初冬の雲取山・・・長沢背稜~石尾根
奥多摩はまだ雪を踏みしめて歩くほどの雪はないのですが、すでにいつ降り積もってもおかしくない時期です。
今日は雪山になる直前の(天気予報だと木曜日に降りそう)雲取山に、長沢背稜から石尾根へと登ります。
6時半すぎに東日原の駐車場を出発しました。初めの急登を過ぎると登山道は右側(谷側)が杉の植林、左側(山側)が葉の落ちた広葉樹林の登山道になり高度を上げて行きます。
やがて広葉樹林の中の登山道になりました。
葉の落ちた樹林帯の中の登山道は朝日を浴びてとても明るいです
そして稜線に出て一杯水避難小屋に出ました。
一杯水避難小屋から長沢山までの長沢背稜の登山道は、稜線上にはなく稜線の南側(日原側)の斜面にあり、ほとんど水平とも言って良いような登山道が延々と続きます。今は葉が落ちて石尾根などが良く見えていますが、樹林帯の中をずっと歩きます。
2~3日前に降った雪が北側の日陰部分に残っていました。
一杯水の先でちょこっと頭を出した富士山が見えました
長沢背稜の樹林帯
長沢背稜は快晴の青空の下、葉の落ちた広葉樹林がとてもきれいです。何度も立ち止まって見入ってしまいました。
長沢山山頂
浅間山かな?
とにかく長かった長沢背稜にいい加減飽きてきたころやっと雲取山に近づいてきました。
ここで、よし!
「雲取山荘の玄関の中でストーブが点いていて暖かかったら中でコーヒーか甘酒でも飲みながら昼食、点いていなかったらそのまま通過して山頂で昼食」
と決めました。
山荘に着いて玄関から中を覗くと残念ながらストーブは点いていませんでした。残念!
そのまま山頂まで登りました。
山頂は快晴無風
天気景色とも最高でした。
南アルプス遠望
山頂は風がないので結構暖かく、ウインドブレーカーなど着なくても大丈夫でした。山頂にいた登山者と話をしながら昼食を取って、そして石尾根を下ります。
石尾根は登山道が幅広く緩い傾斜の登山道が続きます。
七ツ石山山頂から雲取山
石尾根は葉の落ちた明るい広葉樹林の森が続きます。
鷹ノ巣山直下
鷹ノ巣山山頂
まだ2時半ですがやっぱり12月太陽が低いです。
鷹ノ巣山からは北斜面の尾根を下ります。日陰の急な尾根を一気に下って東日原に着きました。
いや~、長沢背稜予想以上に長かったです。水平と言っても良いような小さなアップダウンの登山道が延々と続きました。また登山道沿いの樹林帯が太陽に輝きほんとうにきれいでした。
葉が落ちているので石尾根他南側の山がずっと見えていました。ただ葉の付いているときはうっそうとした樹林の中で景色はないと思います。
また気温はおそらく朝から鷹ノ巣山からの下りの途中まで0℃以下だったと思いますが、風がなかったのでそれほど寒くはありませんでした。
やっぱり奥多摩のような稜線まで樹林の多い山は、紅葉の時期や空気が澄んでいて葉の落ちたこの時期が良いですねぇ。
東日原(6:40)~ヨコスズ尾根~一杯水避難小屋(8:00)~長沢山(10:35)~雲取山(12:15~
12:30)~鷹ノ巣山(14:20)~東日原(15:20)
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