« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »

2008年10月

イオン・レイクタウン

  今月初めに埼玉県の越谷に新しいショッピングモール「イオン・レイクタウン」ができ、そこにICI石井スポーツがあると言うので偵察に行ってきました。
 
 もしそこそこ大きければ自宅から一番近い山ショップになって便利です。

 車で行ってみると

 「でかい!」

 「こりゃ、変な場所に車を置くと石井スポーツまでかなり歩かされそうだ。!」

 Dscn27791_2

 

 真ん中に道路を挟んで2つの大きな建物から出来ています。 

 

 

 

Dscn27811_3  

 店舗フロアは3階建てなので、とにかく広いです。全容を撮るには空撮しかなさそうです。 

 

  

 

 

 

   

 

   とりあえず一番近いちょうど真ん中付近の駐車場に入れて中に入ったのですが、石井スポーツまで10分近く歩かされました。

 しかも石井スポーツ横に「モンベル」「スポーツオーソリテイー」があり、離れたところに「ビクトリア」「アデイダス」がありました。
 他にチャリショップとして「ワイズ」がありました。

 しかもイオンのショッピングモールなので夜10時までやっています。仕事から帰ってきてからでも十分いけます。

 
  さすがに石井スポーツは都内にある店舗に比べると品数は少ないですが、ビクトリアやモンベルが大きいので、だいたい満足できそうです。

    また今日(10/31)筑波に北関東最大と言われるショッピングモール「イーアスつくば」がオープンするようです。ここも冬になったらとりあえず見に行ってみようと思ってます。

  

 
 「ただ人多過ぎ~、アウトドアショップだけ見て、トットと帰って来ました。やっぱり人込みは苦手だ~。」

 

  

   

  

 

いよいよ冬ですね

  先週末に不覚にも鼻かぜを引いてしまいました。週末連休ですが土曜日(ちょうど天気もいまいちだし)は静かにして日・月のどちらか日帰りでどっかに行こうと思ってます。

 2週間前に南アに行った時は 「今年は雪が遅いなぁ」 と思ったのですが、今週に入って白馬や妙高などかなりは白くなって、今朝「志賀草津道路」が積雪で通行止めになっているみたいです。

 「アルプスや信州方面の高峰はすっかり冬になったみたいです。」

   

  11月はあと少しになった紅葉と落葉して見通しが良くなった落ち葉の降り積もった山に、白くなったアルプスや富士山を見に行こうと思ってます。

  Image

   10月30日今日  白馬村ライブカメラより

    

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

    「て言うか、まず風邪を治さないと・・・。」

笹薮を掻き分けて

  秋も後半になり山チャリシーズン本番です。

  今日は北関東にあるトレイルに行きます。紅葉にはチョット遅いかな?

 

 まずは標高差1,000mの林道の登りです。 

 「ただこの林道が悪い!」

 玉砂利が厚く敷き詰められそして砂地も出てくる、チャリで登るには一級品の悪さの林道です。 

 Dscn27611

 「この林道チャリでの走り辛さは、ピカ一! 一般的なダートの林道の倍近く疲れます。」

 「特に走り辛そうな場所が出てくるたびに 「またか」と落ち込み、登りきったときにはかなり足にきてました。」

 「もう涼しいから1Lあれば平気だろうと思っていた水も、日が照っていたら足りなかったです。今日は登り始めてから雲ってくれたのに感謝でした。」

 

 

 

 

 

  林道を登りきったところでゆっくり休みながらお湯を沸かして休憩、カップヌードルで腹ごしらえをして、そしてトレイルに突入です。 

 Dscn27671

 

 

 コースはカラマツの紅葉がきれいな深い笹薮のトレイルが延々続きます。

 

 

    

 

 

 

Dscn27681

 

 

 「笹に埋もれてチャリが見えませ~ん。」  

 

 

 

 

 

    

 Dscn27711

 「ガサガサガサ~、とまるで笹を掻き分けるラッセル車のように進んで行きます。」 

 

 

 

 

 

 

 

 

  
  
全体としては難しくはないのですが、笹薮で前の路面がほとんど見えません。そのため前方を遮る木の枝やドロップオフなど、隠れたトラップに常に備えていなければなりません。

  

 

     Dscn27751  

 

 

 

 

 

 

 

 

   いつ隠れたトラップが出てくるかわからないので神経を集中しているためか他のとれいるではない疲れがきます。

 後半になってくれと

 「おっ! 何かありそう?」

 と、感?が働くようになってきました。(笑)

 ただコケてもスピードがあまり出てないのと笹薮なので怪我をするようなことがないのが救いです。

 

 

 駐車場の目の前までトレイルが続いて、ポンと駐車場に出て終了です。

  登りでは体力的に疲れ、下りでは精神的に疲れて下ってきました。終了してから温泉に入って帰りました。

  

 

   

 

仙塩尾根から北岳・・・3日目

      仙塩尾根から北岳・・・1日目 (北沢峠~仙丈ケ岳~熊ノ平小屋)
       仙塩尾根から北岳・・・2日目  (熊ノ平小屋~塩見岳~熊ノ平小屋~間ノ岳~北岳山荘)
       

       

 

 「3日目」・・・北岳山荘~北岳~大樺沢右俣~広河原

 

  5時に起床、ここは3,000m稜線、寒さで夜中に起きるかと思っていたのですが朝までぐっすりでした。

  予想通りテントの内側は見事に凍っていました。
 このままコンロを点けるとビショビショになりそうなので、そっとテントから抜け出し荷物も出して氷を払い落としてからコンロを点けました。これ、大正解でした。(フライは持って来なかったし、張り綱もしてなくてテントの内側に石を置いただけだったので楽でした)
 

  Dscn27181

  

 

 日の出寸前の富士山

 

 

 
   

 

 

 

   今朝も快晴で無風です。6時過ぎに今日最初で最後の登り北岳を目指して出発しました。

 Dscn27241

 

 

 山頂直下から北岳山荘と間ノ岳

 

 

 

 

  

 

 

   そして30分ほどで北岳山頂到着です。

 Dscn27251

 

 

 

 

  

 

   「北岳山頂は快晴無風、 富士山方向の東側だけは雲がありましたが、それ以外の方向はバッチリ見えてます。」

 Dscn27351

 

 

富士山

 

 

 

 

 

  

   Dscn27261

 

八ヶ岳

 

 

 

 

 

 

 

    

Dscn27271  

 

甲斐駒ケ岳

 

 

 

 

 

    

 


 Dscn27291  

 

中央アルプス

 

 

 

 

 

 

 

      

 Dscn27301

 

 仙丈ケ岳と右奥に槍穂連峰

 

 

 

 

 

 

 

       Dscn27321

 

 

間ノ岳と南ア南部方面 

 

 

 

 

 

 

    
 Dscn27341

鳳凰三山

 

 

 

 

 

 

 

  

    
  Dscn27331

 

北岳山頂と甲斐駒・八ヶ岳 

 

 

 

 

 
 

 

 

   
  「山頂は夏に来た時はゆっくり座って休む場所もないほど大混雑だったのですが、今日は3人だけでした。」

 「今日はあと下りるだけで時間はたっぷりあります。お湯を沸かしてコーヒーを飲みながらゆっくり1時間景色を楽しみました。」

 

  1時間ほどゆっくりして北岳肩ノ小屋に向けて出発しました。

 Dscn27361

 

  甲斐駒と八ヶ岳、眼下に肩ノ小屋

 

 

 

 

  

 

      Dscn27371  

 

 

 

 

 

 

 

 

  
 Dscn27381

 

  肩ノ小屋と北岳 

 

 

 

 

 

 

       

 
  Dscn27421

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  Dscn27481

 

 大樺沢右俣は紅葉真っ盛りでした。

 

 

 

 

 

 

     

 

 Dscn27501

 

 

 

 

 

 

     

     

 
  Dscn27531

 

 

 大樺沢二俣から

 

 

 

 

 

      

     

 Dscn27541

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      Dscn27561  

 

 
  

 

 

 

 

 

 

 

 

  そして10時前に広河原到着し10時20分のバスで芦安に戻り金山温泉に入って帰りました。

 

 

北岳山荘(6:10)~北岳(6:45~7:45)~北岳肩ノ小屋~大樺沢右俣~広河原(9:45)

 

 

  

    

     昨年から歩きたいと思っていた仙塩尾根を歩くことできました。本当は北沢峠から南ア南部赤石岳付近まで北から南へと縦走したかったのですが、できなかったのがチョット残念です。

 3日間朝から昼過ぎまではほぼ快晴。1日目の仙丈ケ岳・2日目の塩見岳・3日目の北岳と、2日目の午後に登った間ノ岳以外はすべて快晴・無風で大展望に恵まれました。
 

 ただ北岳や間ノ岳を見ながら歩けると思っていた仙塩尾根の仙丈ケ岳と三峰岳の間は、樹林帯に入ってしまうと景色が開けたのは1ケ所だけでチョットがっかりでした。

 昨年に続いて歩いた10月の南アルプスは、昨年に続いて秋晴れの大展望、そし静かな縦走路とやっぱり最高でした。
 来年もまたこの季節に来たいと思ってます。来年は椹島から塩見・蝙蝠岳周回かな。
 
 それに鋸岳と中央アルプスも行きたいな。

 
 「あ~あ、登りたかった山を1つ登ると、また登りたい山が何個か増えてしまう。」

 
 
 

 

 

 

 

 

仙塩尾根から北岳・・・・2日目

                               仙塩尾根から北岳・・・1日目(北沢峠~仙丈ケ岳~熊ノ平小屋)

 「2日目」・・・熊ノ平小屋~塩見岳往復~間ノ岳~北岳山荘(テント泊) 

 5時に起床、今日も快晴です。

 今日はまず塩見岳を往復するので水とカロリーメイトとスニッカーズを1袋だけ持って出発です。

  Dscn26741 Dscn26781

 

 

 

 

 

          Dscn26801  

 

 

  塩見岳が見えてきました

 

 

       

 

  塩見岳までの稜線は針葉樹よりもダケカンバなどの樹林が多く、すでに落葉しているので登山道も明るく気持ち良いです。

   Dscn26811 Dscn26821  

 

 

 

 

 

   

 

  Dscn26841

 

  仙丈ケ岳

 

 

 

 

 

    

 

Dscn26891

 

  塩見岳

 

 「塩見岳、大きいです。」

 南アルプスの他の3,000m峰が北と南に分かれてまとまっているのに対して、塩見岳だけは他と離れています。
 それだけにひときわ大きく見えますね。

 

   

 

 

 

    塩見岳へは最後に急で不安定なガレ場を登って山頂手前に出ます。ここは後続がいると落石に神経を使いそうです。そして塩見岳山頂に8時半に到着しました。

  Dscn26991

 

 

 

 

 

 

   「山頂は雲一つない快晴、360度の大展望が広がっていて北ア白馬方面まで見渡せました。」

 「山頂は誰もいなく展望一人占め、山頂に座り込んでのんびり休憩です。」

 

  Dscn26911  

 

 富士山

 「やっぱり見る山ですね。」

 

 

 

          

  

 

  Dscn26921  

 

  南アルプス南部の山々

 「やっぱり当初の予定通り南ア南部まで縦走したかったなぁ。」

 

   

         

     

 

  Dscn26981

 

 富士山と蝙蝠岳

 「来年は塩見岳から蝙蝠岳へと行きたいです。」

 

 

 

 

 

           

 

 
 Dscn26961

 

 仙丈ケ岳と甲斐駒

 「あそこから歩いて来たかと思うと遠い!」

 

 

    

 

 

          

  Dscn26971

 

 北岳・間ノ岳・農鳥岳の白峰三山

 

 

 

    

 

            

  Dscn26941

 中央アルプスとその後ろに木曽御岳

 「中アに行ったのは20年以上前、来年は登りたいなぁ。」 

 

 

 

        

       

  Dscn26951  

 

 乗鞍岳

 

 

 

 

 

   

 

   「山頂はほぼ無風でした。あまりの気持ち良さにボケ~といつまでも座っていれそうです。1時間弱休んで熊ノ平小屋へ出発しました。」

 

  Dscn27031

  塩見岳北側の大崩壊

 

  南アにはここの他に荒川前岳や聖岳などあちこちに大きく崩落している場所がたくさんあります。
 そのうち稜線の登山道がなくなったり地形が変わったりしそうで心配です。

 

 

      

   Dscn27051

 

  仙丈ケ岳

 

 

 

 

 

 

      Dscn27061

 

 

 間ノ岳

 

 間ノ岳の左側のちょこっととんがっているのが三峰岳

 

 

 

  熊ノ平小屋に11時半に着いて、小屋前のベンチでゆっくり昼食を食べ三峰岳に向けて出発しました。

 Dscn27071

 

 三峰岳(左の岩塔)直下から間ノ岳 

 

 

 

 

  

 

 

   三峰岳に着くと今まで晴れていたのに西側から雲が出てきてしまいました。午後になって雲が出てくるのは昨日と同じです。
 景色があるうちにと三峰岳での休憩のそこそこに間ノ岳を目指しました。

 

 

  が、しかし・・・

 Dscn27131

  間ノ岳山頂は雲の中でした・・・。

 

 

 

   
  ウインドブレーカーを着てボーシをフリースに変えて北岳山荘に向けて休みもそこそこにトットと出発しました。

 Dscn27141    

 

  間ノ岳の北斜面はしっかり雪が付いていました。仙丈や塩見と比べて段違いです。

 

 

 

      

 Dscn27161_2   

 

  間ノ岳

 

 

 

 

    

  Dscn27171  

  北岳山荘

 

 

 

 

 

  北岳山荘には3時に到着しました。西風の当たらない場所にテントを張りシュラフに入ってビールさらにコーヒーを飲みながら5時過ぎまで持ってきた本を読んで時間をつぶし、6時ぐらいに夕食を食べて就寝です。

 「明日朝は寒さで目が覚めるかなぁ?」

 

    

   2日目の朝も快晴で開け、塩見岳山頂は快晴無風のまさに大パノラマでした。久しぶりの塩見岳だったのですが大満足です。

 三峰岳までは快晴だったのですが、残念ながら間ノ岳山頂は雲の中でした。ま~昨日もそうだったのですが、朝から晩まで快晴とはなかなかいきませんね

 

  

 

   熊ノ平小屋(5:50)~塩見岳(8:30~9:20)~熊ノ平小屋(11:30~12:10)~三峰岳(13:10~13:20)~間ノ岳(13:50~14:10)~北岳山荘(14:55)

    

仙塩尾根から北岳・・・1日目

  昨年の10月に南ア南部に行った時に秋晴れと静かな南アルプスが気に入ってしまい、

 「来年の10月も南アルプスに来よう。今度は仙塩尾根だ!」

 と、昨年から決めていた一年越しのコースです。

 本当は北沢峠から仙塩尾根そして赤石岳付近まで行って椹島へと、すっきりと北から南へ縦走したかったのですが、今年から畑薙ダムからのバスがなくなってしまい下山してもそこからの足がなくなってしまいました。

  それでチョット変則的ですが、北沢峠から仙塩尾根で塩見岳まで行って北岳に戻り広河原に下りることにしました。
 

 「1日目」・・・・北沢峠~仙丈ケ岳~熊ノ平小屋(無人小屋泊)

 前夜芦安の駐車場に入り車中泊、翌日1番のバスで広河原経由北沢峠に7時半に到着しすぐ歩き始めました。

 Dscn26151

 

 広河原からの北岳

 

 

 Dscn26161

 

 北沢峠

   

 

 

 

  登山道はバス停のすぐ横にあります。歩き出すとすぐ針葉樹林になります。

 Dscn26171_2

  針葉樹林の登山道を登って行きます。

 「う~~ん、やっぱり針葉樹林はおもしろくな~い。」

 ここのところ色付いた好きなブナ林ばかり歩いていたので針葉樹林はおもしろくありませんね。

 

 

 

 

   Dscn26181_2

 

  「甲斐駒が見えてきました。やっぱり甲斐駒はかっこ良いですね。」

 

 

 

  

 Dscn26201_2 

 森林限界を越えて小仙丈ケ岳が見えてきました。

 

 

 

  

   

  そして9時過ぎに小仙丈ケ岳に到着しました。

 Dscn26301  

  仙丈ケ岳をバックに小仙丈ケ岳山頂

 

 

 

  

 Dscn26271  

 

 

  仙丈ケ岳

 

 

 

 

  
 

     八ヶ岳をバックに甲斐駒ケ岳と鋸岳

 「鋸岳はかなり以前に登っているのですが、また登ってみたい山ですね。」

 Dscn26221_2 Dscn26211_2

 

 

 

 

  

 

 

  Dscn26321

 

  仙丈小屋を見下ろす。

 

 

 

 

  そして9時半に仙丈ケ岳山頂に着きました。

 Dscn26341_2

 仙丈ケ岳山頂

 バックは中央アルプス

 

 

  

    「山頂は快晴・無風!」

  「北ア槍穂から白馬まで見渡せました。」 

 

   Dscn26361_2 

 

 「甲斐駒、かっこ良すぎです。」

 

 

 

 

 

 

     

 Dscn26401_2  

  

 鳳凰三山

 

 

 

 

  

    

 

 Dscn26351_2     

 

 北岳と間ノ岳

 

 間ノ岳にはかなり雪が付いています。

 

 

 

       

 

Dscn26391_2  

      

  中央アルプス

 

 

 

 

  

  

 

        Dscn26411_2  

 これから歩く仙塩尾根と南ア南部方面

 

 「やっぱり仙塩尾根は長い、そして塩見岳は遠いです。」

   

 

  

  


    「山頂に着いたときは一人でした。展望独り占めです。」

  「ゆっくり景色を楽しみながら休憩し、これから歩く長~く・そして700mも下がってまた700m上がる仙塩尾根にそなえました。」

   30分ほど休んでスタートしました。大仙丈ケ岳までは岩稜が続きます。

Dscn26431

    

 

  

  大仙丈ケ岳から仙丈ケ岳

   

 

     

         

    

Dscn26441  

 

 「そして再びかっこ良すぎの甲斐駒」

「来年は鋸岳といっしょに登りたい。」

  

 

 

 

 

  

   大仙丈ケ岳を過ぎると樹林帯に入ります。
 ここでチョット予想外のことが・・、樹林帯の入っても稜線歩きなのでチョコチョコと北岳や間ノ岳は見えると思っていたのですが、稜線は丸くなってしまい稜線歩きと言うよりもただの樹林帯歩きです。そのためほとんど眺望がなくなってしまいました。
 時々は北岳や間ノ岳を見ながら歩けると思っていたのでチョットがっかりです。

 Dscn26471

 

 ひたすら樹林帯です。

 

 

 

   

 

 Dscn26491

唯一樹林帯が開けて見れた北岳

 北岳の西側をこんな近くから見られる場所は他にありません

 

  

 

 

 

       

            

 

Dscn26501

  

 

  間ノ岳

 けっこう雪が付いています

 

 

   

 

 

 

    そして700m下がって「野呂川越」に到着、これから三峰岳まで700m上がります。

   Dscn26531

 

  野呂川越

 

 

 

  Dscn26581

 

 やっと森林限界も近づき三峰岳が見えてきました

 

  

 

    

     

 Dscn26591

 

仙丈ケ岳   

 

 

 

 

   

 

 

    森林限界を越えるとまさかいないと思っていた登山者がいました。追いついたので聞いてみると、今日同じ北沢峠行きのバスに乗って両俣小屋経由で来たとのことで、今夜は同じく熊ノ平小屋泊とのことでした。
 しばらく話しをしたあと「小屋でまた」と先に進みます。

 そして三峰岳に到着、残念ながら北岳はガスの中、間ノ岳も見え隠れしていました。

 Dscn26601

 

   三峰岳山頂から間ノ岳

  

 

 

         

 

    

  

Dscn26641

 

 

   明日歩く仙塩尾根の後半、

 塩見岳は雲の中です

 

 

 

 

 

 Dscn26651

 

 

  今日の宿、熊ノ平小屋が見えてきました

 

 

 

 

 

  そして熊ノ平小屋に16時前に着きました。

 

 

   Dscn26701

 

  熊ノ平小屋、冬季開放されているのは2階の左側です。

    

 

   Dscn26691

 

   熊ノ平小屋から農鳥岳

 

 

 

 

 

    

 

  熊ノ平小屋は小屋の2階の一部が冬季小屋として開放されています。水場もドバドバ流れていました。
 三峰岳手前であった人も1時間ほどして到着し、2人で夕食を食べた後7時ごろには寝ました。

 

  今日は三峰岳に着くころに雲が出てきましたが、それまではほぼ快晴でした。

 今回始めて歩いた仙塩尾根の仙丈ケ岳から三峰岳までは、もっと北岳や間ノ岳を見ながら歩けると思っていたのですが、樹林帯に入ると見られたのはわずか1ヶ所だけ。めったに見られない近距離からの西側の北岳を見ながら歩けると思っていたのですがチョットがっかりでした。

 仙塩尾根の仙丈~三峰岳間は、秋の涼しい時期だから良かったけど夏場は歩きたくないなぁ。(と言うか夏場に来ていたら、「も~やだ!二度と来るか!」ってなっていたでしょ

 

 

 

    

   芦安~広河原~北沢峠(7:40)~小仙丈ケ岳(9:10~9:25)~仙丈ケ岳(9:55~10:25)~野呂川越(12:35~12:50)~三峰岳(14:45~15:05)~熊ノ平小屋(15:45)

紅葉!  秋山郷から苗場山~小松原湿原・・・後編

  神楽ケ峰から10分ほどで小松原コースへの分岐に到着です。

 「さあ、いよいよ小松原コースに入ります。」

 Dscn25671

 

  小松原コースへの分岐

 

 

 

  小松原コースに入るといきなり登山道は狭くなりました。コースが長いこともあってあまり歩く人も多くないようです。

 Dscn25681

 

 

 谷川岳と田代湖

 

 

 

 

 

  Dscn25711  

 

 

 

  苗場山

「赤く紅葉した木が多くなってきました。期待が高まります。」

 

 

 

 
 

   Dscn25701_2 Dscn25731

 

和田小屋方面

 

 

  

 

 

 

 

   神楽ケ峰から一旦下って登り返すと草原の稜線になり小松原コースが見渡せるようになります。

 Dscn25761  

  越後三山方面

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Dscn25801  

 

 

鳥甲山

 

 

 

   

 

 

  Dscn25821  

 

  小松原コースの「霧ノ塔」付近からこれから歩く小松原コースを見渡す

 

 

 

 

 

       

 

Dscn25851  

 

 

 

  気持ちの良い草原の稜線が続きます。

 

 

 

    

   

 

Dscn25871

 

 

  稜線から見た新潟側の紅葉

 草原の稜線から紅葉を見下ろしながら歩いて行きます。

 

 

  

 

 

      

 Dscn25901_2 Dscn25911  

 

 

 

 

 

 

   草原の稜線が終わって樹林帯の中に入っていくとやがて小松原湿原に着きます。

 Dscn25941

 

  小松原湿原は一つ一つは大きくないのですが、登山道に沿って湿原が点在しています。

 

 

 

    

 

 

 Dscn25961  

 

  苗場山に比べて500mほど低いので草紅葉の紅葉は今がピークでした。

 苗場山山頂湿原より色が鮮やかです。 

 

 

 

       

 

 

 Dscn25981

 

 

 

 

 

 

 

   

 

  Dscn25991

 

 

 しかも3連休なのに小松原湿原の中では人に会いませんでした。

  

 

 

 

 

 

   小松原湿原を過ぎると登山道はブナを中心とした樹林帯の中になりました。
 
 樹林帯はまさに紅葉真っ盛り、紅葉のトンネルが続きました。

 Dscn26001

 

 

「ブナ林の中に小さな木の赤の紅葉があって、紅葉のトンネルの中を下って行きます。」 

 

 

 

 

 

 

  Dscn26021

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

   Dscn26031

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

   林道に出るまでみごとなブナ林が続きました。下部のブナ林はまだ紅葉してなく緑です。

Dscn26051

 

 

  登山道最後まで見事なブナ林でした。

 

 

   

 

  

   林道に出て下って行くと「里山」って感じの村落になります。

 Dscn26061 Dscn26071

 

 

 

 

 

  中津川を渡って「結東」集落に12時に着きました。ここでまさに危機一髪のハプニングが・・・。

 
 

 まずはバス停の前のお店に飛び込んで、

 「まずはビール

 「プハ~、美味い!」

 店の中で一口飲んでビール片手にバス停に行こうとしたら(バスはたしか12時半ぐらいだったと思っていた)

  なんと

 「バスが、来た~~!」 

 しかもバス停には他に待っている人はいません。あわてて道路に飛び出してバスを止め、飛び乗りました。

 まさに間一髪、あと1分僕が遅かったら店の中にいる間にバスが通り過ぎちゃう所でした。 
 このバスに乗り遅れると次のバスは3時間後、その場合歩くかヒッチしかありませんでした。

 「危なかった~~」

 
  
バスの乗客は僕1人でした。運転手の方が今日は連休で道が混んでいるので、津南に行くには屋敷温泉からの道の方が広いし空いているとか、温泉のこととかいろいろ教えてくれました。

 「小赤沢」で降りてここから3合目の駐車場までまた歩きです。

 「3合目の駐車場までなんと標高差500mもあります。 まだ小さな山一つ分あります。」    

 集落で水をがぶ飲みして、ビール汗を掻くようにピッチを早くして登っていきました。風がなく気温もけっこう高かったおかげで大汗を掻いて1時間ほどで駐車場に到着。
 
  とりあえず駐車場のそばの川で顔や手足を洗って屋敷温泉に入った後、バスの運転手の人に教えてもらった道で津南に出て帰りました。

 

 

 

  

  歩いて見たかった秋山郷からの苗場山そして小松原コースを快晴の下、歩くことが出来ました。

 苗場山山頂湿原の草紅葉はピークは過ぎていたもののまだ十分きれいでした。

 
 そして小松原コース、予想していた以上に良いコースでした。小松原湿原・小松原湿原より上の草原の稜線・下部のブナを中心とした樹林帯の登山道と変化もあって楽しかったです。

 上部の草原の稜線からは紅葉を見下ろしながら歩き、湿原は草紅葉の紅葉がピーク、そして下部の紅葉した樹林帯の中の登山道と時期も最高でした。


 小松原コースはコースが長いことや交通の便も悪いこともあって、連休中なのに3人しか会いませんでした。もっと歩いて欲しいコースです。

 

 秋山郷はブナの原生林が多い場所だと聞いていたので、以前から行って見たいと思っていました。
 道路沿いにも見事なブナ林があってほんとうにきれいな場所でした。ブナの紅葉が中津川沿いの集落まで降りてきたときや新緑の時にも行ってみたい場所です。

 
 

 
 
 

 

   

 小赤沢3合目駐車場(5:30)~苗場山山頂(7:05~7:35)~神楽ケ峰(8:05)~小松原湿原(10:00~10:10)~結東集落(12:00)~(バスで移動)~小赤沢集落~小赤沢3合目駐車場(13:20) 

  

 

 

 

紅葉! 秋山郷から苗場山~小松原湿原・・・・前編

 昨日上州武尊山を登った後、そのまま苗場山の登山口のある秋山郷に向かいました。 途中秋山郷「萌木の里」に寄って温泉に入り、夜小赤沢コースの3合目駐車場に到着、そのまま車中泊しました。
 当初は「小赤沢」の集落に車を置いて登りたかったのですが、車を置ける場所がなく仕方なく3合目駐車場からに。

 
 苗場山は今まで2度登っていますが2度とも夏に和田小屋からで、秋に秋山郷側からそして小松原コースに行って見たいと思っていました。
 
  おそらく山頂湿原の草紅葉はピークを越えている思いますが、樹林の紅葉や小松原湿原の草紅葉に期待しています。
 

 

  朝5時半まだチョット薄暗い中スタートしました。

 Dscn25281

 

 

 

 

  登山道はちょうど紅葉真っ盛りのブナ林です。

 Dscn25301 Dscn25351  

 

 

 

 

   

 

 

  「残念ながら登山道は西斜面、ズ~~ッと日陰でした。」 

 

  登山道は昨日の上州武尊山と同じようにぬかるんでいますが、数え切れない数の丸太の輪切りが埋め込まれていて歩きやすくなっていました。

 Dscn25331

 「この数え切れない数の丸太の輪切りには、整備した地元の人たちにただただ感謝です。」

 

 

 

 

 

 
  Dscn25371

 

  上部に行くとシラカバが多くなってきました。

 

 

 

 

 

 

   そして笹原を歩いて行くといきなり湿原に出ました。

 Dscn25411

 

 

 「今までずっと日の当たらない西側を登って来たのですが、いきなり明るい湿原に出ました。」

 

 
   

    

 Dscn25401

 

 

 鳥甲山・・・ここもいつか紅葉の時に登って見たい山です。

 

 

 


   

 

 Dscn2543

 

 「快晴の空の下、まだ草紅葉もきれいでした。」

 山頂湿原の草紅葉にはもう遅いかなと思っていたのですが、ピークは過ぎてはいたものの、まだ十分きれいでした。

 

 

 

 

 

 Dscn25421

 

 山頂へ続く湿原の中の木道

 

 

 

 

    

 

 

  そして山頂に7時過ぎに到着です。

   

 Dscn25481  

 

 山頂湿原

「今年の7月に来ているだけに、緑鮮やかな夏の山頂湿原も良いけど、草紅葉の山頂湿原も良いですね。」

 

 

 

 

 

 

 

 Dscn25491  

 

 

 

 

  

 

 

   

 

  Dscn25501

 

 

 空気は澄み渡り遠くの山々まで見渡せました。 

 

 

 

 

 

 

 Dscn25511 Dscn25441

 

 山頂小屋

 山頂付近の池は凍ってました。

 

 

 

   Dscn25531

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Dscn25541_2

 

 

 

  

   

 

    

 

   

 


Dscn25571  

 

 
  

   

  上越方面の山々

 

 

 

 

 

 Dscn25581_2

 

 まさか苗場山から槍穂が見えるとは思ってもいませんでした。  

 

 

 

 

 

 

 

 
  「苗場山の山頂は、山頂湿原の向こうにまるで地平線の向こうに山が見えるような景色が良いですね。」

 「山頂はちょうど小屋に泊まっていた人達が出発したところで、1組のグループの人たちがいただけで静かな山頂でした。」

 

  山頂で30分ほど休んで神楽ケ峰に向かいます。

 Dscn25591

 

  神楽ケ峰

 

 

 

 

 

 

  Dscn25611

 

  苗場山から見た小松原コースの紅葉

 

 小松原コースの尾根の斜面が赤く紅葉しています。

「これから行く小松原コースの紅葉に期待しちゃいますね。」」 

 

 

 

     

Dscn25621

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   Dscn25641_2

 

 

雷清水付近からの苗場山

 

 

 

   

  

 

Dscn25651

 

 

 神楽ケ峰山頂

日光白根、谷川連峰、燧ケ岳方面

                                       

 

 

 

 

 

 

   (後半に続く)

 

 

 

 

 

 

霧氷がきれいでした・・・上州武尊山

  当初谷川岳を登るつもりで土合の駐車場で車中泊しようと前日の昼過ぎにのんびりと出発しましたが、夕方の天気予報でどうも谷川岳は明日雲がかかりそうなので急遽上州武尊山に変えました。

 そしてどのコースを登ろうかと地図を見ていて「ブナの美林」と言う記載に釣られて、武尊牧場スキー場からのコースに決めて白沢道の駅で車中泊しました。

 

 武尊牧場スキー場の駐車場を6時半に出発しました。

 Dscn24651

 

 連休だけあってたくさんの登山者が来ていました。

 

 

 

 

   最初はスキー場の中のくねくねとしたダル~~い舗装路を登ります。

 Dscn24661

 

  山栗がたくさん落ちてました。 

 

 

 

 Dscn24681

 

 

  スキー場の中の舗装路を登ります

 

 

 

 Dscn24701

 

 

 山頂はまだ雲の中

 「はやく雲取れてくれ~~。」

 

 

 

 

  Dscn24731

 

 

  スキー場の中のカラマツに絡まる蔦の紅葉がきれいでした。

 

 

 

  Dscn24741  

 

 スキー場上部はシラカバ林になります。 

 

 

 

 

  

 

  スキー場を抜け登山道に入るとすぐブナ林になります。

 Dscn24801

 

 

 ブナの紅葉はすでにピークを越えて落葉が始まっていました。
 落ち葉が敷きつめられた登山道を登ります。

 

 

 

 

 

  しばらく登るとブナ林から針葉樹林へと変わります。針葉樹林に変わると登山道は「グチャグチャ泥々」になりました。
 結局この「グチャグチャ泥々」は山頂直下まで続きました。

 グチャグチャの登山道を登って高度を上げていくと木々の高さが低くなってきて、上部が見渡せるようになってきました。

 Dscn24831

 

 

 山頂にかかっていた雲が取れてきました

 

   

 

 

 
  Dscn24881

 

 

 雲がとれると 

 「なんと稜線は霧氷です。」

 

 

 

 
    

 
  Dscn24891

 

 

 

中ノ岳の北側は真っ白です。

 もう山頂付近は紅葉を通り越して「冬」の様相です。

 

 

 

 

  霧氷付近まで登って行くと、キラキラと輝きながら風ですでに落ち始めていました。

 朝日にキラキラと輝きながら落ちていく霧氷がすごくきれいです。

 ただ霧氷は1~2時間で落ちて無くなりそうです。 「早く登ってきて良かったです。」

   Dscn24921  

 

 キラキラと風に舞う霧氷がきれいでした

 

 

 

 

  

   

 
 Dscn24961   

 

 

 北側の樹木は霧氷に覆われていました

 

 

 

 

 

 

 Dscn25021 Dscn24971  

 

 

 

 

 

 

 

   
  
そして9時に山頂に到着、

 「山頂はまさに360度の大展望が広がっていました。」

 「近くには皇海・日光白根・燧・至仏山、山頂付近は雲がかかっているものの谷川岳~苗場山、浅間山・妙義山、遠くには富士山・八ヶ岳・南アルプスから乗鞍・槍穂まで見えていました。」

 Dscn25031

 

 

 手前の北斜面が霧氷になっている前武尊山の向こうに妙義山

 

 

 

 

 

 
 Dscn25041  

 

 

  富士山、南ア、八ヶ岳

 

 

 

 
   

 

 Dscn25051

 予想通り谷川連峰の稜線は雲の中でした。

 「上州武尊山に変更してよかったです。」 

 

 

 

 

 

  

 

  Dscn25061

 

 

 

燧ケ岳、至仏山

 

 

 

 
 

 

 

Dscn25071

 

 霧氷の中ノ岳と日光白根

 

 

 

 

 

 

 

   

  Dscn25081

 

 

  浅間山

 

 

 

 

 

  

 

  それにしてもさすが連休、次から次に登山者が登ってきます。

 ただ山頂は狭くしかも濡れて多少ぬかるんでいるので座ってのんびり休むことが出来ません。ほとんどみんな立ったまま景色を眺めています。

 
  20人ぐらいのグループがやって来ました。先頭で来たバッチを付けたツアーガイドのような人が着くとすぐ大声で

 「15分休みま~す。ここでは昼食はまだ食べないので、何か食べたい人は適当に食べてくださ~い。」

 「あれが日光白根・燧・至山、そして雲がかかっているのが谷川岳・浅間・富士山もみえていますね。」

 と矢継ぎ早にまくし立てていました。

 「お客さんはけっこうバテている人もいます。しかも360度の大展望が広がっているのに15分しか休ませてくれないの? しかも八ヶ岳から乗鞍・槍穂まで見えているのに、山の説明はそれだけ?」

 「なんかツアーのお客さんが可哀想になっちゃいました。」

 

  1時間ほど景色を楽しんで、また団体グループが来るので下りにかかりました。またあの「グチャグチャ泥々」を下りて行きます。

 Dscn25121 

 

 

 

 朝霧氷が出ていた部分もすっかり無くなっていました

 

 

 

 

 
  まだ時間も十分あるので田代湿原経由で戻ることにしました。

 田代湿原へ向かったのは正解で、登山道はすぐ「グチャグチャ泥々」はなくなり落ち葉の登山道に、やがてブナ林の中の気持ち良い登山道になりました。

 Dscn25151 Dscn25161

 

 

 

 

 

 

 

  

 

  そして田代湿原に到着、田代湿原は小さい静かな湿原でした。

 Dscn25171

 田代湿原

 

 

 

 

 

 

 

 
  湿原を一周している木道で座り込んで少し休憩をしてから武尊牧場スキー場に向かいました。

 湿原からスキー場までの登山道は、あまり人が通らないのでしょう。登山道も荒れていません。


 ただこの付近はブナを中心に紅葉真っ盛りでした。

 Dscn25211 Dscn25221

 

 

 

 

     

 

 

 

 Dscn25231_2

 

 

 

 ブナの紅葉のトンネルの中を進みます。

 ブナ林の紅葉で気持ち良い登山道が続きますが、人には全く会いませんでした。

 

 

 
  
武尊牧場スキー場に着くとシラカバ林の向こうに日光白根・皇海山が見えていました。

 Dscn25251

 

 

   日光白根山

 

 

 

 

 

 

Dscn25261
 

 

  皇海山

 

 

 

 

  

 

  またスキー場の中の舗装路をダラダラと下り駐車場に戻りました。

 

 

  

  谷川岳から変更して正解でした。

 紅葉を期待して行ったのですが思いがけず霧氷を見ることが出来ました。
 ただすぐに霧氷は落ち始めていて早めに登ってきて良かったです。後から登ってきた多くの人は見る前に落ちてしまったと思います。

 ここの展望は相変わらずすばらしいです。前回も良かったのですが槍穂まで見えるとは思っていませんでした。

 
 
2日前に雨が降ったことや登山者が多いので、登山道はかなりの部分が「グチャグチャ泥々」でした。
 ただ田代湿原への登山道は歩く人が少ないからでしょう、登山道の状態も良く快適に歩くことができました。
 また田代湿原からスキー場までの紅葉はまさに真っ盛りできれいで、このコースにきて良かったです。

 

 

 

  

 

  武尊牧場スキー場(6:35)~上州武尊山(9:00~10:00)~田代湿原分岐(11:10)~田代湿原~駐車場(14:25)

 

   

次はベストタイミングで行きたい

   秋の妙高火打山は今回で2度目です。

 今回は雨飾山から妙高山までの縦走が目的だったので、紅葉のピークにはチョット早かった。(とにかく2日続きの晴れを優先、紅葉目的なら今週の方が良いですね)

  Dscn24261_2

 

 

 

  先週末(10/3)の高谷池

 

 

   

 

 

 

  数年前に初めて行った時は今回よりもうチョット紅葉は進んでいたのですが、やはりピークにはあと少しと言う感じで、しかも多少ガスっていました。

 1

 

   

数年前に行った時の高谷池  

 

 

 

 

 

 
  

 

  高谷池周辺の紅葉はここ数日がベストだったようです。

20081009_075730_e420_282

 

 10/9の高谷池
 (高谷池ヒュッテのHPより)
 1週間弱の違いで全然違います。

 

 

 

 

  

 

 

 

  紅葉は始まると一気に進みますね。

 次回妙高火打に行く時はベストタイミングで行きたいなぁ。

 

 

 明日明後日は天気良さそうなので上越方面に行って来ます。

 紅葉がベストタイミングなら良いのですが

 

 

 

  

雨飾山~焼岳~妙高山・・・2日目

 雨飾山~焼山~妙高山・・・1日目  (小谷温泉雨飾山登山口~金山~焼山~火打山~高谷池) 

 2日目の朝も快晴で明けました。さすがに10月中旬だけあってテントはバリバリに凍っていました。

 昨夜は7時ぐらいには寝てしまったので体調もバッチリ、昨日の疲れもすっかり消えていました。

 
  今日の黒沢池から妙高往復は今回で4回目、昨日と違ってテントを張ったまま水とパンだけ持って軽~いザックで妙高山を往復します。朝飯を食べて5時40分に出発しました。

  Dscn24321_2

 朝の高谷池テント場

 

 すっかり霜で覆われていました。

 

 

 
  小ピークを越えて黒沢池に向かいます。

 Dscn24351_2

 朝の黒沢池

  湖面は凍っていました。 

 

 

 

   

  

  Dscn24371

 

 

 朝の黒沢池ヒュッテ

 

 

 

 

 Dscn24381

 

 黒沢池から大倉乗越付近の紅葉

 

  今回高谷池や黒沢池より少し高い大倉乗越や茶臼山周辺が一番色付いていました。


 

 
 
妙高山への登りは日陰になった西斜面を登っていきます。木々の間に見える朝日を浴びた三田原山の稜線が目線を越えるようになって来れば山頂は近いです。

 そして妙高山山頂到着です。

 Dscn24401

 

 

 妙高山山頂

 

 

 「妙高山山頂も昨日と同じように見事に晴れ渡り快晴でした。」 

 「東側は雲海に覆われていますが、上越方面の山々は雲海の上に顔を出しています。西側には雲はあまりなく北アルプス全域が見えていました。」

 Dscn24411

 

 

 

 焼山と火打山

 

 

 

 Dscn24431

 

 

 白馬連峰

 

  昨日ははっきりとしなかった剣岳がはっきり見えています。

  

 

 
 Dscn24461

 

 

 槍穂高連峰

 

  

 

 

 Dscn24441

 

 

 

 上越方面の山々

 

 

 

  「まだ時間が早いので山頂には3人しかいない静かな山頂です。西側の北アルプス、東側の雲海の上に顔を出した上越の山々、八ヶ岳、富士山など360度の展望にしばらく見とれていました。」  

 

  30分ほど景色を眺めてから高谷池に戻ります。

 Dscn24511  

 

 

 妙高山

 

  

   

Dscn24551 Dscn24561 Dscn24501  

 

 

 

 黒沢池と高谷池の間の紅葉

 

 

 

 
  高谷池でテントを撤収して笹ヶ峰に下ります。

 今日は土曜日、紅葉の時期混雑することで有名なこの地域、次から次へと登山者が上がってきます。
   
 高谷池ヒュッテは予約制だし、黒沢池ヒュッテだってそれほど大きくないし、両方のテント場ともそれほど大きくありません。
 ここのどこにこれだけの人が泊まるんだろうと思うほど続々と上がってきます。今日はヒュッテもテント場も超満員・大混雑でしょう。

 

  笹ヶ峰が近づくにしたがって見事なブナ林の中を下って行きます。
 そして11時に笹ヶ峰に到着しました。

 Dscn24621_2

 

 

 笹ヶ峰の駐車場は満員御礼です。 

 

 

 

 いつもならこれで終わって

 「終わった終わった~!」 

 「さあ、温泉、温泉」 

 「ビール、ビール

 となるのですが・・・、今日は違います。今日は車の置いてある小谷温泉まで長~~い林道を歩かないといけません。 (あ~あ 

 

 笹ヶ峰でジュースを飲んで、

 「さ~て、歩くか~。」(と言うか早く車を捕まえて乗せてもらおう)

  車が追い抜いて行く時にヒッチを試みますが、こんな時間じゃあ観光客の車ばかりで止まってはくれません。(観光客の車はめったに乗せてくれません。やっぱりこの時期だと地元のキノコ狩りの人や同じ登山者かな)

 1時間半ほど歩いてこの林道の核心部そろそろ乙見山峠への登りが始まるという所で、今にも走り出そうとしていた車があったので思わず駆け寄って乗せてもらいました。(良かった~、助かった~(地元のキノコ狩りの人でした)

 幸いにも雨飾山登山口まで乗せてもらい(わざわざ登山口まで連れて行ってもらいました、ただただ感謝です)、1時過ぎに到着しました。

  駐車場に着いてビックリしたのは、さすが紅葉で有名な雨飾山、駐車場には入りきらず路肩に延々止まっていました。

 

  

  ここで本当なら

 「さあ温泉だ~

  となって小谷温泉に入るのですが、かなり早く着いたので温泉は後回しにして大急ぎでチョット寄り道を・・・。 

 行ったのは小布施にある2軒、1軒目は栗の木テラス季節限定「新栗モンブラン」

 Dscn23591

 新栗モンブラン 1個368円

 「これ美味しいんだよね~  」

 

 

 と、もう1軒はやはり小布施にあるジエラード屋「トウエル(Twell)」

 Dscn23561  

 今日は栗と紫芋のダブルで350円 

 「ここのジエラードもどれも美味いです。」

 

  

   このあと小布施温泉に入って、もう1回トウエルでジエラードを食べて帰りました。

   

   

 

  昨年からのずっと歩いてみたかった雨飾山から妙高山までの縦走を最高の天気の中歩くことができました。また笹平から火打山までは結局2人しか人に会わず静かな山行を楽しめました。
 
紅葉のピークにはチョット早かった(多分数日後ぐらいがベストだったかな?)のがチョット残念ですが、そこまで言っちゃうのは贅沢ですね。
 

 雨飾、金山、焼山、火打、妙高山どの山も快晴・景色最高でした。
 また縦走路上も雨飾と金山の間一部以外はほとんど低灌木帯か草原で稜線の景色も良く楽しかったです。特に金山から富士見峠までの焼山の眺めや南側(南西)斜面の紅葉は良かったです。

 懸念していた高谷池のテント場の混雑もなく、静かなテントサイトで金曜に来たのが正解でした(さすがは紅葉で有名なこの山域です。今日登ってくる人の多さ、笹ヶ峰や雨飾山登山口の駐車場の車の多さにはビックリしました。)

 
 
 この山域は紅葉の時期毎年のように来る好きな山域です。

 来年は紅葉の時期にまだ登っていない戸隠かな、それとも今年全線開通した信越トレイルも良いなぁ。
 

 

  

高谷池(5:40)~妙高山(7:20~7:50)~高谷池(9:10~9:40)~笹ヶ峰(11:00)~歩き終了(乙見山峠への登りが始まる付近かな)(12:45)~雨飾山登山口(13:10)

 

 

 

 「雨飾山から火打山への登山道について」

 今回歩いた雨飾山の山頂付近の笹平から火打山までの稜線の登山道は、まだ一般的なコースではなく、誰にでも勧められるコースではありません。

  天候、水場の状況、コース中の笹の伐採などの整備状況、コースが乾いているかなどによって行程に大きく差が出てきます。場合によっては悪天候以外の要因で途中断念となる場合もあると思います。

 
 ただ雨飾山と火打妙高山は、紅葉が非常にきれいで有名な山です。この2つの山域をつなげて紅葉を見ながら歩けば(今回紅葉のピークにはチョット早かったけど)、静かで充実した山行になることは間違いないです。

 今回はコースの状況に恵まれて比較的すんなり歩けたと思います。

 
 
笹平から火打山までの状況を自分なりにまとめてみました。
 もちろんそれも今後大きく変わるかもしれないことを了解ください。

 

  注意すると所として以下にまとめてみました。 

 「雨飾山笹平~金山」

  雨飾山から火打山までのコースで一番しっかり整備されている部分で、迷うような場所はほぼありません。
 ただ笹平からの下りの出だしは急な笹で滑りやすいです。その笹の部分を過ぎれば金山まではしっかりしています。

 笹平から下りきった部分に水場があるのですが、水量は多くなく場合によっては水が取れるほど量がない場合もあるかもしれません。また雨上がりなどは濁っていると思います。

 「金山から富士見峠」

  雨飾山から火打山までで一番状況に左右される部分です。

 まず金山からすぐの部分は草地の斜面をトラバース気味に下って行くと、急な笹の下りになります。ここも足元も笹があって滑りやすく笹を持ちながらの下りになります。
 急な部分を過ぎると金山山頂からも見える傾斜の緩い稜線歩きになります。ただこの部分も登山道は稜線のやや下の笹の部分の伐採によって作られていて、常に滑りやすい笹の片斜面(主に右下がりで後半に一部左下がり)を歩きます。
 そして富士見峠の直前に急な砂礫の斜面を横切るのですが、この部分は今コースの中で一番いやらしい部分で緊張します。

 
この部分は笹の伐採状況によっては、登山道に笹が生い茂り藪コギをしなければならない場合もあるかもしれません。そうなると時間も2倍以上掛かってしまうでしょう。
 
 また笹や砂礫の斜面などただでさえ滑りやすい部分が多いのに、雨上がりなど濡れていたらものすごく苦労すると思います。正直濡れていたら歩きたくありません。
 
 
 
「富士見峠~焼山」

 富士見峠で稜線を離れて北側を回り込むように進むと、やがて笹倉温泉からの登山道と合流します。
 合流してからは焼山の登りになりますが、前半は登山道ははっきりしています。

 この付近に水場があるはずなのですがわかりませんでした。ただあると思われる付近は濡れてグチャグチャしていたのでよく探せばあると思います。ただいずれにしても水量は多くはないと思いますので、水を取れるほど流れていないかもしれませんし雨上がりなどは濁っていると思います。

 焼山上部は落石をいつ落としてもおかしくないような非常に不安定なガレ場を登ります。コースは赤ペイントが付けられているので、それも追っていけばわかります。

 
 「焼山~火打山」

  ここは400m下がって450m上がるきつい部分です。
 底の部分(胴抜切戸)から火打山へは登山道はしっかりしていて問題ありません。
 焼山からの下りは始めは砂礫の不安定な斜面を下っていき、後半は低灌木帯の急な滑りやすい下りです。
 焼山の下りも雨上がりなど濡れていたらかなり滑りそうで歩きたくない斜面です。

 

 全体として笹の伐採された部分や笹の急斜面、砂礫の斜面など滑りやすい部分が多いです。
 なので雨上がりなど濡れていたらかなり苦労すると思います。僕は濡れていたら歩きたくはありません。

 2ヶ所ある水場は(富士見峠付近は見つからなかったけど)、水量が多くないので濁っていたり涸れていたりする場合があると思われるので、余分に持って来たほうがいいです。

 金山から富士見峠の間の笹の刈り込み作業をいつごろしているかわかりませんが、その作業の有無によっては歩く行程にかなりの差が出ると思います。

 

  歩くとしたら水場のことがあるので、やっぱりもう暑くない紅葉の時期、ただし前日雨が降ってなく乾いていそうな日が良いと思います。

 

  

 

 
 

 

雨飾山~焼山~妙高山・・・・1日目

  焼山が解禁になったことを昨年末に知ってから、雨飾山から妙高山へ紅葉シーズンに縦走したいと思っていました。

 当初は今年は火打~焼山~杉野沢橋のコースを歩いて来年縦走しようと思っていたのですが、いろいろ情報を集めて見ると  「雨飾から火打までの稜線はそこそこ整備されているらしい?」 

 ので・・・

  「週末天気も良いし、高谷池の紅葉も良さそうだし、今週行くか!」

 と、急遽行っちゃうことにしました。

 

 「1日目」・・・・小谷温泉~雨飾山~焼山~火打山~高谷池

 夜中に小谷温泉の駐車場に入りビールを飲みながら露天に入り(これ、最高!そのまま車中泊、翌朝登山口まで入って6時にスタートしました。

 Dscn23611_2

 

 

  雨飾山登山口

 

 

  歩き始めるとすぐにブナ林の登山道になりますが、昨夜白馬の知り合いの所に寄ったところ 

 「今年はチョット紅葉は遅いよ。」 

 との言葉通り、まだあまり紅葉は進んでいません。
 
 それでも雨飾山は好きなブナ林が多い山、歩き始めるとすぐブナ林の中を登って行きます。

 Dscn23641

 

 

 

ブナ林はチョット黄色がかっていますが全体的にはまだ緑です 
  

 

 

 
 Dscn23651

 

 

 コース中間地点の荒倉沢に着くと朝日を浴びた雨飾山が見えてきました。

 

  

 
 Dscn23671

 

 

 荒倉沢を過ぎると樹林も低くなり、雨飾山上部を見ながらの登りになります。

 

  

 Dscn23681

 

 

 笹平から見た雨飾山山頂

 この付近まで登ってくるとようやく「赤」が目立ってくるようになってきました。

 

  

 Dscn23811

 

 金山へ向かう分岐の笹平

 ここにザックを置いて山頂を往復します。

 

 

 

  そして登山口から2時間弱で山頂到着しました。

 「山頂はみごとなまでの快晴!、北アは白馬から槍穂、日本海、戸隠焼山方面と、まさに360度の大展望が広がっていました。」

 「天気、景色とも最高!、着て良かった~!」

 Dscn23751

 

 雨飾山山頂からこれから向かう金山、焼山、火打山

 

 

 

  

  

 
 Dscn23741   

 

 

 高妻山と戸隠連峰

 

 

 

 

  北アルプス、槍穂高と後立山連峰 

   Dscn23731 Dscn23721

 

 

 

 

 

 

  Dscn23701

 

 

 

  日本海も目の前です

 

 

  

  

 Dscn23771

 

 

 

 海谷山塊

 

 

  

  

  少しあとから登って来た人と、 「いや~良いときに来ましたね~。」 と話をしながら見とれていました。
 本当はもっと眺めていたかったのですが、今日は先も長いので20分ぐらいで笹平に戻りました。

 
 笹平まで戻ってきてその分岐でチョット嫌な気分になりました。分岐から数m入るとトレペーがそこら中に落ちています。
 あまり人も入らず笹が茂っていて見えづらいので、ここで用を足しているのでしょう。人があまり入らないとはいえ、登山道は勘弁して欲しいです。
 

 金山への登山道は急な笹薮の下りから始まりました。登山道ははっきりしているのですが、笹薮なのでかなり滑ります。コケないように笹を持ちながら下って行きます。
 しばらく下ると樹林帯の中の登山道になりました。道ははっきりして迷うような場所や草木を掻き分けるような場所はなく金山山頂まで続いていました。

 Dscn23831

 

 

 シゲクラ尾根の途中から見た金山

 

  

 

  雨飾山から一気に下った所にこのコースで数少ない水場があります。ただそれほど流量はなく、雨上がりなどは濁っていそうです。

 Dscn23851_2

 

 

 

 

 途中から雨飾山を振り返る

 

 

 Dscn23881_2   

 

 

 

  金山山頂手前から雨飾山

 

 

 

  そして2時間半ほどで金山に到着しました。

 「金山山頂から見る焼山は、すごく大きくかっこ良いです。 思わず 「お~~!」 と声を上げちゃうぐらいでした。」

 Dscn23961  

 

 

 金山山頂から焼山と火打山

 

 

 

 

 

 

  一番心配していた金山から富士見峠までの登山道も金山山頂からしっかり見えています。また金山と焼山の間も予想していたほどアップダウンも大きくありません。
 これならそれほど苦労せずにすんなり焼山まで行けそうです。

 Dscn23941

 

 

 金山山頂から白馬連峰

 

 

  

 

  金山からの下りはまず笹の急な下りで始まります。急なところに登山道上にも笹があるためかなり滑り、笹を持ちながらの下りです。
 やがて傾斜も落ちて富士見峠までは稜線歩きになるのですが、登山道は稜線よりほんの少し下の笹の斜面に作られていて、常に滑りやすい片斜面を歩いていきます。
 さらに峠の手前に数10m急な砂礫の斜面をトラバースするところがあり、ここはけっこう嫌らしい場所でした。

 Dscn24011

 

 

 砂礫にトラバース部分、けっこう滑りやすく緊張します。

 

 

 Dscn23991

 

 

 富士見峠付近から見た金山

 

 
  

 

  富士見峠からは稜線は不明瞭になり焼山の斜面を登っていきます。

 ここで峠付近にある水場が見つかりませんでした。今回のコースで数少ない水場だったのですが、それほど暑くないので 「今持っている量で多分大丈夫だろう。」 と諦めました。ただもう少し暑かったら必死に探したと思います。

  焼山への登りの上部はいつ落石を起こしてもおかしくないような、不安定なガレ場になっています。他に登山者がいればかなり気を使う場所です。

 ここで雨飾山を出てから初めて人に会いました。笹倉温泉から往復とのことでした。

 そして山頂に到着です。

 「焼山の山頂も見事なぐらい晴れ渡り景色も最高でした。」

 「山頂は広くありませんが他に誰もいなく独り占めでした。ここまで来ると先も読めたので、昼食を食べながらしばらくボケ~と景色を眺めていました。」

 Dscn24051

 

 山頂は狭く、またいつ崩れてもおかしくないような場所に標識は立っていました。
 数年するとこの標識はなくなってしまうかもしれません。

    

 

  
  Dscn24061

 

 

  火打山と妙高山

 

 

   

  

 Dscn24071  

 

 

 北アルプスと今日歩いて来た金山と雨飾山

 雨飾山が低いです

 

 
  

 

  ここから先火打山までは、 「こんなに下るのかよ!」 って思うほど大きく落ち込んでいます。
 しかも焼山からの下りは急で滑りやすく不安定です。出だしは滑りやすい砂礫の斜面、続いてやっぱり滑りやすい急な低灌木帯です。
 雨上がりなどで濡れていたら正直歩きたくはない場所です。

 Dscn24111

 

 

 

 

 焼山を振り返る

 

 

 Dscn24131

 

  

 

  日本海側(北側)から雲が湧いてきました

 

 

 Dscn24151

 

 

  

 火打山の手前にある影火打

 

 

Dscn24161

 

 

 

  影火打山頂手前まで来ると、かなり雲が来て焼山を覆い始めました。

    

 
  

  火打山への登りは焼山に比べれば傾斜も弱く歩きやすい登山道が山頂まで続いています。

 
 そして2時に火打山到着しました。さすがに火打山は山頂に人がいました。そしてまだまだ登って来ています。

 Dscn24181

 

 

 火打山山頂から妙高山と高谷池

 

 

     

 

 Dscn24191   

 

  紅葉の名所の高谷池周辺も紅葉のピークにはまだチョット早そうです。

 

 

  

  

  
  「紅葉にはまだチョット早いものの、やっぱりこの景色はいつ見てもきれいですね。」

 火打山頂まで来れば後は30分ほど下るだけです。まだ時間は十分あるのでゆっくり景色を眺めていました。

 

  30分ほど休んで高谷池に向かいました。

 Dscn24201   

 

 

 火打山からの下りの途中から天狗ノ庭

 

 

 

 

 
  「ヒュッテが見えてきた~!、ヒュッテに着いてビール 飲みた~い!」 

 Dscn24231

 

 

 天狗ノ庭から火打山

 

 

 

 

 Dscn24251

 

 

 

 

 天狗の庭から火打山

  

 

 そして高谷池と高谷池ヒュッテです。

 Dscn24261

 

 

 

 

 

 

さすが高谷池のビューポイント、カメラマンやスケッチする人など賑わっていました 

 

  

 

   ヒュッテに着いて受付を済ましテント場に荷物を下ろして、

 何はともあれ、まずビールを一気に飲んで

 「あ~~、生き返った~~!」 

 「今日は天気も良かったし、たくさん歩いたし、おもしろかった~!」

 「さてテント場も思っていたより空いているし、のんびりテントでも立てますか。」

 金曜日なのでテントもまだ7~8張でした。明日になればきっとここは「風の谷のナウシカ」のオームの大群みたいに足の踏み場もなくなるみたいになるでしょう。

 テントを張った後は、テント場の手前の木の上で靴を脱いで寝転んでコーヒーを飲みながら1時間ぐらい「ボケ~~」として景色を眺めながら過ごしました。

 そして5時過ぎからテントに入り6時ぐらいには食事を終えて、日本酒を飲んだらすぐ寝ちゃいました。

 

 

 念願だった雨飾山から妙高山のメイン部分を最高の天気の中歩くことができました。
 チョット紅葉には早かったのだけがほんの少しだけ残念です。

 金山からの焼山はほんとうにかっこ良いです。この景色を見てから焼山を登れたのはほんとうに良かったです。

 また雨飾山から見た海谷山塊もいつか行って見たいと思いました。これも行くならやっぱり秋ですね。

 富士見峠で水場が見つからなかったことにはチョットあせりましたが、それほど暑くなかったので助かりました。
 最も水場があると思われる場所付近ではかなりグチャグチャしていたので、もっと暑かったらもっとよく探したと思います。

 

 
 雨飾山から火打山までの登山道の状況については2日目にまとめてアップします。

 

 

 

 

  雨飾山登山口(5:45)~雨飾山(7:30~7:50)~金山(10:10~10:30)~焼山(12:20~12:45)~火打山(13:55~14:30)~高谷池(15:05)

 

先ほど帰って来ました

   先ほど帰って来ました。

 入山したのは、ここ 

 Dscn23611

 

 

 

 

 

 下山したのは、ここです。  

 Dscn24621

 

 

 

 

 

   紅葉にはチョット早かったですが、最高の天気と展望に恵まれました。

 

                                   詳しくはのちほど

4ヶ月ぶりの山チャリ

 「4ヶ月ぶりの山チャリです。 

 「標高差は1,000mだけどほとんどが荒れた林道なので、冬から春のチャリに乗り込んでいるときなら良いけど、今だとけっこうしんどそうです。」

 「う~~ん、チョット不安だ・・・。

  
 昨年夏は3ヶ月山チャリをやらず、チャリにも2ヶ月ぐらい乗りませんでした。そして3ヶ月ぶりに山チャリをやったら 「うわ~、体力落ちてる~!」 ってことになってました。

 
それで年初に 「夏の間も月に1回ぐらいは山チャリをしよう。」 と思っていたのですが、夏が終わって見れば自宅周辺ではチョコチョコ乗っていたものの、山チャリは4ヶ月も行っていませんでした。

 

  集合場所に昨日の北八ヶ岳から下山して夕方到着、同じく夕方来たチャリメンバーと宴会をして車中泊。
 
  そして8時過ぎに集合して9時スタートです。

 Dscn23191

  今回のメンバーは5人

  チャリメンバーとも3ヶ月ぶりです

 

 

 
   

   

  標高差は1,000m、2キロほど舗装路を登るといきなり4駆の車でも登れないような急で荒れ荒れの林道に入ります。

 Dscn23211  

 

 

「この付近、路面も荒れて傾斜もけっこうあります。」 

 

 

  

 

 林道の前半はメチャクチャ荒れているので当然すべて乗って行けるわけも無く、漕ぎと歩きを交えながら登っていきます。  
 ただ予想していたよりかなり乗れて行けました。山チャリは久しぶりだったのですが、自宅周辺でチョコチョコ乗っていたのが良かったみたいです。

 後半は傾斜は相変わらずあるのですが、路面コンデイションは少し良くなったのですべて乗って行けました。

 Dscn2321  

 

 

 

 

 

 
  

 

  そして今回の目的地はココ 

 Dscn23291  

 

 「野天風呂~~!」

 幸い先客がいなかったので貸切状態です。

 

 

 

 
 271_2

  5人入ってほぼ満員で貸切状態です。

 
 「極楽~~。」

 お湯は温めなのでいつまでも入っていられそうです。(と言うか、寒くて出たくありません。

 

 

 

  ただ入ってすぐに他のお客さんが来て順番待ち状態になってしまいました。仕方なく20分ほどで出ました。 

  Dscn23311

 

 

 

 脱衣場もただの板が引いてあるだけで、なんにもありません。

 

 

 

 風呂から出たあと湯冷めしないように着込んでラーメンを食べながらゆっくり休みました。

  Dscn23271

 

 

 

 

 

  

   そしてお楽しみの下りです。

 ゼーゼー言いながら登ってきた道をかっ飛びでガンガン下ります。

 42_2

 

 「スピードが出てガンガン下ります。楽し~~い!」  

 

 

 

 
   Dscn23401

Dscn23371_2  

 

 

 

 

 

 

   

 

  途中写真を撮りながらも、あっという間に下ってしまい本日終了です

 

  

 

  秋になってチャリにも良い季節になりました。やっぱり秋の山ツーは良いですね。

 10月中旬までは紅葉山行の予定があるので、次の山チャリは10月後半の予定です。まだ紅葉の残りと落ち葉の積もったトレイルが楽しみです。

 
 また地元でのツーリングにも良い季節、チャリ通勤も定期的にやって晩秋からのMTBの季節に備えて行かないと・・・。 

 

 

 

  

« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »

2020年12月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック