久しぶりに関東周辺は土日ともマークが付きました。最も天気は不安定で土日とも雷雨の予報もでていますが・・・。
前回に続いて尾瀬に行くことにしました。2週間前はまったく咲いていなかったニッコウキスゲが尾瀬ヶ原でかなり咲いているとのことです。どれぐらい変わっているか楽しみです。
夜半に富士見下に着いたのですが、まだ雨が降ってました。
「こりゃ山は雲が取れないかな?」 「なんか嫌な予感がします。」
とりあえず仮眠を取って4時半に起きたもののやっぱり雨まだ降ってました。
「おそらく今日は雲は取れそうにないので、展望は期待していません。せめてニッコウキスゲの群落が見渡せるぐらいならOKです。
天気予報を信じてこれ以上悪くならないことを祈って出発しました。」
初めはダラダラと上る林道歩きです。ただ前半は大きな木がたくさんあるブナ林の中を進むので樹林を見ながら進みました。
1時間チョットで富士見峠に着きましたが予想通り雲の中、小雨も降っているのですぐに樹林帯の長沢新道に入って尾瀬ヶ原に下り始めました。
長沢新道の前半はほとんど木道で濡れているので慎重に下ります。後半になると巨木の多いブナ林になります。
ブナ林の中をしばらく下ると尾瀬ヶ原に出ました。
予想通りまだ時間が早いのと雨が降っていることもあって、山ノ鼻方面からの登山者はまだあまり到着してなく、尾瀬ヶ原はまだ空いていました。
龍宮小屋
中田代のニッコウキスゲの群落はゆっくり見ることができました。
たぶん5分咲きぐらい?でも見事です
2週間前にはまったく咲いていなかったニッコウキスゲが、今回はかなり満開に近い状態でした。
それとは逆に2週間前にあちこちで咲いていた花で、今回ほとんど咲いていない花もありました。
「高山植物の命は短いっすね。 もっともその分きれいなのかもしれませんね。」
上田代に向かっていくと、
「やってきました、山ノ鼻方面からの数珠繋ぎ大軍団」
「正直あの数珠繋ぎの中には巻き込まれたくないなぁ。」
この数珠繋ぎを見ながら山ノ鼻に着きました。至仏山は雲の中ですが雨もそれほど強くないので、至仏山を登ることにしました。
中腹からの尾瀬ヶ原
そして山頂到着、予想通り雲の中で小雨も降っています。でも山頂は20人ぐらいいてドンドン登って来ます。
少し休んでから鳩待峠に向けて下り始めました。
鳩待峠を越えて富士見峠を目指します。
アヤメ平
富士見峠に着いたころからようやく雲が薄くなり始めました。朝登ってきた林道を少し明るくなった空をバックにブナやシラカバの木々を見ながら富士見下に下りました。
下山した後花咲温泉で風呂に入ってのんびりしました。
「さあ、明日の天気はどうだろう?」
予報は晴れマークが付いていたものの結局曇り時々雨/でした。幸い尾瀬ヶ原は雲の下で見渡すことができましたが、至仏山はずっと雲の中でした。
やっぱり山は雨が降っているとおもしろくない!!
せめて曇りぐらいなら良かったのになぁ。
2週間前に来た時はまったく咲いていなかったニッコウキスゲが、今回かなり咲いていました。
「でもやっぱり晴れた空の下見たかった。」
ニッコウキスゲの時期は尾瀬がもっとも混雑する時期。
「今回の山ノ鼻からの数珠繋ぎの大行列はすごかった。」
すれ違いながら見ていると、この数珠繋ぎの中ででも平気で後続を止めて写真を撮っている人が何人もいて、そのため数珠繋ぎがつながって長くなっていました。
「やっぱりこの大行列中には巻き込まれたくないなぁ。」
富士見下への下りでやっと空が少し明るくなってきて、ブナやシラカバの葉っぱがすごくきれいでした。
富士見下(5:00)~富士見峠(6:10)~龍宮小屋~山ノ鼻~至仏山(9:15~9:30)~鳩待峠~富士見峠(12:00~12:10)~富士見下(1:20)
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