« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »

2010年11月

丹沢シーズンイン・・・・丹沢縦走

  晩秋になって「ヒルズ族」もいなくなり、富士山も上半分が雪化粧すると丹沢の登山シーズンです。
 まずは毎年この季節に歩いている丹沢主脈を縦走してきました。

 
 いつもの大倉の駐車場に6時前に着、明るくなると同時6時10分にスタートしました。

  まずは大倉尾根、通称バカ尾根を登ります。

 バカ尾根は、もみじの木が市街地の街路樹のように植えられ、「ここはいらないでしょ!」って言うぐらいたくさんの階段が作られ、そして「いくらなんでもやり過ぎでしょ?」って言うぐらい数百mおきに事故があった時の連絡先が書かれた看板が立てられた中を登って行きます。

 そして7:50に塔ノ岳山頂着、

 Dscn54401

 

 塔ノ岳山頂 

 

 

    

     

  Dscn54381_2

 

 

 「富士山ド~~ン!」

 
 雪を被った富士山やっぱりかっこ良いですね。

 

 

 

 

 

 

 
Dscn54391

 

 蛭ヶ岳

 

 

 

 

 

 

 

 

  さすが塔ノ岳、残念ながら視界は意外と悪く南アは見えませんが、富士山を始めとした展望は抜群です。

  富士山も先週初めに降った雪で上半分が冠雪しました。これぐらい積もるとかっこ良いですね

 山頂にはすでに昨日小屋に泊まっていた人たちでしょうか、すでに10人ぐらい人がいました。

 山頂で少し休んで出発、30分ほどで丹沢に着きましたが、ここは写真を撮っただけで通過、

 Dscn54411

 

 丹沢山からの富士山

 

 

 

 

 

 

  

 Dscn54431

 

 

 棚沢ノ頭からの蛭ヶ岳

 

 

 

 

 

 

 9時半に蛭ヶ岳に着きました。

 Dscn54451

 

 蛭ヶ岳山頂

 

 

  

 

 

 

Dscn54471

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「蛭ヶ岳からの富士山、やっぱり最高です。 個人的には丹沢一!」

 
  山頂で休憩です。 

 山頂には「山ガール」「山ボーイ?」集団が10数人いました。ここか丹沢山の小屋に泊まっていたんでしょうか?
 山ガールもこれだけいるとさすがに「お~ぉ!」って思っちゃいますね。「ランドネ」の撮影かな?  

 蛭ヶ岳の下りには昨年無かった階段ができていました。丹沢の登山道階段化もここでも進んでいました。
   

 さすがにここからは登山者はぐっと減って静かになりました。広葉樹が多くなり落ち葉の登山道を進んで行きます。

 
  11:15に檜洞丸に着きました。

 Dscn54511

 檜洞丸山頂

 

 

 

 

 

 

 

  檜洞丸山頂は木に囲まれた山頂です。風も弱いのでベンチで寝ている人もいました。

 Dscn54531  

 

 

  山頂から5分ほど下った場所からの富士山

 

 

 

 

 

 

 

  ここからはユーシンロッジへ行く同角山稜を下ります。

   途中同角ノ頭付近で登ってきた人と話しをすると、何と僕と全く逆コースを行っているとのこと、「もしかしたら大倉でまた会いましょう。」 と言って分かれました。

 ユーシンロッジは数年前の土砂崩れのため丹沢湖から入れず今は営業していません。
 このためこの登山道は登る人がほとんどいないので、登山道はずっと落ち葉に覆われた中を下って行きます。

  ユーシンロッジに1時に着きました。

 ここでチョット予定変更、今までは鍋割に上がって大倉に下るのですが、鍋割を下った後の林道がだるいので塔ノ岳に上がることにしました。

 当然他の登山者に会うはずもなく14:35に再び塔ノ岳に着きました。

 Dscn54601

 

 

  今日2度目の塔ノ岳山頂

 

 

 

 

 

 
  Dscn54591

 

 

  富士山もほとんど見えなくなっていました。

 

 

 

 

 

 

   さすがにこの時間だと山頂には数人しかいませんでした。

 今日没は4時半、最後の針葉樹林を考えるとのんびりはできません、トットと下ります。
 さすがに大倉尾根、下っている登山者はまだかなりいました。途中蛭ヶ岳にいた山ガール山ボーイ軍団もいました。

 そして3時50分に大倉に着き、近くの「湯花楽」でお風呂に入り、「さあ帰ろう」とすると東名は何と55キロ渋滞、さすがに高速に入る気になれず下道で帰りました。

 

 

 

  やっぱり丹沢から見る富士山は良いですね。南アが見えなかったのは残念ですが雪の被った富士山は最高です。
 冬の間にもう一度丹沢には来ようと思っています。

 いつ登っても人の多い丹沢も蛭ヶ岳と檜洞丸の間はたまにしか人に会わず、広葉樹林が広がっていて好きな稜線です。
 ただこの静かな登山道もユーシンへの登山道が復旧したら人が多くなるんでしょうね。復旧がいつかはわかりませんが、今のうちでしょうね。

 丹沢は晩秋から冬しか行かないのですが、来るたびに階段が増えています。ただ 「ここはいらないでしょ?」 って思われる場所にもあちこちに作られています。そのうち上から下まで階段になってしまうのでは?と心配です。

 「東名50キロ渋滞!」 前夜出発して登山口近くで車中泊するような山で、帰りに渋滞に遭うのは仕方ないとあきらめているのですが、丹沢のように早朝家を出て行く山で帰りにこんな渋滞に遭うとさすがに嫌になります。
 これだから東名で行く丹沢はあまり足が向かないんですよね。

 今度電車で行って帰りに厚木で「シロコロホルモン」でも食べて来ようかな~?って思っています。大倉か渋沢駅の近くに風呂があれば良いんですけどね~。 

  

 

 

 

  大倉(6:10)~塔ノ岳(7:50~8:05)~蛭ヶ岳(9:30~9:50)~檜洞丸(11:15~11:30)~ユーシンロッジ(13:00)~塔ノ岳(14:35~14:45)~大倉(15:50)

カラマツ林のトレイル

 5~6年ぶりに信州のカラマツのトレイルに行ってきました。

 Dscn54331

 

   1本目のカラマツの葉っぱに覆われたトレイル 

 

 

 

 

 

 

 

  1本目は標高差520m、カラマツの葉っぱに覆われた人がほとんど通らない林業用のトレイル、枝落ちされた木に気をつけながら快適に下って行きます。

  2本目は標高差570mの登山道、カラマツの葉っぱに覆われたけっこう岩が露出したテクニカルなトレイルを直線的に一気に下って行きます。

 2本のトレイルは数100mしか離れてなくて、カラマツの葉っぱに覆われた気持ち良い走りやすい同じ林道を上がってトレイルに入ります。

   

   

   

   

 
 落葉したカラマツ林は樹林の中とは思えないほど明るくなっていて、以前来た時(以前はたしか9月)とは全く違う感じのトレイルになっていました。

 ここには5~6年ぶりに来たのですが落葉した時期は初めて、この時期を
すっかり気に入りました。
   
 このカラマツ林にはもう1本コースがあります。来年もこの時期にまた来ようと思っています。

 

経ヶ岳

  雪の被った北・南・中アそして八ヶ岳や御嶽山など中部山岳の山すべてが見える山に行こうと、経ヶ岳に行ってきました。

 前日の夜、中央高速を走っていると異様に車が多い、いつもながら帰りの渋滞を心配しながら、夜1時に登山口の「仲仙寺」横の駐車場に入り車中泊しました。

 
 朝起きると登山者は他に2組だけ、7:15にスタートしました。

 Img_20831

  仲仙寺

 

 

 

 

 


Img_21241  

  

 お寺横のもみじもすっかり落葉してました。

 

 

 

 

 

 

 

Img_20851  

 

 

 

  

 

 

 

 

 

  登山道はひたすら樹林帯を登ります。

 Img_20861  

  4合目

 

 

 

 

 

  
  
4合目付近からは落葉した明るいカラマツ林を登ります。

 Img_20881   
 

 

 青空にまっすぐ伸びるカラマツの木が良い感じですね。

 

 

 

 

 

    

 Img_20891  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  7合目付近からは落葉した木々の間から木曽駒ヶ岳、八ヶ岳、南アが見えてきました。

 Img_20911

 7合目付近、 

 木々の間から木曽駒ヶ岳

 

 

 

 

 

 

  
 
そして経ヶ岳唯一展望の開ける8合目に9:30に着きました。

 Img_20931

  

  8合目

 左の奥が経ヶ岳山頂

 

 

 

 

 

 

  Img_21021

 

 

 木曽駒ヶ岳  

 

 

 

 

 

 

 

 
Img_21191

  

  御嶽山

 

 

 

 

 

 

  

  Img_21221    

 

 

  八ヶ岳

 
 麓の伊那の平野部分も良い感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 Img_21101

  

 

 八ヶ岳南部

 天狗岳~編笠山

 

 

 

 

 

 Img_21111  

 

 八ヶ岳北部

 
 蓼科山~縞枯山

 

 

 

 

 

 

 Img_21121

 

  南ア全景

 

 

 

 

 

   

   

 Img_21131_4

 

 

  鋸岳、甲斐駒、鳳凰

 

 

 

  

 

 

 

 Img_21141_3  

 

 仙丈、白峰三山

 

 

 

 

  

 

 Img_21151_4

 

 

  塩見岳

 

 

 

 

 

 

 

 Img_21161_2

 

 

  荒川岳、赤石岳、聖岳

 

 

 

 

 

 

  さすが中部山岳の真ん中にある経ヶ岳、残念ながら北ア方面は霞んでいて見えませんが、近くの木曽駒ヶ岳を始め御嶽山、南ア、八ヶ岳などバッチリ見えました。

 
  
風もほぼ無風、しばらく景色を眺めながらのんびりしてから山頂に向かいました。

  8合目から上は登山道に雪が出てきましたが、数センチ程度で歩くには問題はありませんでした。

 Img_21061

 

 

  8合目からは登山道は雪になりました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   10時15分に山頂に着きました。 山頂は樹林の中、展望は木々の間から木曽駒が少し見えるだけです。

 Img_21071

 

 経ヶ岳山頂

 山頂は樹林の中です。

 

 

 

 Img_21081

 

 山頂からは木々の間から木曽駒が見えるだけです。

 これも落葉していなければ見えそうにありません。

 

 

 

 

 

  
  
山頂は展望もないので5分ほどいて戻り、8合目でテルモスに入れて持ってきたコーヒーを飲みながらゆっくり展望を眺めてから下山しました。

 Img_21261

 

  麓の伊那市から見た経ヶ岳

 

 

 

 

 

 

 

 

  下山した後行ったのが元祖ソースカツ丼の店と言っているここ

 Dscn54271_2

 

 ソースカツ丼の店 「青い塔」

 

 

 

 

 

 Dscn54291_2  

 

 「ソースカツ丼」

 
 
カツは厚くて美味いです。

 でもカツ丼はやっぱり普通のカツ丼の方が好きかな。

 

 

  帰りは高遠経由で帰り「さくらの湯」に温泉に入って帰りました。

 

 

 

 

 天気は快晴ほぼ無風で、8合目からの展望は北アは見えませんでしたが、南ア、八ヶ岳、御嶽山、木曽駒ヶ岳がバッチリ見え最高でした。

 経ヶ岳はほとんどが樹林に覆われた山、展望が開けるのは8合目と8合目の上100mほどしかありません。
 ただ落葉したこの時期だと7合目付近から木々の間からチラチラと木曽駒や南アが見えます。

 経ヶ岳を登るなら落葉して展望が開ける晩秋から初冬がベストですね。それと紅葉後半のカラマツが紅葉する時期ですかね。

 
 登山口まで伊那インターから10分ほどのアクセスに関わらず、登山者は他に3組7人しかいませんでした。
 山頂は樹林の中、展望も8合目付近しか開けないからあまり人気がないんですかね?ただ8合目からの展望はグッド、そして静かな山歩きができます。
  

 今回雪の被った北アを見ることができませんでした。雪がドカッと降る前に北アを見に行きたいです。

 

 

 

 

  中仙寺登山口(7:15)~7合目(9:00~9:05)~8合目(9:30~9:50)~経ヶ岳山頂(10:15~10:20)~8合目(10:40~11:00)~登山口(12:15)

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

  

え~っ! ビックリ大遭遇の毛無山~竜ヶ岳

  富士山の西側にある毛無山から竜ヶ岳へと行って来ました。

 

 待ち合わせをしている「鳴沢道の駅」に夜着いて車中泊、合流した後本栖湖キャンプ場に車を1台置いて、朝霧高原の登山口に移動して7時にスタートしました。
 

 Img_20451

 

  朝霧高原からの富士山 
 

 

 

 

 

 

 

   天気はバッチリ晴れ!富士山も見えています。 

 「今日は天気良さそう、稜線の向こうの南アも見えてくれると良いんですけどね~。」

 Img_20461

 

  登山口に向かいます。

 この付近の紅葉もほとんど終わっていました。

 

 

 

 

 

   

  毛無山への登山道は急な登山道が稜線まで一気にあがっています。

 Img_20471

  

 

  不動の滝

 

 

 

 

 

  

 

   

 

  ところが登り始めて少しして富士山を見ると雲が出ていて富士山は見えなくなっていました。 

 Img_20481

  

 

  毛無山の南の稜線、雪見岳・長者・天子ヶ岳方面

 

 

 

 

 

 
  
稜線に出た場所にある北ア展望台に着きました。

 毛無山から竜ヶ岳への稜線の多くは樹林に覆われています。特に南アなどの西側の展望がしっかり見えるのは、ここ以外ではタカデッキ付近と竜ヶ岳ぐらいしかありません。

 今日はいつ雲に覆われてもおかしくない感じなので、ここでゆっくり眺めることにしました。

 Img_20501  

 

 

 八ヶ岳

 

 文化の日に見た八ヶ岳は霧氷で真っ白だったのですが、積雪はまだこれからですね。

 

 

 

 

 Img_20541

 

 

  南ア北部  

鳳凰・甲斐駒~白峰三山

 

 南アの積雪はまだまだこれからですね。

  

 

 

 Img_20511

 

 

  鳳凰三山・甲斐駒

 

 

 

 

 

Img_20561

 

  

  白峰三山

 

 

 

 

 

  

 

 Img_20571  

  

  塩見岳

 

 

 

 

 

 

 

 Img_20581

 

  荒川岳・赤石岳

 

 

 

 

 

 

 「北アルプス展望台」の名前通り北アは見えなかったのですが、南アは全山見えました。  

 
  
  
しばらく眺めてから出発して、9:30に毛無山山頂に着きました。

 山頂は富士山側は開けていますが、西側が樹林なので南アは見えません。幸い富士山は雲の合間から見ることができました。

 Img_20651

 

  毛無山山頂

 

 

 

 

  

 Img_20591_3

 

  毛無山頂からの富士山

 

  「やっぱり富士山は大きいですね~。」 

 

 

 

 

  

 

 

 

Img_20601_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  しばらく休憩してから竜ヶ岳に向かいましたが、歩き始めてすぐ稜線は雲に覆われてしまいました。 

  雨ヶ岳を過ぎて端足峠に向かって高度を下げて行くと雲の下に出ましたが、樹林の中なので展望良くありません。

 Img_20661

 

 

  樹林の向こうに見える竜ヶ岳

 
  
高度を下げて雲の下に出ると竜ヶ岳が見えました。

 

 

  

 

 

 Img_20681_2

 

 

  端足峠に向けて樹林の登山道をグングン下って行きます。

 

 

 

 

 

  
  
そして11:30に端足峠に着きました。雲の下になったからか雲間から富士山も見えています。ここで昼食です。

 Img_20701

 

 

  端足峠からの富士山

 

 

 

 

  

 

  今日は季節ごとに出てくるこれ

 Img_20691   

 

 「冬のときめきうどん」なかなか美味しかったです。 

 

 

 

  
  登山道に座って食べようとしていると・・・・

 「あれ?、え? え~~~!」

 Img_20742

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Img_20731

 

 

 

 

 

   

           

 

      

P109043411  

 

 

 

   

   

 

 

 

      

P10904381

                     

   

 

 

      

    

      

 

   

   

   

  「はじめ最近流行のサバゲー軍団かと思ったのですが、本物でした。」

 本栖湖方面から続々と峠に上がって来て、登山道に座ってカップ麺を食べている僕の目の前の峠に集まってきます。全員で20数人はいたと思います。

 通り過ぎるたびに 「こんちには~」 と挨拶するんですが・・・・、

 頭の中は

 「タ、タ、タ、タッタ、タ~タッタ、タ、タ、タ、タッタ、タ~・・・・」

 「コンバット」のテーマが流れていました。(不謹慎ですみません)

 

  全員がそろった後、雨ヶ岳方面に登っていきました。

 登って行った後もしばらく 

  「いや~すごい物見ちゃいましたね~。今日展望は雲でいまいちだけど、これが見れたんで十分満足ですね~」 

 と話しながら昼食を食べて、竜ヶ岳に向かいました。

 

  竜ヶ岳山頂には30分ほどで着きましたが雲の中で展望なし、写真だけ撮ってすぐ下りました。

 Img_20751  

 

  竜ヶ岳山頂

 
 山頂は雲の中で展望はありませんでした。

 

 

     Img_20801

 

    竜ヶ岳山頂からは本栖湖に向かって落ち葉の中を下って行きます。

 

 

 

 

  

 

 

   そして13:15に本栖湖畔に置いた車に着きました。

  

  普通ならここで終了なのですが・・・、

 Dscn54151

 

 秘密兵器チャリ登場!

  

 

 

 

 

  

 

 

 

   車に積んだチャリで朝霧高原の登山口に戻ります。

 Dscn54171  

 

  朝霧高原に向けてスタート! 

 

 

   

 

 

   

              

  Dscn54241   

 

 

 

 

 

 

 

        

  

  Dscn54251

 

 

 

   山から下りると雲もなくなり富士山も見えてきました。

 

 

 

  

 

 Dscn54261

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

  そして14:30に駐車場に戻り、西湖畔の「いずみの湯」(900円)に入って帰りました。

 

  

 

 

  富士山は朝と山を下りてからの麓でしかきれいに見られなかったし、南アも雲があってすっきりとは見えなかったけど、今回は十分満足しました。(笑)

  富士山はもうチョット雪が被っているともっときれいだったんですけどね。

    

 富士山の西側や北側の山の稜線はほとんどが樹林に覆われているので展望が開けている場所は限られています。
 そのため葉っぱが落ちて木々の間から景色が見えるようになる晩秋から冬がこの山域を登るのにはベストシーズンです。
 来春の葉っぱが出る前にまたこの山域には来ようと思っています。そのときにまた遭遇できるといいんですが・・・、無理ですかね?

 
  

 

 

 

  朝霧高原毛無山駐車場(7:00)~毛無山(9:30~9:45)~端足峠(11:30~12:05)~竜ヶ岳(12:30)~本栖湖駐車場(13:15~13:30)~朝霧高原駐車場(14:30)  

奥多摩シーズンイン・・・・雲取山

  晩秋になって上信越の山に雪が降ると奥多摩のなど東京近郊の山の登山シーズンです。

 今回は定番の石尾根から雲取山、長沢背稜へと歩きました。 

 

  6時前に奥多摩駅近くの駐車場に入り6時にスタートしました。

  急な舗装路を登って登山道に入り、出だしの針葉樹林を抜けると色の褪せた紅葉が少しだけ残った明るい登山道になります。

 Dscn53951

   

 

  色の褪せた紅葉がまだ少し残っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 明るい登山道の足元はずっとこんな感じです。

 Dscn53981

 

 

 落ち葉の降り積もった登山道 

 

 

 

 

 

 

 

  明るい落ち葉の降り積もった登山道、これがまた楽しい! 

シャカシャカ音を立てながら、たまに蹴散らしながら進みます。 こんな感じの登山道が七ッ石山まで続きました。

 
  天気予報では 「今日は穏やかな晴れ!」 と言っていたのですが、たまに薄日が射すものの曇りです。

 ただ前日九州を襲った季節はずれの黄砂が、今日東日本にもやってくると言っていたので心配していたのですが、それは大丈夫みたいです。

 Dscn54001

 

 

  鷹ノ巣山から

  

 

 

 

 

 

  「富士山、もうチョット雪が積もっているともっと良いんですけどね~。」

 

 
  
そして9:40に七ッ石山に着きました。

 Dscn54031

  

  七ッ石山山頂

 

 

 

 

 

  Dscn54041      

 

 

 

  雲取山と石尾根

 

 

  

 

 

 

 

  Dscn54051

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  
  七ツ石山からは稜線上の開けた登山道になります。
 ここまでで5~6人しか登山者と会わなかったのですが、山頂から雲取山方面の石尾根を見ると10人ぐらい見えます。ここから鴨沢から登ってきた登山者で一気ににぎやかになりました。

 そして10:25に雲取山山頂に着きました。

 Dscn54071_2

 

 

 雲取山山頂

 

  

 

 

 

 

 

 

Dscn54081

 

 

   

 

 

  

 

 

 

 

Dscn54091

  

  南ア北部

 甲斐駒・仙丈・北岳 

 

  

 

 

 

 

   

 

  さすが百名山、すでに10数人の登山者がいました。

 雲っているものの意外と遠くまで見えていて、富士山・南ア・奥秩父・浅間山・遠くに真っ白になった北アも見えていました。


   
昼食にカップ麺を食べて休憩を取って長沢背稜に向かいました。雲取山荘を過ぎるとまた静かな登山道になりました。

 

  12時過ぎに樹林の中の長沢山に到着

 Dscn54101

 

  長沢山山頂

 

 

  

 

  長沢山からはほとんどアップダウンの無いような稜線から少し下の山腹の登山道を進みます。

 登山道が稜線にないので展望は良くありません。ただ今はほとんど落葉しているので木々の間から対岸の石尾根やその奥に富士山などが見えています。

 Dscn54121  

 

  両神山と浅間山  

 

 

 

 

 

 

 

  

 ほとんどフラットに近いような登山道を進んで行きます。

 途中猟犬を連れた猟師の人とも会いました。そう言えば時々銃の音も聞こえます。奥多摩は猟の季節、次に来る時はもうチョット派手なウエアを着てこないとダメですね。

 
 
  14:35に一杯水避難小屋に着きました。

 5時前に暗くなる今はここが限界、日が暮れる前でも針葉樹林の中は真っ暗になります。

 小屋前で少し休憩して日原に下りました。

 Dscn54141_2

 

   ヨコスズ尾根の「ひねくれたヒノキ」

 
  
  

 

 

 

 

 

  東日原に3時半に着きました。1時間近くバスを待って5時に奥多摩に戻りました。

 駅近くにある「もえぎの湯」は混雑で男性は40分待ち!、お風呂はしかたなく止めて帰りました。

 

 

 

   奥多摩は落ち葉の敷き詰められ、落葉して木々の間から展望が開けた晩秋のこの季節が最高です。

 
 
  
天気予報では 「今日は穏やかに晴れるでしょう。」 だったので期待していたのですが、時々薄日が射したものの曇りでした。
 
 ただ曇っていたわりには展望は良く、南ア・奥秩父・浅間山・遠くに雪の被った北アも見えました。

 

 
  石尾根から雲取山・長沢背稜は毎年晩秋に歩くお気に入りのコースです。

 七ツ石山までは落ち葉の敷き詰められたサクサクコース、七ツ石山から雲取山までは展望の開けた幅広い登山道、長沢背稜は針葉樹と広葉樹が交互に出てくる樹林帯の中の静かな登山道です。
 長沢背稜はほとんど樹林帯の中なので展望はほとんどないのですが、落葉したこの季節だけ木々の間から石尾根や富士山などが見えます。

 
 使用禁止になっていた西谷避難小屋が復旧しました。いつか長沢背稜をず~っと下って青梅まで歩いてみたいですね。

 

  次の奥多摩は奥多摩三山かな?

 

 

 

  奥多摩(6:00)~鷹ノ巣山~七ツ石山(9:40~9:45)~雲取山(10:25~10:50)~長沢山(12:25~12:35)~一杯水避難小屋(14:35~14:45)~東日原(15:30)

 

 
 

落ち葉サクサクのロングトレイル

  「麓付近ならまだ紅葉しているかな?」 と何度も走っている定番のロングコースへ行ってきました。

 9時前にスタートしてしばらく林道を走った後登山道へ、傾斜が比較的緩いので乗ったり押したりしながらのんびり登って行きます。

 「スタート時は0℃!」、かなり寒かったのですが、登山道に入ると日も当たる場所も出てきて登るにはちょうど良い気温になりました。
   

 下部はチョット遅いですがまだまだ紅葉がきれいでした。

 Dscn53791

 

 

  紅葉!

  ピークは過ぎていますが、まだまだきれいでした。

 

 

 

 

 

 

  そして3時間ほどで稜線に到着、稜線でお湯を沸かしてカップ麺を食べゆっくり休憩、富士山や南アがきれいに見えていました。

 そしていよいよ下りに突入!

 Dscn53891

 

 すっかり葉の落ちた落ち葉の降り積もった明るいトレイルをガンガン下ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Dscn53931

 

 

 ニヤニヤしっぱなしの最高のトレイル

 

 

 

 

 

 

 

 

   楽しすぎるトレイルをニヤニヤしっぱなしで、1時間半ガンガン下って本日終了、温泉に入って帰ってきました。

 

  このコースは何度下ってもおもしろい! 

 しかもこの時期はフッカフカの落ち葉のジュウタンが敷き詰められ最高! 

 また来ると思います。

 

  ただフロントフォークの動きが何か硬く鈍くなりました。次回までに調整しないと・・・。 

 

  

たった9人・・・静かな尾瀬へ

   昨年10月末に尾瀬ヶ原に行った時にふと立ち止まっった木道で周りを見ると360度人がいない時がありました。
 こ
の人のいない尾瀬がすっかり気に入って、「来年も来よう。」 と決めてました。

 

  前夜「白沢道の駅」で車中泊して6時に鳩待峠に上がりました。今日は鳩待峠に車で上がれる最後の週末です。(8日月曜の朝10時で終了)

 至仏山は雪化粧、木道もこんな感じでした。

 Img_19711

  木道もすっかり雪、と言うか踏み固められて氷化してました。

 

 

 

 

  

 

  恐怖と化した木道で1度「ヒエッ!」とコケそうになりながらも慎重に下って無事尾瀬ヶ原の「山ノ鼻」下りました。

 天気は曇り、至仏山も燧ヶ岳も山頂部は雲がかかっていますが青空がだんだん大きくなって来ています。

 Img_19731  
 

 
 

 「山ノ鼻」から燧ヶ岳
 

 

 

 

  

 

 

  Img_19741

 

  至仏山

 

 

  

 

 

 
    

  Img_19811

 

 

  小さな水面はすでに凍っていました。

 

 

 

 

 

 

 
 Img_19851_2

 

 

 「中田代三叉路」

 

 すでにヨッピ橋の板は外されているので、ヨッピ橋方面には「危険」の立札が・・

 

 

 

 

 

 

 

  この「危険」の立札が効いているのか、ヨッピ橋方面へ行く人が少ないようで、木道上の雪は踏み固められていない雪の部分があって歩きやすくなりました。

 Img_19861

 

 至仏山

 
 だんだん雲が取れてきました。

 

  

 

 

  

     

Img_19911_2   

 葉っぱの落ちた樹林にシラカバの白が良い感じです。
  

 

 

  

 

        

   

 

 Img_19941_3

 

燧ヶ岳

 
 山頂が姿を現しました。

 

 

  

     

     
Img_19951_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  
Img_20001  

 

  板の外されたヨッピ橋

 

 

  

 

 

 

 

 

    ヨッピ橋にあるベンチで休憩をした後、龍宮小屋付近を少しウロウロして長沢新道に向かいました。
 
 
予想通り尾瀬ヶ原はほとんど人のいない静かな湿原になっていて、ここまでで会った人はたった3人でした。

 Img_20031

 

 

 

 

 

  

 

 

 


 Img_20081

 

  

 竜宮十字路付近から景鶴山

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 
 Img_20101

 

 

 

  すっかり葉っぱの落ちたブナ林

  

  

  

  

   

  
  
わずか2週間前浅草岳や守門岳はブナ林は紅葉真っ盛りだったのに、ここはもう葉っぱもすっかり落ちていました。紅葉の盛りはほんと短いです。

 
 長沢新道は雪が降った後に歩いた人は数人しかいないようで、数センチ積もった新雪の登山道を登ります。

 Img_20142

   

  

  長沢新道

 
  木道はすっかり雪に覆われていました。

 

  

 

  

 

 

 

 

 Img_20151  

 

 

 シラカバの木が青空にきれいでした。

 

 

 

 

  

 

   

 Img_20171

 

 

 

 

  長沢新道と稜線の合流点にある湿原から燧ヶ岳

 

 

 

 

 

  そして10時半にアヤメ平に着きました。

  Img_20231

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Img_20251

 

 

  アヤメ平から至仏山

 

 

 

 

 

 

Img_20241

 

 

 平ヶ岳

 

 

 

 

 

 

 Img_20261

 

 

  巻機山

 

 

  

  

 

Img_20321

 

 

 

  日光白根山

 

 

 

 

 

 

 Img_20341

 

 

   燧ヶ岳

 

  

 

 

 

    Img_20291

 

 

 

 

 

 

 

 

  アヤメ平は青空、風も弱く絶好の休憩日和、ゆっくり休憩しました。

 ちょうど鳩待峠から来た人たちもみんなアヤメ平のベンチで休憩してました。

      

 展望も良く新潟方面の山はすっかり雪景色、紅葉真っ盛りだったほんの2週間前とは大違い、紅葉から晩秋そして冬は早いです。

 
  
30分ほど休憩して鳩待峠に出発しました。

 Img_20361

  

  今日の最高点 「中原山・1,969m」

 

 

 

 

 

  Img_20391_2

 

 

  至仏山と笠ヶ岳

 

 

 

 

 

 

 
Img_20401_2

 

 

  上州武尊山

 

 

  

 

 

 

  Img_20411_2

 

 

 横田代から至仏山

 

 

 

 

 

 

 

  
  
そして12時半に鳩待峠に戻りました。

  尾瀬ヶ原を離れて長沢新道に入ってから鳩待峠まででもアヤメ平付近で6人の登山者と会っただけ、シーズン中はいつ来ても木道が数珠繋ぎになる観光地尾瀬も、今日はたった9人しかあいませんでした。

 帰りに花咲の湯に入って帰りましたが、紅葉は山を下り、途中の尾瀬戸倉~鎌田の集落周辺が見ごろでした。

 

 

 

  

 

  歩き始めた時はまだ曇っていた空もどんどん青空が広がり、ヨッピ橋に着くころは完全に晴れ!、しかも風も弱く寒くなかったので最高の初冬の山歩き日和でした。

 特に真っ白になっていたアヤメ平のベンチは絶好の休憩ポイントになっていました。

 昨年来てわかってはいたのですが、紅葉そして小屋も終わったこの時期の尾瀬はビックリするくらい人がいない静かな尾瀬になっています。
 広い尾瀬ヶ原の遠くにポツンと人が見える程度で、今回も尾瀬ヶ原で3人、アヤメ平付近で6人の計9人しか会いませんでした。
 
 静かになったこの季節の尾瀬は超お気に入り、来年もまた来ようと思っています。来年は下田代でテント泊かな。

 

 

 

  鳩待峠(6:15)~山ノ鼻~ヨッピ橋(8:10~8:25)~龍宮小屋~アヤメ平(10:35~11:05)~鳩待峠(12:30)

 

 

 

 

 

  

 

MTB始動

  紅葉シーズンもほぼ終わり山登りも一段落(?)、それと同時にMTBシーズン突入です。

 
 シーズン第一弾はカラマツ林のトレイルを走る標高差1,200mの山へ

 Dscn53531_2 Dscn53541_2

 カラマツ林を登って

 

 

 

 

 

 

  下部は広葉樹林、上部はカラマツ林の中を登って山頂へ

 Dscn53571_2

 

 

  山頂からは山頂部に雪の被った富士山が見えていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

  そしてお待ちかねの下りへ突入です。

 Dscn53661_2

 

 

  明るいカラマツのトレイルを下って

 

 

 

 

 

 

 

 Dscn53711_3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  明るいカラマツのトレイルから所々に土砂止めの丸太のトラップの隠れた落ち葉の降り積もった広葉樹のトレイルをガンガン下って終了です。
 
 
予想外にハイカーの人も途中で1組だけ、山頂にも4組10人ほどしかいませんでした。

 

 

  久しぶりのMTB楽しかった~。   

 でも相変わらず右ターンが苦手、チョット練習しないと(と、毎年思ってはいるんだけど・・・) 

 
 
 これから冬の間は月2回ペースでMTBに行く予定です。

 

 

 

   「紅葉シーズンも終わって山登りも一段落・・・」 なんて言っておきながら、今週末は小屋も閉まって静かになった湿原と、紅葉の遅いカラマツの紅葉に期待して山に行ってきます。

« 2010年10月 | トップページ | 2010年12月 »

2020年12月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック