南ア南部・・・2日目(荒川小屋~聖平小屋)
5時起床、富士山は見えるものの東の空は曇天、南ア上空は雲っているものの雲は薄く日が高くなるにつれ晴れてきそうです。
6時半出発、幸い昨日吹いていた強風はかなり弱まっていました。まずは赤石岳への登りです。赤石岳への登山道は北面にあってかなり雪が着いていて、凍っていないかちょっと心配です。
幸い登山道は雪で覆われていたものの凍っているほどではなく、場所を選んで慎重に歩けば問題ありませんでした。そして8時前に山頂に到着しました。
荒川岳と南ア北部方面
中央アルプス
赤岳避難小屋
赤石岳から見ると聖岳は非常に近いです。ただ聖岳への稜線は大きく「コ」の字のように迂回しています。しかも途中には3つの顕著なピークがあります。
南アルプスの稜線はアップダウンが大きいと言われますが、まさにそれを言い表したような稜線です。
少し休んだ後、まずは百間洞山の家を目指します。「まだ下るの?」と言いたくなるぐらい下ってようやく小屋に着きました。ここからすぐ大沢岳への登りが始まります。不安定な石の積み重なったような登山道をジグザグに登り山頂に着きます。
大沢岳山頂から聖岳
荒川岳方面
大沢岳に着くころより晴れてきました。ここで昼食は半分食べて、次のピーク中盛丸山、兎岳を目指します。
中盛丸山?
兎岳山頂
そして今日最後のピーク、聖岳への登りです。
兎岳から見た聖岳
聖岳への登りは初め不安定に岩が積み重なったような急な登山道で、高度を稼ぎます。その後いくつも山頂のように見える場所に「またさきか!」と騙されながら山頂に着きました。
山頂はすっかり空も晴れ上がり、まさに大展望が待っていました。
上河内岳と真下に聖平小屋
風もすっかりなくなり聖平小屋も眼下に見え時間に余裕があるので、ここで大休止を取ることにしました。コーヒーを沸かして残りの昼食を食べながらゆっくりして、そして1時間ほどのんびりして聖平小屋に向かいました。
小聖岳から聖岳を見上げる
聖岳からの下りは初め滑りやすい砂礫の急斜面を下って、稜線に出て少し歩くと聖平小屋に着きました。
聖平小屋の冬季小屋は本館の隣にあり、昨秋に建て直しをしたようでまだ木の香りのするきれいで小屋でした。昨日の荒川小屋のイメージがあったので驚きました。しかも水場もすぐ近くにドボドボ流れていました。
まだ時間があるのでシュラフを干したりして時間をつぶし、暗くなるのを待って夕食を取って7時過ぎにシュラフに入りました。
荒川小屋(6:30)~赤石岳(7:55~8:05)~聖岳(12:35~1:30)~聖平小屋
(2:30)
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