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また起きた、白馬大雪渓の落石崩落事故

  白馬大雪渓で崩落事故がまた起きてしまいました。

  たしか2~3年前にも大規模な崩落事故がありました。
 大雪渓では毎年崩落や落石による事故が起きています。

 今回も時間がもうチョット早かったり、時期が一週間早かったりしたら大惨事になっていたでしょう。

 大雪渓のコースがそれほど登山者がいないマイナーなコースなら、危険と言うことでもう間違いなく閉鎖になっていると思います。
 ただ白馬岳に登るコースとして大雪渓は、全体の半分以上の人が登る超メジャーコース。閉鎖なんて地元への影響が大きすぎてなかなかできないでしょう。

 僕も何度か上り下りしていますが、いつも大雪渓は落石が怖いので休まずに一気に通過しています。
 多くの人が雪渓上部の雪渓から登山道に移る場所にある水場で休んでいますが、あそここそ危険地帯、あそこで休む気なんてとても思えません。

 
 それと雷もそうですが、登山者の多くは

 「自分には落石と雷はあたらない、落ちてなんて来ないよ。」

 って思っている気がします。

 
 このままならこれからも毎年のように大雪渓での落石崩落事故は起きていくでしょう。

 とりあえず大雪渓を登る登山者は、「超危険地帯を登っているんだ。」と思って通過してほしいですね。

  また地元でも閉鎖も含めた抜本的な規制をする時期に来ている気がします。

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コメント

落石事故があると、しばらく人が遠のくものの、やはりしばらくすると戻ってくる。

危険の度合いは、少しも変っていないのに。

危険との隣り合わせ、楽しい登山は、楽しいものにしたいですね。

ルート選択を慎重にしなければなりませんね。

Y-chan

ショッキングな事故です。
しばらく大雪渓コースは行かない方が良さそうですね。
前回の崩落事故の時は 数日違いのニアミスでした。

ところで先週は お互い 北アルプスのあっちとこっちを歩いていたのですね。
知っていたら 手を振りましたのに(笑)


自分が通ったことがある場所なだけに、他人事とは思えないです。
登山とはそれなりのキケンと隣り合わせであり、自分の技量や天候、状況も考慮して臨むべきものであることを再認識、です(ごく当たり前のことですが)。

そして、一登山者としては、当たり前のことを皆が当たり前に判断した上で、楽しく登山することが「当たり前」になることを願ってやみません。

 Y-CHAN、こんにちは

 2~3年前に大きな崩落事故があったのに、ほとんどの人がそれを忘れて、雪渓上部の水場でのんびり休んでいます。

 しかも今回の崩落は前回とは違う場所で起きています。まさに大雪渓コースはすべてが危険地帯なんですね。


 登山中には何ヶ所も危険地帯があるんだから、いくら疲れているとか景色が良いとかでも、こう言う所を通るときは「ここは危険だ!」と言うことを認識して行動して欲しいですよね。

 ニコさん、こんにちは

 実は前回の事故の時、数時間前に通過していて事故が起きた時は稜線にいました。
 早朝雲の中を登ったので、そのとき崩落が起きていたらまずやられていました。


 それからはガスっているときは、もう大雪渓を登ることをやめようと思いました。


 北アの稜線でそれもお互いチャリで会ったら、おもしろいでしょうね~。
 

  

 

まきchinさん、こんにちは

 登山中には事前に「危険地帯」と言う情報があったり標識があったりしますが、それ以外に周りを見て自分なりに「ここは危ないな」って言う感覚を身に着けてそれを大事にしたいですよね。
 それが他の人すべてが「大丈夫だよ」と思っても、自分が危ないと思ったらそれなりの行動をしたいです。

 
 大雪渓に関しては登っていても、他の登山道になっている雪渓に比べて、雪の上にある落石の多さに驚きます。
 昨年紅葉の時期に大雪渓を登った時、小さくなった雪渓をまさに覆い尽くすような落石を見た時は、上をキョロキョロ見回しながら登ったことを覚えてます。

大雪渓の事故にはショックを受けました。

仲間の一人が大雪渓途中で『疲れた』と言ってペースが落ちてきたので、旦那様が『大雪渓で休んだりペースを落とすのは危険』と言って、その人のザックを自分のザックにくくり付け、ザックを2つ背負って一気に大雪渓を登りました。
今となってはの話ですが、やはりその位の危機感を持って登らなくてはいけないところですね。

今は、白馬のおバカなレポをUPすべきかどうか悩んでおります。

ERさん、こんばんは

 登山者がみんなERさんの旦那様のように、大雪渓に限らず今いる場所が安全な場所か危険な場所かを判断できれば良いんですけどね~。
 残念ながら多くの人はそれができず、平気で危険な場所で立ち止まっていたり休んでいたりします。


 山登りをする時はいつも「山は危険な場所がたくさんあるんだ。」と言うことを常に頭の片隅において、山を楽しんで行きたいですね。

 

こんばんは。
私も同じことを考えていました。あんなに危険な場所なのに、なぜ閉鎖しないのだろうかと。きっと地元への影響が大きすぎるから閉鎖できないのだろうな、と思っていたところです。
私は身内を落石事故で亡くしているので、このような事故が起きるたびに胸が痛みます。今年になって初めて慰霊登山をしてきました。現場は大雪渓の方ではないのですが、それでも危険を感じる場所は何箇所かありました。こんなに危ない場所なのに、各旅行会社でお気軽に登山ツアーを行っていることも信じられません。慰霊登山の途中ですれ違った団体はガイドが1名だけなのに総勢23名なんて、とんでもない人数でした。これでは何かあったときに対処できないでしょう?

危険な場所に入山させてしまう地元も問題ですが、中高年の登山ブームで気軽に危険な山へ連れて行く旅行会社もどうかと思います。人の命を何だと思っているのでしょうか。

何だか暗い話になってしまってごめんなさい。

 うりさん、こんばんは

 日本中の山にそれぞれいろいろな多くの危険な所がありますが、1つのコースで毎年同じ原因で事故が起こっているのは、ここぐらいだと思います。


 僕も閉鎖は仕方ないと思っているのですが、もし大雪渓が閉鎖されれば、観光が主要産業になっている白馬村にしたら大打撃、そ~簡単には閉鎖はできないでしょう。


 大雪渓以外で1日で山頂まで普通に行けるコースは、栂池からがありますが小谷村です。しかもゴンドラに乗るのでスタート時間もかなり遅くなります。


 今コースは閉鎖されていますが、昨日だったか白馬村に対策委員会が設置されたそうです。
 落石や崩落をなくすことはできないのですから、どう言う対策が出されるか、見守っていたいと思います。

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