高尾山~陣馬山往復とダイヤモンド富士
12月20~24日は高尾山頂から日没のダイヤモンド富士が見れます。今日は高尾山から陣馬山を往復した後、山頂で日没を見てきます。
国道沿いの駐車場に車を置いて9時にスタート、ケーブルカー駅の横から登山道に入りました。出だしの急登を過ぎると傾斜の緩い尾根に出ます。落ち葉に覆われた広葉樹の登山道を登っていき、最後に階段を登るといきなり高尾山頂に出ました。
高尾山頂から富士山
丹沢方面
高尾山を過ぎると杉の針葉樹の樹林になります。さすが人気のある高尾山、登山道は整備され分岐点などにはキチンと立札等があります。また登山者によって荒らされ広がってしまった登山道の復元作業も進んでいました。
しばらく行くと広い山頂で休憩所のある城山に着きます。
城山山頂
城山付近の杉林も間伐していない植林が多く、半分ぐらいの木は枯れそうなひ弱な木で、残りも元気一杯と言う感じではありません。森の中も日が当たらず下草がほとんど生えていません。僕の一番嫌いな樹林です。ただホームエリアの筑波山の北部の加波山の杉林に比べればまだマシだけど。
今輸入材が値上がりしていて国内の材木が脚光を浴びています。これを機に国内にたくさんあるこういうほったらかされた植林が、手入れされると良いんだけどなぁ。
小仏峠
小さなアップダウンを繰り返しながら尾根上の登山道を行くと景信山に着きます。
景信山山頂、
景信山山頂は木に囲まれているのですが、富士山の部分だけ木が切り取られていました。ここはまだ植林の杉だから良いけど、日本の山の山頂って景色を良くするために山頂の木を切ってあるところがけっこうあるんだよね。山頂で景色が良いのはうれしいけど、そのために樹木を切っちゃうのはおかしいよね。
景信山を過ぎると広葉樹林も多くなってきます。広葉樹林になると登山道は落ち葉で覆われ日が差し込んで良い雰囲気になります。やっぱり初冬の登山道はこうでなくっちゃ!
そして昼前に陣馬山に着きました。
陣馬山山頂
山頂から奥多摩笹尾根方面
山頂から富士山、日没のために雲があるのがちょっと心配
山頂は快晴、ちょっと風がありましたが、ウインドブレーカーを着れば十分でした。のんびりコーヒーを沸かしてパンを食べ休んで高尾山に戻りました。途中さらに城山でラーメンを作ってのんびり休んだにも関わらず、高尾山に戻ったのが2時半、日没までまだ2時間もありました。ケーブルカー駅までのんびり行って薬王院を見てもどり、ビジターセンターのストーブの前で本を読んで時間をつぶして日没を待ちました。
薬王院
ビジターセンターを出て山頂に行くとなんと満員御礼状態、このままでは人の頭越しに見ることになってしまいます。幸い展望台の前の石垣を登ると良い場所がありました。ここで日没を待つことに。
そして16時10分
わずか5分のドラマでした。
この後暗くならないうちに下りようと、登山道を一気に下って駐車場に戻りました。
高尾山久々に来たけど良いなぁ。コースはたくさんあるし、無理なく周回コースができるし、標高もそれほど高くないから雪が降っても長く残ることは無さそうだし、冬のトレーニングには最高の山域ですね~。
筑波山はこんなにたくさんコースないからなぁ。
日没のダイヤモンド富士を見るのは初めてでした。
元々ダイヤモンド富士は日の出の場合のみ言ったようだけど、いつからか(おそらく観光目的で日没でも言うようにしちゃったんだろうけど)日没の場合でも言うようになったようです。
連休は天気がパッとしないし年末はMTBの予定だから、山登りはもしかすると今年最後? 最後に日没のダイヤモンド富士なのも締めに良かったかな。
来年初め竜ヶ岳に日の出のダイヤモンド富士でも見に行くかなぁ
高尾山口駐車場(8:50)~高尾山(9:35~9:45)~景信山(10:45)~陣馬山(
11:55~12:15)~景信山~城山(13:40~14:10)~高尾山(14:40)(16:15)~高尾山口駐車場(16:40)
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