丹沢・檜洞丸
丹沢・檜洞丸に行って来ました。
今回は南側の西丹沢自然教室からではなく、人の少なそうな北側の神ノ川ヒュッテから登ります。
6:40にスタート、登山道下部のヒノキ林にはほとんど雪はありません。やっぱり前日の雨でかなり雪は融けちゃったみたいです。
高度を上げ広葉樹林に入るとやっと雪が出て来ました。
踏み抜くと膝ぐらいまで潜りますが、予想通り昨日の雨と夜の冷え込みで雪面が固くなっていて、あまり潜らず快適に登って行けます。
「青空の下、ブナ林がきれい! 風もなく寒くないので、たびたび立ち止まっては周りを見ながら登って行きます。」
8:45に稜線の熊笹ノ峰に着きました。
「稜線に出ると反対側から富士山がお出迎え、右側に南アも全山見えていました。」
檜洞丸
「さすがにアイゼンはいるだろう。」 と思っていた山頂直下の急斜面も雪がなく階段が出ていたのでアイゼンをつけずに登って行けました。
檜洞丸山頂直下からの富士山
富士山と南ア全景
「ここからの富士山は最高! 丹沢から眺める富士山では蛭ヶ岳山頂とここからの富士山が一番です。」
南ア白峰三山と甲斐駒
南ア南部と御正体山
八ヶ岳、八ヶ岳の左奥・遠くに乗鞍岳(?)も見えていました。
檜洞丸山頂に9:25に到着。
「山頂は樹林帯の中ですが、落葉しているので枝越しに富士山や南アは見えています。富士山のある西側から北側はきれいに晴れ渡っていますが、東~南側は靄っていて遠くは見えませんでした。」
すでに西丹沢からの登山者がいると思っていたのですが、まだ誰も着いてなく山頂一番乗りでした。
カップ麺を食べながら1時間ほどのんびりしていたのですが、登って来たのは4~5人だけ、樹林の中の山頂にふさわしい静かな山頂でした。ただ下山する時に西丹沢方面を見ると何人も登って来ます。これから賑やかになりそうです。
山頂で休んでいる間に雲が出てしまい南アや八ヶ岳は見えなくなっていました。
大室山
1時間ほど休んで引き返します。
予定では犬越避難小屋まで行って下山するつもりだったのですが、犬越方面に雲がかかり始めたので止めて登って来たヤタ尾根を下ります。
ヤタ尾根から蛭ヶ岳
登って来た時よりも雪が緩んでズボズボ潜りながら下山、12:15に神ノ川ヒュッテに戻り、「やまなみ温泉」に入って帰りました。
檜洞丸山頂に着くまでは快晴の青空! 富士山から南ア全山、八ヶ岳さらに遠くに乗鞍岳(たぶん)まできれいに見えました。
予想通り前日の雨と夜の冷え込みで雪面が硬くなっていて登りはあまり潜らずに快適に登れました。
少ないだろうとは思っていた神ノ川ヒュッテから檜洞丸へ登る登山者は、まさかの僕1人だけ、他に山頂以外で会ったのはヒュッテから犬越路~ヤタ尾根を周回した1人だけで静かな山歩きができました。
檜洞丸へ道志村側から登ったのは初めて、人はいないしヤタ尾根のブナ林はきれいだったし、帰りに必ず渋滞する東名を通らないので帰りも楽でした。
次回は道志川から蛭ヶ岳に登ってみようかな。
神ノ川ヒュッテ(7:40)~熊笹ノ峰(8:45~8:55)~檜洞丸(9:25~10:20)~神ノ川ヒュッテ(12:25)
« 2013年山行リスト | トップページ | 筑波山・・・・梅まつりが始まったけど »
「登山」カテゴリの記事
- 奥多摩三山(2013.12.19)
- 丹沢・蛭ヶ岳(2013.12.26)
- 妙義山(2013.11.18)
- 雲と霧氷の丹沢周回・檜洞丸~塔ノ岳~蛭ヶ岳(2013.12.10)
- 雲取山から飛龍山(2013.12.04)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
富士山も南アルプスも、近いですね!
乗鞍岳(たぶん)まで見えてたとは・・・スバラシイ♪
中央道の混雑を回避して下道で帰る時、道志みちを通ることが多くて、「そういえばここから丹沢に登れるんだよね~」とか思っていたのですが。
この時期ならヒルもいないし、静かな山歩きなんですね(^^
投稿: まきchin | 2013年2月 5日 (火) 23時03分
まきchinさん
コメントありがとうございます。
何となく丹沢と言えば南側からと言うイメージがあって、道志側からはほとんど行ったことがなかったのですが、道志側から予想以上に良かったです。
南側に比べれば人は少ないだろうと思っていたのですが、まさかの1人。丹沢の登山道に多い階段と木道もあまりないし、ヤタ尾根のブナ林もなかなかでした。
そして何と言っても東名の渋滞を通らずに帰れるのが良い!
これからは道志側からが増えそうです。もちろんヒルのいない冬場に限りますが・・・。
投稿: IK | 2013年2月 7日 (木) 06時58分