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2008年8月

トレーニングデー

  2週続けて週末天気が悪いです。
 
 今週天気が良ければ日帰りで八ヶ岳に行くつもりだったのですが止めました。

  
  今日午前中は天気がもちそうなので、河川敷にチャリツーに行くことにしました。
 まず目指すのは江戸川河口です。

  天気は曇天、一週間前までの猛暑はどこへやらで、走っていると涼しいぐらいで走るのには絶好のコンデイションです。
 
 「よ~し、チョット気合入れて漕ぐか。」
 
 と、トレーニングモード突入です。

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  河川敷のサイクリングコース

 

 

 

 
  河川敷のサイクリングコースには、まだ7時なのに散歩する人、ウオーキングする人、ジョギングする人、そしてサイクリングする人などすでにたくさんの人がいました。

 その中で自転車はまさにロードバイク全盛、僕のようなMTBはあまりいません。

 「MTBの太いブロックタイヤ」 VS 「ロードバイクの細いスリッグタイヤ」  では敵うはずもなく、バシバシ抜かれます。

 ただ抜かれてばかりではおもしろくないので、ロードバイクに抜かれると2分ぐらい全力で追いかけます。そうすると定期的にロードバイクも来るので、良いインターバルトレーニングになります。

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   ロードバイクを追いかけろ!

 

  

 
  「追いかけっこ」をしながら(やっているのは僕だけだけど)、江戸川河口まで行きました。

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河口です。  橋の向こうは東京湾です。

 

 

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  河口の手前はハゼ釣りの人でいっぱいでした。

 

 

  帰りは土手の内側のダート部分を走って戻りました。

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土手の内側のダート部分 

やっぱりMTBはこう言う所を走らなくっちゃ!

 

  
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  江戸川河口に行ったときはいつも立寄る、「柴又帝釈天」の水場

 

 
  60キロ走って自宅に戻り天気予報の雨雲の動きを見ると、まだ2時間は大丈夫そうなので、今度は1時間ランニングをして、最後にスポーツクラブに行って筋トレ、ストレッチそしてのんびり風呂に入って本日終了。

 昼寝をしたらもう夕方でした。

 「来週は土曜日が山登りで、日曜日は3ヶ月ぶりの山チャリの予定です。」

 「晴れてくれ~。」

 

 

 

 

 

      

 

 それにしてもソフトボールは感動しました。   
 
 
最終回の1アウトを取ったぐらいからウルウルしだして、勝った時、表彰式でメダルをもらった時、そして最後に日米オーストラリアの選手がソフトボールで「2016」の文字を作って再開をアピールした時には完全にダメでした。

 

また起きた、白馬大雪渓の落石崩落事故

  白馬大雪渓で崩落事故がまた起きてしまいました。

  たしか2~3年前にも大規模な崩落事故がありました。
 大雪渓では毎年崩落や落石による事故が起きています。

 今回も時間がもうチョット早かったり、時期が一週間早かったりしたら大惨事になっていたでしょう。

 大雪渓のコースがそれほど登山者がいないマイナーなコースなら、危険と言うことでもう間違いなく閉鎖になっていると思います。
 ただ白馬岳に登るコースとして大雪渓は、全体の半分以上の人が登る超メジャーコース。閉鎖なんて地元への影響が大きすぎてなかなかできないでしょう。

 僕も何度か上り下りしていますが、いつも大雪渓は落石が怖いので休まずに一気に通過しています。
 多くの人が雪渓上部の雪渓から登山道に移る場所にある水場で休んでいますが、あそここそ危険地帯、あそこで休む気なんてとても思えません。

 
 それと雷もそうですが、登山者の多くは

 「自分には落石と雷はあたらない、落ちてなんて来ないよ。」

 って思っている気がします。

 
 このままならこれからも毎年のように大雪渓での落石崩落事故は起きていくでしょう。

 とりあえず大雪渓を登る登山者は、「超危険地帯を登っているんだ。」と思って通過してほしいですね。

  また地元でも閉鎖も含めた抜本的な規制をする時期に来ている気がします。

みんな ガンバレ!   (TJAR)

  北アルプスからの帰り道、沢渡からしばらく行ったところで前方に道路をザックを背負って走っている人が

 「あっ!、トランスジャパンアルプスレースの選手だ!」

 前日の0時スタートだったのは知っていたので、すぐわかりました。

 思わず窓を開け、追い抜き際に

 「がんばれ~

 と叫んでしまいました。

 その後自宅に戻ってからもトランスジャパンアルプスレース(TJAR)のホームページで進行状況を見ていました。

 そして先ほど10:32にトップの田中正人選手が5日と10時間32分で、今までの記録を大幅に更新して太平洋にゴールしたようです。

  日本海から北ア~中央ア~南ア~太平洋まで425キロ、ただただすごいです。

 他の選手もがんばって、なるべくたくさんの選手が無事ゴールすることを祈ってます

 

  もちろんこんなことはできないし、やって見る気もないけど、でも山歩きの基本は体力。

 これからも自分のやりたい山歩きをしていくために、体力を維持と向上していくようトレーニングをちゃんとやっていかないと。 

槍穂の周りをグルッと一周・・・3日目

  槍穂の周りをグルッと一周・・・1日目
  槍穂の周りをグルッと一周・・・2日目

    3日目最終日の朝も快晴で明けました。今日は笠ケ岳を登って新穂高温泉へ下山です。

 今日は時間に余裕があるので、明るくなってからテントを撤収して5時過ぎに出発です。

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  燕岳方面からの夜明け

 

 

 
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  キャンプサイトから笠ケ岳方面、 

  まだ朝もやがかかっています。

 

 
  稜線に出てみると今日が一番空気が澄んでいるみたいで、遠くまで見ることができそうです。
 南アルプスや北ア北部、富士山などが見えれば良いんですが・・・。

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  昨日まで槍穂高連峰は、槍が右で穂高が左に見えてたけど、今日は槍が左で穂高が右です。

  「昨日と槍穂の位置が逆になり、グル~っと一周して来たぞ~」 と実感できました。

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 鷲羽岳の右側に出てきた日の出

 

 

 

 

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 これから向かう抜戸岳、

 少しずつ朝もやが取れてきました。

 

 

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  乗鞍岳

 

 

  

 

  ここからは静かな稜線歩きがしばらく続きました。

 大ノマ岳を過ぎて抜戸岳への登りにはきれいなカールの中を登ります。

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抜戸岳と手前のカール

 

  

 
  

  カールを登り切って再び稜線に出ました。

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 黒部五郎岳と薬師岳

 

 
   

 

  やっぱり昨日より空気が澄んでいます。北ア北部の山がはっきり見えています。

 「薬師岳って大きいなぁ。 3,000mと言われても、おかしくない大きさです。」

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   雷鳥の子ども 

 

  

 
  ここから抜戸岳までは稜線の西側を歩きます。

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 やっと笠ケ岳が大きくなってきました。

 

 

 
  
  稜線と新穂高温泉に下る笠新道の分岐付近まで来ると、笠ケ岳方面からの登山者が多くなってきました。

 そして笠ケ岳山荘到着、

 ここでビックリしたのが

 「あれっ、人がいない?」

 ちょうど前日の宿泊客が帰ったところだったみたいで、登山客は一人もいません。
 そして小屋の人たちものんびり昼寝をしていました。

 これなら山頂も空いてそうだなと思い、小屋の前に荷物を置いて山頂に行って見ると

 「なんと、山頂も誰もいない!」

 まさか夏山シーズン真っ只中の百名山で山頂に誰もいないなんて思っても見ませんでした。

 「しかも展望も最高!」

  さすがに富士山は見えていませんが、南アルプスはなんとか見えています。

 「まさに今回の山行、最後のプレゼントって感じです。」

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 笠ケ岳山頂

 

 

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 薬師岳、剣岳、立山

   

 

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 乗鞍岳、御岳

 

 

   

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 南アルプス方面

    

 
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  白山(?)

 

 

 
   今日最後のピークを独り占めして、のんびり景色を眺めてから小屋に戻りました。

 「それにしても今回最後のピーク笠ケ岳山頂での独り占めでの景色、最高でした。」

  小屋前のテラスでこれからの長い下りに備えて食事をして水を補給して下り始めました。
 稜線との分岐からしばらくはカール地形の中なので風もあり快適です。

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笠新道上部のカール

 

 

 

 
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 笠新道から笠ケ岳を見上げる

 

 

 
 

  後半樹林帯の中に入ると前半は大きな岩の登山道で歩くのが意外とたいへんでした。後半になると中々高度の下がらないジグザグ道で、大汗をかいて林道にでました。

 林道を歩いて新穂高温泉に着いてみるとバスまで約2時間、温泉食事で時間を潰して沢渡の駐車場に戻りました。

 

 

 

  以前から歩いて見たいと思っていた、槍穂高を見ながらグル~っと上高地から新穂高温泉までの縦走を歩くことができました。

 初日雷で常念までしか行けなかったときは、「こりゃぁ、今回はダメかな?」 と思ったのですが、2日目天気がもってくれて助かりました。

 また最後の笠ケ岳では思いもしなかった山頂独り占めを、最高の景色で楽しむことができ良かったです。

 

 夏山シーズン真っ只中に人気の北アルプスに来たので仕方ないのですが、さすがに槍ヶ岳や蝶常念は人だらけでした。
 ただ常念~大天井、西鎌尾根そして双六~笠新道の分岐までは、時間が早かったり午後だったりもあると思いますが、意外と人に会わず静かな稜線歩きを楽しむことができました。

 稜線歩きはほとんど登山者に会わないか、会っても 「あっ、人だ!」 ってくらいが楽しいですね。

 北アルプスの縦走は夏がほとんどなので、いつもかなりの登山者に会います。今度は昨年秋に南ア南部を縦走した時みたいに閑散期に歩いて見たいなぁ。
 

 

  今回見えた薬師岳と鷲羽岳が大きく堂々と見えて、なんか印象に残りました。それぞれはかなり前に登ったことがあるのですが、その時の印象はあまり残っていません。

 次は北ア中央部の薬師から黒部五郎、鷲羽、水晶、雲ノ平あたりをグルッと歩いて見たいなぁ。

 

 

 

 

 双六小屋(5:15)~笠新道分岐(7:15)~笠ケ岳(8:10~8:35)~笠ケ岳山荘(8:40~8:50)~林道(11:15)~新穂高温泉(11:50)

槍穂の周りをグルッと一周・・・2日目

  槍穂の周りをグルッと一周・・・1日目  

 

  2日目の朝は満天の星空で空けました。
 外を見ると常念岳山頂で日の出を見ようとする人たちのヘッドランプが行列を作って山頂に向かっています。

 昨日のような雷を考えて足元が見えるようになったらすぐ歩き出せるように、暗いうちに食事を終えました。

 そして快晴の中、4時40分に出発しました。

 「今日は天気がもってくれれば双六小屋まで、 ただ昨日と同じように昼ぐらいに雷が発生するようなら槍ヶ岳までかなぁ。」

  「後は今日1日雷雲が発生しないよう祈るだけです。」

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 朝の常念岳と常念小屋

 

   

 

 
  常念岳への賑わいとは反対にこの時間から大天井岳へ向かう人はまだいませんでした。

  小屋から出だしの急登を登り終えると、後は大天井岳まであまり大きなアップダウンはなく、快適な稜線が続きます。

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 朝の槍穂高連峰

 

 

 

 

   東側は予想していた通り昨日と同じように霞んでいて山は見えず、日の出も空がボヤ~っと赤くなっただけで太陽は見えませんでした。

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大天井岳への稜線

 

  
  

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  大天井岳と大天荘

 

 

 
  

  そして大天井岳山頂に6時過ぎに着きました。

  

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  大天井岳山頂

 

  

 

 

  「昨日と同じように朝は快晴、夏の展望は早朝に限りますね。」

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  大天井岳山頂で昨日の昼飯の残りのパンを食べて槍ヶ岳に向かいます。まずは大天井ヒュッテに急降下してから稜線を南下(正確には南西に向かって)します。

  
  昨日までは槍穂を左に見ながら稜線を北上したのですが、大天井岳からは槍を正面に見ながら南下します。

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 赤岩岳付近からの槍ヶ岳

 

 
  

 

  「どこの登山道から槍ヶ岳を目指しても、槍を正面に見ながら槍の向かって歩いて行くのは気持ち良いです。」

 ヒュッテ西岳で水を補給していよいよ槍への登りにかかります。まずは水俣乗越へ急降下します。

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 ヒュッテ西岳から槍ヶ岳

 

 

  

 

 
  ヒュッテ西岳から見るとこの先登山道にはしっかり日が当たっていて暑そうです。
 昨日も常念への登りでかなりの暑さで参ったので 「暑そうだなぁ」 と行くのをチョット躊躇してしまいます。

 水俣乗越から急登に入りと北側の天上沢側から涼しい風が吹き上げていて、日は当たっているものの気持ち良く登ることができ助かりました。

 急登を登りきったところで一休み取って、ヒュッテ大槍へ。

 ヒュッテ大槍から槍沢を見下ろすと、槍を目指す登山者が数珠繋ぎになってゾロゾロ登ってきます。さすが槍ヶ岳って感じです。

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 槍岳山荘直下から

 

 
  

 

 

  10時20分槍岳山荘に到着、さすがに大賑わいです。
 山頂への登山路も混雑していますが、渋滞とまではいってないので荷物を置いてすぐ山頂に向かいました。と言っても山頂はどうせ満員でゆっくり座って休むことはできないだろうと、カメラだけ持って山頂に向かいました。

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槍岳山荘から槍ヶ岳山頂部分 

 

   

   山頂は予想通り大混雑、しかもまだまだ登ってきます。写真だけ撮って山荘まですぐ下りました。

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 槍ヶ岳山頂

 

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 山頂から穂高方面と鷲羽岳方面

 

  
   

 
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 山頂から槍沢方面と槍岳山荘

 

 

  

  山荘の前で昼食を食べながら周辺の雲の発達具合を観察しました。

 昨日のこの時間にはもう槍穂高上空は雷雲に覆われていたけど、今日の槍上空はまだ青空が見えています。穂高や西鎌尾根方面は雲が出てきていますが、まだ雷雲にまで発達するまでには時間がかかりそうです。

 これなら

  「まだ天気はしばらく大丈夫そう。よし双六小屋まで行こう!」

 11時半に小屋前を出発しました。まず千丈沢乗越まで一気に下ります。

 ただ南側から雲が吹き上がっていてすぐ雲に入ってしまい、槍ヶ岳は全く見えなくなってしまいました。ただ日差しが遮られ暑くないのが助かりました。
 

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  西鎌尾根

     

  

  西鎌尾根はずっと雲の中の稜線歩きになりました。
 千丈沢乗越からは樅沢岳手前の登りまで、小さなアップダウンのあるもののほぼ水平な稜線を進みます。

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 雲の合間から硫黄尾根が見えました。

 

 
  西鎌尾根で見られた花々

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  樅沢岳から双六小屋への下って行くと雲が切れてきました。

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  双六小屋とキャンプサイト

 

 

  

  双六小屋に着くと思いもかけず北側が晴れていて、鷲羽岳などがきれいに見えていました。
 そして1時半に双六小屋に到着しました。

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 鷲羽岳

 

 
  

 

 

   双六小屋には何度も来ているのですが、鷲羽岳がこんなにかっこ良かったとは思っていませんでした。
 また鷲羽岳も登ったことがあるのですが、ほとんど印象にありませんでした。

 

  天気が良かったおかげで、昨日の遅れを取り戻せました。
 それで気分が良いことと、まだ時間も早いことで、小屋前のベンチで生ビールと缶ビールを飲みながら時間を潰してすごしました。

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 夕暮れの鷲羽岳

 

 

 

 

 

   

  今日1日天気がもってくれたので助かりました。

 正直 「昨日と同じように昼ぐらいには雷かなぁ?」 と思っていたので本当に良かったです。
 おかげで昨日の遅れを取り戻すことができました。

 唯一残念だったのが、槍を見る方向として好きな西鎌尾根からの槍ヶ岳が見れなかったことです。

  槍ヶ岳は相変わらずの大人気ですごい人出でした。

 「いつか誰もいない山頂でゆっくり休憩して景色を眺めて見たいなぁ。」

 

 

 

  常念小屋(4:40)~大天井岳(6:20)~ヒュッテ西岳(8:05~8:25)~槍岳山荘(10:25着~槍ヶ岳往復~11:35発)~双六小屋(13:40)     

槍穂の周りをグルッと一周・・・1日目

    待ちに待った夏休み、前半は槍穂を見ながら蝶~笠へと槍穂の周りをグルッと縦走しに行きました。

 

 夜0時過ぎに沢渡の駐車場に入り仮眠、朝一のバスで5時半上高地に入りました。

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  いつ来ても上高地は良いですね~。 
  
  
上高地は早朝でもかなりの混雑してました。ただ昨年の10月の連休に比べると人出はおそらく半分以下です。
 すぐ歩き始めたのですが人はまばら、ふと気付くと前後に人がいないときもありました。

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  朝はほぼ快晴でした。

 

 
  

  1時間ほどで徳沢に着きました。徳沢のキャンプ場は相変わらず賑わってました。
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 徳沢のキャンプ場

 

 
 

 

   徳沢で水を補給していよいよ登山道に入ります。

 登山道はいきなり急な九十九折れの登りで始まり、樹林帯の中グングン高度は上がります。
 
 早朝でまだ暑くないので良いのですが、昼間だと暑さでかなりたいへんそうです。

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  長塀山の先の小さな沼

 

 

  長塀山を過ぎると傾斜は緩くなるのですが、相変わらず樹林帯の中です。

 
              そして

              ついに

             待ちに待った

 
             森・林・限・界

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  この景色を待ってました。

  何度見ても槍穂は良いですね。かっこ良いです。

  

  
  他の山に登ってもまず 「富士山と槍穂は見えるかな?」 って探してしまいます。

 
  森林限界を越えるとすぐ山頂でした。

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  山頂から乗鞍と御岳

 

 

 

 
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 蝶ケ岳ヒュッテとこれから向かう常念岳と大天井岳

  

 

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  朝方はほぼ快晴でした。

 ただ東側は全体的に霞んでいて八ヶ岳などの山々は残念ながら見えませんでした。

 
  
ここからは常に槍穂を左に見ながら快適な稜線歩きで常念岳を目指します。

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 常念岳

  

 

  ただ常念岳への登りのころから槍穂に雲がかかり始め、やがて黒い雷雲になってきました。

  そして12時チョット前に常念岳に着きました。

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  しかし槍穂の他にもこれから向かう大天井岳方面も黒い雲に覆われています。

 そして恐れていた雷鳴も聞こえ始めました。

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   雷だけはどうしようもありません。

 残念ですが、今日大天井岳までは中止! 

 幸い常念岳周辺は雷雲は発達しておらず、天気はしばらく平気そうです。時間は十分あるので山頂で昼食を食べながら1時間以上 「ボケ~っと眺めてました。」

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  常念小屋を見下ろす

    

  小屋に下りてからも、小屋前のベンチで生ビールを飲みながら同じベンチの人と話をしながら2時間近くウダウダしてすごしました。

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 常念小屋のキャンプサイト

  
   

  

  テントに入ってからも 「予定通り進まなかった場合どうするか?」 を地図を見ながらあれこれ検討して時間を潰してすごしました。

 5時から8時ぐらいまで、時々雨がパラパラっと来ましたが、大降りになることはなく明日にそなえてすぐ寝ました。

  

 
  「雷じゃぁ仕方ないけど、初日から予定が狂ってしまった。予定通り笠ケ岳まで行けるかなぁ?」

 「明日も雷雲が発達したら、もう槍ヶ岳あたりで下山だな。」

 
 「
とりあえず明日からの天気に期待するしかない!」

 

 

  上高地(5:30)~徳沢(6:35~6:45)~蝶ケ岳(9:00~9:15)~常念岳(11:45~13:20)~常念小屋(13:45) 

 

 

  

北アへ行ってきます

  明日から夏休み突入!

  1週間フルに山に? なんて密かに考えていたのですが、今年は休みが2つに分かれてしまいました。

  第一弾として3日間北アに行ってきます。

 夏休みのピークと重なっているので、キャンプサイトなんか大混雑と思われますが、ま~それは仕方ないですね。

  

  とりあえず晴れマークが続いています。 後は雷が起こらないことを願うだけです。

 

最近の山食のお気に入り

   一人テント歩きで重要なのは荷物の軽量化です。

 そんな中大きなウエイトがかかるのが食料です。

 「食べ物は多少貧しくても良いから(量は貧しくちゃぁダメだけど)なるべく軽量化して、その分快適に歩こう。」
 
「その分下山したら美味しい物、パワーのある物をたくさん食べよう。」

 と思っているので 「山に何持っていこう?」 といつも悩みます。 

 そして山の買出しではない時でもスーパーに行くと 「山に持って行くのに何か良い物はないかなぁ?」 とウロウロ探してしまいます。

 

 でも結局はフリーズドライのご飯類やラーメンが中心になっちゃうんだけどね。

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  フリーズドライのご飯類はいろいろ種類もあるしたしかに便利です。

 ただフリーズドライのご飯類ってけっこう高い!

  

 そんな中最近気に入っているのが「90秒パスタ」

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これだとパスタを茹でるのといっしょにレトルトのソースを温めることもでき、ガスの消費量も少なくてすみます。

 
  
現在自宅近くのスーパーには写真のショートパスタとスパゲッテイータイプの2種類があります。

 

 あと最近CMを見て気になっているのが、モランボンの 「チャプチエ」、これは先日自宅近くのスーパーで探したのですが、まだありませんでした。

 

  一番持って行く物が難しく、毎回考えちゃう昼食行動食は次回?

白峰三山

  今週半ばから夏休みに入って北アに行くので、日曜はいつもの河川敷でチャリに乗ろうと思っていたのですが・・・。

 先週も山に行ってないし、しかも

 「日曜の予想気温が今年最高の34℃!」

 「チャリなんてダメだ、山に逃げよう。」

 と、急遽山に行くことにしました。

 なるべく涼しい標高の高い山と思い、昨年広河原から間ノ岳を往復したときに、「ここも行けるな」と思っていた白峰三山に行くことにしました。

 
 夜奈良田に到着し仮眠をとり、一番のバスで6時半に広河原に到着しすぐ歩き始めました。

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 広河原からの北岳 

 

  さすが夏山シーズンの週末、広河原は大賑わいです。

 広河原からの登山道はしばらくは沢沿いに登って行くので意外と涼しく助かります。

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樹林帯を抜けて北岳が見えてきました。

 

 
  

 
  二俣で左俣に入ります。

 左俣コースは設計に沿って登っていくので風が涼しく快適です。また八本歯のコルへの登りの手前に水場もあります。
 ただバットレスからの落石が多く、常に気を付けて歩かなければなりません。

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  雪渓の横の登山道を登って行きます

 

 

 
  雪渓に沿った登山道沿いはお花畑になっていてきれいです。 

 

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 北岳バットレス

 

 
  
 最後の水場で補給して、梯子が連続する急登を登るとやがて尾根上に出て「八本歯のコル」に到着です。

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  間ノ岳と北岳山荘

 

 
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  ここで少し休憩を取って北岳に向かいました。

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  北岳を見上げる

 

 

  今回お花畑になっている八本歯のコルから北岳山荘へのトラバース道は通りませんが、北岳への登山道沿いもかなり花は咲いていました。

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  そしてちょうど9時に北岳山頂に到着しました。

 「山頂は多少雲はあるもののほぼ快晴!最高です。」

 「富士山、北ア、中央ア、八ヶ岳などきれいに見えています。」

 

 「たださすが夏山シーズンの北岳、山頂も大賑わいです。」

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北岳山頂、まさに大賑わいです

 


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 仙丈ケ岳と北ア、中央ア

 
 
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 間ノ岳と甲斐駒 

 

 

  
 
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  「ただ北ア、中央アは中腹に雲がかかっているので、時間が経ってくると雲に覆われて見えなくなるかもしれません。 まだ早い時間で良かったです。」 

 
  山頂の隅に座り込んで今日1回目の昼食を取りました。

 今年の秋に行こうと思っている仙塩尾根を見ながらゆっくりして、間ノ岳に向かいました。

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 北岳山荘からの北岳

 

 

 

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 北岳山荘からの富士山

  

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 間ノ岳

 
 

 

  3,000mの稜線上の登山道は、足元には花が咲き景色も良く最高の稜線歩きです。

 周りをキョロキョロ見回し、ニコニコしながら歩いて行くと、1時間チョットで間ノ岳に到着しました。

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 間ノ岳山頂と農鳥岳

 
 

 

 

  さすがに北岳に比べてはるかに人も少なく山頂も静かです

 「ただ北アと中央ア方面は雲に覆われ見えなくなってしまいました。また南ア南部や富士山も雲が出てきています。」

 「やっぱり夏は日が高くなってくると雲が出てきますね」

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 間ノ岳山頂から北岳と甲斐駒

 

 

 

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 塩見岳と南ア南部方面

 

 

 

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 少しずつ雲が多くなってきた富士山

 

 

 

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 農鳥岳と農鳥小屋

 

 

 
  百名山の間ノ岳はほとんどが北岳山荘からの往復で来ているんでしょう。この先農鳥岳への登山道を見ると登山者はまばらでガクッと減っています。

 静かになった登山道を農鳥岳まで一気に下り、すぐ西農鳥岳への登りにかかりました。時間が中途半端なので登山者もほんの数人しかいません。

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 農鳥小屋から西農鳥岳と農鳥岳

 

 

 

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 西農鳥岳の登りの途中から間ノ岳と農鳥小屋

 

 

  農鳥小屋からの登りの後も小さいアップダウンがいくつもあって 「またかよ」 と思いながら農鳥岳山頂に着きました。

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 農鳥山頂から北岳と、間ノ岳

 

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 農鳥岳山頂から南の稜線、雲が湧いてきました

 

 

 

 

 
 「これで大きな登りは終わり。先も見えたのでここで今日2回目の昼食タイムです。1回目の北岳山頂に比べると山頂にはたった3人、静かです。」

 「さすがに雲が湧いてきました。富士山も見えなくなってしまいました。」

 「でもあと少しで稜線ともお別れ、とりあえず稜線上では景色はずっと見えていたので良かったです。」

 
 
ゆっくり休んで出発しました。やがて稜線から外れる分岐に着き、稜線ともお別れです。

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  ここで稜線ともお別れ

 
 

 

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 稜線から見下ろす

 

 

 

 

 北岳から農鳥岳までの稜線上の花

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    稜線から外れると風がなくなり一気に暑くなるかと思っていたのですが、日陰になったので思っていたほどではなく助かりました。

 石の多い登山道で歩きにくい場所がけっこうあって歩きづらい場所が多かったのですが、大門沢小屋の手前の水場まで一気に下りました。

 水場で水をがぶ飲みして、顔、腕、首筋にしっかり水をかぶってゆっくり休み、小屋は素通りして一気に林道まで下りました。

 林道は日が当たっているのでのんびり奈良田まで下り、温泉に入って帰りました。

 

 

 

  昨年から気になっていた白峰三山日帰りを歩くことができました。今回奈良田から入ったのが正解でした。

 芦安から入っていたら奈良田から広河原経由で芦安に戻るバスの時間が気になってシャカシャカ歩いてしまい3つの山頂でゆっくり休めなかったと思います。
しかも芦安からだとバスに3回乗るのでバス代だけで3,000円もかかってしまいます。

 

  予想はしていたけど、農鳥岳を過ぎて稜線を外れてから奈良田までの下りは長かった。
 特に稜線から大門沢小屋までは、登山道に石が多く歩きづらい部分が多かったのと、急な土の部分が何ヶ所かあり、かなり長く感じました。
 幸い日が当たっていなかったので、予想より暑くならず良かったです。

 

 ちょうど夏休みに入っている人も多いのか、北岳まではまさに満員御礼状態でしたが、間ノ岳から先は静かな稜線歩きが楽しめました。

 やっぱり夏は雲が湧き出てくるのが早いです。
 北岳までは良かったのですが、だんだん雲が湧いてきて遠くの北ア中央アなどはすぐ見えなくなってしまいました。普通にテントを背負って北岳に登っていたら山頂に着いたころは北アと中央アは見えなかったと思います。日帰りで来たのが正解でした。

 

  今年の秋に歩こうと思っている仙塩尾根を見ながら歩いたのですが、「やっぱり仙塩尾根は長いなぁ。」

 

 夜の8時ごろ都内に入ったのですが、まだ30℃を越えていました。山に来て良かった

 

 

 広河原(6:30)~八本歯のコル(8:30~8:40)~北岳山頂(9:00~9:20)~間ノ岳(10:30~10:50)~農鳥岳(12:05~12:25)~大門沢小屋(14:00)~奈良田(15:45)

 

 
  

ダニに刺されて死亡!

  昨日ネットのニュースで

「ダニに刺されて70代女性死亡」

 と言う記事が出ていました。読んで見ると、なんと野山にいるダニに刺されて「日本紅斑熱」と言う病気になり70代の女性が死亡したそうです。
 
 すべてのダニが病原菌を持っているわけではないようですが、日本では1980年代に始めて確認され、その後西日本を中心に年数十人発病しているようです。また死亡例も今までで数人いるようです。

 発病したら適切な処置をすれば問題ないようで、人から人への感染もないようです。

 ただ年に数十人と言うことは、見たことがない医者もたくさんいると言うことで、すぐ「これは日本紅斑熱だ!」とわからない場合も考えられます。山に行く人は「日本紅斑熱」の症状を覚えておく必要があるかもしれませんね。

 山でたまにヤマダニにやられることがあるだけにチョット怖いですね。 と言って山に行くのを止めないけど。

 日本紅斑熱

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