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2011年9月

北ア・黒部五郎岳~笠ヶ岳・・・3日目

                     1日目・・・新穂高温泉~双六岳~黒部五郎小舎はココ
                    2日目・・・黒部五郎小舎~黒部五郎岳~双六小屋はココ

 

 「3日目・・・双六小屋~笠ヶ岳~新穂高温泉」

 
 
4時過ぎに起床、昨日より冷え込みが弱かったようでテントは凍っていませんでした。

 暗いうちに朝飯を食べライトがいらなくなるとすぐテントを撤収して5:35に出発しました。

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  鷲羽岳と双六のテント場

 

 

 

 

  

    

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   もうじき日の出です。

 

 

 

 

  

 

 

 

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  北鎌の独標の左から出ました

 

 

 

    

   

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  鷲羽岳

 

 

  

    

 

    

 

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  白山

 

 

 

 

 

       

 

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  焼岳・乗鞍岳・木曽御嶽

 

 

 

     

  

 

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  森林限界上の気持ちの良い稜線が続きます。 

 

 

 

 

 

 

 

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  鏡平山荘と穂高

  

  「鏡平山荘で槍穂を見ながらカキ氷が食べたかった!」

 

 

 

 

 

 

    

 


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  抜戸岳

 

 

 

 

 

 

 

 

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 槍穂~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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  薬師岳・黒部五郎岳

 

 

 

 

 

 

 

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  笠ヶ岳

 

 秩父平から笠ヶ岳までも気持ちの良い稜線が続きます。

  

 

   抜戸岳の笠新道の分岐に荷物を置いて笠ヶ岳を往復します。  

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  笠ヶ岳

 

 

 

 

 

  
   

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  荷揚げヘリ

 

 

 

 

 

 

 

 

   9:20に笠ヶ岳山頂に着きました。  

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  笠ヶ岳山頂

 

 

 

 

  「笠ヶ岳山頂は快晴!」

  「笠ヶ岳から北ア北部は朝からずっと快晴です。ただ南側の焼岳・乗鞍岳はもうじき雲に覆われそう、槍穂も上空に雲が出てきました。」

 
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 槍穂~

 

  このころから北アは南から上空には雲が出てきました。

 

 

 

 

  

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  剣・立山

 

  手前の小屋は雲ノ平

 

 

 

 

 

 

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  野口五郎岳・水晶岳・双六岳  

 

 

 

 

 

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 焼岳・乗鞍岳

 
 乗鞍岳はもうじき雲の中になりそうです。

 

 

 

 

 

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  火打岳・焼山

 

 

 

 

 

 

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  水晶岳・赤牛岳

 「2週間前に歩いて強烈な印象だった読売新道に目が行っちゃいます。」

 

 

 

    
   

 

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  薬師岳・黒部五郎岳

 

 

 

 

 

 

 

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   槍・小槍

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  笠ヶ岳山頂は誰もいませんでした。

 「天気予報はあと数日間晴れ、帰りたくないなぁ~。  そう言えば昨日双六岳からキャンプ場までいっしょだった人は、会社に電話して1日さぼるって言ってたなぁ。良いなぁ~。」

  などアホなこと考えながら30分ほどボケ~と休んでいました。

 
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  ここで稜線とお別れ!

 「下りたくな~い!」

 

 

 

 

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  一気に雲が下がってきました。もうじき槍穂も雲の中になりそうです。

 

 

 

 

 

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 杓子平

 

 

 

 

 

 

 

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  抜戸岳

   

 

 

 

 

 

 

   下り始めてすぐ上空は雲に覆われてしまいました。後は新穂高温泉まで1,700m下るだけです。

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  笠新道の登山口

 

 

 

  

  

  
  
新穂高温泉に13:25に着きました。バスターミナルに着いた時に近くにいた人が鍋平の駐車場までタクシーで行くと言うのを聞き、いっしょにタクシーで駐車場に戻りました。

 

 

 

 

  朝から笠ヶ岳山頂までは快晴でした。

 双六小屋から笠ヶ岳までの稜線もなだらかな気持ちの良い稜線で、また歩きたい稜線です。次は表銀座からとか蝶ヶ岳からかな。

    
   

  今回初日は雲の中でしたが2日目は1日中快晴・3日目も稜線上はほぼ快晴でした。 
 
 2週間前の北アは夏山の気温だったのですが、今回はアラレは降るは氷は張るはで完全な秋山の気温でした。
 昼間日が照っていればまさに登山日和、ただテント場で日が陰れば一気に気温が下がりテントの中に入らないとダメな感じでした。
 それで食事が終わった後、日没を見るタイミングを外しました。(笑

   
  

 ここ数年9月に北アに来ているのですが9月の北ア最高、超お気に入りです。 また来年も9月に北アに来そうです。

 

 

  当初南ア白峰南嶺に行くつもりでした。白峰南嶺は2年続けての中止です。来年こそ歩きたいです。

 ただそこら中で大規模な崩落が起きている南アの山肌を見ると、台風や大雨が降るとこれからも林道はあちこちで崩れて通行止めになるでしょうね。せめて長期間通行止めになることがないことを願うだけです。
 

  

 

 

 

 

 

  双六小屋(5:35)~抜戸岳(8:05~8:15)~笠新道分岐(8:20)~笠ヶ岳(9:20~9:50)~分岐(10:35~10:45)~林道(12:45)~新穂岳温泉(13:25)

 

 

 

 

北ア・黒部五郎岳~笠ヶ岳・・・2日目

                      1日目・新穂高温泉~黒部五郎小舎はココ

 

 「2日目・・・黒部五郎小舎~黒部五郎岳往復~双六岳~双六小屋(テント泊)」

 

 
 5時、首筋が寒くて目が覚めました。テント内を結露させたくなかったので、入口をメッシュにして寝ていました。
 結露はしなかったのですが、フライシートがバリバリに凍ってました。

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  フライシートがバリバリに凍ってました。

 

 

 

  

  「天気は雲一つない快晴です。」

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 日が当たり始めました黒部五郎岳のカール

 

 

 

 

 

  

 

  まず快晴の下、お気に入りの黒部五郎岳をカメラと水だけ持って往復します。

  テントが乾くように入口をメッシュにして6時に出発しました。

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  黒部五郎岳とカール

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

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 「ここはいつ来ても良いですね、水もあるしできればテントを張ってキャンプしたいです。」

 

 

 

 

 

 

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  昨日朝しか見れなかった槍穂が見えてきました。

 

 

 

 

  

 

 

   そして7:30に黒部五郎岳山頂に着きました。

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 黒部五郎岳山頂

 

 

 

 

 

  「山頂はまさに快晴! 北アルプスには雲1つありません。」

 

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  大好きな黒部五郎岳から北ノ俣岳・太郎小屋に続く稜線

 

  「今回薬師岳まで縦走して折立に下り電車とバスで新穂高に戻ろうかとも考えていました。」

      

 

 
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 薬師岳・剣・立山

 

 

 

  

 

 

 

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 剣・立山・白馬方面

 

 

 

 

  

 

   

 

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 2週間前に歩いた赤牛・水晶岳の読売新道

 

 

 

 

 

   

 

    
       

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 槍穂~

 

 

 

 

 

  

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 笠ヶ岳・乗鞍岳・木曽御嶽

 

 

  

 

 

 

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 白山

 

 

 

  

 

 

  「やっぱり黒部五郎岳は良いですね~、次は太郎平小屋への縦走を組み合わせて紅葉の時に歩いて見たいです。」

 
  
太郎平小屋を3時に出たという人と30分ほど景色を見ながら休憩して、帰りは稜線コースで小屋に戻ります。

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 黒部五郎岳とカール

 

 

 

 

  

 

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  水晶岳・赤牛岳

 

 

 

  

 

 

  テント場に9:00に戻ってみると朝凍っていたフライシートもすっかり乾いていました。荷物を撤収して9:40に三俣蓮華に向けて出発しました。

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   三俣蓮華岳に11:00着、さすがに10人ぐらい人がいてにぎやかです。

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  三俣蓮華岳山頂

 

 

 

 

 

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  水晶岳・赤牛岳

 

  「山が好き 酒が好き」のTシャツ、今度白馬に行った時に買うか(笑)

 

 

  

       

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 鷲羽岳と三俣山荘

 

 「三俣山荘のテント場はまた泊まりたいなぁ」

 

 

 

 

 

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 槍ヶ岳・大天井岳・硫黄尾根

     

 「来年は久しぶりに北鎌でも行くかな。」

 

 

 

      

 

 

  

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 槍穂~

 

 

 

 

    

 

 

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  双六岳・笠ヶ岳

 

 

 

 

  

 

  30分ほど休憩して出発、双六岳に12:15に着きました。

 
  三俣蓮華山頂で話をした今日双六小屋でテント泊と言う単独の男性と再び会い
「このままだと早く着き過ぎちゃいますね~。」 と山頂に座り込んで1時間話し込んでしまいました。
 山頂に着いてすぐ話し始めたので写真を撮るのを忘れてました。(笑)

 
  そして昨日雲で見ることのできなかったこの場所に

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   「このま~るい地平線のような先に見える槍穂、良いですね~。」

   「昨日見れなかったので今日晴れて良かった。」

    

  そして双六小屋に14:10に着きました。

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  テント場はすでにたくさんのテントが張られていました。

 

 

 

 

 

  テントを張って昨日は寒くて飲めなかったビールを

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  やっぱ山で飲むビールは美味い!

 

 

 

 

 

  ビールを飲んだあと双六岳でいっしょになった人とテント場で日が陰るまで話をして夕方まで過ごしました。
 夕方テント場が日が陰ると一気に寒くなったのでテントに入り夕飯を食べ6時過ぎには寝ちゃいました。

 

 

 

 

 

  「いや~今日はまさに秋晴れの快晴! 朝から夕方まで北アルプスにはほとんど雲が出来ませんでした。 最高~!」

  お気に入りの黒部五郎岳、双六岳からの槍穂、最高のコンディションで見ることが出来ました。
   
 
秋晴れで人出も黒部五郎岳以外はどこも大賑わい、南アが台風であちこちで通行止めになった影響もあったんでしょうね。


 時間的にも余裕があったので山頂に着くたびにのんびり休憩しての1日、また双六岳でいっしょになった単独の男性と夕方まで話をして過ごし楽しかったです。

 

  稜線はもう少し色付いているかと思っていたのですが、予想外に進んでいませんでした。2年前の9月後半に後立山連峰を縦走した時の方が色付いていました。今年の紅葉は遅いんですかね?

 

 

 

 

  黒部五郎小舎(6:00)~黒部五郎岳(7:30~8:00)~黒部五郎小舎(9:00~9:40)~三俣蓮華岳(11:00~11:30)~双六岳(12:15~13:30)~双六小屋(14:10) 

北ア・黒部五郎岳~笠ヶ岳・・・1日目

 北ア・新穂高温泉から黒部五郎岳・笠ヶ岳に行ってきました。

 
 当初は昨年の9月に天気が悪くて行けなかった南ア・白峰南嶺に行くつもりでした。
 3連休天気もバッチリ晴れマーク 「よ~し行くぞ~!」 と行く気満々だったのですが、何と台風でスーパー林道が通行止め 、白峰南嶺は2年続けて中止になってしまいました。
    
 通行止めがわかったのが前日の午後、その後仕事をしながらずっと 「どこ行こうかなぁ?」 と考えて最終的に決まったのは諏訪PAでした。(笑)

 

 「1日目・・・新穂高温泉~双六小屋~双六岳~黒部五郎小舎(テント泊)」

 みどり湖PAで仮眠を取って新穂高温泉に5時前に着いたのですが、すでに駐車場は満車、少し戻って林道を上がった鍋平の駐車場に止め駐車場を5時半に出発しました。

  登山道に入って数珠繋ぎの中を歩きたくなかったので、林道は休まずに歩き登山道に入りました。

 
  「青空!、槍穂が見えてきました。」

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  焼岳

 

 

 

 

 

 

 

 
  
2週間ほど前に北アを歩いた時は稜線で半袖で汗を掻きながら歩いたのですが、予想通り完全に秋山、立ち止まると肌寒いほどです。

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  笹の葉っぱが凍ってました。

 

 

 

 

 

 

 

  ただ青空だったのは朝だけ、鏡平が近づいてくると雲に覆われ始めてしまいました。 

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  鏡平山荘

 「残念ながら槍穂は雲の中です。」

 

 

 

 

 

 

  
 
「鏡平に着いたら槍穂を見ながらカキ氷だ!」 と思っていたのですが寒くてとても食べる気になりませんでした。 
   

  少し休んで双六小屋を目指しましたが、双六小屋の手前までほとんど雲の中。

 
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 双六小屋と鷲羽岳

 

 

 

 

 

 

 

  

  双六小屋に10:45に到着、鷲羽岳は見えていました。このまま晴れ間が広がって来てくれれば良いんですが・・・。

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  鷲羽岳

 

 

 

  

 

 少し休んで双六岳を目指します。

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  「晴れていればこの先に槍穂が見えるんですが・・・、明日に期待します。」

 

      

  

 

    

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   双六岳山頂

 「青空が見えていますが、周りは雲ばかりで山は見えません。」

 

 

 

 

 

 

   
  
三俣蓮華岳に13:05に着きました。

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 三俣蓮華岳山頂

 

 

 

 

 

 

 

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 薬師岳

 

 

 

 

  

 

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   黒部五郎岳と北ノ俣岳

 

 

 

 

 

 


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  水晶岳

 

 

 

 

 

  

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  鷲羽岳と三俣山荘

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

  「三俣蓮華岳、今日一番の展望でした。」

 
 
20分ほど休んで出発、
黒部五郎小舎に14:20着きました。

 いつもなら小屋の前のベンチに座ってのんびりビールなんですが、寒くてビールなんて飲む気になれず、すぐテントに入って持ってきた日本酒を熱燗にしてテントの中でのんびりしていました。

 「飲んでいると何と雨じゃなくアラレが降ってきました。寒いはずです。」

  
  1時間チョット昼寝をして5時ごろ起きると雲がなくなり青空が広がっていました。

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  薬師岳と黒部五郎小舎

 
 「やっと青空が見えました。」

 

 

 

 

 

 

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  テント場と笠ヶ岳

 

 

 

 

 

 

 

  明日はお気に入りの黒部五郎岳に登る日、晴れるのを願って夕飯を食べて6時過ぎには寝ちゃいました。

 

 

  

  ほんの2週間前の北アルプスでは半袖で汗を掻きながら歩いた夏山だったのですが、今回は完全に秋山でした。

 この季節なら凍っていたり霜柱などは普通ですが、いきなりアラレにはビックリでした。ただアラレだとテントが濡れないのでその点は助かりました。

 
  スーパー林道が通行止めになったので、北アに流れて来たのでしょうか?、新穂高温泉の駐車場があの時間で満車になるとは思っていませんでした。
 ただ黒部五郎小舎まで来る人は少なかったようで小屋もテント場も空いていて良かったです。
     

 明日はお気に入りの黒部五郎岳、そして今日天気の良くなかった双六岳や三俣蓮華にもまた登るので、明日の天気に期待です。
 

 

 

 

 新穂高温泉鍋平駐車場(5:30)~鏡平山荘(9:00~9:15)~双六小屋(10:45~11:05)~双六岳(12:00~12:10)~三俣蓮華岳(13:05~13:25)~黒部五郎小舎(14:20)

 

北ア・読売新道~裏銀座コース・・・4日目

                        1日目(黒部ダム~奥黒部ヒュッテはココ
               2日目(奥黒部ヒュッテ~水晶岳~鷲羽岳~三俣蓮華小屋はココ
               3日目(三俣蓮華小屋~鷲羽岳~烏帽子小屋はココ

 
 「4日目・・・・烏帽子小屋~船窪乗越~針ノ木峠~扇沢」

 
  
4時に起きて5時15分に出発しました。

 今日は下山日、ただ北アルプス周辺は雲一つない快晴で 「下山したくな~い!」 ってぐらい良い天気です。

 まずは烏帽子岳を目指しますが、烏帽子小屋から登山道は樹林帯が多くなり展望は悪くなります。

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 浅間山の左に日の出

 

 

 

 

 

 

 

 
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   朝日に輝く烏帽子岳

 

 

 

 

     

 

 

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     烏帽子岳山頂

 

 

 

 

 

 

 

 

      
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   水晶岳、赤牛岳

 

   「赤牛岳はどこから見ても大きく目立ちます。」

 

 

 

 

     

 

 

 

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   赤牛岳、薬師岳

 

 

 

 

 

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 南沢岳、不動岳

 

 

 

 

 

 

 

 

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 南沢岳から立山・剣

 

 

 

 

 

 

 


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 後立山連峰

 

 

 

 

 

 

 

 

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 高瀬ダムと槍ヶ岳

 

 

 

 

  

 

  展望の良い南沢岳を過ぎると登山道はほとんど樹林帯の中になります。不動岳・船窪岳と過ぎて船窪乗越に10:00に着きました。ここから針ノ木谷に350m下ります。

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  針ノ木谷

 

 

 

 

 

   針ノ木谷に着いて水をガブガブ飲みながら昼食を食べ、腕や首筋、頭に水をかけてクールダウン、針ノ木峠への700mの登りに備えて休憩です。

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 針ノ木峠ははるか上です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  前半は沢筋を登って行くのでバンダナを濡らして首に巻きながら登れたので気持ち良く登れたのですが、水がなくなった後半は暑くて参りました。

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 針ノ木小屋まであと少しです。

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

   そして13:10に針ノ木峠に到着

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  針ノ木小屋

  

 

 

 

 

  

  「小屋横のテーブルで生ビールを飲む人たちを横目にCCレモンで休憩、でもそのCCレモンが美味しかった~!」

 
 
ベンチに座って9日前に親不知を出発して焼岳まで行くと言う人と話をしながら休憩を取り扇沢に下りました。

 

 

  

 今日は朝から 「下山したくな~い!」 と思うような雲一つない晴れ、北アルプスはバッチリ見えていました。

 針ノ木谷から針ノ木峠までの登りは予想はしていたのですが、なかなかきつかったです。前半は沢筋の水で濡らしたバンダナで首筋を冷やしながら登れたので助かりましたが、後半は暑くて参りました。

  

  今回の4日間は3日目の午後に雲の中になりましたが4日間すべて晴れ!、最高の登山日和でした。
 野口五郎小屋の人もこれだけ安定した晴れが続いているのは今シーズン初めてだと言ってました。

  
  
赤牛岳、東西南北どの方向から見てもカッコ良くお気に入りの山になりました。

 読売新道は登るにしても下るにしてもスタート地点に来るだけでもたいへんだし、尾根自体も長く厳しいです。
 でも森林限界上の景色は、「まさに北アのど真ん中」 って感じで展望は最高です。雨の中歩いた昨年のリベンジをして本当に良かったです。


 今回9月だと言うのに暑かった。初秋仕様の半袖アンダーと薄手の長袖で行ったのですが、ほとんど半袖アンダーで歩いていました。
 それでも1日目や2日目の樹林帯の中、4日目の針ノ木峠への登りなどは全身ビッショリで、夏仕様の半袖にアームカバーで十分でした。
 下山して天気予報を見たら毎日30℃越えの夏の気温でした。もういい加減秋の空気になってほしいですね。
   

 
 読売新道はまた歩きたいです。次は稜線が紅葉する10月初旬に行ってみたいなぁ。

 

 

 

 

  

 

  烏帽子小屋(5:15)~烏帽子岳~船窪乗越(10:00~10:05)~針ノ木谷(10:40~11:00)~針ノ木峠(13:07~13:30)~扇沢(15:25)    

北ア・読売新道~裏銀座コース・・・3日目

                         1日目(黒部ダム~奥黒部ヒュッテはココ
                2日目(奥黒部ヒュッテ~水晶岳~鷲羽岳~三俣蓮華小屋はココ

 

 「3日目・・・三俣蓮華小屋~鷲羽池~鷲羽岳~烏帽子小屋(テント泊)」

 
 
5時起床、残念ながら周辺の山は雲に隠れて見えません。ただ日が昇ってくれば雲はなくなって晴れてきそうです。

 初めの予定では祖父岳経由で烏帽子小屋だったのですが、昨日鷲羽岳で槍穂が見えなかったことや鷲羽池に行って見たくなったので、再び鷲羽岳に登って行くことにしました。

  
  のんびり準備をして他の人たちを見送って7時に出発、そのころになると雲もかなりなくなってきました。

 
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  鷲羽池と槍穂

 

 「鷲羽池を眼下に槍穂は絵になります。」

 

 

  

 

 

 

 

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 鷲羽池


「期待していたわりには・・・、でした。」 

 
 

 

 

  

 

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 鷲羽岳山頂

 

 

 

 

 

  

 

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   水晶岳

 

 

 

 

 

 

 

 

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 三俣蓮華小屋・三俣蓮華岳・双六岳・笠ヶ岳

 

 

 

 

 

  

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 水晶小屋から野口五郎岳

 

 

 

 

 

 

 

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 槍の左にゴツゴツした北鎌、右にきれいに弓なりの西鎌尾根、どこから見ても槍はカッコ良いです。

 

 

 

 

 

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 昨日登ってきた赤牛岳~水晶岳

 

 

 

 

 

 

 

 

  東沢乗越で休憩を取った後、野口五郎岳を目指します。

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  野口五郎岳

 

 

 

 

 

 

  11時半に野口五郎岳に着きました。

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  野口五郎岳山頂

 

 

 

  

 

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  水晶岳

 

 

 

 

  

 

 

  山頂でのんびり休憩するつもりだったのですが、残念ながら雲の中になってしまい野口五郎小屋に移動、ジュースを飲みながら小屋の人としばらく話をして休憩しました。

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  野口五郎小屋

 

 

 

 

 

 

 
  野口五郎岳からは残念ながらずっと雲の中でした。

  三ツ岳を過ぎてすぐ、雲の中に動く物が・・・

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  「サルでした」 

 雲の中だったので見渡すことはできなかったのですが10数匹いました。まだ森林限界より上の2,800m付近です。
 以前槍ヶ岳山頂にサルが登ってきたと言うのを雑誌で見たことがあったのですが、本当だったんですね、ビックリです。高山植物を食べているんでしょうかね。

 

 13:50に烏帽子小屋に着きました。

 
 にぎやかだった三俣蓮華小屋のテン場と違ってここは2張りだけでした。

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  烏帽子小屋のテント場

 

 

 

 

 

  テントを張ってから小屋の中のテーブルで宿泊者の人と4時過ぎまでビールを飲んで過ごし、5時ぐらいから晩飯を食べて暗くなる前に寝ちゃいました。

 

 

 

 

  今日は時間に余裕があったのでのんびり準備、テント場の人たちを見送ってから7時に出発しました。

 天気も起きたときは雲ばかりであまり見えなかったのですが、7時前から晴れだし鷲羽岳山頂ではきれいに晴れました。
 野口五郎岳からは残念ながら雲の中になってしまったのですが、まっ仕方ないですね。

 三ツ岳直下にいたサルにはさすがにビックリでした。まだ森林限界より上の2,800m付近です。高山植物を食べているんでしょうが、できればここまで上がって来て高山植物を食べて欲しくはないですね。

   

   

   

 三俣蓮華小屋(7:00)~鷲羽池~鷲羽岳~野口五郎岳(11:25)~野口五郎小屋(11:50~12:10)~烏帽子小屋(13:40)
 

北ア・読売新道~裏銀座コース・・・2日目

                           1日目(黒部ダムから奥黒部ヒュッテ)はココ

 
 「2日目・・・奥黒部ヒュッテ~読売新道~水晶岳~鷲羽岳~三俣蓮華山荘(テント泊)」

 4時起床、外を見ると星が見えています。

 「よっしゃ~、晴れてる!」 

 「今日は読売新道リベンジの日、星空に一気にテンションアップです。」

 チャカチャカと朝食を食べ荷物をまとめて小屋の前で足元が見えるようになるまで少し待って5時10分に出発しました。
 
 樹林帯の中を黙々と登り、3/8地点で昨日小屋に泊まっていた2人組に追いついて
少し話をして先に進みます。

 
  少しずつ木々の高さが低くなっていき、赤牛岳への中間地点4/8地点でまず

 
  Img_26841_2
       

  振り返ると

 立山~黒部湖~後立山連峰

 

 

 

 

  

 
  

  
  ここからは360度どこを見ても北アルプスの山々、まさに北アルプスのど真ん中を登って行きます。
    
 
  「この景色が見たかった~」

   Img_26921

 

  右側(西側)には

 
 薬師岳

 

 

 

  

 

 

 Img_26881  

 

  左側(東側)には裏銀座コース

 

 

 

 

 

 

 

 Img_26931

 

 

 前方(北側)には赤牛岳

 
 「赤牛岳はまだ遠いです。」

 

 

 

  

 

 

Img_26941

 

  富山湾

 

 

 

 

  

 

 

 

 

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  左前方には明日登る野口五郎岳

 

 

 

  

 

 

  

  
  
そしてやっと赤牛岳が近づいてきました。

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 赤牛岳

 

 

 

 

 

 

  

  
   
そして9:05に赤牛岳山頂に着きました。

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  赤牛岳山頂

 
 昨年は雨だった赤牛岳山頂、今年はバッチリ晴れてます。

 

 

 

 

 

  Img_27011

 

  大好きな黒部五郎岳

 

 

 

 

 

 

 

 

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 お気に入りの黒部五郎岳から太郎山への稜線とその奥に白山

 

 

 

 

 

 
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  笠ヶ岳

 

 

 

 

 

 

 

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 剣・立山~後立山連峰

 

 

  

 

 

 

 

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 槍穂・水晶岳

 

 

 

 

 

  

 

  「赤牛岳山頂、まさに北アルプスのど真ん中、360度北アルプスの山のほとんどが見えています。できれば山頂にテントを張って日没や日の出も見てみたいぐらいです。」

 
 
山頂で水晶岳から下って来た3人と会ったのですが、今日読売新道ですれ違ったのはこの後会った1人の全部で4人だけでした。

 

  山頂で30分ほど景色を見ながら休憩して出発しました。

 
 Img_27171

  「温泉沢ノ頭」山頂と野口五郎岳

 

 

 

 

 

  

 

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 温泉沢の頭から赤牛岳

 

 

 

  

 

 

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 高天原山荘

 

 

 

 

 

 

 

 そして11:45に水晶岳に着きました。

 Img_27241_2

 

 

  水晶岳山頂

 

  「やっと到着、長かった~!」 

 

 

 

 

 

 

  奥黒部ヒュッテから6時間40分、長かった~。

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 これから登る鷲羽岳と槍は雲に隠れそうです。

 

 

 

 

 

 

 


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  登ってきた赤牛岳

 

 

 

 

 

 

  30分ほど休憩して鷲羽岳経由で三俣蓮華小屋に向かいます。

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 鷲羽岳山頂

 

 

 

 

 

 

Img_27381   

 

  三俣蓮華小屋

  

 

 

 

 

 
  
三俣蓮華小屋に14:40に着きました。

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  ビールが美味い!

 

 

 

 

  

  

  三俣蓮華のテント場はハイマツ帯の中の10数メートル四方の空間で、その何となく閉ざされた空間に7~8張りテントが張られていました。
 その中で暗くなるまでワイワイおしゃべりをして7時過ぎに寝ました。

 

 

 

 

 

  読売新道、今回は登っている間はずっと晴れでした。 

  登りは予想通り長くハードでしたが、森林限界を越えてからの展望は、疲れを忘れさせてくれるぐらいすごい展望でした。
 まさに北アルプスのど真ん中って感じで、北アのほとんどの山が見えていました。

 またいつか歩きに来たいです。でも次は下りかな、稜線が紅葉する10月上旬に高天原温泉経由でですかね。

 
 
三俣蓮華小屋のテント場も良いですね。
 ハイマツ帯の中で風も防げるし水場もすぐ横で、ハイマツに囲まれた何となく閉ざされた空間になっています。
 そこにテントを張ったみんなでワイワイ暗くなるまでしゃべって過ごしました。
 またテント泊したいテント場です。

 

 

 

  奥黒部ヒュッテ(5:10)~赤牛岳(9:05~9:30)~温泉沢ノ頭(11:00~11:20)~水晶岳(11:45~12:15)~水晶小屋(12:35~12:45)~鷲羽岳(13:55~14:05)~三俣蓮華小屋(14:40)

  

北ア・読売新道~裏銀座コース・・・1日目

 昨年雨の中歩いて 「来年リベンジしよう!」 と決めていた「読売新道」に行ってきました。
 今回は読売新道を登って裏銀座コースへとグルッと周回コースです。

        

「1日目・・・黒部ダム~奥黒部ヒュッテ(テント泊)」 

 前夜に扇沢の駐車場に入り車中泊、一番のバスで黒部ダムに入り8時に歩き始めました。

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 赤牛岳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「バッチリ快晴で明日登る読売新道もしっかり見えてテンションアップ! 明日も晴れを願います。」 

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 立山

 

 

 

 

 

 

   「青空の下、平ノ小屋に向かいます。ただ湿度が高く暑い! 」

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 10時半に平ノ小屋に到着、船の時間まで1時間半もあるのでビールを飲んでのんびり休憩です。
 大汗を掻いて濡れた服もすっかり乾きました。

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  平ノ小屋

 

 

 

 

 

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 「美味そ~」

 

 

 

 

 

  「ダムの遊覧船は平ノ小屋の前でUターンして戻って行きます。ここまで来るなら平ノ小屋に寄ってくれれば良いんですけどね~。」

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 「平ノ渡し」

 

 

 

 

 

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 奥黒部ヒュッテへは怖そうなハシゴの上り下りが延々と続きます。

 

 

 

 

 
 
黒部ダムから奥黒部ヒュッテへは地図で見ると平坦な登山道に見えますが、階段の上り下りがたくさんあってかなり疲れます。

 
 
 奥黒部ヒュッテに1時半に着きました。

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  奥黒部ヒュッテ

 

 

 

 

 

 

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 テント場は砂地と草地で快適です。

 

 この日は2張りだけでした。

 

 

 

  5時過ぎまで小屋の前でビールを飲みながら他の登山者と話しをして過ごし、晩飯を食べて7時には寝ました。

 

 

 

 

  「読売新道リベンジ山行」は快晴の下、スタートしました。カラッとした秋晴れを期待していたのですが、湿度が高く暑い!まだ夏の陽気でした。

 明日はいよいよ読売新道、カラッと晴れてくれれば良いのですが・・・。

 

      

  黒部ダムから奥黒部ヒュッテまでの登山道は階段の上り下りが多くけっこうきついです。しかも断崖にあるので転べば黒部川へ転落です。濡れていたらかなり怖そうです。

 

 

 

 

  黒部ダム(7:50)~平ノ小屋(10:25~12:00)~奥黒部ヒュッテ(13:35)

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