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八ヶ岳縦走敗退

 以前からやって見たかった蓼科山から編笠山への縦走、見事に敗退して帰ってきました。

 
  今日はコースが長いので日の出してすぐスタートしました。

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 蓼科山登山口

 

 
 
 早朝のひんやりした登山道を登って行くと、きれいな円錐形の蓼科山が見えてきます。

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蓼科山

 
 
 山頂が近づくにつれ登山道は傾斜を増し、やがて樹林を抜けて岩が積み重なったような、広い山頂に到着します。
 山頂からはこれから向かう八ヶ岳は見えるが、南北アルプスや富士山など遠くの山は雲の下でした。

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 蓼科山山頂

 

 

 
 蓼科山山頂直下の下りに残雪が凍っている部分を慎重に下って北横岳をめざしました。

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 亀甲池

 

 
 その後青空の下北横岳、縞枯山と順調に進み麦草峠に予定時間通り到着しました。

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 北横岳山頂から蓼科山(左)と南八ヶ岳方面

 
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 縞枯山

 ところが麦草峠から少し登ったところから雪が多くなってきました。初めは北面の樹林帯の中だけだろうと思っていましたが、高見石を過ぎてもずっと雪があります。
 登山道には数十センチあって油断していると雪を踏み抜くは、部分的に凍っているは、雪の無いところはグチャグチャだはで、スピードが一気に落ちてしまいました。しかも雪を踏み抜くと妙に足にきます。
 結局中山付近で 「ダメだこりゃ!」 と敗退を決定しました。初めのうちは「赤岳鉱泉まで行くか」と思っていたのですが、黒百合ヒュッテが近づくにつれ、どんどんモチベーションが下がり、結局ヒュッテに着いたときには「帰ろ」になってしまいました。

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 黒百合ヒュッテから天狗岳と中山から南八ヶ岳

 

 そしてヒュッテの前でしばらく休んで渋の湯に下りました。

 渋の湯でバスまで時間があるので地図を見ながら「渋の湯から茅野に行ってまた蓼科に戻ってくるなんて無駄だなぁ」と思っていると、渋の湯から7~8キロ歩けば蓼科山登山口に行くバス停に行けるのを発見、しかも基本的にはほぼ下り坂です。バス会社にバスの時刻を聞いて行けそうなのでそこまで歩いちゃいました。

 
 それにしても雪が原因だったとは言え、冬山以外で敗退なんて久しぶりだ~~。体調も良かったし麦草峠までは順調だっただけに、

 「悔し~~ぃ」

 8月か9月にリベンジしてやる~。

 帰りは「河原の湯」に入って帰りました。

 (蓼科山登山口 4:35 1,730m)~蓼科山(5:50)~北横岳~縞枯山~麦草峠
(9:15~9:25)~黒百合ヒュッテ(11:10)

 
 

 
 

 

 

 

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