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両神山と二子山・・・・アカヤシオ満開のはずが?

  アカヤシオが満開になっているだろう両神山に行ってきました。以前は日向大谷から登ったので、今回は坂本の集落から八丁峠に上がって行くつもりです。

 
  前夜出発して道の駅「龍勢会館」で車中泊して早朝坂本集落に向かいました。

 ところが・・・

 「坂本集落に車を置ける場所がな~い!」

  仕方ないので、志賀坂トンネル近くの今工事で通行止めになっている八丁トンネルに行く林道付近に停められないかと上がって行ったのですが停める場所がなく、結局志賀坂トンネルを抜けたトンネルの入口にある駐車場(群馬県側)に停めて登ることにしました。

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 志賀坂トンネル群馬県側入口

  

 
 再び志賀坂トンネルを歩いて戻って、八丁トンネルに行く林道の途中から登山道に入って、八丁峠に上がるつもりです。

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 志賀坂トンネルの埼玉県側入口にある八丁トンネルに向かう林道、5月末まで通行止めです。

 

 
  八丁トンネルに向かう林道は両側にモミジ(カエデ?)が多く、モミジの木のトンネルになっている所もあります。紅葉の時期は良さそうです。

 
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 林道はモミジのトンネルになっています。

  
 当初林道を数キロ歩いて坂本からの登山道に入って八丁峠に行くつもりでした。

 ところが・・・

 登山道に入る場所を見落として通り過ぎてしまいました。

 分岐点には駐車スペースがあるはずなのですぐわかると思っていたのですが・・・・、全くわかりませんでした。

 おかしい?と途中で気づいたのですが、引き換えすのが面倒くさいのでそのまま林道を八丁トンネルまで進み、トンネル横の登山道から峠に上がることにしました。
(舗装路歩きはだるいです。)

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 八丁トンネル

 

  八丁峠への登山道はいきなり急登から始まりました。出だしの急登を過ぎるとトラバース気味の登山道が続き峠に上がります。

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 八丁峠

 

  八丁峠に着くと待望のアカヤシオが出てきました。

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 ところが・・・・

  かなり咲いてはいますが、花びらがかなり落ちています。しかも咲いている花も色褪せていてあまりきれいではありません。

  おそらく2日前に降った大雨に痛めつけられたと思われます。

 「う~~ん、残念。これじゃあ山頂の花もあまり期待できない・・・・。」

 ちょっとテンション下がり気味の中、雲の中の稜線を登って行きます。

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  両神山への稜線の登山道は、岩稜と樹林帯が交互に現れ変化があって飽きることはありません。ただ残念なことに雲の中で景色は良くありませんでした。

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 西岳山頂

 

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 東岳山頂

 

  西岳、東岳山頂と越えて行き、やがて両神山山頂に着きました。

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 両神山山頂

 

 
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  山頂はアカヤシオがかなり咲いていましたが、やはり色が鮮やかではありません。清滝小屋から来た人の話では、2日前の雨は山では雪だったそうです。
 「雪じゃあ花もダメになりますね。」

 幸い山頂に着くと雲も取れ晴れ間が見えてきましたが、周りの山も雲が多く遠くは見渡せませんでした。

  これ以上景色が良くなりそうもないので、30分ほど山頂にいて下山しました。

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  八丁峠からは登ってきたトンネルに行く登山道ではなく、坂本集落に行く登山道を下り、途中で林道に上がる登山道を行きました。
 林道に戻ったところの分岐点には小さな標識はありますが、地図に載っているような駐車スペースはなくわかりづらいです。

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 モミジのトンネル

 

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  林道からは両神山はまだ雲の中ですが、対岸の二子山は姿を現してくれました。

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  再び志賀坂トンネルを越えて車に戻りました。

 

 まだ時間もあるので二子山を登ることにして二子山の登山口に移動しました。登山口のすぐ横の駐車スペースに車を置いてまず股峠を目指します。

 股峠へは沢沿いの登山道を進みます。

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 沢の水が無くなると、登山道は九十九折れの急登になります。やがてニリンソウの群生地が出てくると股峠に到着です。

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 股峠

 

  

 
  まず東岳を登ります。急な登山道を登ると鎖の付いた岩場になります。予想していたよりはけっこう嫌らしい場所がありました。石灰岩なので濡れているとかなり嫌らしそうです。

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 東岳山頂

 

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 東岳山頂から西岳

 

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  やっと両神山が見えてくれました。

 

 

  股峠に戻って今度は西岳(二子山最高点)を目指します。
 股峠には「西岳の登りは事故が多く十分注意してください。」と書いてあります。東岳方面には書いていないので、「東岳より難しいのか?」 と思いながら登ったのですが、東岳よりかなりやさしくあっけなく山頂に着いてしまいました。

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 西岳山頂

 

 
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  山頂から両神山

 

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  山頂からこれから進む岩稜を望む

 

  

 

  西岳山頂からは両神山が正面に見えました。のんびり休んでから魚尾道峠方面に下ります。山頂から次のピークまでは石灰岩特有の形に浸食されたナイフエッジ状の岩稜を行きます。雨で濡れていたり強風だとあまり行きたくはないようなナイフエッジです。

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 西岳

 
 

 

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 西岳とその奥に東岳

 

 

  
 西岳の次のピークを過ぎると鎖場も含めて一気に高度を下げて駐車場に戻りました。

 登り終わってから道の駅両神温泉薬師の湯で温泉に入ってのんびりしました。

 翌日は夕方までに自宅に戻りたいので、「午前中に登って下りて来れる山に登ろう。」と、まだ通ったことがない雁坂トンネルを越えて大菩薩の上日川峠に向かいました。

 

 

  今回はいろいろ予想外のことがあったのですが、ま~それも終わって見ればおもしろかったです。

 ただ山頂のアカヤシオには期待していただけに残念でした。結局2年続けて両神山のアカヤシオは外しました(笑)。どーも両神山のアカヤシオには縁がないようです。

 また天気ももう少し良いと思っていたのですが、雲が多めで眺望もいまいちでした。

 
 二子山には20数年前にクライミングで来たことがあったのですが、「どこを登ったのか?」 「山頂にまで登ったのか?」 も覚えていません。ただ登山道はなかなかおもしろかったです。

 両神山も二子山も今度は紅葉の時期に来たいなぁ。(両神山のアカヤシオには諦め気味です)

 そして紅葉している二子山で山頂付近の稜線上からクライミングしているところを見てみたいなぁ。

 

  

 

 志賀坂トンネル駐車場(6:00)~八丁峠(7:35~7:40)~両神山(8:55~9:25)~
志賀坂トンネル(11:55)

 二子山登山口(12:15)~股峠(12:45)~東岳(1:05~1:15)~西岳(1:45~2:05)~登山口(2:35)

 

 

 

  

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