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2009年6月

鬼怒沼湿原~尾瀬沼

  梅雨真っ盛りですが、とりあえず毎週末どちらか1日晴れてますね。今週も土曜日は晴れ、以前から行って見たかった鬼怒沼湿原に行って来ました。

 
 金曜の夜大清水の駐車場に入り車中泊、翌朝騒々しいので目を覚ますと大型のツアーバスが着いていてもうかなりの人が来ていました。
 
 すぐ食事をして5時過ぎに出発、大清水からはみんなが行く尾瀬沼方面でなく鬼怒沼方面に進みます。

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 大清水からは鬼怒沼方面に進みます。

 たくさんの人が行く尾瀬沼方面と違い鬼怒沼方面に行く人は誰もいません。

 

 

 

  出だしはしばらく林道を進みます。ブナ林の期待していたのですがカラマツ林でした。

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  始めはカラマツ林の中の林道を進みます。

 

 

 

 

  

 

   林道から登山道に入るといきなり急登になりました。樹林帯の中をぐんぐん高度を上げて行きます。
 木々の間から燧ヶ岳が見えました。

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 燧ヶ岳!

 

 

 

 

 

 

  「梅雨時なのに今日は快晴!」   

 さすがに空気の透明度はそれほど良くなく遠くまで見通すことはできませんが、この時期これだけ晴れてくれれば十分です。」 

 
 
物見山は知らないうちに(標識がなかった)通り過ぎ7時過ぎに鬼怒沼湿原に到着しました。

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 鬼怒沼湿原

 湿原の奥に日光白根山が見えています。

 

 

 

 

 

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  鬼怒沼湿原は樹林に囲まれ湿原の向こうに日光白根山が見える静かな湿原でした。

 もちろん湿原には他に誰もいません。

 グルッと湿原を1周してベンチで休憩を取りました。

 
 

 
 鬼怒沼山を過ぎると地図に
「ツキノワグマ出没注意」と書かれた場所になります。北海道の山の地図では「ヒグマ出没注意」はあちこちにあるのですが、「ツキノワグマ出没注意」は滅多にありません。

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 地図に「ツキノワグマ出没注意」

 この記載は滅多にありません

 

 

 

 

 

  山でクマを何度も見て 「クマに好かれているのか?」 と思っているので今回もチョットビビッています。クマ鈴をチリンチリン鳴らしながら歩いていきます。

 
 鬼怒沼湿原からは小さなアップダウンがあるものの標高2,000m前後の稜線をしばらく水平移動のように進みます。もちろんずっと樹林の中で景色はありません。

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 鬼怒沼湿原からはずっと樹林帯の中です。

 

 

 

 

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 黒岩山の手前はかなり倒木が多く登山道もあいまいな場所があり赤テープを探しながらの歩きになります。
 ただ登山道を見失うような場所はありません。

 

 

 

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 黒岩山直下と赤安清水の標識

 この2つの時間はかなり大目です。

 

 

 
  

  それにしても急登も急な下りもそして天望もない樹林帯のダラダラ歩きは飽きます。3時間半ほどダラダラダラダラと歩いて 「いい加減このダラダラ歩きは飽きたなぁ」 というころようやく「小渕沢田代」に着きます。

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 「小渕沢田代」

 

 

 

 

 

  

 

  

   「それほど大きな湿原ではないのですが、ずっと樹林帯の中をダラダラ歩いて飽きてきたところだったのでホッとしました。」

 そして今日歩き始めて初めて人を見ました。さすがに尾瀬沼が近いので尾瀬沼から上がってきた人たちです。

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 小淵沢田代

 中央に日光白根が見えています。

  

 

 

 

 

 

 

   ここで休憩を取った後、またダラダラと下って、遠くで人の声が聞こえてくると大江湿原に到着しました。

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 「大江湿原」

  「さすが大観光地尾瀬、木道は数珠繋ぎです。」

 

 

 

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   そして12時過ぎに長蔵小屋に到着、ここで昼食を食べて2時前に大清水に戻りました。

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  大清水で片品村名物の花豆ソフトを食べ、戸倉にある「尾瀬ぶらり館」(500円)で温泉に入って帰りました。

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 花豆ソフト

 チョット豆のざらつき感があるけど美味しいです。

 

 

  「梅雨時ながら今日は1日ほぼ快晴でした。」 

  「今日ここまで晴れるとは思っていなかったのでラッキーでした。」

 

 

 

     

 
 鬼怒沼湿原は標高2,000mにある周りを樹林で囲まれた静かな湿原です。湿原に出たときに湿原の向こうに日光白根山が見れ「お~!」って感じでした。

 鬼怒沼湿原からの稜線はずっと樹林帯の中、小さなアップダウンはありますが2,000m前後をダラダラダラダラと歩きます。登山道に変化がないのでいい加減飽きたころに小淵沢田代に到着します。
 この稜線はダラダラと長いのですが、大きいアップダウンがないので距離ほどは疲れないです。

 このコース、大観光地尾瀬の横にあるのですが、小淵沢田代に着くまでまったく人に会わず静かな山歩きが楽しめました。
 
次回は紅葉の時期に奥鬼怒温泉の方から湿原に行って、行き帰りとも温泉に入ってのんびりしたいですね。

 

 

 

    

 大清水(5:10)~鬼怒沼湿原(7:10~7:50)~小淵沢田代(11:20~11:40)~長蔵小屋(12:10~12:40)~大清水(13:50)

 

 
  

間に合った~!

  金曜日早めに帰ってきたので 「こりゃ、もしかしたら間に合うかも?」 とすぐ準備をして山に出発。

 

  途中寄り道して向かった場所はここ

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  永井食堂!

  

 

 

 

 

 

 

 

 

   ここ、渋川市街の北、国道17号沿いにある超有名なもつ煮込み屋さん、いつも混雑しています。

 土日は食堂は休みで平日しか食べれません。

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 もつ煮定食

 量も多くて、これで590円!

 

 

 

 

 

 

 
  
土日は食堂はやっていませんが持ち帰り用の販売だけやっているので、今度山の帰りに買って帰ろうと思っています。  

 

 

   がっつり食べたので、後は温泉に入って、明日の食料とビール買って車で寝るだけです。

 

  白毛門~谷川岳

  白毛門~谷川岳に行ってきました。
 このコースは2年前に1度歩いているのですが、稜線はずっと花が咲いていてまたいつか歩きたいと思っていました。

  前夜登山口にある駐車場に入り車中泊、5時過ぎにスタートしました。
 生憎周りはガスの中で真っ白です。白毛門に着く時間だと晴れるのはまだ期待薄、「雲の上に出ないかなぁ」 と思いながら樹林帯の中の急登を登っていきます。

 「松ノ木沢ノ頭」付近で樹林帯を抜け低灌木帯に入ると登山道沿いにずっと花が咲くようになり目を楽しませてくれます。

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  山頂が近づいてくると今まで真っ白だったのが上空に少し青みがかってきました。

 「お、もしかして雲の上に出るかな?」

 とテンションは上がりますが・・・

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 白毛門山頂

 「山頂はやっぱり雲の中、何にも見えませんでした。」 

 

 

 

   6時50分に山頂に着きましたが真っ白、やっぱり何にも見えませんでした。ただ上空は薄っすらと青いのでもうチョット標高が上がれば雲の上に出そうです。

 ここからほんとうなら花と展望を楽しみながらの稜線歩きになるのですが、相変わらず乳白色の中を進みます。

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  真っ白の中歩いていき笠ヶ岳の登りに入ると、待ちに待った雲の上に出ました。

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 笠ヶ岳山頂直下

 「上空は青空、ついに雲の上に出ました。」  

 

 

 

   

 

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 雲の上に出た対岸の谷川岳

 

 「完璧に雲の上に出て晴れ渡るとまでは行きませんが、もうチョット標高が上がればもっときれいに見えそうです。」

 

 

 

    

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 笠ヶ岳から朝日岳方面

 

 

 

 
   

    

   
  残念ながら上州武尊や尾瀬方面など東側の山は雲の中で見えませんが、とりあえず朝日岳までは雲の上で周りの景色を楽しみながら歩けそうです。

 朝日岳山頂が近づいてくるとホソバヒナウスユキソウが出てきます。この花朝日岳の手前から山頂までの間だけたくさん咲いています。

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   そして朝日岳に8時に着きました。

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 朝日岳山頂

 

 

  

   

 

 
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  山頂からジャンクションピーク

 

 

 

 

   

 

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 笠ヶ岳方面、遠くに谷川岳方面

 

 

 

 

 

 

 

   どうも今日は1,700mより上は雲からでているようです。ただ今日天気はゆっくり下り坂、これ以上きれいに晴れることはあまり期待できません。清水峠に向かって下って行くとまた雲の中に入ってしまい次に雲の上に出るのは蓬峠の先、武能岳になりそうです。

 朝日岳で休憩を取って景色を楽しんで、雲の中の清水峠に向かって歩き始めました。

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 清水峠への下りでの稜線 

 

  

 

      

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 巻機山方面

 

 

 

 

 

 

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 大源太山

 「ここも登ってみたい山です。」

 

 

 

 

  清水峠に向かって下って行くとまた雲の中に入ってしまい、清水峠に9時前に到着しました。

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  清水峠

 

 

 

 

     

  清水峠の小屋の陰で昼食を取って蓬峠に向けて出発です。蓬峠までは小さなアップダウンを繰り返しながら笹原の稜線を進みます。

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 一瞬雲が取れ大源太山が見えました。

 

 

 

 

 

 

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 蓬峠

 

 

 

 

 

  

  蓬峠を通り過ぎ武能岳に着くとちょうど雲の上に出るか出ないかの境目付近でした。再び雲の中に入って今日2番目の大きな登りの茂倉岳への登りを登りきって茂倉岳山頂に12時前に着きました。

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 茂倉岳

 

 今日2番目の大きな登り、武能岳とのコルから350m登ります。

 

 

 

 

 

  茂倉岳まで来るともう登りらしい登りもありません。ここでゆっくり今日2回目の昼食です。

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 茂倉岳山頂

 

 

    

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 山頂から一ノ倉岳~谷川岳方面

 

 

 

 

 

 

 

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 一ノ倉岳

 

 

 

 

 

  さすがにここまで来ると人が多いです。山頂には10人ぐらいの人がいました。
 ただ周りには雲が多く登ってきた朝日岳や白毛門は雲の中でした。

 休んだ後今回登山道に唯一残っていた雪の上を歩いて一ノ倉岳を登り、谷川岳に向かいます。

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 一ノ倉岳から谷川岳への稜線

 

 

 

 

  

   

 

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  谷川岳のオキノ耳が近づいてくるとどんどん人が増えてきました。さすが百名山でも人気の高い谷川岳です。
 そしてオキノ耳もトマノ耳も人であふれていました。

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 オキノ耳

 

 

 

 

 

 

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 オキノ耳からトマノ耳

 トマノ耳山頂にも人があふれています。

 

 

 

    

 

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 トマノ耳山頂からオキノ耳

 

 

  

   

 

 トマノ耳山頂から肩ノ小屋にかけてはまさに人・人・人でした。
 山頂も周りは雲ばかりで景色も良くないので小屋まで下り、幸い小屋の中はあまり人がいないのでジュースの飲みながら小屋の中で休憩を取りました。

 そして山頂からは天神尾根から田尻尾根を下るのですが、天神尾根の登山道はただでさえ滑りやすい岩の所にたくさんの人が上り下りしているので岩がツルツルで下りはけっこう神経を使います。
 そして2時半に駐車場に着きました。

 

  帰りに水上温泉街の中にある「ふれあい交流館」で温泉に入り(550円)(すごく狭いけど空いています)、「水上豆腐工房」でトーフソフトを食べて帰りました。

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 水上豆腐工房のトーフソフト

 豆腐で作ってあるので甘くはないのですが、おいしいです。それに量が多い!  

 

 

 

 

   

 

 

  稜線はずっと花が咲いていました。ただこの時期雲が多いのは仕方ないですね。
 次に来る時は秋晴れの時期に来たいです。本当は紅葉の時が良いのですが、紅葉の時も谷川岳は混むので紅葉の終わった雪の降る寸前の秋晴れの日が良いかな。

 谷川岳はまさに人・人・人で人であふれていました。百名山でロープウェーが使えて山頂まであまり時間も掛からず、東京からの比較的近くアクセスも良いからでしょうね。
 ただ 「山なんかほとんど登ったことありませ~ん。」「ロープウェーで上がったら近そうなので登って来ちゃいました。」的なウエア・装備の人も多いです。
 茂倉岳までは人も少なく静かな稜線歩きが楽しめました。

 

 

 

 

  白毛門登山口駐車場(5:15)~白毛門(6:50~7:00)~朝日岳(8:00~8:10)~清水峠(8:55~9:15)~蓬峠(10:05~10:15)~茂倉岳(11:50~12:10)~谷川岳トマノ耳(12:50~13:00)~肩ノ小屋(13:05~13:20)~天神尾根~田尻尾根~駐車場(14:35)

 

 

 

 

 

 

  

 

  

  

アジサイも満開です

  

 日曜~火曜3日間の雷はすごかったですね~。
 梅雨時期の6月の雨って言うとシトシトジメジメってイメージなんですけどね~。

 花菖蒲に続いて梅雨時期の花、アジサイも満開になりました。

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「アジサイもほぼ満開になりました。」

 

 

 

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  ここは地元では通称「アジサイ通り」と言われている場所で自宅から1キロほどの場所にあります。
 住宅街の中の道路際にあるので、地元周辺の人しかあまり知られてなく静かに見ることができます。

 

  
  自宅近くにはアジサイ寺と呼ばれてかなり知られた本土寺と言うお寺があります。アジサイの時期になると大型の観光バスで大勢の人が見に来るほど知られていて、それはもう観光地です。
 しかも京都や奈良みたいに拝観料を取るので一回しか行ったことがありません。

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  のんびり見るなら静かな「アジサイ通り」に限ります。

赤岳~硫黄岳とツクモグサ

  赤岳は1年を通して何度も登っていますが、ほとんどが赤岳鉱泉のある西側からで、清里側の東側からは登ったことがありませんでした。
 今回は東側「美し森」から赤岳に登ります。

 
 今週は関東も梅雨入りして 「週末はダメだな。」 って思っていました。ところが金曜の夕方になって予報が好転、急遽バタバタと仕事を片付けて(ほっぽらかしてとも言うけど・・)トットと帰宅して山に向かいました。
 そして夜中に「美し森」の駐車場に着いて車中泊しました。

 
  5時にスタート、あいにく山はガスっていますが平野部は青空が見えています。県界尾根へは始めダラダラと舗装路を登って突き当たりで登山道に入ります。

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 県界尾根の登山口

 

 

 

  

 
  「何~か調子が上がらないなぁ?」
  と思いながら樹林帯を登っていき「小天狗」に到着。やっぱり赤岳はガスの中

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 小天狗から赤岳

 ガスの中です。

 

 

 

 

   「ま~予報が好転したと言っても梅雨時期、今回は展望はあまり期待していません。」

 先週隣の杣添尾根は樹林帯の中はかなり雪があったようなので、どの辺から雪が出てくるかなと思っていたのですが、2,400m付近から出てきました。ただ思っていたよりずっと少なく歩くのには全く問題ありませんでした。
 そして樹林帯を抜けハイマツ帯になるとすぐ真横に「天望荘」が見え分岐に到着しました。

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 分岐からの天望荘

 

 

 

 

 

 

   この時点で赤岳はまだガスの中、「まず始めに硫黄岳に行っちゃおう」 と天望荘へのトラバース道に向かいました。
 ただこれが失敗、すぐに急な雪の斜面が現れました。滑るとかなり下まで行っちゃいそうです。しかも踏み後は全く無く、靴はトレランシューズ。
 「ダメそうなら山頂経由にしよう。」 と5~6回蹴り込んでみるとスタンスがなんとか作れました。
 ただ手はせいぜい指が引っかかる程度で支えると言うよりバランスを取るって感じです。

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  急傾斜の雪の斜面のキックステップの跡

 

 

  

 

  慎重にキックステップを繰り返して結局5~10m幅の雪の急斜面を4ヶ所横切って天望荘に7時半前に着きました。

 注:この時期県界尾根の天望荘へのトラバース道はアイゼンは必ず持っていった方が良いです。アイゼンがない人は急斜面でのキックステップを確実に出来る人じゃないと危ないです。

 天望荘の前に昨夜天望荘に泊まってこれから県界尾根を下る人がいて、小屋の人にトラバース道は止めて山頂経由に行くよう言われたとのことでした。

 稜線は西風の強風でした。寒いしこのまま休まずに硫黄岳に向かいます。

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 天望荘からの横岳

 

 

 

  

 

 

 

  横岳を登り始めると赤岳が見えてきました。

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 赤岳が見えてきました

 

 

 

 

 

 

 

  

 

  「お~、赤岳見えてきた~!」 

 「上空も明るくなってきたし、良いね良いね~、このまま一気に晴れてくれれば良いんだけどね~。」

 そしてお待ちかねツクモグサ登場!

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 「ツクモグサ」

 ずっとガスの中だったので開いていません。

 

 

 

 

 

 

 

  「まだ開いていませんが、このまま一気に晴れてくれれば、もう少し開いてくれそうなんですがね~。 硫黄岳からの帰りに期待です。」

  

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キバナシャクナゲも咲き始めていました。

 

 

   

 

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 横岳山頂から赤岳・阿弥陀岳・権現岳も薄っすらと見えていました。

 

 

 

  

 

 

 

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硫黄岳

 

 

 

 

  

 

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大同心

 

 

 

 

  横岳山頂付近では青空も広がり始め、展望もだんだん遠くまで見えるようになってきました。良い傾向です。  (結局このころが一番良かったんですけどね・・・)

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硫黄岳と硫黄岳山荘

 

 

 

 

 

  さすがに硫黄岳付近は強風をさえぎる物もなく、ヘラヘラ歩いているとヨタヨタっとしてしまいます。帽子を飛ばされないように気をつけながら歩いて山頂に9時前に到着しました。

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 硫黄岳山頂

 

 

  

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 硫黄岳山頂から赤岳・阿弥陀岳

 

 

 

  

 

 


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 天狗岳

 

 

 

 

 

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硫黄岳の火口壁

 

 

 

 

  
  

 

 

   山頂は強風の吹きっさらし、祠の陰で大福を食べて赤岳に戻ります。

  ところが・・・・

 横岳に着くころからみるみる雲が上がってきてアッ言う間に雲に覆われてしまいました。ツクモグサも開くはずもなく横岳をトットと通過し天望荘へ。  

 そして天望荘に着くころには

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 横岳を通過したころには赤岳は完全に雲の中になってしまいました。

  

 

 

 

  そして赤岳山頂に10時半に到着

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 赤岳山頂と赤岳頂上小屋

 
 

 

 

  

  「山頂は完全に雲の中、何~にも見えません。」

 まだ時間もあるので小屋に入ってコーヒーと昼食で晴れるのを待つことにしました。

 が・・・・。

  「結局1時間ほど待ったものの晴れず、残念!」

 帰りは真教寺尾根を下ります。出だしの急な鎖場を過ぎると樹林帯に入り、後はダラダラと下って行くとスキー場上部・羽衣池を過ぎて美し森駐車場に1時半に到着しました。

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 羽衣池の手前は八ヶ岳の麓に多いカラマツ林の中を進みます。

 

 

 

      

 

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 「美し森」が近づくと完全に観光地です

  

 

 

 

 

   清里と言えば「清泉寮」のソフトクリーム、清泉寮に行ってみると観光客で大混雑、それでそこから数分の場所にあって清泉寮と同じソフトクリームの売っている「キープファームショップ」へ、ここは空いていました。

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 ソフトクリーム (写真ボケてます)

 やっぱり美味いです。

 

 

   さらにソフトクリームだけじゃ物足りず、

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 シューアイス

 これも美味いです! 

 

 

 

 

  この後甲斐大泉駅のそばにある甲斐大泉温泉パノラマ湯に入って帰りました。
 先週中央高速が40キロ渋滞したとのことだったので心配したのですが、全く渋滞もなくすんなり帰れました。

 

 

 

 赤岳山頂は雲の中で何にも見えなかったものの、横岳や阿弥陀岳ではそこそこ見えました。
 ま~、昨日の夕方までは「山はダメだろう」と思っていたので、来れただけでも良かったです。
 ツクモグサはしっかり晴れて開いているのを見たかったですね。

 
 県界尾根の天望荘へのトラバース道に行ったのは失敗でした。何事も無く通過しましたが戻って山頂経由にすれば良かったと思っています。反省です。

 八ヶ岳は次は秋晴れの秋かな?

 

 

  

 美し森駐車場(5:10)~県界尾根~天望荘(7:40)~硫黄岳(8:55~9:10)~赤岳(10:30~11:25)~真教寺尾根~美し森駐車場(13:30)

花菖蒲

  天気予報が一転、今日は朝から晴れちゃいました。

 と言っても今日は仕事、天気も良いのでチャリ通勤することにして途中「小岩花菖蒲園」と「水元公園」によって行きました。

 「小岩花菖蒲園」

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 「水元公園」

 
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 どちらもほぼ満開、まだ早朝だというのにたくさんの人が見に来てました。

 水元公園は今日から花菖蒲祭りのようで出店も準備中でした。今日の陽気だと昼ごろ来たら確実に木陰でビール、って感じですね。
 

  梅雨時のもう1つの花のアジサイはまだ咲き始めたばかり、見ごろは来週あたりかな?

 今週も天気予報を見ると曇りマークや雨マークばかり、もうすぐ梅雨入り。
 ここのところ週末崩れるパターンになっているけど、平日は雨降っても良いから休みの日は晴れてほしいっすね。

 

 

 

ツツジ咲く?・・・・長沢背稜~雲取山~稲村岩尾根

  東日原から長沢背稜~雲取山~石尾根~稲村岩尾根へと行って来ました。

 このコースは昨年ほぼ同時期に行ったのですが、昨年は全コースに渡ってツツジが咲いてほんとうにきれいでした。
 今年もツツジを期待して行ったのですが・・・。
 

  朝5時過ぎに東日原をスタートしてヨコスズ尾根を登ります。
 出だしの急な檜林を登ると広葉樹の尾根上にでます。

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広葉樹の新緑がきれいです。

 

 

 

     

  

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   「そろそろツツジが出てくるなぁ。」

 と周りを見ながら登って行くのですが、なかなかツツジが出てきません。

 「あれ~? 咲いてないなぁ」

 と思っていたら一杯水非難小屋に着いちゃいました。

 「あれ?」

 どうも昨年に比べ開花が早くもうほとんど散っちゃったみたいです。(ガク

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   一杯水避難小屋

 

 

 

 

  その後の稜線もほとんど咲いていません。

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 たまに咲いていても萎れた花ばかり、登山道に落ちた花びらの方が多いです。

 

 

 

 

 

  
  「なんか今回ツツジの花、完全に外しちゃったみたいです。」

  長沢背稜はほとんど樹林帯の中、展望が悪いのでこうなると新緑を楽しみながら展望の開ける雲取山山頂で雲がかかっていないことを願って歩くだけです。

 
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   「ブナやダケカンバの新緑がきれいです。」 

 
  小さなアップダウンの続く登山道を進んで行って長沢山が近づくと標高が高くなったからでしょうか、ツツジの花が出てきました。ただやっぱりピークは越えていてほとんどが萎れています。

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 長沢山山頂付近のツツジ

 
 やっぱりチョット萎れています。

 

 

 

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 長沢山山頂、樹林の中です。

 

 

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 長沢山の先、芋ノ木ドッケへの登りにあるシャクナゲもピークは過ぎていました。

 

 

 

 

 

 
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  芋ノ木ドッケ山頂付近はシラカバの木がきれいです。

 

 

 

 

  

 

  芋ノ木ドッケから大ダワまで大きく下って登り返すと雲取山荘に着きます。山荘の前で小屋の人と5分ほど話をして雲取山頂に11時半に着きました。

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 雲取山荘

 

    

 

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 雲取山山頂

 
  「富士山も薄っすらと見えていました。」

 

     

  

   

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 飛龍山

 

 

 
   

       

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 石尾根

 

 
 

 

 

 

  天気予報が曇りだったので「山頂に着くころは雲の中かな?」と展望は半分あきらめていたので、これだけ見渡せれば十分です。
 さすがに南アなどは見えなかったけど、富士山は薄っすらと見えていました。ただいつ見えなくなってもおかしくない感じです。

 山頂でのんびり昼食です。チョット風が冷たかったけど山頂避難小屋の陰なら半袖でも十分でした。
 30分ほど休んで石尾根を下り始めました。

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石尾根からの富士山と幅広い石尾根とカラマツ林 

 

 

  

  

 

  七ツ石山は山頂はパスしてツツジの多い巻き道を行きます。石尾根は「千本ツツジ」などにミツバツツジより花期の遅いヤマツツジも多いのでチョット期待しています。

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 ヤマツツジはまだ蕾でこれからって感じでした。

 

 

 

 

  

 

  結局石尾根もミツバツツジはほとんど終わっていました。ヤマツツジは一部咲いていましたが、まだこれからのツボミが多く、来週末あたりが良さそうです。

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鷹ノ巣山山頂直下から石尾根

 

 

 

 

  

 

   そして鷹ノ巣山に1時半に到着しました。

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  鷹ノ巣山山頂

 もう富士山は見えなくなっていました。

 

 

 

 
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  山頂の下側からは雲が湧き出し始めていました。
 また雲の底も上空すぐそこって感じで、あと1時間もすれば鷹ノ巣山頂も雲の中になりそうです。
 
(東日原に着いた時、稜線は雲の中でした。)

 

 

 

 

  

 

  少し休んでから稲村岩尾根を下ります。
 昨年来た時は下り始めてすぐの急な登山道を見下ろした時ツツジがすごくきれいだったのですが、今日はほとんどありません。
 急なブナ林の登山道を一気に下って東日原に戻りました。

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 稲村岩尾根はブナ林が多くです。

 

 河原から稲村岩を見上げる。

 

 

 

 

 

  帰りは奥多摩駅の近くにあるもえぎの湯によって帰りました。

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 もえぎの湯にある「ゆずソフト」

 美味しいけど底に入っているコーンフレークははっきり言ってジャマです

 

 

 

 

  「いや~、ものの見事にツツジ外しました。あまりに見事な外しっぷりに笑っちゃうぐらいです。」(アッハッハッハ!)

   昨年とほとんど同じ時期に来たんですけどね~、事前に「今年は早いよ」とは聞いていたのですが、ここまで咲いていない(もう咲き終わって散った)とは思ってもいませんでした。
 シロヤシオやミツバツツジが終わって、ヤマツツジがこれから咲くという間に来ちゃったみたいです。

 
 「ま~、全コースに渡って新緑がきれいだったし、曇りでダメだと思っていた展望が思っていたより良かったので、これで良しとしましょう・・・。」(アッハッハッハ、 ハァ(でもやっぱりツツジ見たかったなぁ)

 

 

  東日原(5:40)~一杯水避難小屋(7:00~7:10)~長沢山(9:35~9:45)~雲取山(11:30~12:00)~鷹ノ巣山(13:40~13:55)~東日原(14:50)

ツツジ咲く山に行ってきました

  

  週末仕事になってしまったので、今日ツツジ咲く山に行ってきました。

 が・・・・。

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  詳しくは後ほど

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