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富士を見ながら・・・丹沢縦走

  「やっぱこの時期は富士山の見える山でしょ。」

 富士山に雪が被り、木々が落葉して見通しが良くなったこの時期は、毎年富士山の眺めが良い山に行ってます。
  
 今回は丹沢の玄倉から檜洞丸に登り蛭ケ岳・鍋割と周って玄倉への周回コースにしましたが、直前に玄倉から檜洞丸方面に行く林道も土砂崩れで通行止めとわかり急遽大倉からに変更しました。
  

 
  大倉の駐車場を6時半スタートしました。大倉尾根はなんと20数年ぶりですが、正直良いイメージがありません。尾根の上部は「泥」の登山道でいつもドロドロヌルヌルと言うイメージです。
  「今はどうなっているのかなぁ。」
 と少しコース選び失敗したかなぁ、と思いながら歩き始めました。

  初め杉の樹林帯を登って尾根上に出るとさすが丹沢のメインコース、幅広い立派な登山道がありました。これはもう登山道と言うより遊歩道です。
  

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  まるで遊歩道みたいなきれいに整備された登山道

 

  しばらく登るとこの遊歩道の両側にカエデが植えられていました。
  

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 両側にカエデが植えられた登山道

 

  このカエデが大きくなって紅葉のトンネルになればきれいなんだろうけど、土壌保護のためとかではなく見栄えのために山に木を植えるのってどうなのかなぁ?それに国定公園内でしょ。
  登山道にかなり短い間隔で山頂まで看板が立ってました。正直ここまでやるのはちょっとやり過ぎなんじゃないかなぁ?
  

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 この看板が短い間隔で山頂までありました。

 

  そして今日初めて富士山が見えました。
  

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  今日最初の富士山

 

 
  登って行って花立が近づくと大倉尾根のイメージ「ドロドロヌルヌル」の登山道は、ほとんど木道と階段になってました。
  

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 花立からの富士山

 

  木道と階段の登山道を登って塔ノ岳山頂到着です。
 
 そして山頂からはド~ンと富士山が見えました。塔ノ岳山頂からは相模湾、丹沢、箱根そして富士山と展望は最高です。
  

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  「やっぱ雪を被った富士山は良いね~」
 

     

   

   

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 塔ノ岳山頂

 
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 塔ノ岳から蛭ケ岳

 
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 大山方面

 

  塔ノ岳からさきは山容が一変し、尾根は笹原の中の樹林帯になります。
  

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 笹原の登山道から丹沢山
  

 
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 稜線からの富士山

 
 
  気持ちの良い笹原の登山道を進んで行って丹沢山山頂です。
  

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  丹沢山からの稜線はきれいな笹原です。
  

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 丹沢山から蛭ケ岳
  

 
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 不動ノ峰への稜線

 

  

    気持ちの良い笹原の登山道を登って不動ノ峰を越え、蛭ケ岳に進みました。

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  蛭ケ岳山頂からの富士山

   

  
     

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 蛭ケ岳から塔ノ岳

 

  山頂でゆっくり休んで檜洞丸に向けて出発しました。まず急な登山道を一気に下ります。
  

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 檜洞丸と富士山、檜洞丸の山頂直下に青ケ岳山荘が見えてます

 

  

     蛭ケ岳を下った付近から登山道沿いはブナ林になりました。
   

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  葉の落ちたブナ林越しに見える檜洞丸

 
 
  すっかり葉の落ちたブナ林の登山道を落ち葉を踏みしめながら進んで行くと檜洞丸に着きます。
  

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  山頂直下のブナ林の中にある青ケ岳山荘

   

 

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   檜洞丸山頂からの富士山

 

   
  

  
  山頂はブナ林の中ですが、葉が落ちているので富士山も見えていました。少し休んで同角ノ頭に向けて出発しました。檜洞丸の下りはしばらくは木道と階段を行きます。
 同角ノ頭に向かう登山道は林道が通行止めになっている奥にあるユーシンに向かっているためか、人が歩いたあとが微かにしかありませんでした。
  

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 同角ノ頭に向かう登山道、落ち葉に覆われていていました。

 

 
  

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    別に危ない部分はほとんどないのですが、檜洞丸から同角ノ頭までは半分は木道と階段でした。

 

  
   同角ノ頭からの登山道は「恐竜の背」のようなヤセ尾根が続いています。
  

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  同角ノ頭付近から蛭ケ岳

  

    最後に急斜面の九十九折れの登山道を下るとユーシンに下ります。ここまで高度を下げると紅葉がまだきれいでした。たしか丹沢湖では今週紅葉祭りだったような気がしたけど、玄倉から入りたかったなぁ。
   

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玄倉川沿いの紅葉

 

  閉鎖中のユーシンロッジの前の広場は鹿の遊び場になっていました。
  

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 ユーシンロッジの広場

 

  ユーシンロッジの先で今日最後の鍋割山への登りに備えて休憩を取って、まずは雨山峠への沢沿いの登山道に入りました。

  

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 雨山峠

 

  峠からは稜線の登山道を登って鍋割山に。
  

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 鍋割山頂からの富士山

 
  

   
  富士山は見えてますが、太陽が同じ方向のため残念ながら霞んで見えてました。そして今日最後の富士山を眺めて大倉に下りました。

   

 

  

    天気にも恵まれて1日中いろいろな場所から富士山を見ながら歩くことができました。また檜洞丸を始め普段は葉が茂っていてあまり見えそうもない場所からも、落葉したため富士山を見ることができ、 

   「やっぱこの時期は富士山の見える山でしょ!」
  
 

  大倉尾根のイメージだったドロドロヌルヌルの部分は、ほとんどが木道と階段に変わっていたのにはびっくりでした。歩きやすくなったことは良いのですが、看板や植樹されたカエデ、そして整備されすぎた登山道と、「なんかチョットな」って感じです。
 次に塔ノ岳に登るときは違うコースから登りたいので、今通行止めになっているユーシンへの林道、数年掛かるみたいですが早く復旧してほしいです。
 
 

  今回あちこちで鹿を見ました。丹沢でも鹿が増えて食害で草木がかなり広範囲で被害を受け、また鹿の増加によってヒルの生息域が広がっているようです。
  鹿除けのネットをあちこちで見たけど、結局どれも切れ切れの設置、ほんとうに効果あるのかなぁ?
  食害がこれ以上広がると草木がなくなって土砂流出が起き、さらにあちこちで土砂崩れが起きるだろうし、もうこれ以上増えないようにしていかないとヤバイんじゃないのかなぁ。

 

   

 

   

    大倉(6:25)~塔ノ岳(8:05~8:15)~蛭ケ岳(9:50~10:10)~檜洞丸(11:40
~11:50)~ユーシン(13:30~13:40)~鍋割山(15:00~15:10)~大倉(16:30)
    

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