朝日連峰・・・・1日目
天気が悪く延び延びになっていた7月1番の目標だった朝日連峰、ようやく晴れマークが続いたので行ってきました。
夜朝日鉱泉に着いて車駐泊、そのときはまだ曇っていたのですが・・・。
朝起きて見ると
「晴れ! 青空が広がっています。」
そそくさと準備をして5時過ぎに出発しました。まずは直接大朝日岳に上がる中ツル尾根を登ります。
朝日鉱泉
朝日鉱泉からみた大朝日岳
初めは沢伝いに登山道を歩いていきますが、予想通り見事なブナ林の中を歩いていきます。
東北や上越の山は多くの山にブナの原生林があるのが良いですね。ブナ林を歩いているといつも周りをキョリョキョリョしながら歩いてしまい、自然と楽しくなります。
沢沿いはまだ涼しく、大きなブナの木がたくさんある気持ち良い登山道です。
やがて沢から離れ尾根に入るといきなり 「これでもか!」 と思わせれるような急登になります。
しかも中ツル尾根は東に面しているので朝日が当たりいきなり蒸し暑くなりました。
汗をダラダラ流しながら登っていくのですが、唯一ブナ林が続くので助かりました。
やがて地図にも出ている1,369m地点になると大きな木はなくなり低灌木帯になり、大朝日岳が目の前に広がりました。
1,369m付近からお大朝日岳
やがてハイマツ帯になると登山道沿いは両側花が続くようになりました。
大朝日岳直下
小朝日岳と遠くに鳥海山
雲の向こうに飯豊連峰
大朝日小屋
中ツル尾根は沢を離れてからの急登にはまいりましたが、朝日鉱泉から森林限界までずっとブナ林で十分楽しませてくれました。
また森林限界からはお花畑の中のまっすぐな登山道で、小朝日岳を見ながら一気に大朝日岳に突き上げて、良い登山道でした。
そして9時前に大朝日岳到着です。
「360度の大展望!」
と行きたかったのですが、残念ながら雲が広がってきていて遠くの山はすでにほとんど見えなくなってきていました。
ただこれからもっと雲が多くなりそうなので、この時間に登ってきてとりあえず良かったです。
山頂から西朝日岳方面への稜線
山頂で少し休んで北を目指します。
大朝日小屋
景色は雲が出て遠くが見えなくなる一方ですが、稜線は花、花、花のまさに花盛りです。
「朝日連峰は花はきれいだよ。」 と聞いていて期待していたのですが、それ以上にすばらしいお花畑が延々と広がっていました。
西朝日岳方面
西朝日岳から大朝日岳
竜門岳
10時半に竜門小屋に到着しました。
小屋の人に「今日は混むよ~」と聞いたので、早々と1階の隅に寝場所を確保して以東岳を往復して来ることにしました。
まずは朝日連峰でも一番花がきれいときく寒行山に向かいます。
残念ながら寒江山山頂は雲に覆われ景色は良くありませんでした。
ただ寒江山周辺は山腹にはニッコウキスゲ、稜線にはウスユキソウを初めたくさんの花が咲いていて話通りのお花畑が広がっていました。
寒江山山頂と寒江山
狐穴小屋を過ぎると雲はますます濃くなり数十メートルしか視界がなくなりました。おまけに霧雨も混じるようになりました。
雨具のジャケットだけ着て、カメラも濡らさないようにザックにしまいました。
こうなると後は以東岳に登るだけです。スピードアップして以東岳を目指します。一気に以東岳まで登ったものの山頂は残念ながら小雨、まさにタッチだけしてすぐに引き返しました。
寒江山付近まで来るとようやく雲も薄くなり竜門小屋に3時前に戻りました。
竜門山と竜門小屋
竜門小屋は2階立てでかなりきれいです。ただ小屋はまさに満員状態でした。
早めに1階の隅に場所を取っておいて良かったです。
5時ぐらいにみんな一斉にコンロを付けるとかなり暑くなりまた汗を掻いてしまいました。2階だったらもっと暑かったと思います。
1階は僕以外はほとんど東北の方で小屋の方にもらった酒とともに朝日連峰の話をたくさん聞けて良かったです。
そして7時半には爆睡でした。
朝日鉱泉(5:30)~大朝日岳(8:45~9:00)~竜門小屋(10:35~10:55)~以東岳~竜門小屋(14:40)
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