笹薮を掻き分けて
秋も後半になり山チャリシーズン本番です。
今日は北関東にあるトレイルに行きます。紅葉にはチョット遅いかな?
まずは標高差1,000mの林道の登りです。
「ただこの林道が悪い!」
玉砂利が厚く敷き詰められそして砂地も出てくる、チャリで登るには一級品の悪さの林道です。
「この林道チャリでの走り辛さは、ピカ一! 一般的なダートの林道の倍近く疲れます。」
「特に走り辛そうな場所が出てくるたびに 「またか」と落ち込み、登りきったときにはかなり足にきてました。」
「もう涼しいから1Lあれば平気だろうと思っていた水も、日が照っていたら足りなかったです。今日は登り始めてから雲ってくれたのに感謝でした。」
林道を登りきったところでゆっくり休みながらお湯を沸かして休憩、カップヌードルで腹ごしらえをして、そしてトレイルに突入です。
コースはカラマツの紅葉がきれいな深い笹薮のトレイルが延々続きます。
「笹に埋もれてチャリが見えませ~ん。」
「ガサガサガサ~、とまるで笹を掻き分けるラッセル車のように進んで行きます。」
全体としては難しくはないのですが、笹薮で前の路面がほとんど見えません。そのため前方を遮る木の枝やドロップオフなど、隠れたトラップに常に備えていなければなりません。
いつ隠れたトラップが出てくるかわからないので神経を集中しているためか他のとれいるではない疲れがきます。
後半になってくれと
「おっ! 何かありそう?」
と、感?が働くようになってきました。(笑)
ただコケてもスピードがあまり出てないのと笹薮なので怪我をするようなことがないのが救いです。
駐車場の目の前までトレイルが続いて、ポンと駐車場に出て終了です。
登りでは体力的に疲れ、下りでは精神的に疲れて下ってきました。終了してから温泉に入って帰りました。
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コメント
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こんばんは。
IKさんのMTBライフも充実されているようですね。
MTBで標高差1,000mの砂利道の登りはきつそうです。踏み込むと後輪が空回りしそうで・・・
それにしても笹薮トラップ。あなどれませんね(怖)
投稿: まこぞっき | 2008年10月28日 (火) 22時49分
まこぞっきさん
雪山をあまりやらない僕にとってMTBはこれからの冬場が中心です。
ただここの登りはきつかったです。何度も空回りさせてバランスを崩し足を着きました。
そして下りも笹で隠されたトラップも木やドロップオフだけなら良いのですが、一番怖い熊に遭わないように熊鈴を鳴らしながらの山ツーでした。
投稿: IK | 2008年10月29日 (水) 08時42分
足元見えない笹原走りの緊張感って 何だか良いですよね。
ただし 長距離過ぎるのは辛いですが。
写真を拝見するに
山屋さんにしては 意外に軽装ですね。
僕は 自転車乗りとは思えないくらい重装備になります(笑)
そんな事も含めて 来月から ヨーロッパMTBの記事をアップするつもりです。
投稿: ニコ | 2008年10月29日 (水) 15時46分
ニコさん
さすが目の付けどころが違いますね。この時は昼食も食べ終わった後で、相棒はあと水と薄い防寒具ぐらいしか持っていませんでした。
僕は修理キッド、コンロ、防寒具等で相棒の倍以上の大きさのザックでした。
投稿: IK | 2008年10月29日 (水) 22時10分
度々失礼します。
懐かしい画像にビックりしてまた書き込みました。
ここは私も過去2回行っていますので・・・
最後に行ったのは5年ぐらい前ですが、全く変わってないですね。
見えないトラップで何度も前転をしたことが思い出されます。
でも雰囲気は大好きです。
3月か4月ぐらいに山スキーで下ったら楽しそうっすね。
投稿: 884R | 2008年11月10日 (月) 21時14分
884Rさん
このコースも行ったことがありましたか。
このコースは難しくはないですが、他にない雰囲気や難しさがあってなかなか良いコースですよね。
山スキーで行くのは考えたことなかったな~。
たしかにここなら雪がそれほど多くなくても滑れそうですよね。
投稿: IK | 2008年11月11日 (火) 20時19分