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高島トレイル(スルー編)・・・1日目

 GW後半再び高島トレイルへ行って来ました。

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  GW前半桜峠で下りたときは、次回は桜峠から終了点まで日帰りで歩こうと思っていました。 ところが

 「やっぱり高島トレイルは最初から最後まで80キロをスルーしなくちゃ面白くないよな。」

 と言う気持ちが日に日に強くなり、GW後半の計画を変更して再びやって来ちゃいました。(笑) 今回は2泊3日です。

 

「1日目・・・国境スキー場~水坂峠(38キロ地点)(テント泊)」

 前回と同じマキノ駅前の駐車場に車中泊してタクシーでスタート地点の国境スキー場へ、前回と同じ水坂峠までですが、午後は天気が不安定で雨が降るかもしれないとのことなので、前回より1時間早い4:20にライトを点けてスタートしました。
 スキー場トップに着いてトレイルに入るころは薄明るくなると思います。

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   登山道に入るとすぐブナ林、稜線に出ると低灌木林になって乗鞍岳を目指します。

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   乗鞍岳山頂

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   琵琶湖と伊吹山

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   そして再びブナ林の中へ

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   黒河峠が近づき標高が下がるとブナの木も新緑が出て来てました。

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   赤坂山

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   赤坂山の手前から「萱と」の稜線になります。

    赤坂山山頂に7:45に到着

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   「赤坂山山頂は、高島トレイルで数少ない360度展望できる山、南側には眼下に琵琶湖、北側には日本海が見えます。」

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   赤坂山山頂の琵琶湖と反対側には日本海が見えます。


 赤坂山の麓のマキノ高原のオートキャンプ場、すごい人出です。

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    大谷山への「萱と」の稜線

 
  
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  大谷山山頂

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   「快適な萱との稜線歩きはここで終わり、ここからは微かな踏み跡と赤・黄テープを探しながらの不明瞭なトレイルに突入です。」

  「抜土」と呼ばれている峠

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  「抜土」は高島トレイルの数少ない水場の中で一番水量が多い場所、また林道があるのでテントを張る場所も多く、高島トレイルの中でベストのテント場です。


 
抜土を過ぎると次の水場は今日テン泊予定の水坂峠で18キロ先と距離があります。ここでしっかり水を補給して行かなきゃと思っていたけど、前回と同じように冷たい北風が吹いているので助かりました。

 

   抜土から大御影山に向かってブナ林を急登します。高度を上げると再びブナの新緑はなくなりました。

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  大御影山に10:35に到着

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   高島トレイル最高峰、三重嶽

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   三重嶽はこの後向かいますが、稜線が大きく曲がっているので、谷を挟んで対岸に見えます。

  
  三重嶽に12:25に着

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   山頂から琵琶湖と伊吹山がきれいに見えていました。

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   三重嶽からしばらくは低灌木林を下って行きます。ここは葉っぱが出るとかなり分かり辛そうです。

 

 
  
武奈ヶ嶽に13:55に到着

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   三重嶽

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   午後心配だった天気も何とか今日のテント場の水坂峠までもちそうです。後はダラダラ下るだけです。

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   そして今日のテント場の水坂峠に15:20に着きました

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   水坂峠に着くと同時に雨が降り出しました。道路の向こう側に少し平らな場所(狭いです)があるのは分かっていたのですが、峠が風の通り道になっていて風が当たります。なので風が当たらず針葉樹林の中で雨も多少遮られる前回と同じ登山道上にテントを張りました。

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  水坂峠の水場はそこそこ水量がありますが、ただ生水としては気にする人は煮沸するか濾過するかした方が良いと思います。(僕は気にせずガブガブ飲んだけど・・。)
  テントを張れる場所も少なく、登山道上の平らな場所か水場の奥にある堰堤の上流ぐらいしかありません。

  

  幸い雨は弱く2時間ほどで止み樹林の中なのでほんの少し濡れただけで済みました。テントの中でコーヒーと日本酒を飲みながらウダウダして過ごし、夕飯を食べて7時前には寝ちゃいました。

 

 

  再びやってきた高島トレイルスタート地点、前回と違って朝から晴れ!、また前回と同じように日本海からの冷たい風が吹いていたので快適な1日でした。

 

 高島トレイルは標高が低いこともあって展望がそれほどすぐれた山域ではありません。ただ南側が開けると眼下に琵琶湖、北側が開けると日本海が見えます。遠くの山は唯一三重嶽付近から白山が、そしてその南に荒島岳?付近が見えました。

 

  水坂峠までの高島トレイルの前半は、ブナ林と低灌木林と「萱と」の稜線。
 ブナ林は標高の低い場所では新緑が出て明るいグリーンの中のトレイルでしたが、標高の高い場所ではまだ葉っぱが出ていませんでした。
  低灌木林はまだほとんど葉っぱは出ていませんでした。ただ低灌木林のトレイルは木のトンネルの中を進んで行くような場所が多く、葉っぱが出ると赤・黄テープがかなり見つけにくくなって進みづらくなると思います。

  
  

  高島トレイルは標高が低いので5月も後半になるとかなり暑そう、春のシーズンは雪が消えてから5月半ばぐらいまでかな?って感じで短く、GWはまさにベストシーズンだと思います。
 それでも「萱と」の大谷山までは展望が良いこともあってかなりの登山者(といっても10数人ですが)と会ったのですが、大谷山から先は4人しか会いませんでした。その中でテント装備で縦走をしていたのは、半数以下って感じでした。
 やっぱり水場が少ないことが一番の問題でしょうね。

 

 

 国境スキー場(4:20)~赤坂山(7:45~8:00)~抜土(9:30~9:40)~大御影山(10:35~10:45)~三重嶽(12:25~12:40)~武奈ヶ嶽(13:55~14:15)~水坂峠(15:20)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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