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鳳凰三山

  2年ぶりの鳳凰三山です。前回は夜叉神峠から登りましたが、今回は御座石温泉から登ります。

 
 前日の夜中御座石温泉に着き車中泊、翌日5時過ぎに出発しました。

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 御座石温泉

 

 

 

 

   登山道は出だしからいきなり急登です。
 出だしからの急登は辛いです。汗は吹き出しふくらはぎはピキピキしてきます。とりあえず負担が掛からないようゆっくり歩きました。

 
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  登山道は急ですが新緑がきれいです。

 朝の登山道は冷んやりして気持ちが良いです。

 

 

 

 体が温まってくると汗は引きふくらはぎも痛くなくなりましたが、登山道は相変わらず急でけっきょく燕頭山まで急登は続きました。

 燕頭山には6時半に着きました。

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 燕頭山山頂

 樹林帯の中ですが木々の間から山が見えます。

 

 

 

 

   燕頭山を過ぎると傾斜が緩くなり木々の切れ間から展望が開けだしました。山頂から少し登ると登山道に雪が出始めましたが歩くのには問題ありませんでした。

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 甲斐駒ヶ岳

 「甲斐駒はいつ見てもカッコ良いですね~。」

 

 

 

 

 

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 八ヶ岳

 

 

 

 

 

 

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 地蔵岳が見え始めました

 

 

 

 

 

  7時半過ぎに鳳凰小屋に着きました。小屋は無人でした。

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 鳳凰小屋 

 

 

 

 

 

  鳳凰小屋から上はだんだん木々がまばらになり、稜線直下は不安定な急なザレを登って行きます。そして地蔵岳のすぐ下の稜線に出ました。

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 地蔵岳直下の稜線に出ました。

 

 

 

 

 

 

 

  赤抜沢ノ頭に8時40分に着きました。

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  赤抜沢ノ頭

 

 

 

 

 

  
  「そして期待していた通り、目の前には北岳!  登って来て良かった~。」

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 地蔵岳

 

 

 

 

 

 

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 北岳と間ノ岳

 

 

 

 

 

 

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  観音岳

 

 

 

 

 

 

 

  稜線の登山道にはもっと雪が残っているかなと思っていたのですが、岩と岩の間に雪がまだ残っている程度で快適に歩けました。

 
  そして観音岳に9時半前に到着しました。

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  観音岳山頂

 

 

 

  

  
  チョット風があるものの天気はほぼ快晴! 目の前の北岳をはじめ360度の大展望が広がっています。 
 ここで大休止です。

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 甲斐駒ヶ岳

 何度見てもやっぱりカッコ良いですね~。

 
右側に槍穂、左側に乗鞍が見えていました。

 今年は夏に登る予定です。
 
 

 

 

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 甲斐駒と地蔵岳

 

 

 

 

 

 

 

 

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 富士山と薬師岳

 

 

 

 

 

 

 

 

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 仙丈岳

 右側に木曽駒、左側に中央アが見えていました。

 

 

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 北岳と間ノ岳

 

 昨年は2度登ったけど、今年は無理かなぁ。

 

 

 

 

 

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 農鳥岳と南ア南部の山々

 

 

 

 

 


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 八ヶ岳

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

  まだ時間が早いので山頂では1人かと思っていたのですが、昨夜南御室小屋にテント泊していた学生が数人来ていました。

 時間もまだ早いので昼食を食べながら1時間近く「ウダ~~」と景色を眺めて過ごし、1時間ほど休んだ後薬師岳に向かいました。

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 薬師岳山頂

 

 

 

 

 

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富士山

東側の方はチョット霞んでいます。 

 

 

 

 

 

 

  薬師岳からは青木鉱泉に下ります。始めは緩んだ残雪に手こずりましたが、

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何度か踏み抜きました。 

 

 

  やがてカラマツ林になって青木鉱泉に下りました。

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 青木鉱

 

 

 

  

 

 

  青木鉱泉で御座石温泉への登山道を聞くと、ほとんど廃道状態で標識もなく何人も道がわからなくなって戻ってきたり、全然違う場所に下りたりしているとのことで「わからなくなったら戻って長いけど林道を行ってね~」と言われて出発しました。 

 その言葉通りほとんど廃道、何度もウロウロしながら御座石温泉にたどり着きました。

 

 

 GWから約3週間ぶりの山、天気は快晴、稜線は風はあったものの寒くもなくも最高のコンディションでした。
 展望も目の前に北岳の白峰三山をはじめ、槍穂・乗鞍ぐらいまではきれいに見えていました。

 その中でもやっぱり甲斐駒はカッコ良いですね~。今年は夏に登ろうと思ってます。

 稜線上では観音岳であった学生以外では1人しか会わない静かな稜線歩きが楽しめました。やっぱり山は静かな山に限りますね。

 雪は登りでは部分的にありましたが気温がまだ低いこともあってしっかり締まっていて快適に歩けました。
 ただ薬師岳からの下りでは雪が緩み何度か踏み抜きました。

 
 今回一番苦労したのは青木鉱泉から御座石温泉までの登山道でした。ほとんど廃道で何度か道を見失いかけウロウロしてしまいました。夏になってもっと葉っぱが出て視界が悪くなったら迷ってしまうかもしれません。

 

 

  御座石温泉(5:05)~鳳凰小屋(7:40~7:55)~赤抜沢ノ頭(8:40~8:50)~観音岳(9:25~10:20)~薬師岳(10:35~10:50)~青木鉱泉(12:35~12:55)~御座石温泉(13:40)

 
    

 

 

 

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コメント

すごいですねぇ、相変わらず。

燕頭山までの急登ほんとうにキツイですよね。
IKさんでも足が痛くなること知って、
安心しましたよ。ヽ( ´∀`)ノ

IKさん

青木鉱泉と御座石温泉とは仲が良くありません。
御座石温泉の経営者と鳳凰小屋の経営者は同じですが、その経営者薬師岳からIKさんが下った「中道」は道が悪いとか言って、青木鉱泉に下るのをためらわせようとしたり、鳳凰小屋の分岐でも青木鉱泉に下るどんどこ沢ルートを勧めず、自分が経営する御座石温泉のほうへ下るように薦めます。
私も何度か、彼が私の顔を覚える前は、御座石に下るように薦められていましたが、あるときから、「あんたなら青木鉱泉に下っても大丈夫」なんていわれましたが、、、。

まーそんなこともあり、青木鉱泉と御座石鉱泉との間は道が整備されておりません。

写真で気になったのですが、農鳥岳と塩見岳、、、
塩見とおっしゃっているのは、左のほうの三角の山かと思いますが、あれは悪沢だと思います。
塩見は隠れて見えていないと思います。

念のため。

私は、御座石からのルートを十数回鳳凰に登っていますが、歩いたことありません。

Y-chan

 茶柱さん

 まだ体が温まっていない朝一での急登はきついですね。登り始めて20分ぐらいはふくらはぎがピキピキしてました。
 燕頭山に着いた時「まだ2,100mかぁ」と思いましたよ。
 でも稜線に出て白峰三山を見たとき疲れは吹っ飛びました。

 

  Y-chanさん

 そーだったんですか、標識もないし「何でこんなに整備されないんだろう?」と思ってました。近くにある一軒屋の宿泊施設が仲が悪いってありそうな話ですよね。
 ま~せめて標識ぐらい付けて欲しいですよね。

 指摘ありがとうございます。見たときに「塩見かなぁ?」とチョット自信がなかったんですよ、悪沢でしたか、早速修正しておきます。

鳳凰、大展望ですね~。
ちょうど2年前、同じ時期に鳳凰に登った時のことを思い出しました。
・・・それはともかく、IKさん、足速すぎ!!
いつもIKさんのレポ見ると、地図を引っ張り出してコースタイムと見比べちゃうんですが・・・すごいですね・・・。

南アルプスは、行きたい山、歩きたいコースがまだまだたくさんです。
今年もいろいろ、行きたいですね~。

昨年海の日に初めて登りました。
夜叉神から観音岳までピストン(それも南御室にNUL-く2泊で!、、恥)ですが、白峰三山を眺めながらの稜線歩きは本当に最高に気持よかったです!南御室のテン場も水がおいしくて。

また今年も同じところを歩こうかとも。。
いや今度はちゃんと地蔵まで。。


この時期の鳳凰山は良いですよね。
眺望が良く 静かで 気候も快適。
この何回かは 人のペースに合わせて歩いているとは言え 山小屋泊まりです。
IKさんの日帰り行程には驚いてしまいました。
速っ!

 まきchinさん

 別に早く歩こうと思って歩いている訳じゃないんですよ、休む時は休むし。
 学校も行かずに岩にしがみついていた学生の時に入っていた山岳会が、いつも海外の山を目指していて「国内の山は海外へのトレーニング」って感じで、歩くのがいつも早かったんですよね。山に復帰してからも多分その時の歩き方が残っているのか歩くのが早いんですよ。

 南アは北アみたいに派手さはないけど、その分どっしりした感じが良いですよね。今年はまずカッコ良い甲斐駒、そして南部に行きたいと思っています。

 

 

  

  kimatsuさん

 南御室に2泊ですか、あそこは展望はないけど小屋の前に広場があって気持ち良さそうですからね~。
 次回はそこに1泊そして地蔵を越えて広河原に下りるって言うのはどうですか?  

 ニコさん

 鳳凰はこの時期だとまだ人は少ないしカラマツの新緑や北岳もまだ白いし良い時期ですよね。

 山小屋はほんと泊まらなくなりました。平日で空いていれば良いんですが、あの混雑は勘弁です。
 今年夏に飯豊で泊まる予定ですが、耳栓忘れずに持って行かないと・・。

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