳

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   「大好きな黒部五郎岳~北ノ俣岳、今年は行けないけど来年はまた行きたいなぁ。」

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 大天井岳と常念岳

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  ただ10分ほど前分岐にいたときから一気に雲に覆われ、今にも雨が降って来そうです。トットと下ってテントを張ることにしました。

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   「テント場も目の前、テントを立ててビールだ!」  

  三俣山荘に13:55に到着

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  幸いその後雨は降ることはなく、テント場でビールを飲みながら周辺の人と話をして夕方まで過ごし7時ぐらいには寝ちゃいました。

 

 

  昨夜一晩中雨が降っていた時は 「おいおい」 と思ったけどきれいに晴れてくれました。昨日より雲が多かったものの夏場これだけ晴れてくれれば十分です。

  日の出やテントの中から常念に 「おはよ~!」 が言えなかったのは残念だけど、雲の中・乳白色の世界から一気に晴れて、そして目の前に「お槍さま」が出現、最高の朝でした。

  槍ヶ岳山頂への登りも混んでなく助かりました。唯一双六岳山頂直下からの槍穂は見たかったなぁ。

 

  「さあ明日は読売新道、晴れてくれると良いなぁ。」

 

 

 

 

 

  ヒュッテ西岳(6:05)~槍ヶ岳山荘(8:40着)~槍ヶ岳往復~槍ヶ岳山荘(9:50発)~双六小屋(1:40~13:00)~三俣蓮華岳(13:30^13:40)~三俣山荘(13:55)

 

 

 

 

 

 

 

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コメント

うわ〜〜〜〜〜たまんね〜〜〜〜〜

人が多いだなんだ、かんだと言っても、やっぱりいいね〜
さすが、表銀座!!改めて行きたくなった、、、、

東鎌尾根から、ちらちら見える北穂がカッコいいんだよな〜〜〜!!
あの要塞のような小屋がまた!カッコいい〜〜〜ヒットラーが居そう
北穂行きて〜〜〜〜

なぜか、あの旧ドイツのヒットラーのいるアルプスの別荘とダブるんだよな〜〜^^

 相棒さん


 コメントどうも~。


 表銀座良かったよ~、大天井までは何と言っても山ガールが多い。(笑)

 あれ北穂はまだ行ったことないんだっけ?

北穂はまだデス〜でも西岳はテン泊済デス〜、、、あの〜南アルプスは平均年齢は多分60近いカモよ

 相棒さん


 コメントどうも~。


 南ア南部はアプローチも遠いし標高差もあるし玄人好みなんだろうね。

 北アは小屋もきれいだしケーキセット・カキ氷・すいか・あんみつ・・・、いろいろあるし、19歳3人組を筆頭に女の子多かったなぁ。

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