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2013年6月

ヒメサユリ咲く浅草岳~鬼ヶ面山

  浅草岳から鬼ヶ面山に行って来ました。

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  ちょうど1年前にヒメサユリ目当てで浅草岳を西側のムジナ沢登山口から往復しました。その時ヒメサユリは「嘉平与ボッチ」周辺と山頂付近に少し咲いているだけで 「え、これだけ!?」 って感じでガッカリでした。

  今回は2年前の新潟豪雨で登山禁止になり今年やっと解禁された、只見沢登山口から浅草岳に登り、ヒメサユリが多いらしい鬼ヶ面山に向かいます。

 

 夜中関東地方ではパラパラと降っていた雨も新潟県に入ると止んで青空も見え始め6時前に登山口に到着、準備をして6:15に歩き始めました。


    只見沢登山口

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 「周辺には雲が多いものの浅草岳は見えています。」

 

  中間部まではブナ林の中を登って行きます。

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  「このブナ林がすごい! 思わず見上げてしまうような巨木と言える大きいブナの木があちこちにあります。」

    
    

  
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    「このブナの木、大きい~、太い~!」

 

 

  
  
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   田子倉湖

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   鬼ヶ面山

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   「鬼ヶ面山を見ると3年前の秋に来た時のすごい紅葉が思い出されます。また紅葉の時に来ようと思っていたのですが、2年前の新潟豪雨で今登っている只見沢登山道とブナ平登山道は入山禁止になっていまい今年やっと解禁になりました。解禁になってほんと良かったです。」

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    そして今日の主役「ヒメサユリ」登場!

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   ただ山頂までポツポツある程度で 「これだけかぁ」 って感じでした。鬼ヶ面山に期待です。

 

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9:45に浅草岳山頂に到着

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   山頂は晴れているものの周りは雲ばかりで見えているのは鬼ヶ面山・守門岳・粟ヶ岳ぐらいで後はほとんど雲の中です。

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   鬼ヶ面山

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   守門岳

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   予定では山頂でゆっくり昼食と思っていたのですが、展望はあまり良くないし、風がなくて暑いし、虫も多いし、上空に雨雲に発達しそうな雲もあるので、もう少し行ってから昼食を取ることにして、少し休んだだけで鬼ヶ面山に行くことにしました。

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   浅草岳を下って鬼ヶ面山に向かうと

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   「鬼ヶ面山への稜線はあちこちにヒメサユリの咲く「ヒメサユリロード」でした。」

  

    鬼ヶ面山に12:20に到着

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   鬼ヶ面山山頂から少し下った風が通る場所で昼食、ただ上空の黒い雲が気になるので、お湯を沸かさずにおにぎりとパンだけ食べ、少し休んで出発しました。

 

 その後の「ヒメサユリロード」は続き・・・、

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    「ヒメサユリロード」は南岳まで続きました。

 

  
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  南岳からはヒメサユリもなくなり緩やかな傾斜の稜線を下って行き、マイクロ中継局からは一気に下って13:30に六十里登山口に着きました。

 

  六十里登山口から車の置いてある只見沢登山口までは国道252を8キロ弱、ここは朝置いておいたこれで

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  只見沢登山口までは六十里トンネルを抜けてから数百mだけ緩い登りがあるだけで後は全部下り、一気に下って車に戻りました。

  途中「神湯温泉」に入って渋滞に巻き込まれることもなく8時過ぎには家に帰りました。

 

 

  天気は晴れ、ただ周りは雲があって見えたのは鬼ヶ面山・守門岳・粟ヶ岳・越後三山はたまに雲の間からチラッと見えるぐらいで、展望はあまり良くなかったです。
 梅雨時なので雲の中に入ってしまい乳白色の中になってしまったり、雨に降られなかっただけでも良かったです。

 

  浅草岳から鬼ヶ面山~南岳までのヒメサユリはすごかった、「ヒメサユリロード」って感じでした。只見沢登山道はそれほど多くなく、昨年のムジナ沢登山道に続いて「またか 」 って感じだったので良かったです。

 

  2年前の新潟豪雨から通行止めだった「只見沢登山道」と「ブナ平新道」が今年やっと開通、このコースはまた紅葉の時に来たいですね。

 

 

 

只見沢登山口(6:15)~浅草岳(9:45~10:10)~鬼ヶ面山(12:20)~六十里登山口(13:30) 

 

 

 

 

 

 

夏のトレイル

  1ヵ月ぶりに山ツーへ行って来ました。

   今回のコースは標高差1,000m、傾斜はそれほど強くないので下りの距離は10数キロあります。

    
    

   登りは舗装路から林道をダラダラ汗を掻きながら登って行き、

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   下りに入ればスピードは出るし樹林の中なので日差しも当たらず気温も涼しく快適、コースも期待していた以上に快適に飛ばせるカッ飛びコース、楽しくて笑いっぱなし、走りながらも口元が緩みっぱなしでした。     

  
    

 
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  唯一難点は立ち止まるとすぐ虫が寄って来ること、虫よけスプレーそしてムヒ必携のコースでした。

  温泉の駐車場が起点なので、走り終わってすぐ温泉に入れるのもグッド!、後風呂上りのビールだけ足りなかった・・・。 

ハクサンイチゲ咲く飯豊連峰・・・3日目

                 1日目・・・飯豊温泉~丸森尾根~朳差岳~門内小屋は「ココ」
                 2日目・・・門内小屋~飯豊山~大日岳~梅花皮小屋は「ココ」

 

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    「3日目・・・梅花皮小屋~石転び雪渓~飯豊温泉」

  5時に起床、今日も晴れ!

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    今日は下るだけなのでのんびり、すぐに急な石転び雪渓を下るので、雪渓上部に日が当たってから下り始めるつもりです。

 

 
  石転び雪渓

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      「日が出てすぐは石転び雪渓は雲の下でした。」

   大日岳

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  北股岳

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   「時間がたつと少しずつ石転び雪渓の上の雲もなくなってきました。」

 

 5:40に梅花皮小屋を出発、いつもはポールを使わないのですが、ここを下るためだけに持って来たポールを使って石転び雪渓を下って行きます。

  出だしの200mぐらいがかなり急、昼ぐらいになれば雪面を柔らかくなりガシガシ下って行けるんでしょが、今はまだ固くてダメ、慎重に下って行きます。

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  「石転び雪渓最上部の急な部分。」
   

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    「無事最上部の急な部分を下り終えました。後はシャカシャカ下るだけです。」
     

 「途中数10センチある落石が20mほど横を猛スピードで通り過ぎました。たまたま立ち止まっていたときに気づいたので慌てなかったけど、下っているときならかなり近づいて来るまで気づかず慌てたと思います。 やっぱり雪渓を下るのは怖いですね。」
    

 石転び雪渓の出合、左が石転び雪渓

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   「石転び雪渓は2年前の5月末に来た時よりも雪が多く雪面も荒れてない気がします。今ならまだかなり下まで滑れそうです。」

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 石転び雪渓が終わって登山道に入ると、巨木と言えるようなブナの木もある見事なブナ林の中を下って行きます。

 

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    8:00に車の置いてある「飯豊山荘」に到着、「さぁ温泉だ~!」 と思ったのですがまだ準備中(6月15日から営業開始)とのことでダメ、10分ほど下った場所にある「梅花皮荘」(500円)に入って帰りました。

 

 

 

  「今日も晴れ! 3日間天気に恵まれました。」

 

  石転び雪渓は予想通り朝は雪面が固く最上部の急な部分はけっこう緊張しました
 (前日午後に小屋に着いた時の雪面はけっこう柔らかくなっていて、下って行った人たちはガシガシ下って行ってました。)
  朝下るならアイゼンがあった方が絶対良いです。

  石転び雪渓はまだ時期が早いので雪渓上に落石も少なく雪面もきれいで、まだ滑れるぐらいでした。2年前の5月末に来た時はもっと雪が少なく雪面が荒れていた気がします。

   雪渓が終わってから飯豊山荘までは、巨木と言えるような太いブナの木も多い見事なブナ林の道でした。

 

 

  「飯豊は良いで~!」 

 やっぱり何度来ても飯豊は良いです。

  今回はハクサンイチゲねらいで来たのですが、地神山から朳差岳までの稜線はあちこちに咲き、最高のタイミングだったと思います。

  梅花皮小屋から飯豊山までの丸いなだらかな稜線はまだ「雪の稜線」、花はまだほとんどなく、これからって感じでした。ただこの「花の稜線」から「雪の稜線」にガラッと変わるのも良かったです。
     

  

  以前9月に来た時に御西岳周辺が一面のチングルマの華穂だったので、チングルマが咲くころに来てみたいですね。ただそのころの飯豊って暑いし虫も多いんだろうなぁ・・・。


   初日に頼母木小屋であった人が 「大嵓尾根の紅葉はきれいだよ~。」 と言っていたので紅葉の時期に来てみたい、それと大日岳のオンベ松尾根かな。

 

 

   梅花皮小屋(5:40)~石転び雪渓~飯豊山荘(8:00)

 

 

 

 

  



 

 

 

 

 

ハクサンイチゲ咲く飯豊連峰・・・・2日目

              1日目・・・飯豊温泉~丸森尾根~朳差岳~門内小屋は「ココ」

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   「2日目・・・門内小屋~飯豊山~大日岳~梅花皮小屋(泊)」

  
     
3時半に起床、今日は朝から晴れ!

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     小屋を4:30に出発、

  まずは北股岳を越えて梅花皮小屋を目指します。ここの水場の水は美味いんですよね~。

   門内岳山頂から北股岳・梅花皮岳・飯豊山

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  北股岳山頂から大日岳

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   北股岳山頂、

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   眼下に梅花皮小屋、梅花皮岳・烏帽子岳・飯豊山・御西岳、御西岳の右側に御西小屋が見えています。

   梅花皮小屋の水場

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  「ここの水は美味い!」
   

 
  

  
ここで今日の予定を変更しました。

 始めは御西小屋まで行って飯豊山と大日岳を往復し御西小屋に1泊の予定でした。御西小屋の水場はまだ出ていないのでここから水を背負って行かなければなりません。

 それをここに荷物を置いて飯豊山と大日岳を往復することに変更しました。そうすればここから荷物は軽いし明日は下るだけになります。

 

   
   早速小屋に荷物を置いてカメラ・水・昼飯だけ持って出発です。

   
   

 
   梅花皮小屋からは稜線の様相が一転します。 

 朳差岳からここまでは稜線の雪はほとんど融けて登山道が出ています。ここから飯豊山までは稜線が丸くなだらかになって、まだ稜線には大量の雪が残っていて半分ぐらいは雪の上を歩きます。

    

   烏帽子岳山頂

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  北股岳と二王子岳

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   「昨年二王子岳に行った時は雲があって、きれいに飯豊連峰が見えませんでした。 「飯豊の展望台」二王子岳には、飯豊を見にまた行かなきゃダメですね。」

 

 御西岳に伸びる稜線と大日岳

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   「この時期になると稜線の雪も締まってほとんど潜らず快適!」

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   「この雪の稜線、気持ち良いぞ~!」

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  「大好きな飯豊の中でも梅花皮小屋から飯豊山への稜線は一番お気に入りの場所、雪がなければなだらかな気持ちの良い草原の稜線だけど雪の稜線も良い!最高!」

 「またこの時期朳差岳から来ると「花の稜線」から「雪の稜線」にガラッと変わるのも良い!」

    御西小屋

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      大日岳とオンベ松尾根

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   飯豊山

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   「まずは飯豊山へ、御西小屋から飯豊山へはまだ大雪原が広がっています。」

   磐梯山

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   8:10に飯豊山に到着

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   「山頂は誰もいませんでした。飯豊本山小屋には数人いるみたいで帰った後みたいです。」

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   大日岳

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     朝日連峰

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   大嵓尾根

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   「大嵓尾根は現在下の橋が壊れていて利用できないみたいです。」

 

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     本山小屋に荷揚げのヘリが上がって来ていました。


    
30分ほど休憩してから大日岳に向かいます。

 

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   「標識はまだ雪の下です。」

 

   御西小屋と大日岳

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   「御西小屋周辺はまだ一面雪、雪がなくなればすぐ一面チングルマが咲くんですけどね~。」

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  大日岳に10:30に到着

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  以前来た時は山頂の標識が今にも朽ちて倒れそうな感じだったけど、新しくなっていました。

    飯豊山

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   二王子岳

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   オンベ松尾根

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   「大日岳に来るといつも登りたいと思うオンベ松尾根、ただ登山口への林道歩きが長いし、できれば往復ではなく大日岳から飯豊山・三国山へとぐるっと周回したいけど、交通の便が悪いんですよね~。」

 

 大日岳で昼食休憩、着いた時は誰もいなかったのですが、後から1人上がって来ました。大日岳は飯豊連峰の最高峰ですが、いつも賑わう飯豊山と違って人は少なく静かです。

  39分ほど休憩して梅花皮小屋へ戻ります。

  
   

   御西小屋

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   北股岳と梅花皮小屋

 
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   梅花皮小屋に14:30に戻りました。ちょうど石転び雪渓を下って行く人がいました。

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   今日小屋は朳差小屋から来たと言う人と2人だけでした。夕方までのんびり過ごし5時過ぎに夕飯を食べ終えました。

  6時過ぎにふらっと小屋の外に出てみると、200mほど離れた梅花皮岳の斜面にある小さな雪の斜面に黒い物が・・・

  「クマだ!」

  「あ~、カメラ持って来てない。」

  すでに笹原の中に入りかけていたのでカメラを取りに行く時間もありませんでした、残念。

  「いや~、いましたね~。」 「明日朝水場に行くのが怖いですね~。」

  などと話しながらまだ明るい7時前には寝ちゃいました。

 

 

 

 

  今日は朝から晴れ! 風も適度にあって暑くなく快適な1日でした。
   

 
   

  「やっぱりこの稜線は良いなぁ、最高!。」 

 大好きな飯豊連峰の中でも梅花皮小屋から飯豊山・大日岳への丸くなだらかな稜線は一番お気に入りの場所、何度歩いても良い! きっとまた来ると思います。

  昨日の「花の稜線」から今日はガラッと変わって「雪の稜線」、この変化も良い!

  この丸い稜線も雪がなくなれば一気に花が咲くんでしょうね、あの暑さがなければ梅雨明けの頃来たいんですけどね~・・・・。

 

 

 

 

 門内小屋(4:30)~梅花皮小屋(5:20~5:30)~御西小屋~飯豊山(8:10~8:45)~大日岳(10:30~11:00)~御西小屋(12:00~12:10)~烏帽子岳(13:45~14:05)~梅花皮小屋(14:30)

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 
  
 
  

 

 
 

 

 

 

 

 

ハクサンイチゲ咲く飯豊連峰・・・1日目

  昨年天気が悪くて行けなかったハクサンイチゲ咲く時期の飯豊連峰、今年は梅雨入り後ず~と天気が良いおかげで行って来ました。(1週間前から毎日天気予報をチェック、「良かった~悪くなってない、マークが続いている。」とハラハラしながら見てました。)(笑)

  
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  「1日目・・・飯豊山荘~丸森尾根~朳差岳~門内小屋(泊)」

  夜飯豊山荘前の駐車場に入って車中泊、4:30時にスタートしました。

 丸森尾根の登山口は山荘前、車から出るとすぐブヨにまとわりつかれます。今回は虫除けスプレー・虫除け用のうちわそしてムヒは必携です。

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  丸森尾根はいきなり急登、ただ細い急峻な尾根なので樹林帯の中ではなく、下部から日当たりのいい露岩の尾根を登って行きます。

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  中間部の水場はまだ雪の下、丸森峰まで来ると樹林帯を抜け、草原から雪原になりました。

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   7:30に稜線の地神山北峰に到着

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   飯豊山

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  朳差岳、手前に頼母木小屋

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  朝日連峰

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   地神北峰から下り始めるとすぐ

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   「ハクサンイチゲのお出迎え~! 今回はこれが見たかった。」

 

  
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 ハクサンイチゲの中にチングルマやハクサンコザクラもちらほらと

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    「ハクサンイチゲは朳差岳まであちこちに咲いていました。」


    頼母木小屋

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   ここに荷物を置いて朳差岳を往復します。
    
    

 頼母木小屋までは薄雲が広がっていて時々日が射すぐらいだったのですが、頼母木小屋からは一気に晴れました。ただ風が弱いので暑いです。   ただ稜線に出てからはブヨが減ったので助かりました。

  朳差岳

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    大石山付近のハクサンイチゲ

  
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   「大石山周辺のハクサンイチゲの群落が一番すごかった。 この付近はハクサンイチゲがモサモサ咲いてました。」

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 シラネアオイもあちこちに咲いていましたが、飯豊には白いハクサンイチゲが多いです。

 

  朳差岳と朳差小屋

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   朳差岳に9:40に到着

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   山頂付近のハクサンイチゲ

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   飯豊山・地神山

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   朝日連峰、後ろに月山、さらに遠くに薄っすらと鳥海山が見えていました。

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    二王子岳

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   朳差岳で昼飯を食べながら1時間近くウダウダ休んでいました。後は頼母木小屋に戻るだけです。

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   初めの予定では今日は頼母木小屋で1泊でした。ただ小屋に戻ってもまだ昼前、門内小屋まで行っちゃおうか?、ただ門内小屋の水場が出ているか?なので、頼母木小屋から背負って行かないとダメです。

  う~ん、どうしよう・・・?、ずっと考えながら歩いてました。
  

 

  頼母木小屋に戻ると先週門内小屋で宴会をしたと言う人がいて、「小屋の水場はチョロチョロ出ているよ。」 と教えてもらったので門内小屋まで行くことにしました。

  頼母木小屋の水場

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  小屋から10分ほど、ここで冷たい水をガブガブ飲んで顔と腕を洗い水を補給して門内小屋へ出発です。

 

     頼母木山から朳差岳

   
      

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   門内小屋と門内岳

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   門内小屋に13:55に到着

  門内岳山頂から北股岳・梅花皮岳・飯豊山

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   地神山

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  今日門内小屋は2人だけ、5時過ぎには夕飯を食べ日没は雲の中なのでまだ明るい6時半ぐらいには寝ちゃいました。

 

 

 

  昨年行けなかったハクサンイチゲ咲く時期の飯豊連峰、やっと行けました。早めに梅雨入りした時は 「今年もダメか?」 と思ったのですが、梅雨入り後晴れ続きで良かったです。

 期待していた通り、稜線に出てから朳差岳まであちこちにハクサンイチゲが咲いていました。特に大石山周辺はモサモサ咲いてすごかった。

 

 

  天気も朝から日の当たる丸森尾根を登っているときは高曇り、稜線に出てからは青空が広がる理想的な天気、ただ稜線は風が弱く暑かった~、もう少し風がほしかったです。

 

 

 

 飯豊温泉(4:30)~丸森尾根~地神山北峰(7:30~7:45)~頼母木小屋(8:15~8:30)~朳差岳(9:40~10:30)~頼母木小屋(11:40~12:25)~門内小屋(13:55)

 

 

 

 
   

 

越後駒ヶ岳~中ノ岳~丹後山・・・・2日目

               1日目・・・駒ノ湯~越後駒ヶ岳~中ノ岳~中ノ岳避難小屋は「ココ」

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   「2日目・・・中ノ岳避難小屋~中ノ岳~丹後山~十字峡~野中」

 4時前に起床、少し明るくなって見づらいですが満天の星空、バタバタと朝飯を食べて4:30に出発しました。

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      そして山頂へ

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   これから向かう兎岳・丹後山、奥に燧ヶ岳

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   「さぁ、今日も良い天気、まず中ノ岳から一気に下って兎岳に向かいます。」

   中ノ岳

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    中ノ岳と越後駒ヶ岳

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    兎岳山頂

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   大水上山と丹後山への稜線

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   兎岳から稜線の様相が一転します。越後駒から兎岳までは切れ落ちた急峻な稜線だったけど、兎岳からは笹原の丸いなだらかな稜線に変わります。

 

 大水上山山頂から中ノ岳・兎岳

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   中ノ岳と越後駒ヶ岳

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     平ヶ岳・至仏山

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   丹後山と巻機山

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   兎岳~丹後山の登山道は気持ち良い笹原の稜線、特に大水上山と丹後山の間はカタクリが延々と咲き、シラネアオイもたくさん咲いていました。

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        丹後山に6:45に到着

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     丹後山避難小屋、左奥に至仏山

   
     
      
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   もうじきこの気持ちの良い稜線ともお別れ、稜線を離れ一気に十字峡へ下って行きます。

      中ノ岳と八海山・五竜岳

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    樹林帯に入ると風もなくなり一気に気温上昇、暑いです。 キャップのつばから汗が落ちるほど汗を掻きながらブナ林の中を下って行きます。

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    8:25に登山口の林道に到着

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  9:00に十字峡に到着

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   ここからバス停のある「野中」までは炎天下の舗装路歩き、バス停に着いてもバスまで1時間以上ありそうです。

 こうなると 「バス停に着いたらビール! だけを目指して炎天下をノソノソ歩いて行きます。

  10:20に「野中」に到着、ところが・・・

  「ビールを売ってる店がない!」   (このパターン、高島トレイルの時と同じだ)(笑)

  仕方なく自販機のコーラで我慢、その後バス電車バスと乗り継いで車の置いてある大湯公園に戻り、「交流センターユピオ」(500円)で温泉に入って帰りました。

 

 

 

  「今日も晴れ!、朝だったこともあって稜線は風が涼しく気持ち良かった~。 ただ稜線を離れ樹林帯に入ると、すごい暑さで参りました。」

   
     

 兎岳から丹後山への稜線は、それまでの急峻な稜線から丸いなだらかな笹原の稜線に変化、いきなり様相が一転することもあって、すごい気持ち良い稜線です。
     
 
 今回はカタクリやシラネアオイ・ミネザクラなどがたくさん咲いていたけど、これから夏に向かっていろいろ咲くみたいです。

  夏の花の時期にも来てみたいけど、昨日の中ノ岳への登りの暑さを考えると夏これからの時期はかなり暑そうだしアブやブヨ・蚊も多そう、やっぱり来るとしたら秋・紅葉の時期ですね。
  

 

 

 

  中ノ岳避難小屋(4:30)~丹後山(6:45~7:05)~十字峡(9:00)~野中(10:20) 

 

 

 

 

越後駒ヶ岳~中ノ岳~丹後山・・・1日目

  先日の朝日連峰に続いてブナの新緑と残雪の山第2弾、越後駒ヶ岳~中ノ岳~丹後山へと歩いて来ました。

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   「1日目~駒ノ湯~越後駒ヶ岳~中ノ岳~中ノ岳避難小屋(泊)」

 

  高速のPAで車中泊して、早朝大湯温泉の日帰り温泉「交流センターユピオ」のある大湯公園に到着、駐車場に車を置いて4:35に歩き始めました。まずは舗装路を歩いて登山口の「駒の湯」を目指します。

  登山口の駒ノ湯

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    出だしから急登、ブナ林の中を登って行きます。

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     「ブナの新緑がきれい!、1週間前の朝日より格段に濃くなっています。

 7:30に小倉山に到着

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  「ここから見る越後駒大きい、そしてまだ遠い!」

    荒沢岳

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   「荒沢岳はいつ見てもピラミダルでカッコいい!」

  
    小倉山からはまだ登山道の半分ぐらいが雪、しばらく緩い傾斜の尾根を登って行き、最後にまた傾斜がきつくなります。

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   そして急な斜面を登りきると駒ノ小屋に到着

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   ここの水はもう出ています。ここで今日明日の水を汲んで行きます。

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   「ここの水は冷たくて美味い!」

     
    

   最後に小屋上の大きな雪の斜面を登って9:45に山頂に到着

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  「山頂は快晴!、空気も澄んでいて360度遠くまで見えています。 風も少しあるので気持ち良い!」

    中ノ岳

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     八海山

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   守門岳

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   浅草岳と飯豊連峰

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   荒沢岳と会津駒ヶ岳

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   燧ヶ岳、平ヶ岳、日光白根山

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   巻機山

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   妙高山と火打山、その後ろに微かに白馬も見えています。

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     山頂で30分ほど休憩して中ノ岳に向かいました。

   中ノ岳への稜線はいきなり300mほど一気に下ります。その後アップダウンを繰り返しながら中ノ岳へ再び300m以上上がります。

  中ノ岳への稜線は両側にスパッと切れ落ちた稜線、登山道もほぼ出ていました。

 

  越後駒ヶ岳と駒ノ小屋

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   オカメノゾキと巻機山、幣ノ滝

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  中ノ岳から八海山への稜線は、「オカメノゾキ」と呼ばれる鞍部に向かって800mほど一気に下がってから、再び八海山に500m上がります。

  
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  今年最初の「シラネアオイ」、中ノ岳への稜線にはあちこちに咲いていました。シラネアオイを見ると 「夏山シーズンがやって来た。」 と思いますね。

  シャクナゲもあちこちに咲いているのですが、晴れが続いているからか萎れていてあまりきれいじゃありません。

  
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   「さあ、中ノ岳への最後の登り、ただ暑い! 」  

  ちょうど中ノ岳への登りで太陽が真上、登山道が稜線上でなく少し風下の東側に作られている場所が多いので風が当たらず暑いです。

 

  風のある場所で休んでチョコレートを食べようとすると、融けてドロドロになってました。シラネアオイといっしょで、チョコが融けると夏山シーズン到来を感じますね。(笑) 「夏でも融けないチョコを作ってくれないですかね~。」

  
    そして13:20に中ノ岳避難小屋に到着

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   小屋にマットとシュラフを広げてカメラと水・パンだけ持って山頂に向かいます。

  小屋の前から越後駒・守門岳・浅草岳、浅草岳の奥に飯豊連峰

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  「守門岳と浅草岳の紅葉はすごかったなぁ。数年前の新潟豪雨で通行止めになっていた浅草岳の只見町からの登山道「ブナ平新道」も今年開通するみたいだし、紅葉の時期にまた行きたいですね。」

  中ノ岳山頂と避難小屋と越後駒ヶ岳

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   荒沢岳

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  「数年前、荒沢岳から中ノ岳・越後駒への裏越後三山を縦走した時は中腹から麓が紅葉の時で稜線の紅葉は終わっていました。稜線が紅葉の時にまた歩きたいですね。」


  
 八海山

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   「中ノ岳から八海山へ行ったのもかなり前、越後駒から八海山への越後三山の縦走もまた行きたいですね。ここもやっぱり紅葉の時期かな。」

     
     巻機山、後ろに谷川連峰

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   巻機山に登ったのもかなり前、ヌクビ沢から登ったけど沢筋や上部の草原がきれいで気持ち良かった。あそこもまた登ってみたい。

   
    

    
燧ヶ岳・平ヶ岳・至仏山、手前に明日歩く兎岳・丹後山

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  飯豊連峰を見ながら、「そろそろハクサンイチゲが咲き出すころ、来週あたりいきたいなぁ。」

   
     

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「山頂は風が弱く吹いている程度で超気持ち良いです。結局1時間以上山頂でボケ~としていました。」

   小屋に戻ってからは、ワインを飲みながら本を読んでいると、4時近くなって十字峡からの登山道の下の方に見えていた2人が上がって来ました。今日避難小屋は3人です。

 

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   「今日は周りも見えている山々にも雲が出来ず、視界も悪くなって来ません。朝見えていた山々は日没近くまで見えていました。 まさに最高の天気!」

  5時過ぎに夕食を食べた後、ワインを飲みながら時間を過ごし、7時前に

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   日本海に浮かぶ佐渡島

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   日没を見てからすぐ寝ちゃいました。

 

 

   「まさに登山日和!」

   天気は快晴! 稜線に出るまでのブナの新緑はきれいだし、先週の朝日連峰のような強風もないし、日没まで視界が悪くならず朝見えていた遠くの山は日没まで見えていたし最高の1日でした。 

  唯一日差しが強く中ノ岳への登りでは暑くて参った。夏山シーズン到来って感じでした。

   本当に梅雨入りしたんですかね~。

 

  越後三山の山域は100名山の越後駒には登山者はいるのですが、その先中ノ岳になると極端に人が少なくなります。そのためほとんど人に会わず、静かな稜線歩きが出来ます。

 中ノ岳避難小屋は何度か泊まっているのですが、いつも来ても数人程度しか利用者がなく静かです。水場がないのが難点ですが、ほぼ山頂にあるので展望は抜群!小屋もきれいで良い避難小屋です。

 

 

 大湯公園(4:35)~駒ノ湯(5:20)~小倉山(7:30~7:45)~駒ノ小屋(9:05~9:25)~越後駒ヶ岳(9:45~10:15)~中ノ岳避難小屋(13:20)

 

 




   

 

  

 

 


  

 

 

 

 

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