奥多摩三山
この時期毎年恒例の奥多摩三山に行ってきました。
払沢ノ滝の駐車場に着いた時の気温はー3度、6時半に出発していつもの急な林道・登山道を登ってつづら岩から馬頭刈尾根に出て大岳山に向かいます。
大岳山に8:20着
「天気は冬晴れの快晴!、富士山がバッチリ見えていました。 いつ見ても雪が被った富士山は絵になりますね~。」
風が強いかなと思っていたのですが予想外にほぼ無風、山頂は誰もいませんでした。
ここで「あれ?」と思ったのが、山頂の南側の木が切られて富士山や丹沢方面の展望がすごく良くなっていました。 (写真の大岳山の標識の右側の藪の中の3つの白い○は切られた木の幹です。)
ここは国立公園でかってに木を切ってはいけない場所、時々山頂などで展望を良くするために不法に木が切られてしまう事がありますが、ついにここもかって感じです。
次の御前山は木で富士山方面は見えないし、風もないので少し休もうかなと思っていたのですが、何か気分が悪いので大福だけ食べて出発しました。
御前山に10:00着
御前山山頂
10日ほど前に降った雪は、予想通り奥多摩周遊道路の月夜見第2駐車場までは北側斜面にはしっかり残っているものの、登山道にはほんの少しだけしか残っていませんでした。
ただこの時期の登山道で楽しみな「サクサク」と言う落ち葉は、先日の雪でやわらかくなってしまい、なくなっていたのでチョット残念でした。
北側斜面に登山道のある風張峠から鞘口峠までは雪がかなり残っていました。
風張峠から鞘口峠の間は、雪がけっこう残っていました。
12:10三頭山に着
三頭山山頂
さすが人気の三頭山、山頂はほど無風で10数人の登山者が休んでいました。
またこの時期の山頂はいつも霜柱が融けてグチャグチャなんですが、今回は比較的乾いていました。
山頂から三頭大滝への沢筋の登山道は完全に雪、と言うよりも踏み固められて凍ってました。
滑らないように慎重に下って都民の森へ、そのあと浅間尾根を一気に下って払沢ノ滝の駐車場に戻り、帰りに「ちとせ屋」で豆乳を2杯一気飲みして、「ざる豆腐」と「うの花ドーナツ」を買って「瀬音の湯」に入って帰りました。
冬晴れ快晴の奥多摩、南アは雲が被って見えなかったですが、雪化粧した富士山はバッチリ見え、東京スカイツリーもきれいに見えていました。
奥多摩の冬は葉っぱが落ちて展望も良くなるし、空気が澄んで遠くの山々が見えるようになるし、やっぱり奥多摩は冬が良いですね。
大岳山の伐採はやっぱり不法のようです。伐採されたのは10本ぐらいで切り株がまだ白かったので最近のようです。
時々展望を良くするための不法伐採がありますが、切る人は「展望も良くなって登山者は喜ぶし、迷惑なんて誰にもかからない」と気軽に切るんでしょうが、やめて欲しいですね。
今週末の連休は強い冬型、山は荒れそうですね、今週末どこ行こうかな~?
払沢ノ滝(6:25)~つづら岩~大岳山(8:20~8:30)~御前山(10:00~10:10)~三頭山(12:10~12:30)~浅間尾根~払沢ノ滝(15:40)
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コメント
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不法伐採、残念ですねぇ。
自然の中なんですから、木の葉の落ちた梢越しに眺める富士山も、また風情あってヨシ、と思うんですけどね。
奥多摩にも雪が積もって、澄んだ空気越しの展望もスッキリキレイで。
なんだか、あっという間にまた冬がきちゃったな~、という感じです(^^;
投稿: まきchin | 2011年12月21日 (水) 00時58分
まきchinさん
コメントありがとうございます。
不法伐採は時々ありますよね、止めて欲しいです。切っている人は「展望は良くなって登山者は喜ぶし、誰にも迷惑はかからない。」と内心は誇らしげにコソコソと切っているんでしょうね。
ここ数年は奥多摩など南関東の山の積雪は1月中旬だったので、それまではMTBでしっかり遊ぼうと思っていたので、正直焦ってます。
とりあえず年末までは関東は晴れて欲しいです。
投稿: IK | 2011年12月21日 (水) 07時17分