丹沢シーズンイン・・・・丹沢縦走
晩秋になって「ヒルズ族」もいなくなり、富士山も上半分が雪化粧すると丹沢の登山シーズンです。
まずは毎年この季節に歩いている丹沢主脈を縦走してきました。
いつもの大倉の駐車場に6時前に着、明るくなると同時6時10分にスタートしました。
まずは大倉尾根、通称バカ尾根を登ります。
バカ尾根は、もみじの木が市街地の街路樹のように植えられ、「ここはいらないでしょ!」って言うぐらいたくさんの階段が作られ、そして「いくらなんでもやり過ぎでしょ?」って言うぐらい数百mおきに事故があった時の連絡先が書かれた看板が立てられた中を登って行きます。
そして7:50に塔ノ岳山頂着、
塔ノ岳山頂
「富士山ド~~ン!」
雪を被った富士山やっぱりかっこ良いですね。
蛭ヶ岳
さすが塔ノ岳、残念ながら視界は意外と悪く南アは見えませんが、富士山を始めとした展望は抜群です。
富士山も先週初めに降った雪で上半分が冠雪しました。これぐらい積もるとかっこ良いですね
山頂にはすでに昨日小屋に泊まっていた人たちでしょうか、すでに10人ぐらい人がいました。
山頂で少し休んで出発、30分ほどで丹沢に着きましたが、ここは写真を撮っただけで通過、
丹沢山からの富士山
棚沢ノ頭からの蛭ヶ岳
9時半に蛭ヶ岳に着きました。
蛭ヶ岳山頂
「蛭ヶ岳からの富士山、やっぱり最高です。 個人的には丹沢一!」
山頂で休憩です。
山頂には「山ガール」「山ボーイ?」集団が10数人いました。ここか丹沢山の小屋に泊まっていたんでしょうか?
山ガールもこれだけいるとさすがに「お~ぉ!」って思っちゃいますね。「ランドネ」の撮影かな?
蛭ヶ岳の下りには昨年無かった階段ができていました。丹沢の登山道階段化もここでも進んでいました。
さすがにここからは登山者はぐっと減って静かになりました。広葉樹が多くなり落ち葉の登山道を進んで行きます。
11:15に檜洞丸に着きました。
檜洞丸山頂
檜洞丸山頂は木に囲まれた山頂です。風も弱いのでベンチで寝ている人もいました。
山頂から5分ほど下った場所からの富士山
ここからはユーシンロッジへ行く同角山稜を下ります。
途中同角ノ頭付近で登ってきた人と話しをすると、何と僕と全く逆コースを行っているとのこと、「もしかしたら大倉でまた会いましょう。」 と言って分かれました。
ユーシンロッジは数年前の土砂崩れのため丹沢湖から入れず今は営業していません。
このためこの登山道は登る人がほとんどいないので、登山道はずっと落ち葉に覆われた中を下って行きます。
ユーシンロッジに1時に着きました。
ここでチョット予定変更、今までは鍋割に上がって大倉に下るのですが、鍋割を下った後の林道がだるいので塔ノ岳に上がることにしました。
当然他の登山者に会うはずもなく14:35に再び塔ノ岳に着きました。
今日2度目の塔ノ岳山頂
富士山もほとんど見えなくなっていました。
さすがにこの時間だと山頂には数人しかいませんでした。
今日没は4時半、最後の針葉樹林を考えるとのんびりはできません、トットと下ります。
さすがに大倉尾根、下っている登山者はまだかなりいました。途中蛭ヶ岳にいた山ガール山ボーイ軍団もいました。
そして3時50分に大倉に着き、近くの「湯花楽」でお風呂に入り、「さあ帰ろう」とすると東名は何と55キロ渋滞、さすがに高速に入る気になれず下道で帰りました。
やっぱり丹沢から見る富士山は良いですね。南アが見えなかったのは残念ですが雪の被った富士山は最高です。
冬の間にもう一度丹沢には来ようと思っています。
いつ登っても人の多い丹沢も蛭ヶ岳と檜洞丸の間はたまにしか人に会わず、広葉樹林が広がっていて好きな稜線です。
ただこの静かな登山道もユーシンへの登山道が復旧したら人が多くなるんでしょうね。復旧がいつかはわかりませんが、今のうちでしょうね。
丹沢は晩秋から冬しか行かないのですが、来るたびに階段が増えています。ただ 「ここはいらないでしょ?」 って思われる場所にもあちこちに作られています。そのうち上から下まで階段になってしまうのでは?と心配です。
「東名50キロ渋滞!」 前夜出発して登山口近くで車中泊するような山で、帰りに渋滞に遭うのは仕方ないとあきらめているのですが、丹沢のように早朝家を出て行く山で帰りにこんな渋滞に遭うとさすがに嫌になります。
これだから東名で行く丹沢はあまり足が向かないんですよね。
今度電車で行って帰りに厚木で「シロコロホルモン」でも食べて来ようかな~?って思っています。大倉か渋沢駅の近くに風呂があれば良いんですけどね~。
大倉(6:10)~塔ノ岳(7:50~8:05)~蛭ヶ岳(9:30~9:50)~檜洞丸(11:15~11:30)~ユーシンロッジ(13:00)~塔ノ岳(14:35~14:45)~大倉(15:50)
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