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2007年6月

白毛門~谷川岳・・・・花、花、花

 梅雨の晴れ間、白毛門~谷川岳に行ってきました。

 白毛門への登山口にある駐車場に車を停めて出発。

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  白毛門の登山道はいきなり急登で始まります。まだ体が温まっていないうちの急登は堪えます。とりあえずペースをおさえて、ふくらはぎに負担が掛からないように足の裏全面が地面に触れるように歩きました。
 出だしの広葉樹の森は大きい木が鬱蒼と生い茂りきれいです。

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 森の中の急登は景色もなく「松ノ木ノ頭」まで延々と続きます。

 「いや~、いきなりでしんどいな~ぁ、これ真夏で日が照ってたら絶対登りたくないなぁ」

などと考えながら登って、待望の「松ノ木沢ノ頭」に到着しました。

 「やった~、谷川岳の東面が見れる!」と思っていたのですが、谷川岳には薄っすらとモヤがかかったような雲があってはっきりとは見えませんでした。 「残念!」

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   「松ノ木沢ノ頭」の頭からは樹林帯を抜け低灌木と笹の登山道になります。それからの登山道はまさに花、花、花」で景色があまり良くない分、十分に楽しませてくれました。

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  ただ正直なところ花の名前ってほとんどわからないんだよね~。山で「これ○○の花だよ」と言っているのを聞くと、つくづく 「すごいなぁ」 「僕も少し覚えようかなぁ」 って思っちゃいます。

 花を見ながら白毛門、笠ケ岳と順調に進みました。

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 白毛門山頂と笠ケ岳

 

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   そして朝日岳の山頂直下に来たとき、見覚えのある花が

 「あっ、これと同じような花たしか礼文島で見たことある、この花たぶん ○○ウスユキソウだ!」  朝日岳の南側はまさにこの花が群生してました。

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  「ホソバヒナウスキソウ」 あとで地図を見たら地図書いてありました(ん~ん、情けない)。

 

 
 朝日岳周辺はまさに花の宝庫でした。

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  十分に花を楽しんだ後、清水峠に一気に下ります。
 高度を下げて雲から出たせいか日差しが出て、風があまりないのでいきなり暑くなり一気に汗が。たしか今日前橋は30℃を越える真夏日、やっぱり2,000m以下の山だと夏は暑いです。

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 清水峠は谷川連峰の中でも最奥部ですが、笹原が広がる気持ちの良い場所でここで昼食を取って一休みしました。

 さあ、後半戦です。蓬峠まではひたすらアップダウンを繰り返しながら笹原の登山道を行きます。また雲に入ってしまいました。

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 蓬峠と蓬峠の前

 

 
 
   蓬峠で休憩して 
 「さあ、登りです。」
 武能岳までは例によって笹原の登山道を登って、いったん下って茂倉岳の登りになると岩場が出てきます。岩場が出てくるとまた花が出てきました。

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  今回最後の大きな登りを登り切って茂倉岳到着、ここから先トマノ耳まではもう小さいアップダウンがあるだけなので気は楽です。

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   一の倉岳からはなつかしい一ノ倉沢を見下ろしながら進みます。オキノ耳付近まで来るとさすがに人が多くなってきて、そしてトマノ耳到着。

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 トマノ耳で休憩を取ってあとは天神尾根から田尻尾根と下って駐車場に戻りました。

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 帰りにいつもの「湯テルメ谷川」で風呂に入って、道の駅「こもち」で柚子のジャムを買って帰りました。

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  今回白毛門から谷川岳の岩壁がはっきり見えなかったのが残念でしたが、予想以上に花が見れたのには十分満足です。今度は澄み切った空の中、白毛門に来たいです。
 また花の名前を覚えてまた来たいなぁ、でも実際覚えられるかなぁ・・・?。

 

  

 

 

  白毛門登山口(5:40)~白毛門山頂(7:10)~清水峠(9:25~9:35)~蓬峠(10:30~10:40)~トマノ耳(12:50~13:00)~天神尾根~田尻尾根~登山口(14:15)

女峰山と日光白根山

 以前から気になっていた女峰山を登りに行きます。その後時間を見て男体山にも登る予定です。

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 志津乗越の男体山登山口を朝スタート。このころはきれいに晴れ、男体山も見えてました。

 

 

 

 
 初めはダラダラとした林道ですが男体山や関東平野方面が見え、林道沿いにはシロヤシオが丁度満開でした。

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 林道はやがて細くなり岩がゴロゴロしてきて登山道のようになってきて、富士見峠に着きます。
 富士見峠から樹林帯の登山道に入るとすぐ雪になりました。

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 富士見峠と雪の登山道

 

 

 

 
 樹林帯を抜けて帝釈山に着くと、

 「あれ?、男体山見えない」  

 スタートしたときは快晴だったのに、もう雲が出てきて男体山はすでに雲の中、女峰山も今にも雲に隠れそうになっていました。ただ会津駒ケ岳など北~西側は見えていました。

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 帝釈山から稜線は両側が切れ落ちた岩稜になり、そこを進んで行くと女峰山に到着します。女峰山山頂はいつ雲に覆われてもおかしくない感じでした。

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 女峰山山頂と会津駒方面

 

 

 
 
 帰りは荒沢出合経由で帰りましたが、ほとんど雲の中でなにも見えませんでした。

 志津乗越に戻っても男体山は雲の中で、登っても面白くなさそうなので、まだ見えている日光白根山に変更して、菅沼登山口に移動しました。

2_45  菅沼登山口を11時スタート

 

 
 樹林帯の中の登山道は風が無く蒸し暑い。一汗かいたころ樹林帯を抜け弥陀ケ池に到着しました。弥陀ケ池周辺はまだ早いのか花はほとんど無かったです。以前はシラネアオイがかなりあったらしいですが、シカにほとんど食べられてしまったようで、今は池の周辺にはシカ除けの電気柵が設置してあります。しょうがない事とは言え、やっぱり拍子抜けです。

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 池からはガレ場を登って岩が積み重なったような広い山頂に到着しました。午前中登った女峰山や男体山はやはり雲の中でした。

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 日光白根山山頂と弥陀ケ池

 

 

 

 
 帰りは五色沼から金精峠経由で戻ることにして、まず五色沼に行きます。五色沼湖畔は

 「ああ~、ここでテントを張って泊まったら気持ち良さそうだなぁ」って場所です(ダメだけど)。

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 五色沼と五色沼からの日光白根山

 

 
 五色沼から再び登り返し五色山に到着しました。このころから雲が取れ始め男体山が見え始めました。

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 五色山山頂から

 

 

 五色山から金精山に向かいます。金精山山頂付近や下り部分(金精峠側)はいくつも亀裂が入り、今にも崩れそうな場所がたくさんあります。頻繁に補修はしているようですが、近い将来通行できなくなりそうです。

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 金精峠からは緩い登山道で菅沼登山口に戻りました。

 
 帰りに湯ノ湖畔のホテル「湯の家」で温泉に入る。ここはホテルの割には入浴料600円と安く、温泉も白濁した硫黄泉で、好きな温泉です。

  夏の日光の山(特に男体山や女峰山周辺の山域)は雲が発生しやすい山域です。今日も日が上がるとすぐ雲が発生して山を覆ってしまいました。今度は雲の発生の少ない紅葉の時期に行きたいと思います。また霧降高原から女峰山への稜線も行ってみたいなぁ。

 志津乗越(6:10)~富士見峠~女峰山(8:30~8:45)~荒沢出合~志津乗越(10:30)
 菅沼登山口(11:10)~弥陀ケ池~日光白根山(12:30~12:50)~五色沼~五色山~金精峠~菅沼登山口(15:00)

 

八ヶ岳縦走敗退

 以前からやって見たかった蓼科山から編笠山への縦走、見事に敗退して帰ってきました。

 
  今日はコースが長いので日の出してすぐスタートしました。

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 蓼科山登山口

 

 
 
 早朝のひんやりした登山道を登って行くと、きれいな円錐形の蓼科山が見えてきます。

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蓼科山

 
 
 山頂が近づくにつれ登山道は傾斜を増し、やがて樹林を抜けて岩が積み重なったような、広い山頂に到着します。
 山頂からはこれから向かう八ヶ岳は見えるが、南北アルプスや富士山など遠くの山は雲の下でした。

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 蓼科山山頂

 

 

 
 蓼科山山頂直下の下りに残雪が凍っている部分を慎重に下って北横岳をめざしました。

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 亀甲池

 

 
 その後青空の下北横岳、縞枯山と順調に進み麦草峠に予定時間通り到着しました。

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 北横岳山頂から蓼科山(左)と南八ヶ岳方面

 
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 縞枯山

 ところが麦草峠から少し登ったところから雪が多くなってきました。初めは北面の樹林帯の中だけだろうと思っていましたが、高見石を過ぎてもずっと雪があります。
 登山道には数十センチあって油断していると雪を踏み抜くは、部分的に凍っているは、雪の無いところはグチャグチャだはで、スピードが一気に落ちてしまいました。しかも雪を踏み抜くと妙に足にきます。
 結局中山付近で 「ダメだこりゃ!」 と敗退を決定しました。初めのうちは「赤岳鉱泉まで行くか」と思っていたのですが、黒百合ヒュッテが近づくにつれ、どんどんモチベーションが下がり、結局ヒュッテに着いたときには「帰ろ」になってしまいました。

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 黒百合ヒュッテから天狗岳と中山から南八ヶ岳

 

 そしてヒュッテの前でしばらく休んで渋の湯に下りました。

 渋の湯でバスまで時間があるので地図を見ながら「渋の湯から茅野に行ってまた蓼科に戻ってくるなんて無駄だなぁ」と思っていると、渋の湯から7~8キロ歩けば蓼科山登山口に行くバス停に行けるのを発見、しかも基本的にはほぼ下り坂です。バス会社にバスの時刻を聞いて行けそうなのでそこまで歩いちゃいました。

 
 それにしても雪が原因だったとは言え、冬山以外で敗退なんて久しぶりだ~~。体調も良かったし麦草峠までは順調だっただけに、

 「悔し~~ぃ」

 8月か9月にリベンジしてやる~。

 帰りは「河原の湯」に入って帰りました。

 (蓼科山登山口 4:35 1,730m)~蓼科山(5:50)~北横岳~縞枯山~麦草峠
(9:15~9:25)~黒百合ヒュッテ(11:10)

 
 

 
 

 

 

 

甲武信岳・・・・コケの回廊からシャクナゲへ

 長野県側の毛木平から登る甲武信岳のコースは、千曲川源流歩道や三宝山周辺を中心に登山道がコケに覆われた気持ち良い登山道です。しかも今の時期は十文字峠にシャクナゲが咲いてます。

2_18 シラカバやカラマツの森に囲まれた毛木平の駐車場を早朝出発しました。

 

 

 しばらくは新緑の林道を進んで行くと、やがて登山道に入ります。

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 沢沿いの登山道は少しずつ「緑」が増えてきて、やがて一面コケのジュータンに覆われたような景色になりました。ここ数日雨が降っていないのか、日向部分はやや緑が鮮やかではないですが、この登山道はいつ来ても気持ち良いです。

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 登山道は沢の水が無くなってきたころ沢筋を離れ急登になりやがて稜線に出ます。そこから少し登ると甲武信岳山頂に到着。残念ながら今日は南ほど雲が多く、富士山や南アルプスは見えませんでした。

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  甲武信岳山頂

 

 

 

 少し休んでから十文字峠をめざしてスタートしました。途中の三宝山周辺はまさに「コケの回廊」と言った感じです。

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 小さいアップダウンを繰り返しながら登山道を進み十文字峠到着。十文字峠はさすがに人が多いです。シャクナゲもほぼ満開に近くきれいでした。

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 しばらく休んでから駐車場に戻りました。

 まだ時間があるので廻り目平キャンプ場に行き2時間ほどプラプラして、原村にある「樅の湯」でのんびりした後、明日登る蓼科山登山口に移動しました。

 

 

 

 毛木平(5:10)~甲武信岳山頂(6:50~7:10)~十文字峠(8:30~9:00)~毛木平(9:35)

 

谷川岳~平標山

 先日の越後駒ケ岳がすごく楽しかったので、また上越の山に行きたくなって谷川岳に行ってきました。

 前日の夜の天気予報で湯沢が午後から雨マークが付いているので、とりあえず天気を見ながら行けるところまで行こうと、早朝湯檜曽川の駐車場を出発。

2_8 登山センターの上で西黒尾根に入りました。

 

 

Dscn04082 西黒尾根下部は新緑真っ盛りです

 

 

 

 
 西黒尾根には残雪がほとんどありませんでした。先日の越後駒ケ岳がかなりあっただけにかなり拍子抜け。ちなみに大豪雪だった昨年も5月末に登っているんだけど、昨年は下部の樹林帯も半分より上は雪、「ラクダのコル」より上もほとんど雪でした。

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 西黒尾根から谷川岳

 

 

 順調に谷川岳山頂(トマノ耳)到着。周辺を見るとけっこう雲は多いが今にも降り出しそうな暗い雲はまだなく、上空もまだ明るい部分もあります。まだ天気は持ちそうなので先に進むことにしました。

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 山頂からオキの耳、オジカ沢の頭、
肩ノ小屋

 

 

 

 
 稜線も雪は無く、気持ち良い笹原の登山道をアップダウンを繰り返しながら万太郎山を目指します。谷川連峰の稜線は谷川岳周辺以外ほとんどが笹原で気持ち良い。

2_13    万太郎山

 

 

 万太郎山に到着、仙ノ倉山はすでに雲の中です。ただ前線のある北側の湯沢方面はまだ明るく、上空もそれほど暗くない。まだ大きく崩れないと判断して仙ノ倉岳をめざしました。万太郎山を下り始めるとすぐ雲の中になり風も強くなってきました。

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 雲の中仙ノ倉山到着、何も見えないのでそのまま平標山に向かいました。平標山に近づくと雲が切れ始め苗場山方面も見えだし、日差しも出てきました。

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 平標山と仙ノ倉岳山頂

 

 平標山頂で休憩をとって平標新道を下り始めると完全に雲から抜け青空も出てきました。

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 急で滑りやすいクマザサの登山道から樹林帯を下って沢に下り、川沿いの道を下って土樽駅に到着しました。

 土樽駅では次の電車までなんと1時間半待ちで、ビールを探すが無人駅でジュースの自動販売機1台しかなく、結局何も買わずに「ぼけ~~」として電車を待ちをして土合に戻りました。

 帰りに水上の「湯テルメ谷川」で温泉に入り、永井食堂でモツ煮込みを食べて帰宅。

  

  土合駐車場(5:10  710m)~谷川岳(トマの耳)(7:00~7:10)~万太郎山(8:45~8:55)~平標山(10:50~11:05)~土樽駅(1:50  600m)

 

越後駒ケ岳~十字峡・・・・今年初めてのお泊り登山のはずが・・・

 駒の湯から越後駒ケ岳を登って中ノ岳避難小屋に泊まり丹後山から十字峡に下る今年初めてのお泊り登山を計画しましたが・・・・。

2_1 駒の湯下から越後駒ケ岳

 

 

 駒の湯からの登山道はいきなり急登で始まります。ただブナなどの新緑が真っ盛りなこと、昨日雨が降っていたので、空気がひんやりしていて快適に歩けました。

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 小倉山手前で登山道は完全に雪の下になり、しかも昨日一昨日と雪と雨が降ったのでトレースは消えていました。雪山で踏み後が無い所を進むのは最高に気持ち良いです(深いラッセルは嫌だけど)。しかも快晴、最高の登山日和です。

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 小倉山から越後駒ケ岳(左)、荒沢岳(右)

 

 快調に進んで最後の急な斜面を手でバランスを取りながらキックステップで登りきると駒ノ小屋に到着。

2_3 駒ノ小屋は風上側が完全に氷化していました。

 

  

 

 

 そして山頂到着。これから行く中ノ岳がひときわ大きく、奥只見~会津~谷川連峰方面、遠くに妙高、北アルプス、佐渡島まで見えてます。しかも山頂独り占めです。

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 一休みしてから中ノ岳に向かいます。中ノ岳への稜線は北ノ俣川側にまだデッカイ雪庇が残っていて、歩く場所に気をつけながら進みます。稜線はアップダウンが大きくそして多い。
 越後駒から見た感じより時間がかかって中ノ岳山頂到着。2_4

 

中ノ岳山頂から越後駒ケ岳

 

2_5  中ノ岳から丹後山方面

 

 

 まだ昼なので先に進むことにしました。中ノ岳から「これでもか!」と言うぐらい下って、また登って兎岳到着。

Dscn03922  兎岳への途中から中ノ岳を見上げる。

 

 

 

2_6 兎岳から中ノ岳、越後駒ケ岳

 

 

 兎岳からは今まで急峻だった稜線が、穏やかな丸みを帯びた草原の稜線に変わり、丹後山に到着。

2_7 丹後山避難小屋と山頂と中ノ岳

 

 

 丹後山避難小屋に泊まる予定だったけど、明るいうちに十字峡の先のキャンプ場に行けそうなので下ることにする。途中雪で2度ほど道を見失うが、すぐに見つかり林道に下りれました。

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 十字峡の先で山菜取りに来ていた車に乗せてもらうと、六日町の駅まで行くと言うのでそのまま駅まで乗せてもらう(ラッキー)。その後電車バスタクシーを乗り継いで駒ノ湯の駐車場に夜8時に到着しました。

 

 今シーズン初めてのお泊り登山はできなかったけど、快晴の空の下で新緑、豊富な残雪の稜線歩き、昨日までの雪と雨のおかげで踏み後の無い雪の登山道、人っ子一人いない独り占めの山と、めちゃくちゃ楽しい山行でした。今度は秋に越後駒ケ岳から八海山に縦走してみたいです。

 

 

 駒ノ湯(6:15)~越後駒ケ岳(9:30~9:40)~中ノ岳(12:00~12:15)~丹後山~十字峡(17:00)

北関東の山でチャリ

 今回のコースは以前別のコースから登って下ったことがあります。今回は以前登ったコースの反対側から登って稜線を走って下ります。

 林道のゲートの前に車を置いて林道をスタート。

Dscn03492   林道は新緑真っ最中で、傾斜もそれほど強くなくほどなく峠に到着。

 

 

 

 

Dscn03522  峠からは笹に覆われた気持ち良いカラマツ林の中の登山道を登っていきます。

 

 

 

 

 やがて稜線上に出ると反対側に景色が開けしかもアカヤシオが丁度満開で最高の稜線ツーリングです。

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 今日の最高地点のピークの山頂でのんびり昼食をとって下りにかかる。峠まで下ってからトラバース気味に山腹を行き尾根上に出るといよいよ下りの開始です。しばらく気持ち良い尾根上を下って行くと、

「あれ?」「なんだ?」

 なんと以前無かった目新しい林道がいきなり登場!まさに「あ~あ」である。地形図に出ている林道が延びてきたようで、まさに

「何でこんなところに林道作っているんだよ~」

です。尾根上の気持ち良い部分がみごとに無くなってしまっていた。林道から登山道に入る部分を少し探したものの再び登山道に入ります。いきなりテクニカルでスピードの出る九十九折れで一気に高度を下げ沢底に着きました。

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 後は沢伝いに下って行くが、土砂崩れで道が無くなっている部分はあるは、トゲのある草木が生い茂っているは、石はゴロゴロしているはで荒れ荒れでした。(以前よりかなり荒れていた)

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 やがて林道に出て集落に出ると、舗装路をしばらく走って終了しました。

 今回のコースは下り部分は登山道としても完全に廃道になっていて荒れ荒れ状態で、今後もっと荒れていくと思われます。ただ稜線上の登山道は気持ち良いコースで景色も最高です。

 

 

 スタート(8:30) 終了(2:30) 累計標高差1,250m

 

 

 

上州武尊山・・・・・・大展望の山

 上州武尊山は比較的近い山にも関わらず、周りに谷川岳や尾瀬があってそっちに行ってしまい、今まで登ったことがありませんでした。

 5月半ばに上州武尊山に行ってきました。武尊牧場スキー場をスタートし、初めスキー場の中の舗装路を登って行きます。

Dscn03312 スキー場上部はシラカバとカラマツの新緑がきれいです。

  

 

Dscn03322 スキー場の一番上でブナ林の登山道に入ります。

 

 

 

 

 登山道に入るとすぐ雪になりやがて樹林は雪で覆われてしまいました。

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 5月とは思えない雪の量です。

 

 

  

 

 武尊山避難小屋を過ぎるとすぐ稜線を行くようになり、樹林もまばらになり始め、日光や尾瀬の山が見え始めます。

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 前武尊山手前の岩峰を右側から回りこむように急な斜面を登ると(夏は鎖場のようです)前武尊山頂です。
 前武尊山の下りは急な雪壁になっていて悪そうなので、反対側のハイ松帯を強引に下って進み再び稜線に出ました。ここからは快適で気持ちの良い雪稜を行って上州武尊山頂に到着です。

Dscn03452  山頂直下の雪稜

 

 

 山頂からはまさに大展望が広がっていました。浅間山~谷川連峰~巻機山~尾瀬~日光の山々、遠くに薄っすらと富士山と北アルプスまで見えてます。

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 山頂の大展望を独り占めしながらのんびりパンを食べて下山にかかりました。
 前武尊山の登りは今度は登山道通り行き、急な雪壁の下から笹を掘り出してそれを持って登り、最後に硬い雪の斜面をトラバースして稜線に出ました。そこからは登ってきたコースをたどって駐車場に戻りました。

 帰りに花咲温泉に入って、「白沢道の駅」でリンゴジャムを買って夕方帰宅しました。

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 今回天気が最高で大展望が見渡せたことや、下山の途中まで人に会わず静かな山だったこともあって、もっと早く来ていれば良かったと思えた山でした。今度は早春に山スキーで来たいです。

 

 

武尊牧場スキー場登山口(1,030m、6:10)~上州武尊山頂(8:40~9:10)~登山口(11:10)

自己紹介

 IKと申します。現在40うん才、千葉県在住です。

 高校で山登りを始め大学で山岳会に入り、大学時代は学校には行かずひたすら「岩」にしがみついていました。おかげで国内はもとより海外の山にも行きました。 しかし就職して半年ぐらいでやめてしまいました。

 それから数十年経って7年ほど前に山登り(山歩き)を再開し、同時にMTBも始めました。最近では毎週のように行ってます。5月に仕事環境が変わったこともあって、ブログを始めることにしました。

趣味・・・・・・山登り、MTB、山スキー、チャリツーリング

お気に入りの山・・・・・利尻岳、トムラウシ、鳥海山、北八ヶ岳、槍穂高連峰、屋久島、尾瀬周辺の山、残雪新緑の上越から奥只見の山、紅葉のころの妙高戸隠周辺の山

興味のない山、行きたくない山・・・・・・山頂付近まで観光道路がある山、 ミズバショウ、ニッコウキスゲのころの週末の尾瀬(あの木道の渋滞は勘弁してください)、 夏の富士山

何度も登っている山

  1)筑波山 自宅から一番近い山、初めて行ったのはたぶん小学校の遠足、山登りを再開後は山登りやMTBのトレーニングとして冬を中心に10数回登ってます。

  2)谷川岳 学生時代1年を通して10回ぐらい、山頂に立ってないのを含めれば20回以上行っているまさに修行の山でした。再開後も5回ほど行ってます。

  3)それ以外に利尻岳、雲取山、至仏山、燧ガ岳、雲取山、富士山、槍ガ岳、穂高岳、甲斐駒ケ岳、天狗岳、三つ峠など3回以上登ってます。

自慢できること・・・・・・・唯一山を再開したと同時に行き始めたスポーツジムに、いまだにコンスタンスに行っていること。

今後もその時その時で行きたい山に楽しく安全に行きたいと思ってます。

                                                                                                                                

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 始めまして、IKと申します。                                          今日からブログを始めます。内容は山登り、MTB、山スキー、チャリツーリングなど山に行ったことが中心ですので、毎日書くわけではありません。ただ行ってなくてもそれに関係することがあれば書いていこうと思ってます。まぁ暇があれば見てやってください。

 よろしくお願いします。                                         

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