石徹白道から白山・・・・1日目
白山の南に伸びる長~い石徹白道(南縦走路)を登って白山へ行って来ました。
関東は例年よりも2週間も早く梅雨明けしたのに、北陸はまだ梅雨明けしません。梅雨明けしたら白山に行こうと考えていたら8月になってしまいました。
北陸はまだ梅雨明けしていませんが、久しぶりに週末2日間晴れマークが付いたので 「よし行こう!。」 とまだ登ったことがない石徹白道(南縦走路)へ行って来ました。
「1日目・・・石徹白登山口~石徹白道(南縦走路)~別山~南竜山荘(テント泊)」
「覚悟はしてたけど石徹白登山口遠かった~!」 ヘロヘロになって3時前に到着、速攻爆睡し目覚ましに起こされて4:55に出発しました。
石徹白登山口
「石徹白道(南縦走路)の登山口、横に水がジャバジャバ流れトイレもあります。ただ出だしはいきなり460段の階段です。」
階段を登った場所にある「石徹白の大杉」
ここからブナ林の登山道になりますが、神鳩ノ宮避難小屋まではなだらかな傾斜が続きます。
「晴れてますが、まだ朝早いのでそれほど暑くなく快適です。」
神鳩ノ宮避難小屋
避難小屋から少し登ると樹林帯を抜けて笹原の登山道になります。
「樹林帯を抜けると景色は良くなったけど暑い! まだ風があるので助かっているけど、これで風がなかったら・・・って感じ、水の量が心配です。」
銚子ヶ峰への笹原の稜線と別山
銚子ヶ峰山頂
木曽御嶽山と乗鞍岳
二ノ峰
槍穂と乗鞍岳
銚子ヶ峰付近から稜線には花が増え始めました。
三ノ峰の山頂直下にある避難小屋は、周辺にはハクサンフロウなどの花がたくさん咲いていてロケーション最高!、しかも今は小屋から1~2分下った場所にある小さな雪渓から水も流れていました。
ここで水を補給して鳩ヶ湯方面から登って来た人と話しながら30分ほど休憩しました。
いよいよ別山への登りですが、残念ながら展望が良かったのはここまで、三ノ峰から少し登ると雲の中に入ってしまい乳白色の中を登って行きます。
別山平
別山の直下にある別山平はニッコウキスゲがたくさん咲いていましたが、残念ながら雲の中、明日の下山時に期待です。
10:30に別山に到着しました。
「山頂は雲から出ていて晴れ、西側には雲海が広がっていました。ただ雲からでているのは別山山頂だけ、周辺はすべて雲の中です。」
ここまで来れば後は南竜山荘へ下るだけ、座り込んで昼食を食べながらゆっくり休憩です。
「ほんの一瞬薄っすらと白山が見えました。結局今回白山が見えたのはこの一瞬だけでした。」
1時間半ほど休んで南竜山荘に向かいます。
この南竜山荘へ向かう稜線がすごかった。ず~~とお花畑の中を歩いて行く感じです。あちこちにコバイケイソウの大群落があって、それ以外にニッコウキスゲ・ハクサンフロウ・ハクサンコザクラ・マツムシソウ・ハクサンイチゲ・・・・、明日再び通るときに晴れていることを期待です。
13:40に南竜山荘に到着、
テント場の受付をしビールを買って歩いて5分ほどの場所にあるテント場へ、テント場の中にもあちこちにニッコウキスゲやハクサンフロウの咲いていました。
後は夕方まで昼寝と本を読んでゴロゴロして過ごしました。
夕食を食べ終えた6時過ぎにやっと晴れました。
明日は山荘を往復した後、テントを撤収して戻ります。明日まで晴れることを期待して7時過ぎには寝ちゃいました。
「まだ雲が多くスッキリとは晴れないだろうな。」 と思っていたのですが、予想通り別山手前からずっと雲の中でした。
たださすがに花の山・白山、稜線は銚子ヶ峰付近からずっといろいろな花が咲いて、特に別山平や別山から南竜山荘まではまさにお花畑の中を歩いている感じでした。明日再び通るので晴れることを期待です。
石徹白登山口(4:55)~三ノ峰避難小屋(8:40~9:10)~別山(10:30~11:55)~南竜山荘(13:40)
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