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2012年10月

紅葉錦織!・・・・海谷・駒ヶ岳~鋸岳

  海谷・駒ヶ岳から鋸岳に行って来ました。

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   以前から行って見たいと思っていた海谷山塊、ただここは標高がそれほど高くなく海も近いので夏は高温多湿でアブ・ブヨそして蛇も多いと聞きます。ブナ林の山でもあるので行くなら紅葉の時と思っていました。

 

  本当は前日に行くつもりだったのですが、高速に乗ってすぐ猛烈な睡魔に襲われ群馬でダウン「上州武尊山」に登り、下山後に海谷の登山口「三峡パーク」まで入って車中泊しました。

 
    三峡パーク、後ろの岩壁は千丈ヶ岳

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   海谷の山はどの山も急峻な岩壁で囲まれ登山道がある山もほんの1部分、どの登山道も鎖場・トラロープ・梯子の連続みたいです。

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     三峡パークの駐車場を6:10にスタートしました。

  
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  「日本海も目の前です。」

   駒ヶ岳

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   「駒ヶ岳は台形のような形の山、四方が岩壁で囲まれていて、近づいても「どこ登るんだろう?」って感じです。 ただ岩壁は紅葉が色付ききれいです。」

  少し林道を歩いて登山道に入ります。

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 「予想通り駒ヶ岳の登りは梯子・鎖・トラロープの連続でした。台形状の山頂部に出るまでは半分以上が梯子・鎖・トラロープ、特にトラロープが多い、雨上がりなどはあまり登りたくないですね。」

  急峻な部分を登り終え上の平らな部分に出るとビックリするぐらい見事なブナ林が広がっていました。

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   「平らな山頂部は大きな木のブナ林が広がっていました。」

  「まだ朝で日が当たっていないのできれいに写っていませんが(写真を撮るのが下手なのが一番ですが・・)、きれいに紅葉しています。」

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   「ここのブナ林のすごいのは、どの木も太くて大きい所に、「将来の巨木」のブナの幼木がたくさん育って密生していること、なので今は前も上も周りすべてが黄色です。」

 「奥多摩や丹沢など東京近郊にもブナ林はあるけど、幼木があまり育ってなく貧弱に見えます。やっぱりブナ林は東北や新潟・北陸に限ります。」

 

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    「山頂に近づいて行くと日が当たってきました。」

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 「お~!、日が当たると一気に紅葉が輝き出しました。」 

 

   そして7:45に駒ヶ岳山頂に着きました。

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     駒ヶ岳の山頂は背の低い紅葉したブナの木に囲まれた平らな山頂、木が高くないので展望は良いです。

     雨飾山

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     次に登る鬼ヶ面岳、左側の薄っすらと見える丸い山は焼山

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    北ア・鹿島槍、五龍岳、左奥に槍ヶ岳

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         「海谷全体がまさに紅葉真っ盛り真っ赤です。雨飾山や焼山は逆光で見づらいですが、雨飾や焼山の斜面も真っ赤です。 ベストタイミングで来たみたいです。」 

 

  山頂は快晴無風の秋山日和、周りの山はすべて紅葉で真っ赤、北アや日本海もきれいに見えています。

  「すごいな~!」 って言葉と溜息しか出ません。

  

   ここで20分ほど休憩して鬼ヶ面山を目指しました。

     今下って来た駒ヶ岳

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   「駒ヶ岳も紅葉で真っ赤です。」

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  鬼ヶ面山への登山道も鎖・トラロープへの連続でした。
 
特に鬼ヶ面山の手前にある小ピークの下りの鎖場は、周りに木が生えているのでそれほど高度感はなく長さもないのですが、北アのどのキレットよりもいやらしかったです。

  中間の小ピークの鎖場の上から見下ろす

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    「稜線の下も真っ赤です。」

 いやらしい鎖場のある小ピーク

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     鬼ヶ面山は西側を巻いて登りません。鬼ヶ面山を巻いてすぐにある小ピークに立ちます。

    鬼ヶ面山

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    鋸岳、バックは火打・焼山・金山

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  鋸岳への登山道も梯子・鎖・トラロープの連続、特に鋸岳に登る途中にある梯子はスリル満点、西側の側壁に掛けられ高度感抜群でほぼ垂直、しかも錆びてる(笑)。登りは良いけど下りは緊張しそうです。

  
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        「鬼ヶ面山から鋸岳への稜線も紅葉真っ盛り!」
    

   鬼ヶ面山

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    鋸岳

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   鋸岳山頂に10:10に着きました。

 

  鋸岳は四方を岩壁に囲まれていますが山頂は狭いけど平らです。山頂には「鋸岳」と言う標識もなく、さえぎる物も何もなく展望は最高です。

  天気は風もない快晴の秋晴れの最高の休憩コンディション、周りはすべて紅葉真っ盛りで北アや日本海がきれいに見えています。

  「すごいな~!」

 って言葉と 「ハァ」 って溜息しか出ません。そして見ていると自然と笑い顔になっちゃいます。

 

   しばらく人が登って来る気配もなく、山頂は独り占めでここでゆっくり休憩を取りました。

 

     雨飾山

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    北ア・白馬岳と眼下に雨飾山荘

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   「雨飾山は何度か登っているけどすべて小谷温泉側から、「雨飾山荘」側からも登ってみたいです。」

    焼山と金山

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   「雨飾山~金山~焼山の稜線も紅葉で真っ赤です。 以前雨飾から妙高へ縦走した時は高谷池が紅葉の時で樹林の紅葉にはまだ早い時期でした。樹林帯が紅葉した時にまた縦走したいですね。」

  

   鬼ヶ面山

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       「海谷のすぐ北側はもう日本海です。」

     北ア・鹿島槍~白馬岳~朝日岳

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  「溜息しかでないような紅葉そして景色、1時間ぐらいボケ~と景色を眺めて(見惚れて)いました。」

 

 

  1時間ほど休憩して戻ります。帰りは鬼ヶ面山の手前から海谷渓谷経由で戻ります。

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       「鋸岳から雨飾山へ向かう登山道はいきなりロープを持っての岩場の下りで始まります。眼下に雨飾山荘が見えています。」

 

      海谷渓谷へは紅葉したブナ林の中を下って行きます。

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   「渓谷への下りもブナの紅葉真っ盛りでした。」

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   「まるで周りの空気が黄色くなったようなブナのトンネルの中を下って行きます。」

 

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    「直径1mを超すようなブナの巨木も何本もありました。」

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   渓谷付近の紅葉はこれからが本番と言った感じでまだ緑が多いです。

 

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   「何度かジャブジャブと渡渉しながら河原を下って行きます。」

 

 駐車場の正面の見えた千丈ヶ岳

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   13:45に駐車場に戻りました。帰りに「道の駅 小谷」にある「深山の湯」に入って白馬で食事をして帰りました。

 

  帰り道、国道から見た駒ヶ岳

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   「海谷の紅葉すごかった~! 期待はしていたのですが、期待をはるかに上回るすごい紅葉でした。」 

 

  「また海谷のすぐ南側にある雨飾・金山・焼山の紅葉もすごかったです。」

 

  「いつか紅葉の時に海谷から雨飾へ行って見たいし、以前歩いた雨飾から妙高も今回のような樹林が紅葉したときにまた歩いてみたいですね。」

 以前から海谷の南側の妙高・火打・戸隠一帯は紅葉の時期お気に入りの場所だけど、この海谷も超気に入りました。 きっとまた行くと思います。いや行きます!

 

 

 登山道は梯子・鎖・トラロープの連続です。特にトラロープが多いので雨上がりなどはあまり登りたくないですね。
 また海谷渓谷沿いの歩きも何度か渡渉するので増水時は気をつけないと危ないですね。特に三峡パークに上がる登山道の手前は増水すると渡れないでしょうね。

 

 

 

 

 

  三峡パーク(6:10)~駒ヶ岳(7:45~8:05)~鬼ヶ面山の隣の小ピーク(10分休憩)~ 鋸岳(10:05~11:10)~海谷渓谷(12:20)~三峡パーク(13:45)

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄葉!・・・上州武尊山

  上州武尊山に行って来ました。

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  当初は以前から紅葉の時期に行って見たかった新潟の山に行こうと思っていたのですが、高速に乗ってすぐ睡魔が遅い・・・

  「ダメだ、新潟までたどり着けそうにない・・・、う~んどうしよう?」

  「群馬でブナ林が良さそうな場所ないかな~?、う~ん・・・。 そうだ武尊牧場から上州武尊にしよう、上州武尊に変更!  新潟は明後日! 」

  で、沼田で下りて「白沢道の駅」で速爆睡しちゃいました。

 

  翌日5時過ぎに起きて武尊牧場に移動、牧場の駐車場を6:10にスタートしました。まずはスキー場の中の林道を登ります。

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 「スキー場の中の舗装された林道を登って行きます。」

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  「一番早く紅葉するツタが真っ赤でした。」

 

    スキー場の一番上に到着、スキー場の上はシラカバ林になっています。

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  「シラカバはもう落葉してますが、樹皮の白と青空の青とシラカバ以外の紅葉のコントラストがきれい!」

 

 スキー場最上部のシラカバ林を過ぎると登山道に入りブナ林に入ります。

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  「登山道沿いのブナ林の紅葉は少しピークは過ぎていますがきれいです。」

 

 ブナ林がまばらになり針葉樹林の中に入って行くと武尊避難小屋に着きます。

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   避難小屋を過ぎた所で思い出しました。

  「そうだ、ここの登山道は山頂付近までずっとグチャグチャが続くんだ。」  

 

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 今は全面霜柱に覆われていたり凍っていたりしているから問題ないけど、下山時は融けてグチャグチャになってたいへんそうです。

 

  中ノ岳への登りになると樹林帯を抜け一気に景色が開けます。

    中ノ岳

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   日光白根山

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     燧ヶ岳と至仏山

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    上州武尊山

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    9:05に山頂に着きました。

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    「山頂は雲一つない快晴! 風もなくまさに秋晴れ、山頂休憩日和です。 展望は数日前に初冠雪した富士山が薄っすらと見え、八ヶ岳・浅間山・苗場山・越後三山ぐらいまで見えています。」

  山頂にはまだ一人だけで静か、ここでゆっくり休憩です。

 

  剣ヶ峰山と川場スキー場へ続く尾根

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   剣ヶ峰山の東斜面の紅葉がきれいです。遠くに浅間山見えています。

  

   燧ヶ岳と至仏山

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  「眼下の武尊山の中腹の紅葉がすごい!、帰りに立ち寄る田代湿原付近が楽しみです。」

 
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  谷川岳~仙ノ倉岳、奥に苗場山

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      越後三山方面

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     中ノ岳・前武尊、遠くに日光白根・皇海山

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 1時間ぐらいのんびり休んでいました。

 本当はもう少しのんびりしていようと思っていたのですが、だんだん混雑して来て、さらに遠くからも聞こえるような騒々しい団体が登って来たので下りることにしました。

 

 

  

   
  
下りの登山道は予想通り霜柱が融けてグチャグチャ、滑らないように気を付けて下ります。
   

  避難小屋からは山頂から見下ろして紅葉がきれいだった田代湿原へ向かいます。
   

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  初めは針葉樹林の中を下って行きますが、だんだんブナ林になり・・・

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   「田代湿原の手前からのブナ林の紅葉がすごかった!」
   
  

  「うわ~、すごい!」 「お~~、きれい!」 「すごいな~!」 「何だここは!」

  って感じの言葉しか出ないような紅葉でした。

    
    
     

     
    「田代湿原に寄り道して良かった~。」 

 

   
   

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  田代湿原へは近くまで車で入れるのですが、今回通行止めになっているのでハイカーの人たちも少なく静かです。

  人も少ないので木道に座り込んで、のんびりお湯を沸かしてカップ麺で昼食を取りました。

 

  
  田代湿原から元の登山道に戻るまで 「うわ~、すごい!」 って感じの紅葉は続きました。

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 元の武尊牧場から山頂への登山道に戻って来ると山頂から下山して来る登山者のピーク、続々と下って来ていました。

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  「この付近のブナはもう落葉している木も多いです。田代湿原より少しだけ標高が高いだけですが、尾根上で日当たりや風通しがよかったりで、紅葉の具合が全然違います。やっぱり紅葉のタイミングは難しいですね。」

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   「スキー場まで戻って来るとシラカバ林になりますが、落葉したシラカバ林の奥に紅葉した木があってきれいです。」

 日光白根山

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   スキー場の駐車場に14:10に戻りました。

  下山後「花咲の湯」に入ってから当初今日行くはずだった新潟の山へ向かいました。

 

 

 

 

 

  「田代湿原周辺のブナ林の紅葉はすごかった! まさに黄色の世界、日が当たっている場所では空気まで薄っすらと黄色っぽくなっている気がするほどでした。 」
   

  「山頂から見下ろして田代湿原周辺など上州武尊山の中腹や尾瀬の清水峠の斜面などがきれいに紅葉していて、田代湿原に寄って大正解でした。」

 

 山頂も秋晴れ快晴でほぼ無風、山頂でのんびりするのに最高のコンディションでした。

 上州武尊山は四方八方から上がって来る登山道が何本もあるし、山頂も狭いのでかなり混雑するだろうと思っていたのですが、1時間近くのんびりできて良かったです。

   
    
 

 今回急遽上州武尊山に決めたのですが大正解、 武尊山はいつ登っても展望は最高!   ここはまた行くと思います。次回は武尊高原キャンプ場から登ってみたいですね。

 

 

 

 

 

  武尊牧場スキー場(6:10)~上州武尊山(9:05~10:00)~田代湿原(12:00~12:30)~武尊牧場トップ(13:35)~駐車場(14:10)

 

 

高妻山~乙妻山

  高妻山から乙妻山へ行って来ました。

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 北ア・餓鬼岳を登ったあと白馬で温泉に入り夕食を食べ、 「中腹あたりの紅葉が良いころかな?」 と高妻山に移動、戸隠牧場の駐車場に入り車中泊しました。

  

  5時に起床、駐車場には10数台車が止まっています。朝飯を食べテルモスにコーヒーを入れて5:35に出発しました。

 
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  戸隠の紅葉はまだ色付き始めたばかりって感じです。

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  牧場の中を横切って登山口に入ります。

  まだ薄暗い中沢沿いを登って行くと鎖場のある滝の下に到着、ここで何とすでに20人以上の人が鎖場の順番待ちをしています。

  「参ったなぁ。」

  見ているとちょうど大人数のグループが登っているところだったので、「途中で登らせてもらえるかな?」と下まで行くと登らせてもらえました。 

  「すみませ~ん。 ありがとうございました~。」

  と、先に進みます。

 

 鎖場の上でもう1組を抜いて先頭に立ったみたいです。

 

  不動の避難小屋に6:50に到着、少し休んで先に進みます。

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   飯縄山

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  「不動避難小屋から上はけっこう紅葉しています。高妻山までの稜線が楽しみです。」

 

    高妻山

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   「紅葉してきましたよ~!」

 

 戸隠山~西岳

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   「戸隠山の紅葉はもうチョット、奥に槍穂が見えています。」

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  「紅葉は高妻山への稜線にある五地蔵山周辺が見ごろでした。」


 
高妻山

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    「高妻山山頂周辺は高い樹木がなく低灌木や草原が多いのですでに紅葉は終わっているようです。 葉っぱの落ちたダケカンバの白がきれいです。」

    北ア・鹿島槍~五龍~不帰

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    「後ろに昨日餓鬼岳では見えなかった剣も見えています。」

    焼山~火打~妙高

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    8:45に高妻山に到着。

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  「山頂は晴れて、大展望が広がっていました。昨日登った餓鬼岳と違い北ア北部もきれいに見えています。」

  戸隠、うしろに槍穂

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  北ア北部・鹿島槍~白馬岳~雪倉岳

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    八ヶ岳~南ア、八ヶ岳の左側に薄っすらと富士山

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    焼山~火打~妙高

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 「また雨飾から妙高へと縦走したいです。 前回は高谷池の紅葉が良い時期だったので、次回は樹林帯が紅葉する時期に歩きたいです。」

 

   乙妻山、雨飾山~焼山

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   少しだけ休んで乙妻山に向かいました。

 

    30分ほどで乙妻山に到着

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  「乙妻山山頂は高妻山と違い平らで木もないので展望抜群!、この後人もそれほど来そうにないので、ここでゆっくり休憩を取りました。」

  「風も弱く天気は最高!休憩日和です。 ただ今年は紅葉が遅いですね。ブナなどの樹林帯は来週あたりが良さそうです。」

    雨飾山

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   高妻山、左奥に八ヶ岳と南ア

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   槍穂

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    鹿島槍~五龍~不帰、後ろに立山、剣岳

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   少しあとから登って来た単独の人と話をしたりしながら1時間近く休憩しました。

  単独の人は初めは乙妻山までは来るつもりはなかったけど、僕が行っているのを見て来たそうです。

 

 1時間ほど休んで高妻山に戻ると山頂は大賑わい、しかもまだ続々と登って来ています。少し休んで写真を撮ってもらって下山です。

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    「やっぱり紅葉は五地蔵山の前後が一番色付いていました。ただもっと山全体が色付くのかなと思っていたんですけどね~。」

 

 不動避難小屋に12:25に戻って来ました。ここも10数人休憩しています。

 初めは戸隠山まで行って奥社と考えていたのですが、「蟻の戸渡り」など混雑していそうなので止めてここから下ることにしました。

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  「麓のブナ林の紅葉はまだまだです。」

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  13:30に駐車場に戻りました。

  戸隠中社にある「戸隠神告げ温泉」に行こうとしたのですが、中社付近から渋滞で諦め、飯縄高原の霊仙寺湖にある「むれ温泉 天狗の館」に入って帰りました。

 

 

 

 

 

 

 「予想通り昨日と違って北アや新潟方面もきれいに晴れて風も弱く良い秋山日和でした。ただ今年の紅葉は遅く、ブナなどの樹林帯の紅葉はまだこれからって感じで来週あたりが良さそうです。」

 「乙妻山は今回初めて行ったのですが、平らで木がないので展望は高妻山より良いです。高妻山山頂は木や岩があるので座ってゆっくり景色を眺められる場所があまりないですが、乙妻山は座ってゆっくり景色を眺められます。」

  「この付近の紅葉はいつ来てもきれいです。戸隠の山肌が紅葉する時にも来てみたいし、雨飾から妙高へもまた歩きたいです。」

  

 

  戸隠牧場駐車場(5:35)~不動避難小屋(6:50~7:00)~高妻山(8:45~8:55)~乙妻山(9:25~10:20)~高妻山(10:45~11:00)~不動避難小屋(12:25~12:35)~駐車場(13:30)

 

 

  

 

 

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北ア・餓鬼岳

 北ア・餓鬼岳に行って来ました。

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 餓鬼岳は今回初めて、本当は燕岳から入ってテント泊1泊で登りたかったのですが、燕岳周辺の紅葉はピークを越えているだろうと思い、せっかくの紅葉シーズンなので2日目は紅葉の良さそうな所へ行こうと今回は日帰りにしました。

 

 前日の夜白沢口の駐車場に入り車中泊、翌日5:45に出発しました。

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  登山道は初め沢沿いを登って行きます。

     魚止ノ滝

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  魚止ノ滝を超えると沢筋から離れ、嫌~な感じの足場の悪い急なガレ場を登って尾根上に出ます。

 

 大町市街方面

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 大凪山に8:10に到着

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  大凪山山頂は樹林帯の中でした。テルモスに入れてきたコーヒーだけ飲んで先に進みます。

 

 

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 「大凪山周辺は紅葉がきれいなんですが、コメツガなどの針葉樹林の中に紅葉した木が点在しているので、山肌が紅葉している感じはありません。」

 蓮華岳

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   「蓮華岳が見えて来ました。今日の気圧配置は少し冬型っぽいので予想通り北ア北部は雲が多いです。」


    
山頂が近づくと針葉樹林を抜けダケカンバの森になります。

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  「ダケカンバの紅葉はピークを越え散りかけていますが、樹皮の白と青空のコントラストがきれい!」

   
    富士山と南ア

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  餓鬼岳小屋が見えて来ました。

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    餓鬼岳小屋を通り越して山頂に向かい9:50に山頂に着きました。

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 「上空は青空! 予想通り北ア北部や妙高火打方面は雲の中です。北アは爺ヶ岳と立山が雲から出たり入ったりで、それより南側はきれいに晴れ、北側の剣岳や白馬方面は雲の中です。」

 「山頂はもちろん1人しかいません。風があるもののそれほど寒くなく薄いジャケット1枚で十分、テルモスのコーヒーを飲みながらボケ~と休憩をとりました。」

 燕岳と槍穂

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  「餓鬼岳と燕岳の稜線、魅力的です。やっぱりテント1泊で燕岳から来れば良かったなぁ。」

 

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  「やっぱり槍はカッコいい!」

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    針ノ木岳・蓮華岳

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    立山・針ノ木岳、手前は唐沢岳

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 「立山はたまに雲から顔を出すのですが、剣はずっと雲の中でした、残念。」

  「唐沢岳はむか~し多分3回ぐらい登ったことがあるのですが、全く覚えていません。次に餓鬼岳に来るときは餓鬼岳にテント泊して唐沢岳まで行って来たいです。」

 

     裏銀座、野口五郎岳~三ッ岳~烏帽子岳~南沢岳

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    八ヶ岳~富士山~南ア

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     南ア・富士山、手前は有明山

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      八ヶ岳・富士山

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   「結局1時間ほど山頂にいたけど1人っきりで、山頂と景色独り占めでした。最高~!」

 1時間ほどして小屋で昼食にしようと下り始めるとようやく登って来た人とすれ違いました。餓鬼岳小屋まで下ってカップ麺を食べ下山しました。

 

  白馬まで行き「倉下の湯」 に入り白馬定番の「グリンデル」でベーコンステーキを食べて明日登る登山口の駐車場に移動しました。

 

 

 

 

 

 

  餓鬼岳は今回初めて、初めは燕岳から登って餓鬼岳小屋でテント泊しようかとも思っていたのですが、今回は白沢口から日帰りにしました。

  山頂は予想通り北ア北部や妙高・火打など新潟方面は雲がかかっていたけど、それ以外は秋晴れの下、きれいに見えました。餓鬼岳は裏銀座の良い展望台です。

 

  ただ燕岳からの稜線を見ていたらやっぱり燕岳からテント泊で来れば良かったなぁと少し後悔しました。次回はテント泊で燕岳経由で来て唐沢岳を往復しようと思います。

  白沢口からの登山道は今にも石を落しそうな嫌~な感じのガレ場を1ヶ所登ります。特に下るときに下に人がいて欲しくないですね。

  餓鬼岳に登ったのは今回初めて、北アの主なピークで登っていないのはあと奥大日岳と霞沢岳です。どちらも以前から登りたいと思っている山です。
 霞沢岳は晴れて槍穂の見える時に、奥大日岳はやっぱり紅葉の時に登りたいですね。

 

 

  白沢登山口(5:45)~大凪山(8:10~8:20)~餓鬼岳(9:50~10:55)~餓鬼岳小屋(11:00~11:25)~白沢登山口(14:05)

 

 

 

 

 

 

 

白馬岳~栂海新道~日本海・・・3日目

                  1日目・・・猿倉~鑓温泉~白馬岳~雪倉岳避難小屋は「ココ」
                  2日目・・・雪倉岳避難小屋~栂海新道~栂海山荘は「ココ」

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   「3日目・・・栂海山荘~白鳥山~日本海」

 5時前に起床、外は満天の星空、しかも昨日のような雲もない。

 「あ~あ、この天気が昨日だったらなぁ。」

 「今日は最終日、日本海・海抜0mへの下りです。」

 

 

  朝飯を食べて足元が明るくなった5時半に出発しました。

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  昨日小屋の前でテント泊していた2人もほぼ同じ時間に出発です。後ろは高妻山と焼山?

 

 

 

  栂海山荘からの急な登山道を下ると見事なブナ林が広がっていました。

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  「ここのブナ林がすごかった!ちょうど朝日が当たって白い樹皮が輝いていたこともあってすごくきれい、思わず足が止まっちゃいました。」

 巨樹と言われるような巨木はないけど、大きな木がそろったすごいブナ林。「紅葉した時にきてみたいですね。」

  

    栂海山荘のあった犬ヶ岳

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   白鳥山、山頂に小屋が見えます。

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  そして白鳥山に7:35に着きました。

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 白鳥山まで来ると、「あ~、終わりは近いな」って感じです。

 

  ここで夜出発した女性3人組に追い付いちゃいました。白鳥山は今日唯一の展望ポイント、ここで少し休憩です。

    高妻山と焼山?

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    犬ヶ岳と朝日岳

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    日本海・ゴールはもう目の前

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  じつは白鳥山からはまだけっこう長いのですが、もう大きな登り返しがなくダラダラと下って行きます。

 

  尻高山に来るといきなり湿気が増しました。海が近づき海風が入って来ています。

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      「もうゴールの日本海は目の前です。」

 

 そして10:30に国道8号、日本海に着きました。

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   栂海新道のすごい所は海の目の前まで登山道なこと、一般的に海の近くの山でも海岸からいきなり登山道が始まる山はそうありません。最初はしばらく道路を歩いて登山道に入る場合がほとんど、なのに栂海新道は海の目の前まで登山道です。

   
 登山道を下っていきなり海に出る、「お~、出た~!」って感じでなかなか感動的です。

   そして0メートルに

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  2日前に白馬岳をスタートして標高差2932mを下り0mに到着です。

 

 

  ただこの後思わぬ悲劇と幸運が・・・

  1時間ほど国道を歩いて親不知駅に向かうのですが、駅まであと数百mという場所で電車が行っちゃいました。

 「ウワ~、これだと1時間以上待ちそう。」 

と思いながら駅に着くと何と2時間近くありません。

 「参ったなぁ、バスはないかな~?」 と思って駅の点検に来ていた工事の人に聞いてみると、

 「糸魚川駅ならこれから行くから、乗っけて行ってやるよ。」

 と駅まで乗せて行ってもらいました。

 「助かった~~。」 

 

  この後電車で白馬まで戻りました。

 

 

 

 

  栂海新道、やっぱり長かった。

 核心部の2日目が雲の中だったのは残念だったけど、それでも紅葉はすごかったし、楽しかった~。

 きっとここはまた歩きたくなるだろうなぁ。天気が続くなら針ノ木峠あたりから歩いてみたいし、そして日本海から白馬岳まで今回の逆コースを歩いて最後に鑓温泉か祖母谷温泉で長旅の汗を流すって言うのも良いなぁ。

 

 

 

 

 

 栂海山荘(5:30)~白鳥山(7:35~8:00)~坂田峠(8:55)~日本海(10:30)

 

 

 

白馬岳~栂海新道~日本海・・・・2日目

                  1日目・・・猿倉~鑓温泉~白馬岳~雪倉避難小屋は「ココ」

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  「2日目・・・雪倉避難小屋~朝日岳~栂海新道~栂海山荘(泊)」

 

  4時半に起床、

  「さあ、今日は栂海新道を歩きます。外は満天の星空、紅葉の具合も良さそうだし期待が膨らみます。」

 

 足元が見えるようになった5時半に出発しました。雪倉岳に登る途中で日の出が見れそうです。

 「ただ気になるのが避難小屋のすぐ下にビッシリ広がった雲海、このままだと栂海新道は雲の下、太陽が登って雲海がなくなってくれれば良いんですが・・・。」

      
   

  
 「登っている途中、10匹ぐらいの雷鳥を発見、すっかり冬毛になり真っ白です。 まだ薄暗く少し離れているので、白くなければ見つけられなかったと思います。
      
    

 

 雪倉岳山頂に到着、雲海が広がっているのできれいな日の出は見れそうにありません。とりあえず山肌に日が当たるのを待ちます。

    白馬岳

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   立山・剣岳

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    東側は雲海がビッシリです。

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    日が当たって来ました。

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    影雪倉

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     朝日岳

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    「このままだと栂海新道は雲の中、雲が取れてくれないかなぁ。」

 

    朝日岳

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          「お。朝日岳方面の雲がなくなって来ました、一気にテンションアップ。 このまま栂海新道の雲もなくなってくれると良いんですが・・・。」

 

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 「赤男山の西側の巻き道周辺はかなり紅葉しています。 前回来た時もここから紅葉がすごかったので、雲もなくなり日が当たっているので今回も期待大です。」

  

 

 

  でも結局雲の中でした・・・。 

 

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   「ただ雲の中でも色鮮やか!紅葉の中を進んで行きます。晴れていたらどんなにすごかったか・・・。」 

 

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  「ただ雲はそれほど厚くないので、たまに日が射します。 すると 「お~!」 と言う感じで思わず足が止まってしまうほど色鮮やか、やっぱり晴れて欲しかった。」

 朝日岳と朝日小屋への分岐

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  「今回で朝日岳と白馬岳間は4回目、ただ朝日小屋には行ったことがありません。次回は朝日小屋でテント泊してみたいです。」

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  「紅葉の中登って行くと青空が見えて来ました。山頂は雲の上みたいです。」  

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  「お~山頂は雲の上、青空です!」

  朝日岳に8:30に着きました。

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  「とりあえず上空は青空が見えていました、良かった~。  ただ他見えていたのは白馬岳と富山湾方面だけでした。」

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   富山湾、目指す日本海!

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  ちょうど朝日小屋から登って来た人の話だと栂海小屋に10数人向かったとのことでした。

 

 

 

  山頂で休憩した後、栂海新道に向かいます。ただ残念ながら少し下ると雲の中に入ってしまいました。

    吹上のコル

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  「ここから栂海新道です。」

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  栂海新道は黒岩山までは尾根と言うより広い斜面の中に点在する草原と湿原を縫うように進んで行きます。

 

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  「草原と湿原と紅葉の中を縫うように進んで行きます。それにしても晴れていればもっと鮮やかなんですけどね~。」

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  「ただ雲がそれほど厚くないので、たまに青空が見え日が射します。日が射すと一気に紅葉が鮮やかになり、思わず 「すごいなぁ」 と足が止まってしまいます。」
   

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  黒岩山

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  「黒岩山からは今までの地形とは一転、両側の切れ落ちた稜線らしい稜線歩きになります。ただ今回は雲の中です。」

 

 

  サワガニ山

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  サワガニ山で雲が取れそうだったので30分ほど休憩しました。

 

   犬ヶ岳

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  「犬ヶ岳、平らな山頂の右側の一段下に栂海山荘があります。」

 

 
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  「この付近も晴れていれば紅葉がきれいなんですがね~。」

 犬ヶ岳山頂に13:20に到着

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  そして13:35に栂海山荘に着きました。

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  山荘には初めに到着、とりあえず窓の大きい一番明るい部屋に寝床を設置、ここはそれほど広くないので後から来る6~7人の団体2組は入れないので静かですぐ寝られそうです。

 

 
     
明日登る白鳥山

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  夕方まで小屋の中のテーブルでコーヒーとワインを飲みながら本を読んですごし、夕方からは女性3人パーティと話しながら夕飯を食べ7時前には寝ちゃいました。

 

 

 

 

 

 栂海新道、残念ながら雲の中だったけど、それでもやっぱり紅葉はすごかった!  ここは長くてたいへんだけど、また晴れた紅葉の時に来たいです。
  
 

  次はもっと晴れが続くなら針ノ木あたりからか、日本海から登りかな? 蓮華温泉からも良いなぁ。

 

 

 

 雪倉岳避難小屋(5:30)~朝日岳(8:30~8:50)~黒岩岳(10:45~11:00)~サワガニ山(11:45~12:15)~犬ヶ岳(13:20~13:30)~栂海山荘(13:35)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白馬岳~栂海新道~日本海・・・・1日目

  白馬岳から栂海新道を歩き日本海まで行って来ました。

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   5年前に行って超気に入った秋の栂海新道にまた行って来ました。前回は猿倉から大雪渓を登って行ったのですが今回は鑓温泉経由で登ります。

 

  「1日目・・・・猿倉~鑓温泉~白馬岳~雪倉避難小屋(泊)」

 

 前日は白馬の定宿「八方第五駐車場」で車中泊、朝猿倉へ向かう人と乗り合わせてタクシーで猿倉に入り、6:15に歩き始めました。

 快晴の青空の下、まずは鑓温泉に向かいます。

   猿倉の鑓温泉への登山口

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  猿倉周辺の紅葉はまだまだです。

 

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  小日向ノコル付近はかなり紅葉していました。そしてやっぱり紅葉は青空が映えますね。

 

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   白馬鑓ヶ岳・杓子岳

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    唐松岳と八方尾根

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  鑓温泉から流れる湯の滝、鑓温泉はすでに営業終了で建物は解体されていました。

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  鑓温泉に8:55に着きました。

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  早速朝風呂 

 「う~~、気持ち良い~! これでビールがあれば文句ないんだけど、小屋閉めしているので買えません。ビールは山頂まで我慢です(笑)。」

 

 「青空の下、温泉周辺の紅葉はまだこれからだけど、遠くには焼山・火打・妙高・高妻・戸隠がきれいに見えています。最高~!」

 

  天狗山荘でテント泊して下って来た人と30分ぐらい入っていました。

 

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  温泉に入ったあと稜線に向かいます。温泉の上の鎖場の上が紅葉が良さそうなので楽しみです。

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  木々は真っ赤に色付いているけど、木の本数が少ないのでそれほどすごくはありません。先日の鹿島槍の方が全然きれいでした。

 

   そして稜線に到着

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   八方尾根

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  今日八方尾根ではパラグライダーのレースが開催されています。あんまり上がっていませんがスタートしたようです。

  ちょうど12:00に白馬鑓山頂に着きました。

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  快晴!、空も青く秋の空です。ただ残念なのが、北アや妙高・火打ぐらいまではきれいに見えていますが、それより遠くは雲が多く見えません。

  風も弱くジャケットなしでも平気、ここで昼食を食べながら休憩をとりました。

     
    立山剣

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  天狗山荘と五竜・先日登った鹿島槍、遠くに槍穂

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  白馬岳

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   白馬岳に向かいます。白馬鑓から白馬岳への稜線は鹿島槍のように低灌木がないので紅葉はありません。

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  初めの予定では白馬岳でテント泊だったのですが、天気も良いし時間もあるので雪倉岳避難小屋まで行くことにしました。

  小屋でビールと水を補給してまず山頂を目指します。

 

   ただこのころから西側から急激に雲が上がって来ました。

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   「立山はすでに雲の中、剣も隠れそうです。」

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  白馬岳山頂に14:10に着きました。

 

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  「白馬岳 2932m、さあここから日本海0mへスタートです。 栂海新道は朝日岳からですが、やっぱり白馬岳からが下って行くのがですね。」

 

  時間が時間なので山頂には誰もいません。気温も低くなって来たので15分ほど休んで先に進みます。

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   雪倉岳・朝日岳

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  三国境

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  「稜線のすぐ下まで雲が押し寄せて来ました。雪倉避難小屋も今にも雲の中になりそうです。日没は見れそうにないかも?」

 
 
 白馬岳

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  雪倉岳と避難小屋

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   雨飾・焼山・火打・妙高

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   「先ほどより雲が少し下がってくれました。何とか日没は見れそうです。」

 15:45に避難小屋に到着しました。

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  そして

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 「まずは白馬岳と明日の晴れを祈ってビールで乾杯!」

 良く見ると東側に100mほど下った沢に水が流れているみたいで、山頂から背負って来る必要もなかったみたいです。
 

 

 今夜避難小屋は後から来た2人組だけで3人です。

  そして

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  残念ながら日没は雲があっていまいち、日没後夕食を食べて7時前には寝ちゃいました。

 

 

 

 

  「5年前に歩いて超気に入った紅葉の栂海新道、またあのすごい紅葉を見ようと再び行って来ました。 前回は大雪渓を登って行ったのですが、今回は紅葉した鑓温泉に入ってから日本海を目指そうと鑓温泉経由です。」 

  「残念ながら今年は紅葉が遅く鑓温泉周辺は少し早かったです。ただ今日は朝から快晴の秋晴れ、特に午前中は風もなく最高の秋山日和でした。」

  「紅葉の時期に白馬岳には何度か登っているのですが、白馬岳周辺の紅葉はそれほどすごくはありません。ただ明日の雪倉岳から先の紅葉はすごいです。明日も天気が良く、今日のような雲海が出来ていなければ良いんですが・・・。」

 

 

 

 

 

  猿倉(6:15)~鑓温泉(8:55~9:45)~白馬鑓(12:00~12:30)~白馬岳(14:10~14:25)~雪倉避難小屋(15:45)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鹿島槍ヶ岳

  紅葉の鹿島槍ヶ岳に行って来ました。

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  待ちに待った紅葉シーズンの連休、休みを取って東北遠征を考えていたのですが、東北はどうも天気が良くありません。
  前日の夕方まで天気予報をとにらめっこしながらいろいろ考えて北アにしました。

 
  
  
 
 

 初めは1泊で針ノ木雪渓から鹿島槍へと行きたかったのですが、夕方から明日AMにかけて崩れるようなので日帰りにしました。

 

  
  夜柏原新道の登山口の駐車場に着き車中泊、5時過ぎに起きて5時半に出発しました。

 連休なのですでにたくさんの人が登りはじめています。山頂が雲に覆われる前に登りたいのでグイグイ登って行きます。

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  朝、空は高曇りですが青空も見えていました。そして稜線の下はかなり色付いていて期待が高まります。

 

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    「色付いて来ましたよ。」

 

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    「来た~!」

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 「稜線直下はこんな感じ。」

 

  
  
7:15に種池山荘に着きました。

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  「稜線直下は紅葉真っ盛り!、ただ雲もすぐ下に迫っています。」

 

 

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  「種池山荘周辺は紅葉真っ盛り! 紅葉と種池山荘のオレンジ、そして剣岳のコントラストが最高!」

 

 

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    鹿島槍ヶ岳

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    富士山と八ヶ岳

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 爺ヶ岳南峰

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  雲が冷池山荘に迫って来ています。

 

 

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  「この紅葉の稜線堪りません、最高~!  口元が緩みっぱなし、笑いが止まりません。」

 

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 そして鹿島槍ヶ岳山頂に9:35に着きました。

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 幸い雲がかかる前に山頂に着きました。風が少し冷たいですが快適です。山頂でゆっくり休憩です。

 


  薬師岳~赤牛・水晶・鷲羽・野口五郎・槍穂

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  五竜・白馬方面

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    「次は裏剣の仙人池や池ノ平からの紅葉がみたいですね。」

 

  まだ山頂は数人だけで静かです。1時間ほど山頂で景色を眺めていました。

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  爺ヶ岳付近まで戻って来ると続々と登って来ます。

 

 
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  爺ヶ岳中峰付近でのライチョウ、冬毛に変わり始めていました。

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  初めは種池山荘で休憩しようかと思っていたのですが、今日宿泊する人で小屋の前は大混雑・満員御礼状態なので、そのまま通過しました。

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  「何だか朝より色が鮮やかになっているような・・・。」

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  「紅葉とシラカバのコントラストがきれい!」

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  「柏原新道の上部はまさに紅葉真っ盛り!、 「すごいなぁ」、「きれいだなぁ」 しかでません。」

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 「これで晴れていたらどんなに色鮮やかなんだろう?」

 

 柏原新道上部の紅葉のトンネルを通りすぎて14:20に登山口に戻り、「大町温泉郷 薬師の湯」に入り、次の目的地白馬に移動しました。

 

 

 

  以前から見たいと思っていた柏原新道と種池山荘付近の紅葉、まさにドンピシャ!、「きれいだなぁ」と「すごいなぁ」しかでないようなすごい紅葉でした。 

 これで晴れて青空だったらどんなにすごかったでしょうか? いつか晴れたときにまた来たいですね。

 稜線に出たときに雲がすでに冷池山荘まで上がって来ていたので、山頂の展望はダメかな?と思ったのですが、雲がそれよりなかなか上がらず助かりました。

 

 今回の紅葉シーズンはずっと東北を狙っていました。 ただ天気が・・・、東北はまた来年に持越しです。

 

 

 

 

 

 柏原新道登山口(5:30)~種池山荘(7:15~7:25)~鹿島槍ヶ岳(9:35~10:30)~爺ヶ岳中峰(12:05~12:20)~登山口(14:20)

 

  

 

 

 

 








 

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