« 南ア・ 赤石岳~塩見岳~蝙蝠岳・・・・1日目 | トップページ | 南ア・赤石岳~塩見岳~蝙蝠岳・・・3日目 »

南ア・赤石岳~塩見岳~蝙蝠岳・・・・2日目

               1日目・・・椹島~赤石岳~荒川小屋はココ

  「2日目」・・・荒川小屋~塩見岳~蝙蝠岳(テント泊)

 
  
今日の行程はロング、テント装備を背負ってのこの長さは久しぶりです。

 日差しが当たる前に荒川前岳は登りたかったので、3時半起きで4時過ぎにライトを点けて出発しました。
 チョット雲がありますが星がきれいに見えています。

 Img_12341_2

 

 

 

 

  お花畑の中から赤石岳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   前岳の斜面のお花畑はかなりシカの食害の被害が進んでいると聞いていたのですが、上部はまだ見事なお花畑です。

 Img_12351

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  
  そして東側には富士山が雲の上に見えています。

 Img_12411_2

 

 

 

 

 

 

  

 

 

   そして稜線に出ました。もうじき日の出です。太陽は荒川岳の右から出るみたいです。

 Img_12431_2  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  Img_12481_2

 

  「出た~! 荒川岳から日の出です。」

 

 

 

 

 

 

 

  Img_12461_2

 

 

 一気にオレンジ色に!

 

 

 

 

 

   「暗い中登ってきて良かった~!  やっぱり南アから見る富士山は最高ですね!」

   

  「荒川前岳山頂は1人だけ、この景色独り占めです。」

 Img_12511

  赤石岳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  Img_12501   

 

 

  荒川岳の影が映っています。

 

 

 

 

   

 Img_12491_2

 

 

 これから向かう塩見岳

 

  塩見岳の左に仙丈、右に甲斐駒そして間ノ岳

  北岳は間ノ岳と重なって見えません。

 

 

 

 

  しばらく眺めていたい景色ですが、先が長いので出発します。

  Img_12521

 

 

 塩見岳に向かう稜線

 

 しばらくは稜線伝いではなく、右側のガレ場を下って稜線に出ます。

 

 

 

  前岳の西側の崩壊はすごいです。すでに出だしの稜線は崩壊していて登山道も崩れてしまっています。そのうちこの稜線は歩けなくなりそうです。

 登山道は稜線伝いではなく北側のガレ場を下って高山裏避難小屋の手前で稜線に戻ります。
  小屋の手前の水場で水を補給して小屋に6:40に着きました。

 Img_12531

   高山裏避難小屋

 

 

  

  

 

   避難小屋からは再び稜線上を行きますが、ほとんど樹林帯の中を進みます。景色もあまり良くありませんが、日差しがないので暑くなく快適です。

  小河内岳の登りで樹林帯を抜けたのですが、そのころから雲が湧き出して太陽をさえぎり助かりました。

 

 Img_12571   

 

 

  荒川岳方面

 

 

 

 

 

 

   そして9時前に小河内岳に着きました。

 Img_12611   

 

 

   小河内岳山頂

 

 

 

 

 Img_12601

 

 

 小河内岳山頂から塩見岳

 「塩見岳、まだ遠いです。」

 

 

 

 

  小河内岳からはずっと雲の中での歩きになってしまいました。三伏峠でキャンプ用の水を2L補給して、塩見小屋でコーラ休憩を取って塩見岳に13:45に到着しました。

  Img_12671

 

  
塩見岳山頂

 「やっぱりガスガスの中、隣の西峰がなんとか見えるだけでした。」

 

 

 

 

 
  
塩見岳では雲の中でもゆっくり休もうと思っていたのですが、ものすごい数のハエ?(アブ?)がいてまとわりついてきます。15分ほどいたのですが嫌になって出発しました。

 その後も何も見えない雲の中を歩いて今日の目的地蝙蝠岳に15:50に到着しました。

  
   「やっとたどり着いた蝙蝠岳山頂、あこがれていた山頂はガスガスの真っ白な世界でした。 ハァ」

   Img_12721  

 蝙蝠岳山頂

 

 

 

 

 

  そして今日のテントサイトは山頂から5mほど下った場所。

 Img_12751

 

  山頂から見たテントサイト

 東側なので西風が避けられます。 

 

 

 

   

   食事を終えて暗くなる寸前に一瞬だけ姿を現してくれました。

 Img_12761

 

 

  荒川岳、赤石岳 

 

 

 

 

 

 

 Img_12771

 

 

  塩見岳

 

 

 

 

 

 

  明日朝の今日のような日の出を期待して7時過ぎには寝ました。

 

 

 

   今日の行程は一般的には2日分、テント装備を背負ってでのこの長さは久しぶりでした。
 幸い樹林帯の中は意外とひんやりしていたこと、午後から雲が湧いて日差しをさえぎってくれたことでなどで歩きやすかったことが良かったです。これで朝から快晴で気温が上がっていたらかなりバテていたと思います。

 夏は気温が上がれば雲が湧き展望はあまり期待できません。朝暗いうちに登って日の出の絶景が見られただけでも良かったです。

 ずっと登りたかった蝙蝠岳、残念ながら雲の中で乳白色の世界でした。次は秋晴れの日に来たいですね。

 

 

 

   荒川小屋(4:15)~荒川前岳~高山裏避難小屋(6:40~6:50)~小河内岳(8:50~9:10)~三伏峠の水場(10:20~10:40)~塩見小屋(12:40~13:00)~塩見岳(13:45~14:00)~蝙蝠岳(15:50)

 

 

 

 

 

  

  

« 南ア・ 赤石岳~塩見岳~蝙蝠岳・・・・1日目 | トップページ | 南ア・赤石岳~塩見岳~蝙蝠岳・・・3日目 »

登山」カテゴリの記事

コメント

うわ~♪ 同じ場所です!
蝙蝠のテン場~^-^
いいでっしょ~~ココ!!
もう一度、来て張りたいくらいです^^
展望が今一で残念でしたね(--:)
ココからの展望も最高~♪なんで。。。

しかし、長い距離・・・相変わらず
タフですね^^
 お疲れ様でした~^^v

翌日の展望は・・・?

相変わらず健脚!
ま、私なら初日も椹島から荒川小屋まで行くのは無理なので、
ここまで5日はかかるな・・・^^

二軒小屋をベースに蝙蝠岳を周回けど・・・
二軒小屋に2食付で泊まらないとフォレスト号に乗れないのが難点なんですよねぇ~

そもそも前岳西側はテントとここたんを担いで歩けるレベルでしょうか?

蝙蝠岳行ったんですね。
塩見からみた蝙蝠岳はなかなか格好良くて
是非ともいってみたい山の一つなのですが、
いかんせんどこからも遠いんですよね。

二日目は三伏峠かと思っていましたが
サスガです。

3日目も楽しみにしています。

   みいさん


 コメントありがとうございます。

 蝙蝠岳のテント場は昨年のみいさんのブログで「ここでテント泊!」と決めてました。

 蝙蝠岳周辺は何ヶ所か張れる場所あったけど、どこも西風のあたる稜線上、ここがベストプレースですね。

 3日目は・・・、今日アップがんばります。

   ERさん


 コメントありがとうございます。

 前岳周辺の大崩壊はほんとすごいです。
 山頂から出だしの部分10mほどは稜線上の踏み後が崩壊でなくなっていて北側の草つき部分を適当に歩きました。
 マジでそのうち歩けなくなりそうです。

 ここたん背負ってかぁ? う~んきびしいかも? 
 

 

  のんすけさん


 コメントありがとうございます。

 蝙蝠岳って塩見から見るとカッコ良いんですよね~。
 塩見から見て「蝙蝠岳登りたい!」って思ってました。

 さすがにテント背負っての2日目は長かったです。
 1日快晴で気温が高かったら水ももっと担がないとダメだっただろうし、ヘロヘロになっていたと思います。
 

 

鹿対策に狼の導入 参照 http://japan-wolf.org/content/faq/

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 南ア・赤石岳~塩見岳~蝙蝠岳・・・・2日目:

« 南ア・ 赤石岳~塩見岳~蝙蝠岳・・・・1日目 | トップページ | 南ア・赤石岳~塩見岳~蝙蝠岳・・・3日目 »

2020年12月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック