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2008年3月

家の周りもすっかり春です

   早朝出勤前に1時間ちょっと河川敷と周辺の桜のありそうな公園を走ってきました。

 そー言えば昨年は「上野公園に混んでないうちに行こう。」と夜明けとともに出たけど、前夜の残骸のゴミだらけですっかり嫌になったので今年は地元です。

 
  街路樹の桜は日当たりが良いことや排気ガスで暖かい(?)こともあってか、場所5分咲きから場所によってほぼ満開でした。

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   江戸川河川敷は菜の花が満開です。

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 木蓮

 

  

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  家の周りもすっかり春になってました。

 街路樹や公園に植えられる「ソメイヨシノ」ってだんだん色が白くなっていて、もう桜色なんてほど遠くほとんど白に近いものも多いですよね。
 
 個人的には「ソメイヨシノ」より山桜、桜並木より1本の大木(老木)の方が好きなんです。

 

 一週間ほど後に印旛村にある吉高の大桜が咲くはずです。今年もチャリで見に行こうと思ってます。

 

 

 

 
  

三毳山・・・・カタクリ満開です

  昨年カタクリの咲く三毳山の写真を見たときに、次のシーズンには行ってみようと思っていました。
  三毳山が群馬県か栃木県にあるということは、なんとなくわかっていたのですが、実際「どの辺にあるんだろう?」と地図を見てみると、

 「あれ?、意外と近いな、これならチャリで行けるかも?」

  もっと北の方にあるんだろうと思っていたのですが、意外と南でした。
 地図で測ってみると自宅から75~80キロ、関東平野の真ん中なので麓までほとんどフラット、しかも江戸川~利根川~渡良瀬川のサイクリングコースを使ってかなり近くまで行けます。三毳山自体は200mちょっとの山なので2~3時間ぐらい見ておけば十分です。

 「よしチャリで行こう。」

  帰りは適当な場所で東武線に乗れば、乗り換え1回で自宅から数キロの場所まで戻ってこれます。そこから再びチャリで帰ってくればOKです。

 

  家を6時にスタートしました。曇天ですが予報ではどんどん晴れてくると言うのを信じてのスタートです。

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  自宅近くの街路樹の桜は2~3分咲きでした。

 

 
  

 

  江戸川のサイクリングコースに入ります。

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 江戸川の土手は菜の花が満開でした。

 

 
 ほんのちょっと寄り道して江戸川と利根川の合流地点であり、千葉県の最北端の関宿城にやってきました。ここは桜はまだ咲いていませんでした。

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 「桜は全然咲いていません、たった30キロぐらいしか離れていないのに、この違いです。」

 

 

  利根川を渡って茨城県に入りました。

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  すぐに利根川サイクリングコースに入ります。

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  10キロほど走って渡良瀬川サイクリングコースに入ります。

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 このあと短い距離の間に茨城県ー埼玉県ー群馬県ー栃木県と県境を越えて進みます。

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  渡良瀬遊水地

 

  

 

  
 だだ広い渡良瀬遊水地を右に見ながら走って、藤岡でサイクリングコースを離れます

   「よし帰りは遊水地の中を走って戻ろう。」 
(実際は帰りに失敗して余計に走っちゃうんだけど)

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 三毳山が見えてきました

 

 

 

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  そしてやっと三毳山到着です。自宅から73キロでした。

 

  
  駐車場に自転車を置き山歩き用のシューズに履き替えて、山登りスタートです。そして一つ目のピークを越えるとカタクリの群生地でした。

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 「すごい、まさに満開です。」 

 

 

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 「カタクリの群生地でこれだけ広く、また密生しているのは、初めて見ました。」

 

 

 

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 「平日なのにかなりの人出です。これ週末は大混雑しそうです。今週末がピークかな?」

 

 

 

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そのあと最高峰の竜ケ岳に登ったあと一周して戻りました。

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  竜ケ岳山頂

 

 その他の花々

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  三毳山の麓にある道の駅「みかも」で「オトメミルク」アイスを食べながら休んで

 「さあ、帰るぞ~。」

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 「オトメミルク」   「けっこう美味しいです。」

 

 

  途中渡良瀬遊水地の中を走ろうとして中に入ったのですが、行き止まりになってしまいリターン。などチョットウロウロしながら戻りました。

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   そして三国橋まで戻ってきました。

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 三国橋

 

  「三国橋」 ここが分かれ道です

   三国橋までは比較的線路に近いところを走ってきたのですが、橋を渡ると線路から離れてしまいます。この先再び近づくのは約30キロ先、渡ってしまうと実質的に自宅まで自走になってしまいます。

  「う~~ん、どうしようかな~ぁ。」

  「まだ大丈夫だけど、あと50キロはしんどうなぁ」

  「行ってみるか」

  「よし行こう。」

  「気合だ、気合だ、気合だ~。」

  結局自宅まで帰ることにしました。
 だけど利根川までは元気だったのですが、江戸川からがきつかった。黙々と漕いで自宅まで帰りました。往復154キロでした。

 

 

 

  「正直きつかった~~、バテました。」 

 「往復なんてしないで素直に帰りは輪行で帰ってくれば良かった。輪行袋持って行ってたのになぁ。」

 「明日仕事したくないなぁ、きっと使い物にならない気がする。」

 正直往復なんてしないで線路に沿って走って適当な場所で電車に乗って帰って来れば良かったかな。スリッグタイヤでは150キロ走ったことはあるけど、MTB用のイボイボタイヤでは初めてです。しかも山歩き2時間付きです。きつかった。

 三毳山まで73キロでしたが、一般道を走ったのは初めと最後のわずか13キロほどで、あとはすべて河川敷のサイクリングコースでした。季節的にもツーリングには良い季節だったこともありますが、最高のチャリツーリングコースです。

   三毳山は山と言うより丘みたいな山ですが、広葉樹林が多く残されているし、カタクリの群生地も広く、非常に密生していて見事でした。ただ簡単に来れるので週末などは激混みになりそうです。

  
  

箱根外輪山一周

  金時山と明神ケ岳はそれぞれ登ったことはあるのですが、外輪山を歩いたことはなくいつか歩いてみたいと思ってました。

  今回は箱根湯本から反時計回りに外輪山を一周します。
 できればせっかく富士山のそばを歩くんだから、きれいに富士山が見えててほしいなぁ。

 
  箱根湯本で週末だけ無料に停められる箱根町役場の駐車場に車を置いて6時半にスタート。登山道はいきなり急登から始まりますが、登るにしたがい傾斜は緩くなります。

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 やがて稜線にでて塔ノ峰に着きました
  

 
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 塔ノ峰付近からの丹沢
 

 

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 塔ノ峰付近からの明星ケ岳、明神ケ岳

 

  

   登山道はしばらく杉林の中を行きますが、やがて笹の開けた登山道になります。

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 明るい登山道を進んでいくと明星ケ岳に着きます。

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 「富士山はバッチリ見えていました」

 

 
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  明星ケ岳からの登山道は笹と低灌木の登山道の気持ち良い登山道になります。

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 登山道は良く整備されていて明るい気持ち良いコースです。

 

 やがて明神ケ岳に着きます。

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 明神ケ岳山頂

 
  

 

 

 

 
  「冬のように空気が澄んで快晴、富士山もバッチリです。」

 これから行く金時山の向こうに富士山が見え、富士山の北側の裾野には昨日降った雪が薄っすらと積もり、右奥には南アルプスが見えています。

  明神ケ岳山頂もまだ誰もいなく独り占めの静かな山頂でした。

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  箱根内側の駒ケ岳

 

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 しばらくは低灌木と笹の登山道が続きます。

 

 

 

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  金時山への登りの手前

 

  金時山に近づいてくるとやっと登山者に会い始め、だんだん人が多くなってきました。

 そして大賑わいの金時山到着です。

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  満員御礼状態の金時山山頂

 

 
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 「これから先の稜線、まだ先は長いなぁ。」

 

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 芦ノ湖方面

 

  

  乙女峠から先はまた静かな登山道になりました。

 金時山から先は広葉樹林の中の登山道になりますが、稜線にも関わらず景色がほとんど開けていません。
 「場所的には右側には富士山、左側には箱根のロケーションが良い場所なのになぁ、残念だなぁ。」

 アップダウンを繰り返しながら長~い登山道を進みますが、景色が開けるのはたま~に稜線の西側に沿ってある車道と登山道が接した時だけです。

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  登山道は歩きやすい良い登山道なのですが、いい加減景色の無いのに飽きてしまい、黒岳を下って湖尻峠を過ぎたところでしばらく車道を歩くことにしました。

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 三国峠の展望台から

 

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  三国山を過ぎたところで再び登山道に入りました。山伏峠からの登山道は箱根峠に向かって笹の下り基調の登山道になります。

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  箱根峠付近からの富士山

 

 箱根峠からは稜線を離れて芦ノ湖に下っていきます。道の駅「箱根峠」からは石畳の道になりました。

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  湖畔でソフトクリームを食べて休憩してここから今日の一番の難所(?)一番嫌な部分しばらく車道を進みます。時々ハイキングコースを歩いたものの4~5キロ進んで再び登山道に入り、鷹巣山から湯坂路を目指します。
 「さすがに舗装路は足に堪えました。」

 ここでカメラが電池切れ、しかも持っていたはずの替え電池がない!

 鷹巣山から今日最後のピーク浅間山に登って、「さぁ、箱根湯本への湯坂路の下りです。最後なので一気に下ろうと思ったのですが、石畳で滑りやすく慎重に下って、湯本到着しました。

 

 

  昨日までの雨で路面状況がちょっと心配でしたが、ぬかるんでいた場所は明神ケ岳山頂だけでコンデイションは良かったです。
 
 昨日の雨で富士山には雪が降り雪も真っ白できれいでした。また低気圧の通過で空気も澄んでいて1日中富士山を始め南アルプスなどがバッチリ見えて、まさにグッドタイミングでの山歩きでした。

 登山道は明星ケ岳付近から先は、低灌木と笹そして広葉樹林の良く整備された気持ち良い登山道が続きます。ただ金時山からさきの登山道は樹林帯の中で景色はあまり良くありませんでした。
 唯一時々登山道が車道と接して視界が開けた時や、車道沿いの展望台などからは景色は最高でした。

 景色の無い登山道に飽きてしまい一部車道を歩いてしまいました。有料道路で歩行はダメみたいです、すみません。

 登山道も金時山付近以外はほとんど登山者はなく、静かな山歩きが楽しめました。

 
 「それにしても湖畔で食べたソフトクリームはおいしかったなぁ。」

 「これで舗装路と最後の登りに向けて息を吹き返したなぁ。」

 

 

 

 箱根湯本(6:30)~塔ノ峰~明星ケ岳~明神ケ岳(8:50~9:00)~金時山(10:20~10:40)~箱根湖畔(14:30~14:45)~鷹巣山~湯坂路~箱根湯本(16:50)

 

 

 
   

 

 

  

 
  

 

北関東の山でチャリ(2008,3)

  3月初めに行った北関東の山にまた行ってきました。

 今回もガンガン走ろうと思ったのですが、残念ながら天気が崩れ始めていて夕方には雨の予報なので、午後一には走り終わるようにしました。

  駐車場~T山~O公園~駐車場の王道コースです。

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  3月初めにほんの少し残っていた日陰の雪もすっかりなくなり、ほぼ最高のコンデイションでした。

 

 

  ただ今回一番驚いのは、この犬

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この犬登山道の入口にあるキャンプ場の犬なんですが、僕たちにずっと着いてきました。

  初めは 「そのうち帰るだろう。」 と思っていたのですがどこまでも着いてきます。

 「お~い、いい加減帰れよ、帰れなくなるぞ~。」

 後半は下りなのでかなりのスピードが出ているのですが、ゼーゼー言いながら走って着いて来て、結局登山道の終点まで約15キロ着いてきてしまいました。
  
 そして舗装路に出たところで戻っていきました。おそらく自分の臭いをたどってキャンプ場まで15キロ戻って行った(?)と思います。

 「ちゃんと帰れたのかなぁ。」

 「それにしてもすごい体力だったなぁ。」

 

 

 

  今回はちょっと消化不良、4月初めの桜のころにまた来よう。
 その時は多分この山は今シーズン最後、その時は満足できるようバリバリ走ろう。

 

 

  

 

 

 

    

筑波山周辺でチャリ・・・すっかり春でした

  3月に入って2月の寒さが嘘のように暖かくなった筑波に行ってきました。

  6時半にいつもの駐車場をスタートしました。3週間前に来た時はー2℃だったのに今日は4℃です。今回はステムを2センチ長くしたのでそれに慣れることを考えアップダウンのある長いコースに行くことにしました。

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  ステムを2センチ長くしました

 

 山に入るまでの麓はすっかり春になってました。

 筑波山梅園の影響か?この付近のほとんどの家には梅の木があるみたいです。

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   梅が満開でした。

 

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  3週間前に筑波山に来た時にはバリバリに凍り付いていた林道も、氷も雪も全くなくなっていました。

 登山道に入ると先日の大雨で部分的にドロドロになっていましたが、全体としては走りやすかったです。

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  空は春の空気になっているので、冬にはいつも見えていた日光男体山も全く見えませんでした。

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  3時間半走った後いつものように筑波山を登ろうと筑波山神社に向かったのですが、なんと駐車場の手前から渋滞しています。

 「あ~~っ、失敗した。」

 今は筑波山梅園の梅祭りの真っ最中でした。駐車場も満車で駐車場の空き待ち渋滞です。
 天気もぱっとしないこともあって一気に登るのを止めユーターン、朝の駐車場に戻って再度MTBを出して2時間ほど走って今回は終了。

 

 

 

  今年は2月は大雪に始まって厳寒が続いたけど、3月になるといきなり暖かくなり、あっと言う間に雪も消え一気に春になりました。
 今日は冬用のフリースの手袋やウインドブレーカーもいりませんでした。今日の気温なら9時ごろスタートなら短パンでももう良いかな?
 ただ春の空気になってしまったので冬の間見ることができた日光男体山、浅間山や富士山など遠くの山が見えなくなってしまったのは残念です。

 今回MTBのステムを2センチ長くしてみましたが、下りのタイトなコーナーなどでの走破性にも問題もなく良かったです。

 梅祭りは今週で終わりますが、来週から「かたくり祭り」が始まり筑波山が一番混む時期です。今度は4月上旬に来るつもりなので、今度は早朝に筑波山午後からMTBにして、まだケーブルカーやロープウエーが動く前の空いているうちに筑波山に登ろうと思ってます。

   

   

高尾山~生藤山往復

  今年に入って短い時間なら筑波山でチョコチョコ歩いていましたが、1日歩いたのは昨年12月の長沢背稜から雲取山以来歩いていません。

 今日はここのところの暖かさで雪もだいぶ溶けたと思われるので、足慣らしも兼ねて高尾山周辺を1日歩き回ろうと思ってます。コースはコンデイションも見て決めるつもりです。

     6時過ぎに高尾山口にある駐車場をスタートしました。まずは稲荷山コースから高尾山に登って、定番の陣馬山を目指します。

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  稲荷山コースは広葉樹が多く、今は葉が落ちているので明るい登山道になっています。

 

  一登りで高尾山に着きました。

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  富士山はきれいに見えていますが、なんとなく霞んでいます。今日は完全に「春の空」になっていました。

  高尾山から城山にかけては泥の登山道です。今はまだ霜柱が溶け始めていないので快適に歩けますが、昼前ぐらいになると溶けてグチャグチャドロドロになりそうです。
 登山道がこれ以上広がらないように柵が作ってありますが、その外側にも足跡が多数あって広がる一方みたいです。

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 城山山頂

 

  
  

  城山を過ぎると登山道は植林された杉や檜林になってきます。

  植林された後も手入れされていれば良いのですが、多くは手入れされず間伐がされていないので樹林が異常に密生しています。木々を見ると半分ぐらいは枯れていたり枯れかかっていて森全体が弱々しく元気がありません。(筑波山周辺の方がもっとひどいけど)

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  ただでさえ植林された針葉樹林は嫌いなのに、こんな森は最悪(東京近郊の植林はこう言う森が一番多いけど)、トットと歩いて先に進みます。
 ただ最近輸入材の値段が上がっていて国産の材木が注目されだしているので、各地の植林で手入れがされだしました。
 
 「これでどんどん間伐されて手入れされていけば良いのになぁ。」
 

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  景信山山頂

 

  

  景信山を過ぎると雪が出始めました。ただあるのは登山道だけで、周りにはほとんどありません。登山道の雪は踏み固められて氷化した雪です。ただ今は上に枝や葉っぱが乗っかっているのでほとんど滑らず歩けますが、気温が上がって溶け出すと歩くのに苦労しそうです。

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 陣馬山山頂

 

 

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  陣馬山には9時に着きました。予想以上に雪が無かったので生藤山まで行くことにしました。ここからもっと高度は上がりますが、たしか笹尾根は日当たりは良いので、大丈夫だろうと判断しました。

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 陣馬山から見た生藤山

 

  まずは和田峠に下って笹尾根に向かって登ります。

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  笹尾根に出ました。

 

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  笹尾根は気持ち良い広葉樹の森が続きます。

 

  
  朝スタート時は1℃で寒かったのですが、このころになると腕まくりをして歩いてました。もうすっかり春の陽気です。

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 生藤山の手前の日陰部分に今日の登山道で一番雪が残っていました。

 

 
   そして「リターンポイント」生藤山に着きました。陣馬山から1時間半ぐらいかなと思っていたのですが、順調に着きました。

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  生藤山山頂から富士山と南アルプス

 

   
  生藤山の山頂はもっと開けた山頂だったと思っていたのですが、灌木に囲まれた小さい山頂でチョットがっかりです。奥多摩方面は木でほとんど見えませんでした。

 「できればもうチョット山頂らしい山頂からリターンしたかったなぁ」

 と思いながら地図を見ていて

 「今度来るときはまた高尾山から来て三頭山まで行って、上野原に下りよう」

 と思いました。山頂で少し休んで食事をしてリターンしました。行きはなるべく尾根伝いに来たので帰りは巻き道で戻ります。

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 笹尾根からの陣馬山

 

  しばらくは下り基調なので足も進みます。

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  今日2度目の陣馬山

 

 
 

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  陣馬山山頂は満員御礼状態でした。富士山はさっきよりかなり霞んできてました。

 

 
  予想はしていたのですが、陣馬山からの下りは霜柱が溶けてグチャグチャドロドロの登山道でした。ここからはグチャグチャドロドロと雪が溶けて滑りやすい状態の登山道が続きました。

 城山からは南高尾山稜に向かいました。南高尾山稜に入ると城山の混雑が嘘のように静かな稜線歩きになりました。

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 大垂水峠を渡って登山道を進みます。

 
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 しばらくは広葉樹の気持ち良い登山道が続きます。

 

  

  中間部は稜線の右側を行くのであまり視界は開けません。

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  三沢峠からは再び稜線を進むようになり最後に一気に高度を下げて高尾山口に下りました。

 
  駐車場に戻って持ってきていた桃缶を食べながら

 「さあ~て、どうするかな~?」

 「今日の最後は高尾山で日没を見て終わろうと思っていたけど、この感じじゃ見えそうにないしなぁ」 「う~~~ん」

 「ダメ元で行ってみるか。」

 で、再びザックを背負って稲荷山コースを登り始めましたが、さすがにゆっくりです。とりあえず足が止まらない程度のスピードで登り山頂に着きました。

  予想はしていたものの富士山は全く見えず丹沢も霞んでました。

 「ダメだこりゃ、帰ろ。」

 で山頂に数秒いただけでトットと下りました。

 

 

  いや~~久しぶりに歩きました。疲れたけどおもしろかったなぁ。もうちょっと時間がかかるかなぁ、と思ってたけどかなり順調でした。1~2月時間は短かったけど筑波山をチョコチョコ歩いていたのが利いたかなぁ。次はどこ行こう?

 今日は暖かくて後半は腕まくりして歩いてました。すっかり春の陽気になってました。ただ春は全体が霞んで景色が悪くなるんだよなぁ。

 今回は生藤山でリターンしましたが、次回は三頭山まで行って少し戻り上野原に下ろうと思ってます。

  今回登山道に1種類ぐらい花が咲いているかと思ってましたが(咲いていても名前はわからないけど)、まだなにも咲いていませんでした。残念!

 

 

  高尾山口(6:15)~稲荷山コース~高尾山~陣馬山(8:50~9:00)~生藤山(10:15~10:30)~陣馬山(11:40~12:00)~城山(13:10~13:20)~
南高尾山稜~高尾山口(15:30~16:00)~高尾山(16:55)~高尾山口

  

MTBに会わないなぁ

  

  今年に入ってMTBで筑波山周辺に6回走りに行きましたが、僕の走り始めの時間が早いのもあると思いますが、MTBの他の人に一度も会いませんでした。

 筑波山周辺は冬でも雪はあまり降らず降ってもすぐ溶けるので、東京近郊の山で数少ない冬でもバリバリ走れる場所です。

  数年前まで筑波山周辺に走りに行くといつもMTBの人に遭遇したのですが、数年前からだんだん会わなくなってきました。筑波山以外でもほとんど会わず、会うのはわずかに西関東の1~2コースぐらいです。
 大滝100キロなんかすぐ満員になるぐらいMTBをやる人はまだたくさんいるんだけど、山ではほんとに会わなくなりました。

  その反面たまに近くの江戸川や利根川の河川敷サイクリングコースや手賀沼の周回道路に行くとロードの人にたくさん会います。まさにロード全盛って感じです。
 たしかにロードの方がスマートでかっこ良いし、走る場所もたくさんあってさらに雑誌にも頻繁に紹介されているし、チャリを手に入れれば1人で始められます。そして何と言っても自宅からスタートできる手軽さがあります。

 それに比べてMTBは多くの人は買っても走る場所がわからないので、初めは連れて行ってもらわないとダメです。

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  僕はみたいに以前から山をやっていて「あそこ走れそうだったな」とか、登山マップや地形図を見て「ここ走れそうだな」って1人ででも走りに行っちゃう人って、そんなにいないからなぁ。
 今まで100本ぐらいのコースを走っているけど、そんな感じで多くのコースを走っているし、もちろんそれでコース選びに失敗してあまり走れず「もうここは来ない!」って場所もあったけど、終わって見ればそれはそれで「あ~あ、今回はダメだったなぁ~、でもま~おもしろかった。」ってなるからなあ。

 

  MTBが多すぎて挙句の果てに登山者とトラブルを起こして(起こさないまでも登山者に嫌がられて)MTB乗り入れ禁止なんてなっても困るけど、週末なのにほとんどMTBに会わないってのも何となく寂しいなぁ。たま~~に「あっ、MTBだ」ってぐらいはいても良いと思うんだけど。
 個人的には会わなくても良いんだけど、MTBをやる人(特に山を走る人)が少なくなっているのは、やっぱり寂しいなあ。

北関東の山でチャリ(2008)・・・いつ来てもここはおもしろい

  毎年冬から春にMTBで何度か走りに来る北関東の山に行ってきました。この山は標高は高くないのですが、最高におもしろいトレイルが数本あって毎年何度か来ています。

  いつもの駐車場からまず600mほどの登りでT山を目指します。車道~舗装の林道~シングルトラックとつなげてT山に1時間ちょっとで着きました。

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  途中日陰の部分には雪が残っていましたが、予想してたより少なかったです。

 
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  T山山頂、残念ながら空は霞んでいて景色は今一でした。

 

  
  山頂から標高差は400mほどの下りですが、小さいアップダウンをしながら約15キロの快適なシングルトラックを走ってF山まで下ります。

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  快適なシングルトラックが延々と続きます。幸いまだ朝早いので霜柱も溶けてなくガンガン下れました。
 1時間ちょっとでF山に着きました。ここで大休止を取って餡ドーナツとチョコレートを食べてゆっくり休憩しました。
 そして今日はここからが本番です。ここから再びT山を目指します。まず10キロ今走ってきたコースを戻って、そこからはダートの林道でT山直下まで上がって最後はチャリを担ぎ上げます。

  傾斜は緩いもののずっと登り基調、軽いギアでじわじわ進みますが、最後は「もうダメ」って感じでなんとか2時間ちょっとで山頂にたどり着きました。

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 T山山頂

 

  

  山頂でまた大休止です。餡ドーナツ、パワージエルを食べ、足をマッサージをしてゆっくり休みました。
 ここからは別の約10キロのシングルトラックを下ります。先ほどのコースより短いものの途中に2つのピークがあり、こっちもすごくおもしろいです。

 朝のコースより全体に難しい部分があって変化もあります。一つ目のピークへの緩くダラダラした登りをゼーゼー言いながら上がったのが限界で、2つ目のピークへの登りはほとんど歩いていました。

  ただ下りは最高です。樹林のトンネルをガンガン下ります。

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   最後まで最高のシングルトラックが続いてO公園に着き終了です。

  

   

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  終了点からは遠くに海が見えます。

 

 

  

 

  この山は毎年冬から春にMTBで何度か走りにくるのですが、いつ走ってもここはおもしろいです。

 先日筑波山は寒さに震えながら走ったのですが、今日は寒かったのは朝のほんのチョットだけで、春到来って感じでした。手袋などは冬用のフリースではなくて十分でした。

 2月の大雪でもうちょっと雪があるかなと思っていたのですが、走るにはほとんど問題ありませんでした。雪があったのは登山道がほんの数10m西側斜面になるところがあるのですが、その部分だけでした。霜柱も溶けてなくて路面状況も良かったです。

  今回はT山からの2本のコースに行きましたが、まだ他のコースがあります。3月中にまた来て他のコースを走ろうと思ってます。
 また2度目のT山への登りの最後や、2本目のシングルトラックの途中でかなり足に来てました。
 
  「もっとトレーニングしなければ!」

 

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