ブナの新緑を見に・・・・長沢新道~尾瀬ヶ原
毎年この時期になるとブナの新緑の山に行きたくなります。
ブナ林は奥多摩や丹沢など東京近郊の山にもありますが、この辺じゃダメ。東京近郊の貧弱なブナ林じゃなく、東北や信越地域の巨木のあるようなブナの原生林の新緑です。
そして新緑の「グリーン」と残雪の「白」と青空の「青」の3色の鮮やかなコントラストが見られれば最高です。
当初奥只見の山に行くつもりだったのですが、帰ってきたのが当日のAM1時、さすがにこれから奥只見まで行く気になれず尾瀬の長沢新道に変更しました。
朝5時に富士見下の駐車場を出発、峠まではダラダラと林道を登って行きます。
林道沿いもブナなどの新緑がきれいです。
1時間ほどで富士見小屋に到着しました。
富士見小屋
登山道は富士見小屋から数10mで雪になりました。
「燧ヶ岳登場~~」
長沢新道は前半の傾斜の緩い部分はほとんど雪、かすかに残っている踏み後と赤ペンキを見ながら進んで行きます。
後半尾瀬ヶ原への下りに入ると登山道が出てきました。
そして尾瀬ヶ原が近づいてくるとブナ林になります。
「やっぱりブナ林の新緑は良いですね~。」
「上を見たり周りを見たり、立ち止まったりしながら登山道を進んで行きます。」
「この鮮やかな新緑のグリーンと幹の白とグレーのまだらが良いですね~。」
ブナ林を眺めながら歩いて行くとひょっこり尾瀬ヶ原に出ます。
尾瀬ヶ原に出るといきなりミズバショウの群落が迎えてくれました。
「至仏山とミズバショウ」
ミズバショウはほぼ満開?でした
「ミズバショウのことは頭になかっただけに、お~咲いてるって感じでした。」
尾瀬は毎年来ていますがミズバショウの時期に来たのは久しぶりでした。 湿原がまだ一面茶色の中、ミズバショウの白はやっぱり目立ちますね。
龍宮十字路で休憩を取った後、下田代~東電小屋~ヨッピ橋へと周回に向かいました。
龍宮小屋
燧ヶ岳
「ヨッピ橋」
「逆さ至仏」
再び龍宮十字路に戻ってきて、まだそれほど混んでいないのでゆっくり休憩しました。
今日の行動食
そのうち中田代方面よりゾロゾロ登山者が来始めたので出発しました。
「ミズバショウと至仏山」
お決まりの場所ですね。
この場所だけで10人近いカメラマンが撮影してました。
「燧ヶ岳を振り返る」
山ノ鼻から再び登り鳩待峠に戻りました。
鳩待峠
ここは大型バスが何台も停まり完全に観光地です。
鳩待峠で休憩後、富士見小屋に向かいます。登山道は樹林帯の中はほとんど雪でした。
横田代から至仏山
アヤメ平から燧ヶ岳
巻機山
日光白根山と皇海山
富士見小屋に再び戻って富士見下の駐車場に戻りました。
帰りは日光を越えて東北道経由で帰ります。(関越経由より10キロぐらい遠いです)
白根温泉に入った後、行ったのはこれ
光徳牧場のアイスクリーム
「いつ食べても美味いっす。」
そしてもう1ヶ所、以前から気になっていた
日光東照宮のそばにある「冨士屋観光センター」の
「ゆばソフト」
「味はま~ま~かな?」
「やっぱりブナの原生林の新緑は良いですね。あの鮮やかなグリーンはたまりません。」
ブナ林には残念ながら雪はなく、残雪の白とのコントラストは見られなかったのですが、天気はほぼ快晴で良かったです。
来年は奥只見か東北に新緑を見に行きたいなぁ。
また尾瀬ヶ原では予想してなかったミズバショウも見られました。尾瀬は毎年行っているのですが、ミズバショウの時期に行ったのは久しぶりでした。次は秋に行こうかな?
次はツツジの山に行く予定です。
富士見下(5:05)~富士見小屋(6:10)~龍宮十字路(7:20~7:40)~下田代~東電小屋~ヨッピ橋~龍宮十字路(8:35~9:05)~鳩待峠(10:25~10:40)~アヤメ平(11:45~11:55)~富士見下(1:05)
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