白毛門~谷川岳・・・・花、花、花
梅雨の晴れ間、白毛門~谷川岳に行ってきました。
白毛門への登山口にある駐車場に車を停めて出発。
白毛門の登山道はいきなり急登で始まります。まだ体が温まっていないうちの急登は堪えます。とりあえずペースをおさえて、ふくらはぎに負担が掛からないように足の裏全面が地面に触れるように歩きました。
出だしの広葉樹の森は大きい木が鬱蒼と生い茂りきれいです。
森の中の急登は景色もなく「松ノ木ノ頭」まで延々と続きます。
「いや~、いきなりでしんどいな~ぁ、これ真夏で日が照ってたら絶対登りたくないなぁ」
などと考えながら登って、待望の「松ノ木沢ノ頭」に到着しました。
「やった~、谷川岳の東面が見れる!」と思っていたのですが、谷川岳には薄っすらとモヤがかかったような雲があってはっきりとは見えませんでした。 「残念!」
「松ノ木沢ノ頭」の頭からは樹林帯を抜け低灌木と笹の登山道になります。それからの登山道はまさに「花、花、花」で景色があまり良くない分、十分に楽しませてくれました。
ただ正直なところ花の名前ってほとんどわからないんだよね~。山で「これ○○の花だよ」と言っているのを聞くと、つくづく 「すごいなぁ」 「僕も少し覚えようかなぁ」 って思っちゃいます。
花を見ながら白毛門、笠ケ岳と順調に進みました。
白毛門山頂と笠ケ岳
そして朝日岳の山頂直下に来たとき、見覚えのある花が
「あっ、これと同じような花たしか礼文島で見たことある、この花たぶん ○○ウスユキソウだ!」 朝日岳の南側はまさにこの花が群生してました。
「ホソバヒナウスキソウ」 あとで地図を見たら地図書いてありました(ん~ん、情けない)。
朝日岳周辺はまさに花の宝庫でした。
十分に花を楽しんだ後、清水峠に一気に下ります。
高度を下げて雲から出たせいか日差しが出て、風があまりないのでいきなり暑くなり一気に汗が。たしか今日前橋は30℃を越える真夏日、やっぱり2,000m以下の山だと夏は暑いです。
清水峠は谷川連峰の中でも最奥部ですが、笹原が広がる気持ちの良い場所でここで昼食を取って一休みしました。
さあ、後半戦です。蓬峠まではひたすらアップダウンを繰り返しながら笹原の登山道を行きます。また雲に入ってしまいました。
蓬峠と蓬峠の前
蓬峠で休憩して
「さあ、登りです。」
武能岳までは例によって笹原の登山道を登って、いったん下って茂倉岳の登りになると岩場が出てきます。岩場が出てくるとまた花が出てきました。
今回最後の大きな登りを登り切って茂倉岳到着、ここから先トマノ耳まではもう小さいアップダウンがあるだけなので気は楽です。
一の倉岳からはなつかしい一ノ倉沢を見下ろしながら進みます。オキノ耳付近まで来るとさすがに人が多くなってきて、そしてトマノ耳到着。
トマノ耳で休憩を取ってあとは天神尾根から田尻尾根と下って駐車場に戻りました。
帰りにいつもの「湯テルメ谷川」で風呂に入って、道の駅「こもち」で柚子のジャムを買って帰りました。
今回白毛門から谷川岳の岩壁がはっきり見えなかったのが残念でしたが、予想以上に花が見れたのには十分満足です。今度は澄み切った空の中、白毛門に来たいです。
また花の名前を覚えてまた来たいなぁ、でも実際覚えられるかなぁ・・・?。
白毛門登山口(5:40)~白毛門山頂(7:10)~清水峠(9:25~9:35)~蓬峠(10:30~10:40)~トマノ耳(12:50~13:00)~天神尾根~田尻尾根~登山口(14:15)
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