夜叉神峠~甲斐駒~北沢峠
先日天候不順のため途中までにした夜叉神峠~甲斐駒~北沢峠を再度行ってきました。
このコース夕方まで下りると言うだけなら問題ないのですが、スタート地点の夜叉神峠の登山口に戻るために、北沢峠発3時半のバスに乗らなければなりません。この3時半がけっこうプレッシャーになります。
トレランをやっているわけではないので山では走らずに、できるだけ楽しみながら歩ければ良いと思ってます。とりあえず休憩を含めてコンスタンスにコースタイムの半分で進むことを目標に進み、最終的に仙水峠で時間と体調を考えると言うことでスタートしました。
結果的には夜叉神峠登山口を4時発で北沢峠15時15分着でギリギリ間に合いましたが、駒津峰からの下りでは少し走ってしまいました。
最後の大きなピーク甲斐駒ケ岳(先日の山行より)
予定より30分遅れで4時にスタート、登山道はいきなり急登なので夜叉神峠までは「ゆっくり、ゆっくり」と思いながら歩きました。夜叉神峠でカメラを忘れたことに気づき、あわててザックの中をチエックして他は大丈夫なので一安心し歩き再開です。
夜叉神峠から仙水峠までは南御室小屋、観音岳、早川尾根小屋でそれぞれ10分ぐらい休んだだけで、快調に進みました。
仙水峠に着いたときもまだ十分体力があり「よっしゃ、行けるぞ」と迷わず甲斐駒を目指すことを決め、余裕をぶっこいて(これが最後時間がなくなった原因の一つかなぁ)25分も休んでしまいました。
ところが駒津峰を半分ほど登ったところでいきなり足にきました。やっとのことで駒津峰を登り、ヒーヒー言いながら甲斐駒山頂に仙水峠で考えた予定より15分遅れて1時45分に着きました。
「やばいなぁ」と考えながら思い切って15分休んで足のマッサージをして、2時に下山スタート、駒津峰からは部分的に走ってなんとか3時15分にたどり着きました。
夜叉神峠登山口(4:00)~甲斐駒山頂(1:45~2:00)~北沢峠(3:15)
「持ち物」
スポーツドリンク900cc、スポーツドリンクの粉末1袋、餡ドーナツ5個入り1袋、パワージエル3個、スニッカーズ2個、
ウインドブレーカー
水は南御室小屋、早川尾根小屋で補給しました。ただ今回稜線は風があって涼しかったこともあり、先日の鳳凰三山ぐらい気温が高かったら足りなかったと思います。やっぱり1,500ccぐらいは持つべきでした。
食料はほぼ良かったのですが、予備を見てパワージエルなどあと2つぐらい持っていた方が良かったかなぁ。
今回最後に走ることになってしまった一番の原因はもちろん「体力不足」ですが、仙水峠で自分の体力の状態を把握できなかったこと、その結果25分も休んでしまったことなどです。
もちろんトレランをやっているわけではないので、コースタイムの半分で歩く必要などないんだけど、山登りのために体力があるに越したことはありません。
と言っても今でも平日はほぼ毎日トレーニングしていて、これ以上やるのは無理。そのためもっとトレーニングの「質」を考えないとダメだなぁ。具体的にはもっと山登りの登り下りに直結するようなトレーニングをしないと・・。
ただ昨年雷雲の接近と競争するように遠見尾根を駆け下った時、翌日けっこう筋肉痛になったことを思えば、今回は翌日以降疲労はあったものの筋肉痛はほとんど無かった。これは日々のトレーニングのおかげかな?
一番良さそうなのは近くにある10階建ての建物の非常階段で上がり下りをやるのが良いだろうけど、さすがに夜やると不審者に間違われて、下手すると通報されちゃうだろうしなぁ。
とりあえず少し勉強して改良しようと思っています。
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