庚申山~皇海山・・・・あれ?人がいない?
9月2度目の3連休です。ただ今回は用事があって3日間すべては山には使えません。 しかもそう言う時に限って天気予報もそこそこ良いときた(結局先週の3連休同様連休初日に予報激変、2,3日目は雨マークが付いてしまった、天気予報も少しちゃんと当ててくれ~。)。
もともと9月の連休は秋雨の時期なので天気はあんまり期待してないんだけど、
「でもやっぱり先週南ア南部に行っておけば良かったなぁ」
どこに行くか迷ったけど、7月にクマに遭遇して敗退した皇海山に行くことにしました。ただ松木沢からだとさすがに冷たそうなので庚申山経由で行くことに・・・。
夜12時過ぎに銀山平に着き車で寝て6時前にスタートしました。
林道のゲート手前の駐車場
登山道の入口の鳥居
樹林帯の中の登山道を小一時間登って行くと庚申山荘に着きました。山小屋は無人小屋にしてはすごくきれいでビックリしました。きれいな樹林帯のなかにあって水場トイレもすぐそばにあり外にベンチもあります。
庚申山荘から登山道は急になります。登山道は樹林帯の中の大きな岩の間を縫うようにしながら、なかなかきわどいところを登って行きます。
大岩の間を背を縮めたり岩のトンネルをくぐったりしながら登って行くと稜線に出てやがて庚申山に到着。庚申山は樹林の中で眺望はありませんでした。
山頂から少し行くと一気に下るところで視界が開け、目の前に皇海山、北に日光白根山や男体山が見えました。
急な登山道を下ると登山道が一変しました。樹林帯の中の笹の登山道なんだけど、登山者が少ないのか、笹が覆い茂り登山道が見えなくなっている部分がかなりあります。
登山道です
笹を掻き分けながらときどきある色褪せた「赤布」や「看板」を見つけながら進んでいくと、稜線の鋸山の直下に着きました。
鋸山の岩場
鋸山への岩場の岩はもろく、クサリ梯子が連続して続き部分的にきわどいところもあります。そして岩場を登りきると鋸山山頂に着きました。
山頂は展望に恵まれていて目の前には皇海山、北側には日光白根山、男体山などの日光の山、西側には上州武尊山などが見えました。
皇海山は展望がないのでここで昼飯を食べて皇海山に向かいました。
初め急な登山道を下って群馬県側からの登山道の合流点「不動沢のコル」に出て、山頂への登りにかかり樹林帯の中の山頂に着きました。
山頂は予想に反して誰もいませんでした。不動沢のコルあたりから 「おかしいなぁ」 と思っていたのですが、今日まだ人に会っていません。いくら皇海山が展望の無い山と言っても仮にも連休の百名山、庚申山からのコースは一般的では無いにしても、皇海山山頂にも人がいないなんて思ってもみませんでした。まあ、人が多くて騒々しいよりは良いですが・・・。(後でわかったのですが群馬県側の登山口への林道が通行止めだったそうです)。
少し休んで鋸山に戻り、帰りは六林班峠経由で帰ります。鋸山まで戻ってくると晴れ間はなくなり東側から雲が湧き出してきて視界も無くなって来ました。鋸山からは滑りやすい笹の登山道を下って六林班峠まで行きます。
六林班峠からは山腹を巻くように傾斜の緩い登山道を庚申山荘まで下って行きます。
この部分の登山道沿いには豊かな広葉樹林が広がっています。足尾銅山の鉱毒によって禿山になってしまった松木沢が、隣にあるとは思えないようなきれいな気持ちの良い森です。
いい加減「長いなぁ」と思い始めたころ庚申山荘に着きました。
結局朝から皇海山を登って庚申山荘に戻るまで人に会いませんでした。山荘で会ったと言っても、いたのはたった6人ですが。そこで少し話しをして銀山平に戻り、「かじか荘」で風呂に入って帰りました。
皇海山への登山道はほとんどが樹林帯に覆われ、展望が開ける場所は鋸山と庚申山付近の数ヶ所しかなく展望が楽しめる山ではありません。逆に豊かな広葉樹林が広がっているので紅葉の時期はきれいだろうなぁ。
銀山平(5:50)~庚申山荘(7:05)~庚申山(7:50~8:00)~鋸山(9:20~9:40)~皇海山(9:40~9:50)~六林班峠(11:00)~庚申山荘(12:20~12:40)~銀山平(13:50)
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