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南ア南部・・・1日目(椹島~荒川小屋)

  初め南ア南部には9月の初めの連休に行くつもりでしたが、直前の天気予報が「晴れ雨雨」と最悪、結局中止しました。ところが初日の晴れの日、日帰りで山に行って帰って天気予報を見ると、「雨雨」が「晴れ晴れ」に変更されているではありませんか!、見事にやられました。
 今回はそのリベンジです。

「1日目・・・椹島~千枚小屋~荒川岳~荒川小屋」

  前日の夜畑薙ダムについて仮眠、朝送迎バスで椹島に入り9時に歩き始めました。この周辺も紅葉は遅れていて、やっと色付き始めたと言ったところでした。

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  登山道は広葉樹林の中で、登山道にはたくさんの「どんぐり」の落ちています。以前違う山で今年本州は大きい台風があまり接近しなかったので、「どんぐり」が豊作だと言うのを聞いたことがありました。まさにそんな感じです。

 樹林はやがてシラビソやブナに変わり見晴台に到着。

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  天気は快晴、止まっているとちょっと肌寒い程度なので、まさに絶好の登山日和です。登山道はカラマツとシラカバの樹林帯に変わりますが、シラカバの紅葉はピークを超えていて落葉が始まっていて、森の中にも日が差し込んで明るく気持ち良い登山道です。そしてやっと千枚小屋に到着しました。

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  千枚小屋は丁度森林限界にあって富士山を初め赤石岳が目の前に見える絶好の場所にありました。休憩取った後水を補給して千枚岳を目指しました。ここからは今までの樹林帯の中と打って変わって展望の開けた稜線歩きです。

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  ただ冷たい強風が吹き始めました。立ち止まっていると寒くて仕方ないので千枚岳はそのまま素通りし、荒川岳を目指しました。荒川岳が近づくと登山道は数センチの雪で覆われ始めましたが、氷化しているわけではないので歩くには問題ありません。

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  やがて今回の最高地点荒川岳に到着しました。

 山頂は快晴の中まさに360度大展望です。目の前に赤石岳や富士山、北には塩見仙丈間ノ岳、西に中ア御岳、そして先週登った北アはもう真っ白です。

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  ただ強風で寒くて休んでいられません。写真だけ撮ってそそくさと出発しました。中岳避難小屋の影で少し休憩を取って、荒川小屋を目指しました。小屋への下りは稜線を離れたので日陰になりましたが、風は当たらなくなり助かりました。初めザレた急斜面を下ったあと山腹をトラバース気味に下って荒川小屋に4時前に着きました。
  小屋は稜線から少し東側に下った西風の当たらない目の前に富士山の見える場所にありました。

 冬季小屋は本館の下にありました。古い隙間風の入る小屋でちょっとがっかりしましたが、水場はすぐ横にありドバドバ流れていたので助かりました。

 誰もいないだろうと思っていた小屋には先着の女性の方が1人いました。おしゃべりをしながら夜飯を取って、その後も話をして時間をつぶし8時シュラフに入りました。

 

 

  椹島(8:50)~千枚小屋(12:40~13:00)~荒川岳(14:25)~荒川小屋~
(15:50)

 
   

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