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2007年9月

山梨県の山でチャリ・・・いつきても最高!

  当初北関東の山に行くつもりだったのですが、天気が良くないので山梨県に変更。この山は毎年のように来るMTBには最高のコースです。

  ただ今回体調最悪、昨夜より腹の具合が悪く、まだ下痢気味ときた。とりあえずがんばり過ぎてお腹に力が入り過ぎないように(汚ね~)のんびりスタート。

 
 コースが長いのでいつもの駐車スペースに車を置いて7時半スタート。また昨年の秋に来た時にクマを見ているので、今回は2人ともクマ鈴を付けて、まずは1,300mの登りです。

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   数百m走るとすぐダートの林道になります。この付近は水源保護林になっているためきれいな広葉樹林が広がっていて気持ちの良い林道です。そして小一時間登って登山道に入ります。
 ブナやミズナラなどの気持ちの良い広葉樹の登山道を登って行きます。登山道にはクマの足跡やフンが何ヶ所かにあり 「近くにいるなぁ~」 と思うと自然に話ばかりしながら登って行きます。気温が高いのと下痢気味だったのでいつもより水分を多く取っていたので大汗を掻きながらの登りです。

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  スタートして3時間ちょっとで稜線に到着しました。

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  稜線到着!

 

 稜線上は晴れ、富士山や南アルプスが見えています。気持ちの良い風が汗を乾かせてくれました。

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  幸いスタート地点まで調子の悪かったお腹もほぼ良くなり、のんびりベンチで昼食を取って最後の登りに入りました。そして10分ほどで今日の最高点到着。

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  最高点からの富士山

 

  そして最高点からまずは笹原の下りから1,300mの下りのスタートです。

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  稜線を離れて樹林帯の下りに入ります。このコースとにかく長く変化に富んだコースです。「スピードの出る傾斜の緩い直線的な部分」~「九十九折れのタイトターンの続く部分」~「平坦から短いゆる~い登りの漕ぎ」の3つのパターンが繰り返され、とにかく飽きることがありません。それもずっと豊かな広葉樹林の中です。

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  平坦~短い緩~い登りを丁度クールダウンしながら、そのたびに 「おもしれ~」 と言いながら、休むのがもったいないような下りを延々と下って行きます。そして最後に連続するタイトターンをクリアすると終了そして最後に
 
 「あ~、おもしろかった」 「いつ来ても最高~!」

 これで終了です。あとは舗装路を少し下って駐車場に下って温泉に入って帰りました。

 

 

 この山には2本のコースがあります。標高差も大きく上りは大変ですが、それを十分補うだけのコースで、毎年のように来てしまいます。それにしてもおもしろかった~。

 

 

  スタート(7:30)~稜線(10:45~11:10)~終了(1:30)

  

 
   

  

 

  

庚申山~皇海山・・・・あれ?人がいない?

  9月2度目の3連休です。ただ今回は用事があって3日間すべては山には使えません。       しかもそう言う時に限って天気予報もそこそこ良いときた(結局先週の3連休同様連休初日に予報激変、2,3日目は雨マークが付いてしまった、天気予報も少しちゃんと当ててくれ~。)。
 

 もともと9月の連休は秋雨の時期なので天気はあんまり期待してないんだけど、
 「でもやっぱり先週南ア南部に行っておけば良かったなぁ」

 どこに行くか迷ったけど、7月にクマに遭遇して敗退した皇海山に行くことにしました。ただ松木沢からだとさすがに冷たそうなので庚申山経由で行くことに・・・。

 夜12時過ぎに銀山平に着き車で寝て6時前にスタートしました。

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  林道のゲート手前の駐車場

 

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  登山道の入口の鳥居

 

 
  樹林帯の中の登山道を小一時間登って行くと庚申山荘に着きました。山小屋は無人小屋にしてはすごくきれいでビックリしました。きれいな樹林帯のなかにあって水場トイレもすぐそばにあり外にベンチもあります。

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  庚申山荘から登山道は急になります。登山道は樹林帯の中の大きな岩の間を縫うようにしながら、なかなかきわどいところを登って行きます。

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  大岩の間を背を縮めたり岩のトンネルをくぐったりしながら登って行くと稜線に出てやがて庚申山に到着。庚申山は樹林の中で眺望はありませんでした。

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  山頂から少し行くと一気に下るところで視界が開け、目の前に皇海山、北に日光白根山や男体山が見えました。

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  急な登山道を下ると登山道が一変しました。樹林帯の中の笹の登山道なんだけど、登山者が少ないのか、笹が覆い茂り登山道が見えなくなっている部分がかなりあります。

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 登山道です

 

  笹を掻き分けながらときどきある色褪せた「赤布」や「看板」を見つけながら進んでいくと、稜線の鋸山の直下に着きました。

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  鋸山の岩場

 

  
  鋸山への岩場の岩はもろく、クサリ梯子が連続して続き部分的にきわどいところもあります。そして岩場を登りきると鋸山山頂に着きました。
 山頂は展望に恵まれていて目の前には皇海山、北側には日光白根山、男体山などの日光の山、西側には上州武尊山などが見えました。

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  皇海山は展望がないのでここで昼飯を食べて皇海山に向かいました。
  初め急な登山道を下って群馬県側からの登山道の合流点「不動沢のコル」に出て、山頂への登りにかかり樹林帯の中の山頂に着きました。

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  山頂は予想に反して誰もいませんでした。不動沢のコルあたりから 「おかしいなぁ」 と思っていたのですが、今日まだ人に会っていません。いくら皇海山が展望の無い山と言っても仮にも連休の百名山、庚申山からのコースは一般的では無いにしても、皇海山山頂にも人がいないなんて思ってもみませんでした。まあ、人が多くて騒々しいよりは良いですが・・・。(後でわかったのですが群馬県側の登山口への林道が通行止めだったそうです)。

  
少し休んで鋸山に戻り、帰りは六林班峠経由で帰ります。鋸山まで戻ってくると晴れ間はなくなり東側から雲が湧き出してきて視界も無くなって来ました。鋸山からは滑りやすい笹の登山道を下って六林班峠まで行きます。

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  六林班峠からは山腹を巻くように傾斜の緩い登山道を庚申山荘まで下って行きます。
  この部分の登山道沿いには豊かな広葉樹林が広がっています。足尾銅山の鉱毒によって禿山になってしまった松木沢が、隣にあるとは思えないようなきれいな気持ちの良い森です。  

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 いい加減「長いなぁ」と思い始めたころ庚申山荘に着きました。

 結局朝から皇海山を登って庚申山荘に戻るまで人に会いませんでした。山荘で会ったと言っても、いたのはたった6人ですが。そこで少し話しをして銀山平に戻り、「かじか荘」で風呂に入って帰りました。

 

 

  皇海山への登山道はほとんどが樹林帯に覆われ、展望が開ける場所は鋸山と庚申山付近の数ヶ所しかなく展望が楽しめる山ではありません。逆に豊かな広葉樹林が広がっているので紅葉の時期はきれいだろうなぁ

 

 

 銀山平(5:50)~庚申山荘(7:05)~庚申山(7:50~8:00)~鋸山(9:20~9:40)~皇海山(9:40~9:50)~六林班峠(11:00)~庚申山荘(12:20~12:40)~銀山平(13:50)    

もうちょっと当ててくれないかなぁ

  正直9月の連休は秋雨の時期なので晴れが続くことにはあまり期待してませんが、せめてもうちょっと天気予報当ててくれないかなぁ。

 先週は連休の前日までは、「晴れ、雨、雨」ところが連休初日にいきなり「晴れ、晴れ、晴れ」に変更。
 今週は連休の2日ほど前までは「晴れ晴れ晴れ」が、前日「晴れ曇り曇り」に、そして
連休初日には「晴れ雨雨」に。

 秋雨など前線の時期は天気予報が難しいのはわかるけど、もうちょっと当ててくれないかなぁ

  

至仏山~燧ケ岳・・・・静かな尾瀬

  せっかくの3連休なのに晴れは1日のみ(山から帰ってきたら天気予報激変、晴れ晴れになってた、クッソー、気象庁もう少し当ててくれ~)、南アの予定を花のシーズンも終わって人も少ないことを期待して尾瀬に行くことにしました。

 
 前夜戸倉の駐車場に着き仮眠、朝一のバスで鳩待峠に5時到着しスタート。

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  立ったばかりの尾瀬国立公園の看板

 

 

  

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  至仏山登山口

 

 
 鳩待峠は雲の下だが上空は手の届きそうな場所に雲があり、歩き始めてすぐ雲に入ってしまう。
  「こりゃ山頂は雲の中だな」 とテンション下がり気味の中登って行きました。

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 ところが樹林帯を抜け露岩帯に出て小至仏山に近づくと一瞬上空に青空が見えた。

「こりゃ山頂は雲の上かぁ」と一気にテンションアップ!

 
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 足を速め山頂へ、

 そして

 
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  山頂の西側には雲海が広がっていました。 

  「来て良かった~~。」

 東側(尾瀬ヶ原側)は雲が乱れていて雲海はありませんでしたが、一瞬燧ケ岳の山頂が姿を見せてくれました。

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 山頂は強風で待っていても雲が取れそうにないので、少し休んで「山ノ鼻」に向かうことにしました。
  滑りやすい登山道を慎重に下って行くと雲の下に出て尾瀬ヶ原が見え出しました。

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 中間部ではただでさえ滑りやすい岩と木道なのに水流の通り道になっていてさらに慎重に下って、やがて樹林帯に入って尾瀬ヶ原に入りました。

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 尾瀬ヶ原突入~

 
 「山の鼻」は素通りして「上田代」に入って行きました。期待していた通り、人は非常に少なく「静かな尾瀬」です。
 一瞬だけ至仏山から雲がとれました。ただ山頂が見えたのはこのときだけであとはずっと雲の中でした。

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  人の少ない木道を「上田代」「中田代」「下田代」へと歩いて行きます。やっぱり花は少なかったですが、夏の数珠繋ぎ渋滞の時期より全然良いです。
 
 「やっぱり山はこうでなくっちゃ」

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 立ち止まりたいとき立ち止まって景色を見て写真を撮って、静かな尾瀬を十分堪能しながら進んで尾瀬ヶ原を横断し「下田代」に着きました。ここで水を補給して燧ケ岳の登りにかかります。
 
 樹林帯の中の登山道を快調に高度を稼ぎ、1時間ほど登ると少しずつ木がまばらになり始め森林限界が近づいてきました。森林限界が越えたら休憩しようと思っていたのですが、越えたらもう山頂が目の前なので結局一気に山頂まで行ってしまいました。結局1時間半ほどで登ってしまいました。

 山頂は強風で燧ケ岳にかかる雲の最上部で次々雲が流れて来ます。ただ時々雲の切れ間から尾瀬ヶ原、尾瀬沼、会津駒などが姿を見せてくれます。

 昼飯を食べながら片手にカメラを持って360度キョロキョロしながら写真を撮りました。

 
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 昼飯を食べて休んだ後、もう一つのピーク「狙嵓」に向かいました。10分ほど着きましたが山頂は狭く満員御礼状態、ちょっと休んで尾瀬沼に向かいました。

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 今回は長英新道を下ったのですがこれがダラダラと長い。後半傾斜が緩くなっていい加減「長げ~なぁ」と思ったころ尾瀬沼畔に着きました。
 大江湿原を横切って長蔵小屋に向かいましたが、燧ケ岳は雲の中でした。

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  長蔵小屋を過ぎて三平下に向かう途中雲が取れてきて燧ケ岳が見えてきました。そして三平下でやっと山頂が姿を見せてくれました。

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 三平下でゆっくり休んで大清水に下り、帰りに薬師白根の湯で温泉に入って帰りました。

  今回人が少なく尾瀬を楽しめました。やっぱり尾瀬は良いね~。

 いつの日かニッコウキスゲの咲くころに静かな尾瀬を歩いてみたいなぁ。無理か?

 

 

 今回体調も良く歩き終わった後も十分体力も残っていました。せめてまだ見たことがない三条ノ滝を往復するか、出発前に考えた下田代から燧裏林道から御池に抜けて燧ケ岳に登れば良かった。

 

 

   帰ってきたら連休の2,3日目の天気回復、あ~~明日どこ行こ

 

 

 

 鳩待峠(5:15)~至仏山(6:35~6:40)~山の鼻(7:30)~下田代(8:30~8:40)~燧ケ岳(10:15~10:40)~狙嵓(10:50~11:00)~大江湿原(12:15)~三平下(12:35~12:45)~大清水(13:45)

 

嘘だろ~

  嘘でしょ! 

 今天気予報見たら明日明後日晴れになっている?!

 こんなんなら南ア行っていれば良かった~。

三連休なのに~

  三連休南ア南部の縦走に行くつもりでした。

 なのに三連休は土曜晴れ、日曜雨、月曜雨で最悪の天気

 雨で2日間しか登れなかった場合の場所は考えていましたが、まさか1日しか登れないとは思っていませんでした。
 いろいろ考えて花のシーズンが終わり紅葉はまだなので、人は少ないだろうと尾瀬に行ってきました。

 記録は後日

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